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八日目の深夜

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散歩から戻ると、火のところには誰もいなかった……もうわかっている……多分みんなどこかでエッチなことをしてるんだ……私は一人、寝床へと行こうとした……

「エルレーン、戻ってたんだ」
そこにいたのはシュヴァルツだった……どうしたんだろ……エッチなことしてると思ったのに……

「あのさ、エルレーン、さっきの事を謝ろうと思って……ごめん、改めて謝罪するよ」
「それを言う為に……」
「そうだよ、アリナたちには俺も散歩に誘われたけど、君に会おうと思って……」
なんでもない事だけど……彼のその言葉に少し胸がキュンとなった……

「ちょっと座って話そうか……」
「うん……」

座るとすぐに、シュヴァルツはこう聞いてきた。
「変な事聞いていいか……俺にどこまでなら許せる……」
「えっ……そうね……キスまでなら……」
もうしちゃったからキスは許せるかな……だけどそれ以上は……

「そうか……こうやって太ももを触るのもダメか?」
そう言いながらシュヴァルツは私の太ももを触ってきた……
「……ギリ大丈夫……」
「なら、腰に手を回すのは……」
「それも大丈夫かな……」
「じゃあ、こうやって抱き寄せるのは……」
腰に回した手に力を入れて、私を引き寄せた……

「うん……まだ……嫌じゃない……」
「よし、じゃあ、この状態でキスするよ……」
「うん……」
腰に手を回されて密着した状態でキスをされる……それはまるで恋人同士のキスみたいだ……クチュクチュと舌を入れてかき回してくる……私はそれに応えた……

キスしながらまたシュヴァルツは私の服に手を入れてくる……さっきと違って、優しく乳房をほぐすように触ってくる……その行為に不快感はまだない……

キスに酔っているのもあるのか、そのまま胸を愛撫されても止める気にはならなかった……シュヴァルツはそんな様子を見てか、優しく指で乳首を触ってきた……
「あ……はぁん……はぁう……はぁ……」
「まだいいかエルレーン……もう少し……」

「……ダメ……ここまでにしてシュヴァルツ……」

私は冷静になりそう言った……これ以上は絶対に許すことはできない……これ以上何かされると……私は……どこまでいってしまうか自分でもわからないから……

「わかった、ここまでにしよう……エルレーン……素敵だったよ……」
「もう……それって誰にでも言うセリフなんでしょ」
「そうだよ、すごく大好きな人にも言うセリフさぁ」

やはり女の扱いに長けているシュヴァルツだ……接していて悪い気はしなかった……
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