585 / 632
身口意
しおりを挟む
「量産体制が整っていない現時点で考慮すると、やっぱりミカリー卿に転移魔法を使って貰うのは現実的ではありませんね」
皆黙り込む。一つの提案が出たら、問題が一つ出る。何かその繰り返しだ。
「そもそも! 先の四つのダンジョンの情報が少ないのも問題だな!」
これまで黙って事態を静観していたリットーさんが、いきなりいつもの大声で問題提起してきたので、皆の身体がビクッとする。
「まあ、そっちの情報が少ないのも、それはそうですね。でも、そもそもつい最近になって開放されたダンジョンなんですよね? 情報と言っても、自分たちで行ってみて、その目で確認する以外ないんじゃ?」
俺の言にリットーさんは首を横に振った。
「ハルアキ! 思い返してみろ! ここで『エキストラフィールド脱出クエスト』に関して、ハルアキはどう説明していた!?」
どう説明? 俺が首を捻っている間に、デムレイさんが思い付いたようだ。
「ああ、成程。ぶっつけ本番で『エキストラフィールド脱出クエスト』に臨むのではなく、まず、四つのダンジョンの情報収集を、冒険者ギルドに依頼しろ。って事か」
ああ~、それはそうか。何も自分たちで検証しながら少しずつ進んでいく必要はない。と言うより、そうするのもゲーム攻略の一つの方法だ。要するに先に攻略サイトを見てからダンジョンを攻略するのと同じ。気付かなかった。でも、
「現状で最奥にある四つのダンジョンって、もう攻略されているんですか? と言うかそもそも到達している冒険者自体がいるんですか?」
「攻略はまだだが、到達している冒険者はポツポツいるな!」
腕組みして胸を張ってそう答えるリットーさん。断言しているところを見るに、きっと知り合いの冒険者の魔物から、話を伺っているのだろう。他の皆を見ても、頷いているので、間違いない情報のようだ。
「成程。それなら依頼を出しても良さそうですね」
「でも、現状最奥のダンジョンの情報だからね。依頼を出すにしても、それなりの値段になると思うよ」
ミカリー卿の言葉はもっともだ。これに更に『エキストラフィールド脱出クエスト』の同行の依頼まで出すと考えると、お金がいくら掛かるか。想像するだけで辟易してしまう。
「そもそも、俺たちの適正レベルじゃないんだよなあ」
とテーブルに突っ伏す武田さん。それは薄々感じていた。恐らくバヨネッタさんやリットーさんたちでもギリギリのレベルで、俺や武田さんなんかはダンジョンに行っても、死ぬだけだ。と容易に想像出来る。そう考えると、同行と言うより護衛って感じだな。余計にお金が掛かりそうだ。
「バヨネッタさんたちって、冒険者ギルドの中だと、どれくらいの位置にいるんですか?」
「中の中か、中の下ってところね」
バヨネッタさんの厳しい自己評価。バヨネッタさんたちでそれか。俺が考えていたよりもかなり低い。リットーさんやミカリー卿、デムレイさんがこれに異を唱えていないところを見ると、妥当な評価なのだろう。
はあ、時間は有限だ。ここでこれ以上足止めされていては、魔王軍との戦争に間に合わなくなる。
結局、その後良い解決案が出ずに、皆黙り込んでしまい、こんな無駄に時間が経過するくらいなら、とこの場は解散となった。
修練場に残ったのは俺とダイザーロくんの二人。四つのダンジョンの情報の依頼は、バヨネッタさんたちに頼んで、俺は自分の新しいギフトである『虚空』の使い勝手を確かめる事にしていた。
『虚空』:それは無いが有る一切の根源。時空と魔力が均一な無想状態であり、使用者の業により励起状態へ移行し、魔力を消費して業に則り、超常の現象をこの世に顕現させる。
う~ん? 意味分からん。業ってカルマの事だよな? 確か、身・口・意の三業があり、行動、言葉、意思の三つの行いが人を人たらしめるとか。『業に則った』って表記されているし、聖属性の『清浄星』に、英雄運も合わさったと考えると、善行を行う程に能力が強化されていく感じか?
とりあえず、今まで出来ていた事が可能か、その検証から始めよう。まずは『時間操作』タイプBで素早く動いてみる。
「でべしっ!?」
「だっ!? 大丈夫ですか!?」
一歩踏み込んだところで、いきなり盛大につんのめってゴロゴロ転んだ俺の元へ、大慌てでダイザーロくんが駆け寄ってくる。
「痛っ~~。何が起こった? 走ろうとした瞬間、俺の眼前に床が映っていたんだけど」
思いっきり顔面から床に突っ込み、全身を床に打ち付けたので、鼻血がドバドバ出てくるし、身体全身もジンジンするので、慌ててダイザーロくんが差し出してくれたポーションを呷る。
「何か、一瞬にして目の前から消えたと思ったら、五百メートル程先ですっ転んでいて、驚きましたよ」
「マジで?」
周囲を見渡せば、まだ片していないテーブルが、遥か向こうの方にある。つまり俺は一歩で五百メートル進んだ事になる。ヤバいな。『有頂天』を使わずにこれか。
俺はダイザーロくんに礼を言いながら立ち上がると、深呼吸して心を落ち着けてから、もう一度『時間操作』タイプBを使用してみる。
今度は慎重に、先程のように走るのではなく、ゆっくりと一歩右足を踏み出す。
(ふう。成功だ)
その後、二歩三歩と歩き、ゆっくりダイザーロくんの方へ振り返ると、ダイザーロくんが硬直していた。いや、良く見たらゆっくりゆっくり口を開けている。おかしい。俺が使用したのは『時間操作』タイプBであって、『時間操作』タイプAではないはずだ。何で周囲の時間が遅くなっているんだ?
う~む。『虚空』の説明を思い出してみる。『業に則った』と言う表記から、『虚空』の出力は善行に依存していると判断したが、もしかして俺、これまでそれなりに善行を行ってきたのか?
何であれ、どうやら『超時空操作』が『虚空』になった事で、『時間操作』がこれまでのものと違う使用感になってしまったのは確かだ。俺が今使っている『時間操作』は、タイプBでもタイプAでもなく、己の時間を加速させ、周囲の時間を遅くさせるタイプCが近い。
『有頂天』状態でもないのに、『時間操作』タイプCを、いや、恐らくそれよりももっとヤバい『時間操作』状態を実現しているとなると、『虚空』の潜在能力は俺が考えているよりも、もっと深淵なものだと、肝に命じておかなければならないだろう。
その後、俺はダイザーロくんに協力して貰いながら、他の能力の検証をしていったのだった。
皆黙り込む。一つの提案が出たら、問題が一つ出る。何かその繰り返しだ。
「そもそも! 先の四つのダンジョンの情報が少ないのも問題だな!」
これまで黙って事態を静観していたリットーさんが、いきなりいつもの大声で問題提起してきたので、皆の身体がビクッとする。
「まあ、そっちの情報が少ないのも、それはそうですね。でも、そもそもつい最近になって開放されたダンジョンなんですよね? 情報と言っても、自分たちで行ってみて、その目で確認する以外ないんじゃ?」
俺の言にリットーさんは首を横に振った。
「ハルアキ! 思い返してみろ! ここで『エキストラフィールド脱出クエスト』に関して、ハルアキはどう説明していた!?」
どう説明? 俺が首を捻っている間に、デムレイさんが思い付いたようだ。
「ああ、成程。ぶっつけ本番で『エキストラフィールド脱出クエスト』に臨むのではなく、まず、四つのダンジョンの情報収集を、冒険者ギルドに依頼しろ。って事か」
ああ~、それはそうか。何も自分たちで検証しながら少しずつ進んでいく必要はない。と言うより、そうするのもゲーム攻略の一つの方法だ。要するに先に攻略サイトを見てからダンジョンを攻略するのと同じ。気付かなかった。でも、
「現状で最奥にある四つのダンジョンって、もう攻略されているんですか? と言うかそもそも到達している冒険者自体がいるんですか?」
「攻略はまだだが、到達している冒険者はポツポツいるな!」
腕組みして胸を張ってそう答えるリットーさん。断言しているところを見るに、きっと知り合いの冒険者の魔物から、話を伺っているのだろう。他の皆を見ても、頷いているので、間違いない情報のようだ。
「成程。それなら依頼を出しても良さそうですね」
「でも、現状最奥のダンジョンの情報だからね。依頼を出すにしても、それなりの値段になると思うよ」
ミカリー卿の言葉はもっともだ。これに更に『エキストラフィールド脱出クエスト』の同行の依頼まで出すと考えると、お金がいくら掛かるか。想像するだけで辟易してしまう。
「そもそも、俺たちの適正レベルじゃないんだよなあ」
とテーブルに突っ伏す武田さん。それは薄々感じていた。恐らくバヨネッタさんやリットーさんたちでもギリギリのレベルで、俺や武田さんなんかはダンジョンに行っても、死ぬだけだ。と容易に想像出来る。そう考えると、同行と言うより護衛って感じだな。余計にお金が掛かりそうだ。
「バヨネッタさんたちって、冒険者ギルドの中だと、どれくらいの位置にいるんですか?」
「中の中か、中の下ってところね」
バヨネッタさんの厳しい自己評価。バヨネッタさんたちでそれか。俺が考えていたよりもかなり低い。リットーさんやミカリー卿、デムレイさんがこれに異を唱えていないところを見ると、妥当な評価なのだろう。
はあ、時間は有限だ。ここでこれ以上足止めされていては、魔王軍との戦争に間に合わなくなる。
結局、その後良い解決案が出ずに、皆黙り込んでしまい、こんな無駄に時間が経過するくらいなら、とこの場は解散となった。
修練場に残ったのは俺とダイザーロくんの二人。四つのダンジョンの情報の依頼は、バヨネッタさんたちに頼んで、俺は自分の新しいギフトである『虚空』の使い勝手を確かめる事にしていた。
『虚空』:それは無いが有る一切の根源。時空と魔力が均一な無想状態であり、使用者の業により励起状態へ移行し、魔力を消費して業に則り、超常の現象をこの世に顕現させる。
う~ん? 意味分からん。業ってカルマの事だよな? 確か、身・口・意の三業があり、行動、言葉、意思の三つの行いが人を人たらしめるとか。『業に則った』って表記されているし、聖属性の『清浄星』に、英雄運も合わさったと考えると、善行を行う程に能力が強化されていく感じか?
とりあえず、今まで出来ていた事が可能か、その検証から始めよう。まずは『時間操作』タイプBで素早く動いてみる。
「でべしっ!?」
「だっ!? 大丈夫ですか!?」
一歩踏み込んだところで、いきなり盛大につんのめってゴロゴロ転んだ俺の元へ、大慌てでダイザーロくんが駆け寄ってくる。
「痛っ~~。何が起こった? 走ろうとした瞬間、俺の眼前に床が映っていたんだけど」
思いっきり顔面から床に突っ込み、全身を床に打ち付けたので、鼻血がドバドバ出てくるし、身体全身もジンジンするので、慌ててダイザーロくんが差し出してくれたポーションを呷る。
「何か、一瞬にして目の前から消えたと思ったら、五百メートル程先ですっ転んでいて、驚きましたよ」
「マジで?」
周囲を見渡せば、まだ片していないテーブルが、遥か向こうの方にある。つまり俺は一歩で五百メートル進んだ事になる。ヤバいな。『有頂天』を使わずにこれか。
俺はダイザーロくんに礼を言いながら立ち上がると、深呼吸して心を落ち着けてから、もう一度『時間操作』タイプBを使用してみる。
今度は慎重に、先程のように走るのではなく、ゆっくりと一歩右足を踏み出す。
(ふう。成功だ)
その後、二歩三歩と歩き、ゆっくりダイザーロくんの方へ振り返ると、ダイザーロくんが硬直していた。いや、良く見たらゆっくりゆっくり口を開けている。おかしい。俺が使用したのは『時間操作』タイプBであって、『時間操作』タイプAではないはずだ。何で周囲の時間が遅くなっているんだ?
う~む。『虚空』の説明を思い出してみる。『業に則った』と言う表記から、『虚空』の出力は善行に依存していると判断したが、もしかして俺、これまでそれなりに善行を行ってきたのか?
何であれ、どうやら『超時空操作』が『虚空』になった事で、『時間操作』がこれまでのものと違う使用感になってしまったのは確かだ。俺が今使っている『時間操作』は、タイプBでもタイプAでもなく、己の時間を加速させ、周囲の時間を遅くさせるタイプCが近い。
『有頂天』状態でもないのに、『時間操作』タイプCを、いや、恐らくそれよりももっとヤバい『時間操作』状態を実現しているとなると、『虚空』の潜在能力は俺が考えているよりも、もっと深淵なものだと、肝に命じておかなければならないだろう。
その後、俺はダイザーロくんに協力して貰いながら、他の能力の検証をしていったのだった。
0
お気に入りに追加
313
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す
佐原
ファンタジー
毎日修行を勤しむ高校生西郷努は柔道、ボクシング、レスリング、剣道、など日本の武術以外にも海外の武術を極め、世界王者を陰ながらぶっ倒した。その後、しばらくの間目標がなくなるが、努は「次は神でも倒すか」と志すが、どうやって神に会うか考えた末に死ねば良いと考え、自殺し見事転生するこができた。その世界ではステータスや魔法などが存在するゲームのような世界で、努は次に魔法を極めた末に最高神をぶっ倒し、やることがなくなったので「だらだらしながら定住先を見つけよう」ついでに伴侶も見つかるといいなとか思いながらスローライフを目指す。
誤字脱字や話のおかしな点について何か有れば教えて下さい。また感想待ってます。返信できるかわかりませんが、極力返します。
また今まで感想を却下してしまった皆さんすいません。
僕は豆腐メンタルなのでマイナスのことの感想は控えて頂きたいです。
不定期投稿になります、週に一回は投稿したいと思います。お待たせして申し訳ございません。
他作品はストックもかなり有りますので、そちらで回したいと思います
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる