468 / 632
天使の奇跡は悪魔の所業(前編)
しおりを挟む
「マチコさんですか?」
L魔王に指差されて、マチコさんがギョッとしている。思ってもみなかったのだろう。
「確かにマチコさんは『範囲再生』と言う回復スキルを持っているけど、回復スキルじゃあ癌は治療出来ないよ」
何で俺が天使にスキルの説明をしなくちゃならないんだ。
「馬鹿にしているの? 癌に回復スキルを掛けると、正常な細胞だけでなく癌細胞までが活性化する事くらい、私だって知っているわよ」
とL魔王は腰に手を当て、下から覗き込むようにして俺を睨んでくる。知っていたのか。それなら何でマチコさんを指差したんだ?
「癌って言うのはね、身体から取り除くのもある意味正解だけど、それだけじゃないのよ。活性化させるのがある意味正解でもあるの」
「はあ?」
思わず声が裏返ってしまった。活性化させるのが正解? このバカ天使、何を言っているんだ?
「誰がバカ天使よ」
そう言えばL魔王は心が読めるんだった。更に頬を膨らませて俺を睨んでくるL魔王だったが、元が美少女なので、凄まれても可愛いとしか思えないな。
「えへへ」
と照れたように頭を掻くL魔王。チョロ天使だなあ。
「ちょっと~」
また睨まれてしまった。
「悪いが二人とも、痴話喧嘩なら他所でやってくれ。って言うか工藤、この事バヨネッタに話すぞ」
「やめてください」
武田さん、それは洒落にならない。チョロ天使に睨まれるのとは訳が違う。殺される。
「こんな会話していますけど、今、頭をフル回転させているんですよ」
L魔王の言葉を信じるなら、癌は活性化させるのがある意味正解と言う。先に調べた限りでは、癌と言うのは正常な細胞の遺伝子に傷が付く事で細胞が変異し、止めどなく分裂を繰り返す異常な細胞となり、それらが塊となると悪性腫瘍と呼ばれるものになる。悪性腫瘍は無秩序に増殖しながら、周囲に染み込んだり、身体のあちこちに飛び火する厄介者で、飛び火した先で新しい塊(悪性腫瘍)を作ったりする。そうやって身体機能を圧迫していき、身体が正常な働きが出来なくなる。それが癌だ。そんな癌を活性化させたら、あっという間に身体が機能不全を起こすぞ。
マチコさんの『範囲再生』を使うなら、再生医療として、残っている正常な細胞を体外で増やして、そこから癌細胞を攻撃する性質のあるT細胞(Tリンパ球)を取り出して癌細胞を攻撃させる方がまだ理に適っている。
「そう? 確かに、癌を治療するのであれば、それが正解ね。でもあそこまで癌が進行していては手遅れでしょうけど。それにあの子の『範囲再生』はその程度なのかしら?」
? マチコさんの『範囲再生』は再生させる範囲を指定し、そこで傷付いている細胞を治癒するスキルだ。細胞分裂させるスキルであり、そして恐らく細胞分裂の回数券であるテロメアを使わずに細胞分裂をさせている。でもマチコさんのスキルは『細胞分裂』ではなく、『再生』だ。再生って細胞分裂させるだけじゃないのか?
俺は『空間庫』からスマホを取り出して、再生やら治癒やらを調べてみた。すると、どうやら人間の身体は自己再生機能により細胞の修復も行っているらしい。また『再生』と言う言葉には、そのままでは働かない状態から、また働く状態になる、またはする。と言う意味があるようだ。
つまりマチコさんの『再生』は、修復しながら細胞分裂させるスキルと言う事か。しかもテロメアを消費しない過剰再生ってのがあるから、単に修復、細胞分裂させているのではなく、止めどなく細胞分裂をさせているんだ。これによってミカリー卿は太った。これは過剰な細胞分裂によってそれが塊となったと考えられる。あれ?
「なんかまるで、癌細胞みたいだ……」
ぼそりと口にした俺の言葉に、L魔王の口角がにやりと上がる。
「それってつまり、『範囲再生』を使えば、癌細胞が修復されて普通の細胞になるって事?」
「惜しい! 癌細胞は変異した細胞だから、増える事はあっても元には戻らないのよねえ。でも機能を修復して正常化させる事は出来るわ」
と指を鳴らすL魔王。もう面倒臭いからいっぺんに教えて欲しい。
「それじゃあつまらないじゃない」
こいつやっぱり天使じゃなくて悪魔なんじゃないの?
「それは小悪魔って事かしら? それとも悪魔的にキュートとか?」
俺はL魔王の態度に嘆息する。なんかこめかみをぐりぐりしてやりたくなるな。俺がそう想像しただけで、L魔王は己のこめかみをガードするのだ。
「…………それで、結局俺は何をどうすれば良いんだ?」
俺とL魔王とのやり取りに痺れを切らしたマチコさんが尋ねてきた。そして、もう分かっているんでしょう? との顔を向けてくるL魔王。はあ。確かにこれは治療としてある意味正解なのかも知れない。人道としてどうかと思うが、ここは異世界だしな。
「ストーノ教皇の全身を癌細胞に置換する」
「は?」
マチコさんだけでなく、L魔王以外の全員がそんな顔をしてきた。それはそうだろうなあ。
「そんな事が可能なんですか?」
マチコさんが不安そうに尋ねてくるが、俺に言われてもなあ。横にいるL魔王を見遣れば、「その通り」とでも言うように得意気にうんうん頷いている。だけど、
「マチコさんの『範囲再生』だけでは無理だと思う」
「何ですかそれ」
怪訝な視線が痛い。皆してそんな視線を向けないで。
「マチコさんの『範囲再生』の修復能力で、癌細胞は正常に機能する細胞になる可能性は高いけど、でもマチコさんのスキルは結局、細胞を増やすスキルだから、単にストーノ教皇へ『範囲再生』を掛けても、癌細胞が増えるだけで、置換されるには至らないんだ」
ミカリー卿が意味なく太ったみたいに、ただ悪性腫瘍として増えるに留まる事になる。
「つまり、猊下の身体を全部癌細胞に置換させる為には、俺が『範囲再生』で猊下の癌細胞を増やしている間、誰かが正常な細胞を傷付け続けなければならない。って訳ですか?」
マチコさんは理解が早くて助かる。マチコさんが言う通り、そうやって正常な細胞が傷付き死ねば、その部分に癌細胞が入り込み、『範囲再生』の効果で修復された癌細胞が傷付いた細胞の代わりを始めるだろう。なんとも面倒臭いやり方だ。
そして皆の視線がガドガンさんに向く。
「え? 私? ちょっと待って! もしかして私に、猊下に毒を盛れ。って言うんですか?」
それに対して首肯した俺は、どんな表情をしていたのだろうか。対するガドガンさんの顔が見る見るうちに青ざめていくのは良く見えていたが。
「私は、ストーノ教皇猊下お付きの薬師だったのよ!?」
L魔王に指差されて、マチコさんがギョッとしている。思ってもみなかったのだろう。
「確かにマチコさんは『範囲再生』と言う回復スキルを持っているけど、回復スキルじゃあ癌は治療出来ないよ」
何で俺が天使にスキルの説明をしなくちゃならないんだ。
「馬鹿にしているの? 癌に回復スキルを掛けると、正常な細胞だけでなく癌細胞までが活性化する事くらい、私だって知っているわよ」
とL魔王は腰に手を当て、下から覗き込むようにして俺を睨んでくる。知っていたのか。それなら何でマチコさんを指差したんだ?
「癌って言うのはね、身体から取り除くのもある意味正解だけど、それだけじゃないのよ。活性化させるのがある意味正解でもあるの」
「はあ?」
思わず声が裏返ってしまった。活性化させるのが正解? このバカ天使、何を言っているんだ?
「誰がバカ天使よ」
そう言えばL魔王は心が読めるんだった。更に頬を膨らませて俺を睨んでくるL魔王だったが、元が美少女なので、凄まれても可愛いとしか思えないな。
「えへへ」
と照れたように頭を掻くL魔王。チョロ天使だなあ。
「ちょっと~」
また睨まれてしまった。
「悪いが二人とも、痴話喧嘩なら他所でやってくれ。って言うか工藤、この事バヨネッタに話すぞ」
「やめてください」
武田さん、それは洒落にならない。チョロ天使に睨まれるのとは訳が違う。殺される。
「こんな会話していますけど、今、頭をフル回転させているんですよ」
L魔王の言葉を信じるなら、癌は活性化させるのがある意味正解と言う。先に調べた限りでは、癌と言うのは正常な細胞の遺伝子に傷が付く事で細胞が変異し、止めどなく分裂を繰り返す異常な細胞となり、それらが塊となると悪性腫瘍と呼ばれるものになる。悪性腫瘍は無秩序に増殖しながら、周囲に染み込んだり、身体のあちこちに飛び火する厄介者で、飛び火した先で新しい塊(悪性腫瘍)を作ったりする。そうやって身体機能を圧迫していき、身体が正常な働きが出来なくなる。それが癌だ。そんな癌を活性化させたら、あっという間に身体が機能不全を起こすぞ。
マチコさんの『範囲再生』を使うなら、再生医療として、残っている正常な細胞を体外で増やして、そこから癌細胞を攻撃する性質のあるT細胞(Tリンパ球)を取り出して癌細胞を攻撃させる方がまだ理に適っている。
「そう? 確かに、癌を治療するのであれば、それが正解ね。でもあそこまで癌が進行していては手遅れでしょうけど。それにあの子の『範囲再生』はその程度なのかしら?」
? マチコさんの『範囲再生』は再生させる範囲を指定し、そこで傷付いている細胞を治癒するスキルだ。細胞分裂させるスキルであり、そして恐らく細胞分裂の回数券であるテロメアを使わずに細胞分裂をさせている。でもマチコさんのスキルは『細胞分裂』ではなく、『再生』だ。再生って細胞分裂させるだけじゃないのか?
俺は『空間庫』からスマホを取り出して、再生やら治癒やらを調べてみた。すると、どうやら人間の身体は自己再生機能により細胞の修復も行っているらしい。また『再生』と言う言葉には、そのままでは働かない状態から、また働く状態になる、またはする。と言う意味があるようだ。
つまりマチコさんの『再生』は、修復しながら細胞分裂させるスキルと言う事か。しかもテロメアを消費しない過剰再生ってのがあるから、単に修復、細胞分裂させているのではなく、止めどなく細胞分裂をさせているんだ。これによってミカリー卿は太った。これは過剰な細胞分裂によってそれが塊となったと考えられる。あれ?
「なんかまるで、癌細胞みたいだ……」
ぼそりと口にした俺の言葉に、L魔王の口角がにやりと上がる。
「それってつまり、『範囲再生』を使えば、癌細胞が修復されて普通の細胞になるって事?」
「惜しい! 癌細胞は変異した細胞だから、増える事はあっても元には戻らないのよねえ。でも機能を修復して正常化させる事は出来るわ」
と指を鳴らすL魔王。もう面倒臭いからいっぺんに教えて欲しい。
「それじゃあつまらないじゃない」
こいつやっぱり天使じゃなくて悪魔なんじゃないの?
「それは小悪魔って事かしら? それとも悪魔的にキュートとか?」
俺はL魔王の態度に嘆息する。なんかこめかみをぐりぐりしてやりたくなるな。俺がそう想像しただけで、L魔王は己のこめかみをガードするのだ。
「…………それで、結局俺は何をどうすれば良いんだ?」
俺とL魔王とのやり取りに痺れを切らしたマチコさんが尋ねてきた。そして、もう分かっているんでしょう? との顔を向けてくるL魔王。はあ。確かにこれは治療としてある意味正解なのかも知れない。人道としてどうかと思うが、ここは異世界だしな。
「ストーノ教皇の全身を癌細胞に置換する」
「は?」
マチコさんだけでなく、L魔王以外の全員がそんな顔をしてきた。それはそうだろうなあ。
「そんな事が可能なんですか?」
マチコさんが不安そうに尋ねてくるが、俺に言われてもなあ。横にいるL魔王を見遣れば、「その通り」とでも言うように得意気にうんうん頷いている。だけど、
「マチコさんの『範囲再生』だけでは無理だと思う」
「何ですかそれ」
怪訝な視線が痛い。皆してそんな視線を向けないで。
「マチコさんの『範囲再生』の修復能力で、癌細胞は正常に機能する細胞になる可能性は高いけど、でもマチコさんのスキルは結局、細胞を増やすスキルだから、単にストーノ教皇へ『範囲再生』を掛けても、癌細胞が増えるだけで、置換されるには至らないんだ」
ミカリー卿が意味なく太ったみたいに、ただ悪性腫瘍として増えるに留まる事になる。
「つまり、猊下の身体を全部癌細胞に置換させる為には、俺が『範囲再生』で猊下の癌細胞を増やしている間、誰かが正常な細胞を傷付け続けなければならない。って訳ですか?」
マチコさんは理解が早くて助かる。マチコさんが言う通り、そうやって正常な細胞が傷付き死ねば、その部分に癌細胞が入り込み、『範囲再生』の効果で修復された癌細胞が傷付いた細胞の代わりを始めるだろう。なんとも面倒臭いやり方だ。
そして皆の視線がガドガンさんに向く。
「え? 私? ちょっと待って! もしかして私に、猊下に毒を盛れ。って言うんですか?」
それに対して首肯した俺は、どんな表情をしていたのだろうか。対するガドガンさんの顔が見る見るうちに青ざめていくのは良く見えていたが。
「私は、ストーノ教皇猊下お付きの薬師だったのよ!?」
0
お気に入りに追加
313
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す
佐原
ファンタジー
毎日修行を勤しむ高校生西郷努は柔道、ボクシング、レスリング、剣道、など日本の武術以外にも海外の武術を極め、世界王者を陰ながらぶっ倒した。その後、しばらくの間目標がなくなるが、努は「次は神でも倒すか」と志すが、どうやって神に会うか考えた末に死ねば良いと考え、自殺し見事転生するこができた。その世界ではステータスや魔法などが存在するゲームのような世界で、努は次に魔法を極めた末に最高神をぶっ倒し、やることがなくなったので「だらだらしながら定住先を見つけよう」ついでに伴侶も見つかるといいなとか思いながらスローライフを目指す。
誤字脱字や話のおかしな点について何か有れば教えて下さい。また感想待ってます。返信できるかわかりませんが、極力返します。
また今まで感想を却下してしまった皆さんすいません。
僕は豆腐メンタルなのでマイナスのことの感想は控えて頂きたいです。
不定期投稿になります、週に一回は投稿したいと思います。お待たせして申し訳ございません。
他作品はストックもかなり有りますので、そちらで回したいと思います
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる