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「出来る事は強くなる事だけだ」
そう口にしたのはゼラン仙者だ。確かにその通りだ。倒すにはレベルアップが必須である。こうなったら日本各地、いや、世界中の天賦の塔を制覇するか。1080あるけど。無理かなあ。
「先だってハルアキたちには、ペッグ回廊を攻略して貰う」
「ペッグ回廊を?」
ゼラン仙者の口から飛び出した思わぬワードに、俺は首を傾げてしまった。いや、俺だけでなくパジャンさん以外全員首を傾げている。ペッグ回廊はパジャン天国にある地下百階まであるダンジョンだ。エルルランドのデレダ迷宮と『魔の湧泉』で繋がっており、俺たちはこれを使ってエルルランドからパジャン天国へ渡った。
「なんでペッグ回廊なんですか? 天賦の塔じゃあいけないんですか?」
ぶっちゃけ、天賦の塔の方が費用対効果が良いと思う。新たにスキルが覚えられるようになる訳だし。
「確かに天賦の塔も良いだろう。新たにスキルが覚えられるのは魅力的だ。だが、スキルの中には、レベルに関係なく一定の能力や効果を発揮するものと、レベルアップする事で、スキルの能力や効果が増えるものが存在する」
俺は首肯した。俺の転移門はレベル関係なく一定の効果を発揮するタイプで、武田さんの『空識』なんかはレベルで効果範囲などが変わってくる。
「後者の場合、取得したレベルによってスキルのレベル上限が変わってくるんだ」
ああ、そう言われればそうか。気にした事がなかったけど、例えば、レベル一でスキルを覚えれば、そのスキルをレベル五十まで育てる事が出来るが、レベル五十でスキルを覚えても、そのスキルはレベル一のままで、決して使い勝手が良いとは言えない。成程、向こうの世界の人間が、あまり沢山のスキルを取得しないのには、こう言う背景もあるのかも知れない。
「つまり、天賦の塔で多くのスキルを取得しても、ただ様々な事がそれなりにこなせる器用貧乏になるだけだから、それなら少ないスキルを出来るだけ育てて、プレイヤースキル共々上昇させた方が有益だと?」
「まあ一概には言えないがな。スキルの中にはレベルが関係ないものも、低レベルでも有用なものも少なくない。いざとなれば我々にはシンヤの『覚醒』もあるしな」
ならばそれ以外に、ペッグ回廊を攻略する意味があるって事か。
「ペッグ回廊が、地下に延びているダンジョンだと言うのは分かっているな?」
ゼラン仙者の言葉に首肯する。
「では向こうの世界の地下には何がある?」
地下に? …………!
「地下界!」
俺の答えは当たっていたらしく、ゼラン仙者は鷹揚に頷き返してくれた。
「そうだ。地下界は地上よりも魔物が強く、魔石が豊富に獲得出来る。今後の戦いを見据えるならば、我々だけレベルアップするのではなく、人間側の武器兵器のレベルアップも必要になってくる。それには大量に魔石が必要になってくるだろう。それを各国の国庫やオルバーニュ財団だけで賄うのは到底不可能だ」
成程、今後の事を考えてのペッグ回廊攻略なのか。確かに、現状ペッグ回廊攻略を最速で出来るのは俺たち以外にいないだろう。ならば潜るか。
「って言うか、まだペッグ回廊攻略していなかったんだね」
パジャンさんの言葉が突き刺さる。ペッグ回廊攻略はパジャン天国では勇者への通過儀礼らしいからなあ。つまりまだシンヤたちは勇者未満の扱いで、そんな状況で魔王軍との戦争に突入したのだから、自分たちの置かれた状況が中々ヤバい事になっているのが分かる。そう言えば、
「武田さんも前世でペッグ回廊を攻略して、地下界に行ったんですか?」
確か武田さんは地下界で魔王バァを討ったはずだ。ならばペッグ回廊を通っていったのだろう。
「いや、当時パジャンとモーハルドは国交断絶状態で、俺たちはパジャンに入国する事も出来なかった」
そうなんだ。魔王と言う人類全体の敵がいたと言うのに、何をしていたんだか。
「俺たちが通ったのはビチューレのダンジョンだ」
「ビチューレ!」
懐かしきその響きに、思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。ビチューレは確かモーハルドの近くにある小国家群の名前だ。ここでその名を聞くとは。
「ビチューレを知っているのか?」
「ビチューレ小国家群ですよね?」
「小国家群?」
俺の発言に、しかし武田さんは首を傾げた。あれ? 違う場所なのか?
「ああ、ビチューレは五十年前の魔王討伐後、国が分裂して、小国家群と言う小国の集まりになっているんですよ」
とオルさんが補足してくれた。そうだったのか。向こうの世界の歴史なんて知らないからなあ。
「ビチューレが分裂か。まあ、確かにあの国は王位継承権を持つ人間が多くいたからな。戦時ならばともかく、平和になっては政争の火種でしかなかった訳だ」
腕組みしてしみじみ頷く武田さん。人間って、戦時でも平時でも何かと戦っているなあ。
「ビチューレって、確かオルの部下が新発見のダンジョンを見付けたところよね?」
バヨネッタさんの言にオルさんが首肯する。そうだ。俺たちの旅はその新発見のダンジョンを目的地として始まったんだ。
「なら私は、ビチューレのダンジョンを攻略するわ」
とバヨネッタさんは今からやる気満々のようだ。
「じゃあペッグ回廊はどうするんですか?」
「そんなのシンヤたちでどうにかすれば良いのよ。元々シンヤたちがやらなきゃいけない事だったのだから」
それは、そうか。
「それに、パジャンのペッグ回廊とビチューレのダンジョン、両方を攻略する事にも意味があるよ」
とはオルさん。
「片方が何かしらの理由で封鎖する事態になっても、もう片方が地下界へ通じていれば、そこから魔石を持ち帰れるからね」
確かにそうだ。両方を一度に攻略するのは戦力分散になるけど、魔王側から見てもこれを防ごうと思ったら、戦力を分散させるか、片方に集中させなければならない。意外といけるかも知れないな。
「そう言う訳だから、ハルアキ、支度しておきなさい」
早くも! まあ、そうなるよなあ。
「なので武田さん、そんなこっそり逃げ出そうとしないでください。武田さんしかそのダンジョンの内部知りませんから」
「ははは。やっぱり俺も行くのか」
と病室のドアに手を掛けていた武田さんは、がっくり項垂れるのだった。
そう口にしたのはゼラン仙者だ。確かにその通りだ。倒すにはレベルアップが必須である。こうなったら日本各地、いや、世界中の天賦の塔を制覇するか。1080あるけど。無理かなあ。
「先だってハルアキたちには、ペッグ回廊を攻略して貰う」
「ペッグ回廊を?」
ゼラン仙者の口から飛び出した思わぬワードに、俺は首を傾げてしまった。いや、俺だけでなくパジャンさん以外全員首を傾げている。ペッグ回廊はパジャン天国にある地下百階まであるダンジョンだ。エルルランドのデレダ迷宮と『魔の湧泉』で繋がっており、俺たちはこれを使ってエルルランドからパジャン天国へ渡った。
「なんでペッグ回廊なんですか? 天賦の塔じゃあいけないんですか?」
ぶっちゃけ、天賦の塔の方が費用対効果が良いと思う。新たにスキルが覚えられるようになる訳だし。
「確かに天賦の塔も良いだろう。新たにスキルが覚えられるのは魅力的だ。だが、スキルの中には、レベルに関係なく一定の能力や効果を発揮するものと、レベルアップする事で、スキルの能力や効果が増えるものが存在する」
俺は首肯した。俺の転移門はレベル関係なく一定の効果を発揮するタイプで、武田さんの『空識』なんかはレベルで効果範囲などが変わってくる。
「後者の場合、取得したレベルによってスキルのレベル上限が変わってくるんだ」
ああ、そう言われればそうか。気にした事がなかったけど、例えば、レベル一でスキルを覚えれば、そのスキルをレベル五十まで育てる事が出来るが、レベル五十でスキルを覚えても、そのスキルはレベル一のままで、決して使い勝手が良いとは言えない。成程、向こうの世界の人間が、あまり沢山のスキルを取得しないのには、こう言う背景もあるのかも知れない。
「つまり、天賦の塔で多くのスキルを取得しても、ただ様々な事がそれなりにこなせる器用貧乏になるだけだから、それなら少ないスキルを出来るだけ育てて、プレイヤースキル共々上昇させた方が有益だと?」
「まあ一概には言えないがな。スキルの中にはレベルが関係ないものも、低レベルでも有用なものも少なくない。いざとなれば我々にはシンヤの『覚醒』もあるしな」
ならばそれ以外に、ペッグ回廊を攻略する意味があるって事か。
「ペッグ回廊が、地下に延びているダンジョンだと言うのは分かっているな?」
ゼラン仙者の言葉に首肯する。
「では向こうの世界の地下には何がある?」
地下に? …………!
「地下界!」
俺の答えは当たっていたらしく、ゼラン仙者は鷹揚に頷き返してくれた。
「そうだ。地下界は地上よりも魔物が強く、魔石が豊富に獲得出来る。今後の戦いを見据えるならば、我々だけレベルアップするのではなく、人間側の武器兵器のレベルアップも必要になってくる。それには大量に魔石が必要になってくるだろう。それを各国の国庫やオルバーニュ財団だけで賄うのは到底不可能だ」
成程、今後の事を考えてのペッグ回廊攻略なのか。確かに、現状ペッグ回廊攻略を最速で出来るのは俺たち以外にいないだろう。ならば潜るか。
「って言うか、まだペッグ回廊攻略していなかったんだね」
パジャンさんの言葉が突き刺さる。ペッグ回廊攻略はパジャン天国では勇者への通過儀礼らしいからなあ。つまりまだシンヤたちは勇者未満の扱いで、そんな状況で魔王軍との戦争に突入したのだから、自分たちの置かれた状況が中々ヤバい事になっているのが分かる。そう言えば、
「武田さんも前世でペッグ回廊を攻略して、地下界に行ったんですか?」
確か武田さんは地下界で魔王バァを討ったはずだ。ならばペッグ回廊を通っていったのだろう。
「いや、当時パジャンとモーハルドは国交断絶状態で、俺たちはパジャンに入国する事も出来なかった」
そうなんだ。魔王と言う人類全体の敵がいたと言うのに、何をしていたんだか。
「俺たちが通ったのはビチューレのダンジョンだ」
「ビチューレ!」
懐かしきその響きに、思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。ビチューレは確かモーハルドの近くにある小国家群の名前だ。ここでその名を聞くとは。
「ビチューレを知っているのか?」
「ビチューレ小国家群ですよね?」
「小国家群?」
俺の発言に、しかし武田さんは首を傾げた。あれ? 違う場所なのか?
「ああ、ビチューレは五十年前の魔王討伐後、国が分裂して、小国家群と言う小国の集まりになっているんですよ」
とオルさんが補足してくれた。そうだったのか。向こうの世界の歴史なんて知らないからなあ。
「ビチューレが分裂か。まあ、確かにあの国は王位継承権を持つ人間が多くいたからな。戦時ならばともかく、平和になっては政争の火種でしかなかった訳だ」
腕組みしてしみじみ頷く武田さん。人間って、戦時でも平時でも何かと戦っているなあ。
「ビチューレって、確かオルの部下が新発見のダンジョンを見付けたところよね?」
バヨネッタさんの言にオルさんが首肯する。そうだ。俺たちの旅はその新発見のダンジョンを目的地として始まったんだ。
「なら私は、ビチューレのダンジョンを攻略するわ」
とバヨネッタさんは今からやる気満々のようだ。
「じゃあペッグ回廊はどうするんですか?」
「そんなのシンヤたちでどうにかすれば良いのよ。元々シンヤたちがやらなきゃいけない事だったのだから」
それは、そうか。
「それに、パジャンのペッグ回廊とビチューレのダンジョン、両方を攻略する事にも意味があるよ」
とはオルさん。
「片方が何かしらの理由で封鎖する事態になっても、もう片方が地下界へ通じていれば、そこから魔石を持ち帰れるからね」
確かにそうだ。両方を一度に攻略するのは戦力分散になるけど、魔王側から見てもこれを防ごうと思ったら、戦力を分散させるか、片方に集中させなければならない。意外といけるかも知れないな。
「そう言う訳だから、ハルアキ、支度しておきなさい」
早くも! まあ、そうなるよなあ。
「なので武田さん、そんなこっそり逃げ出そうとしないでください。武田さんしかそのダンジョンの内部知りませんから」
「ははは。やっぱり俺も行くのか」
と病室のドアに手を掛けていた武田さんは、がっくり項垂れるのだった。
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