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軍神信仰
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ダダダダダダダダダダダダ……!!!!
自衛隊の小銃が火を吹く。だがそれを躱す忍者軍団。砂地だと言うのに凄い機動力だ。
「あれが……」
「ああ。『マリーチの加護』だ」
水晶の影から自衛隊と忍者軍団との戦闘を観察する俺と武田さん。『マリーチの加護』とは、小太郎くんや百香たち忍者軍団が持つスキルだ。マリーチは極神教において重要とされる十二の神の一柱で、東を守護する軍神である。仏教で言えば摩利支天。忍者や武将が信仰したあれだ。『マリーチの加護』は所持者の身体能力にバフを掛ける。今の俺では、『時間操作』タイプBで自身の時間を加速させても、速く感じる素早さだ。
「何故『マリーチの加護』を地球人が持っているか謎だったが、工藤の説を信じるなら、祖父江兄妹を始め、あいつら忍者軍団は、向こうの世界からこちらへやって来た転移者の子孫。と言う事なのだろう」
そう見るのが妥当だろうな。
「現在、パジャン天国を含む東の大陸では、マリーチ信仰は禁止されている」
振り返ればそこにはゼラン仙者。
「え? 禁止されているんですか?」
ゼラン仙者が首肯する。俺と武田さんは顔を見合わせ首を傾げた。
「一千年以上前の話だ。当時パジャン天国のある東の大陸では、マリーチ信仰が盛んだった。世界には魔物がはびこっていたからな。その対抗手段として『マリーチの加護』は有用だったのだ。だがマリーチは軍神だ。それを信仰する集団を、国としては放置しておく訳にはいかなかった。なので各国で何度もマリーチ信仰はご法度となり、その都度マリーチ信奉者たちが蜂起して、内乱が起こった」
まあ、地球と違って、向こうの世界では、教会で祈るだけでスキルが貰えちゃう世界だからなあ。国としては戦闘系のスキルを民にホイホイ取得されたら、国家運営上で差し支えが出るよな。
「戦火は瞬く間に大陸中に広がり、東の大陸にある国々はともに結託してマリーチ信奉集団を駆逐せざるを得なくなった。流石に国を相手取ってはマリーチ信奉集団も分が悪かった。その数は段々と減っていき、最後に残ったのはある一族だった」
とそこで言葉を区切るゼラン仙者。
「え? それで終わりですか?」
「そうだ」
いや、「そうだ」って。尻切れトンボ過ぎるでしょ?
「消えたのだ。その一族が住む里を、パジャン天国含む各国の連合軍で囲み、全方位から襲撃したと言うのに、そのマリーチを信奉していた一族は、里にも街道にも抜け道にも、どこにも人っ子一人いなかったのだそうだ」
成程。つまりその一族は連合軍の包囲を潜り抜ける事は出来ないと悟り、新天地日本に逃げ延びた。と?
「へえ。その話、向こうの世界ではそんな風に伝わっていたんだな」
影を渡り、いつの間にやら俺の側へとやって来ていた小太郎くんが、腰の妖刀を一閃する。
アニンの盾で何とか防ぐが、それもまるで段ボールを裂くように斬り捨てられてしまった。そして俺の身体が露わになったところで、小太郎くんの強烈な蹴りが俺のみぞおちに当たり、水晶を砕いて吹き飛ばされる。
そこへ間髪入れずに降り注ぐ忍者軍団からの銃雨。『聖結界』とアニンの盾の併用で、何とか防ぐ事が可能になったが、やはり『逆転(呪)』の効果は痛い。いや、あの妖刀も相当やばい代物っぽいけど。
「俺たちにも伝わっているよ。向こうの世界の話が。奴らが老若男女問わず、命乞いをする家族も、寝たきりの老人も、妊婦も、生まれたばかりの赤子も、我々に与する者全てを虐殺していったと」
それは……きついな。それだけマリーチ信奉集団の抵抗が苛烈だったのか、戦いの狂気に呑まれて連合軍の歯止めが効かなくなってしまったのか。
「長老衆は当時の恨みつらみで今も凝り固まっている。俺たちにはどうでも良い話だが、同じ血が流れているんでな。その怨念こそが、俺たちを形成していると言っても過言じゃない」
妖刀とともに突進してくる小太郎くん。躱そうとした俺だったが、突如足元に現れた忍者二人に足を掴まれ動けなくなった。
「悪いな」
言って妖刀を振り上げる小太郎くん。謝るなら攻撃しないで欲しい。俺に向かって振り下ろされる妖刀。しかしそれが俺を斬り裂く事はなかった。小太郎くんが斬ったのは、水晶の欠片だった。
「昨夜の襲撃も躱されたっけ。それがあんたの新しいスキルか?」
振り返るなり、俺の横の武田さんを睨み付ける小太郎くん。
「ははっ、便利だろ?」
武田さん、冷や汗出てますよ。
ドゥーーーーーンンンンッ!!!!
とそこに轟音が鳴り響く。バヨネッタさんがトゥインクルステッキをぶっ放したのだ。見れば砂地から森林に向かって一直線に灼けた道が出来上がっていた。
「じゃあ、私は先に行くわよ」
トゥインクルステッキに乗ったバヨネッタさんが俺に一声掛けて、武田さんをさらってその灼けた道を突っ切って行く。後に続くサルサルさんアネカネ、パジャンさんにゼラン仙者、そして自衛隊。俺だけが小太郎くんと百香率いる忍者軍団の中に取り残された形だ。
「向こうを追わなくて良いのか?」
「ここにいるのが全戦力の訳ないだろ」
小太郎くんに呆れたように返されてしまった。そりゃあそうか。
「それに、向こうには我らが宗主であられる天海様がおられるからな。いくら魔王を封じた勇者と言っても、一筋縄では勝てないさ。それに『逆転(呪)』持ちのハルアキを、向こうに近付ける訳にはいかない」
やはり『逆転(呪)』は、俺よりレベルの高い相手には有用って事か。だからこうして低レベル帯の忍者軍団で取り囲むって訳ね。いや、それよりも、
「天海って言ったか!? まさか南光坊天海!?」
「そうだ」
あっさり認めるなよ。南光坊天海と言ったら、その実体は明智光秀と同一人物だとする説もある、徳川家康が重宝した謎の僧侶。そして明智光秀は知っての通り本能寺の変で織田信長を討ったとされる人物。言わば信長の敵のはず。そいつがこいつらの親玉? どう言う事だ?
自衛隊の小銃が火を吹く。だがそれを躱す忍者軍団。砂地だと言うのに凄い機動力だ。
「あれが……」
「ああ。『マリーチの加護』だ」
水晶の影から自衛隊と忍者軍団との戦闘を観察する俺と武田さん。『マリーチの加護』とは、小太郎くんや百香たち忍者軍団が持つスキルだ。マリーチは極神教において重要とされる十二の神の一柱で、東を守護する軍神である。仏教で言えば摩利支天。忍者や武将が信仰したあれだ。『マリーチの加護』は所持者の身体能力にバフを掛ける。今の俺では、『時間操作』タイプBで自身の時間を加速させても、速く感じる素早さだ。
「何故『マリーチの加護』を地球人が持っているか謎だったが、工藤の説を信じるなら、祖父江兄妹を始め、あいつら忍者軍団は、向こうの世界からこちらへやって来た転移者の子孫。と言う事なのだろう」
そう見るのが妥当だろうな。
「現在、パジャン天国を含む東の大陸では、マリーチ信仰は禁止されている」
振り返ればそこにはゼラン仙者。
「え? 禁止されているんですか?」
ゼラン仙者が首肯する。俺と武田さんは顔を見合わせ首を傾げた。
「一千年以上前の話だ。当時パジャン天国のある東の大陸では、マリーチ信仰が盛んだった。世界には魔物がはびこっていたからな。その対抗手段として『マリーチの加護』は有用だったのだ。だがマリーチは軍神だ。それを信仰する集団を、国としては放置しておく訳にはいかなかった。なので各国で何度もマリーチ信仰はご法度となり、その都度マリーチ信奉者たちが蜂起して、内乱が起こった」
まあ、地球と違って、向こうの世界では、教会で祈るだけでスキルが貰えちゃう世界だからなあ。国としては戦闘系のスキルを民にホイホイ取得されたら、国家運営上で差し支えが出るよな。
「戦火は瞬く間に大陸中に広がり、東の大陸にある国々はともに結託してマリーチ信奉集団を駆逐せざるを得なくなった。流石に国を相手取ってはマリーチ信奉集団も分が悪かった。その数は段々と減っていき、最後に残ったのはある一族だった」
とそこで言葉を区切るゼラン仙者。
「え? それで終わりですか?」
「そうだ」
いや、「そうだ」って。尻切れトンボ過ぎるでしょ?
「消えたのだ。その一族が住む里を、パジャン天国含む各国の連合軍で囲み、全方位から襲撃したと言うのに、そのマリーチを信奉していた一族は、里にも街道にも抜け道にも、どこにも人っ子一人いなかったのだそうだ」
成程。つまりその一族は連合軍の包囲を潜り抜ける事は出来ないと悟り、新天地日本に逃げ延びた。と?
「へえ。その話、向こうの世界ではそんな風に伝わっていたんだな」
影を渡り、いつの間にやら俺の側へとやって来ていた小太郎くんが、腰の妖刀を一閃する。
アニンの盾で何とか防ぐが、それもまるで段ボールを裂くように斬り捨てられてしまった。そして俺の身体が露わになったところで、小太郎くんの強烈な蹴りが俺のみぞおちに当たり、水晶を砕いて吹き飛ばされる。
そこへ間髪入れずに降り注ぐ忍者軍団からの銃雨。『聖結界』とアニンの盾の併用で、何とか防ぐ事が可能になったが、やはり『逆転(呪)』の効果は痛い。いや、あの妖刀も相当やばい代物っぽいけど。
「俺たちにも伝わっているよ。向こうの世界の話が。奴らが老若男女問わず、命乞いをする家族も、寝たきりの老人も、妊婦も、生まれたばかりの赤子も、我々に与する者全てを虐殺していったと」
それは……きついな。それだけマリーチ信奉集団の抵抗が苛烈だったのか、戦いの狂気に呑まれて連合軍の歯止めが効かなくなってしまったのか。
「長老衆は当時の恨みつらみで今も凝り固まっている。俺たちにはどうでも良い話だが、同じ血が流れているんでな。その怨念こそが、俺たちを形成していると言っても過言じゃない」
妖刀とともに突進してくる小太郎くん。躱そうとした俺だったが、突如足元に現れた忍者二人に足を掴まれ動けなくなった。
「悪いな」
言って妖刀を振り上げる小太郎くん。謝るなら攻撃しないで欲しい。俺に向かって振り下ろされる妖刀。しかしそれが俺を斬り裂く事はなかった。小太郎くんが斬ったのは、水晶の欠片だった。
「昨夜の襲撃も躱されたっけ。それがあんたの新しいスキルか?」
振り返るなり、俺の横の武田さんを睨み付ける小太郎くん。
「ははっ、便利だろ?」
武田さん、冷や汗出てますよ。
ドゥーーーーーンンンンッ!!!!
とそこに轟音が鳴り響く。バヨネッタさんがトゥインクルステッキをぶっ放したのだ。見れば砂地から森林に向かって一直線に灼けた道が出来上がっていた。
「じゃあ、私は先に行くわよ」
トゥインクルステッキに乗ったバヨネッタさんが俺に一声掛けて、武田さんをさらってその灼けた道を突っ切って行く。後に続くサルサルさんアネカネ、パジャンさんにゼラン仙者、そして自衛隊。俺だけが小太郎くんと百香率いる忍者軍団の中に取り残された形だ。
「向こうを追わなくて良いのか?」
「ここにいるのが全戦力の訳ないだろ」
小太郎くんに呆れたように返されてしまった。そりゃあそうか。
「それに、向こうには我らが宗主であられる天海様がおられるからな。いくら魔王を封じた勇者と言っても、一筋縄では勝てないさ。それに『逆転(呪)』持ちのハルアキを、向こうに近付ける訳にはいかない」
やはり『逆転(呪)』は、俺よりレベルの高い相手には有用って事か。だからこうして低レベル帯の忍者軍団で取り囲むって訳ね。いや、それよりも、
「天海って言ったか!? まさか南光坊天海!?」
「そうだ」
あっさり認めるなよ。南光坊天海と言ったら、その実体は明智光秀と同一人物だとする説もある、徳川家康が重宝した謎の僧侶。そして明智光秀は知っての通り本能寺の変で織田信長を討ったとされる人物。言わば信長の敵のはず。そいつがこいつらの親玉? どう言う事だ?
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