徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

５８０、枠と名前

　保育園で久しぶりにキーっとなった犬助のことを聞いて、余程悔しかったのだと思ったウサギです。

　保育園で片手の手の平よりも小さな枠に名前を書くように言われた犬助。
　枠の中に入るように書き直そうね、と先生が伝えたら犬助はキーっと癇癪を起こしたそうです。
　その後しばらく地団駄を踏んで怒ってしまった犬助。
　先生達にはご迷惑をお掛けしてしまいました……。

　ただ、犬助の気持ちも分かってしまうので叱ることも出来ないのです。

　恐らくですが、自分の名前なら書ける！と自信満々に犬助はきっと名前を書いたのでしょう。
　しかし、上手にいつも通りに書けた！と自信満々に見せたのに書き直すように言われた。
　しかも、大きな犬助の字が収まらない小さな枠の中にです。

　もともと手先が不器用で、絵を描いたりすることに苦手意識のある犬助。
　出来るはずのことが、出来ない状況になった事は６歳の犬助には大きなストレスになったのだと思います。

　個人的には、幼い内は枠からはみ出したとしても良いのではと思ってしまいます。
　しかし、全体を指導する立場の先生からすると「こういうルールだよ」と教える事も必要です。

　どちらが悪い、良いとは言えない難しい問題です。
　ちょっとでも犬助の苦手な部分を改善できるように何か対策を講じようと思います。
　ただ、今すぐに名前のことを突付いてしまうと犬助の自尊心を傷付けそうなので、別の角度からアプローチをしようかな、と。
　とりあえずは持ちやすくて、濃ゆい鉛筆を用意して使い慣れることから始めようと思います。

　あとは、クマ太郎が微細運動？という練習云々と言っていたので洗濯バサミトレーニングなども頑張ります！