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222、優しさ

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 ウルトラマンのバトルシーンを鑑賞しながら「がんばりぇー!がんばりぇー!」と応援するチュー助の姿に可愛いなぁ……と癒やされるウサギです。

 少しずつ喋れる単語が増えているチュー助ですが、まだまだ幼児特有の舌足らずな感じでちょー可愛いです。
 そんな可愛い声で「がんばれー!」とテレビに向かって応援するチュー助。
 ぴょこぴょこと飛び跳ねながら応援することも有ります。
 もうその応援する姿と声だけで可愛くて、可愛くて、グリグリと撫で回したくなります。
 時々、ウルトラマンが必殺技の光線を放つ時に一緒に光線を撃とうと同じポーズを取るか、拳で怪獣を狙い撃ちします。
 可愛いだけの前者は兎も角、後者はテレビを破壊した過去が有りますし、速やかに止めてほしいと思います。
 今の時期特有の可愛いチュー助の姿に、仕事で言われたお局様のイライラする嫌味も打ち消される私です。

 最近お腹が痛くなって、しばらく動けなくなることがあります。
 仕事が多忙でバタバタと走り回ったり、無理して犬助やチュー助を抱っこしたことが切っ掛けになりやすかったりします。

 お風呂と夕飯までは何とか頑張るのですが、夕飯の片付けなどクマ太郎へと頼ってしまうことが増えました。
 そんな時は申し訳無いのですが、クマ太郎に頼らせてもらって別室で横になって過ごします。
 
 しかし、クマ太郎が頑張って犬助とチュー助の気を引いてはくれるのですが、どうしても「ママ、どこー?」と探し始めます。
 そして別室の私を見付けると一緒に横になったり、クマ太郎に連れ戻されたり。

 そんな風に夜を過ごしている今日此の頃ですが、最近は犬助が「犬ちゃんがママのお世話をするー!」と言ってくれるようになりました。

 横になる私へとお茶を飲んだら元気になるとペットボトルを持って来ようとしてくれたり。

 マッサージをしたら治るかも、と肩を揉もうとしてくれたり。

 犬助なりに考えて私を元気付けようとしてくれていることをヒシヒシと感じます。
 我儘を言ったり、調子に乗りすぎて叱られたりする犬助ですが、体調が悪い人を心配できる優しさが育っていること。
 相手を想って考えて、自分が出来ることで看病をしてあげたいと思える心。

 クマ太郎と一緒に子育てに悩んだこともたくさんありますが、犬助がとても優しい思いやる心を持った子に成長してくれたことがとても嬉しいです。
 これからも、その優しさや思いやりを持った素直な子に育ち続けてくれたらいいなぁと切に願った夜でした。

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