徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

１８６、リアル稗田八方斎

　百円均一で購入した子ども銀行のお札のオモチャで遊ぶ犬助のボーリングの玉を一回投げるだけで五千円の設定に現実だったら絶対にしないと思うウサギです。

　硬貨よりはお札の方が高いと何となくは分かっている、お金へと興味が湧いているお年頃の犬助。
　たまたま仕事で使用するかもでクマ太郎が購入していたけれど、結局使用しなかったオモチャの子ども銀行のお金セット。
　そのオモチャのお金セット発見して遊び始めました。
　オモチャのお金セットで遊び始めたは良いのです。
　ゲーム屋さんごっこと称してオモチャのボーリングのピンを並べ、プラスチックのボールを投げて倒すというゲーム屋さん。
　そのゲーム屋さんのボールを投げる料金にオモチャのお金を使用するのですが、なんと一回五千円という設定です。
　ちなみに１ゲームではなくて、一回ボールを投げるだけで五千円。
　自分で考えて設定して、ごっこ遊びする犬助はとても可愛らしいです。
　とても可愛らしいのですが、値段設定は可愛らしくないという……。
　もしも現実世界にそんな金額設定のボーリング場があったら、絶対に行かないだろうなぁと思う私です。

　はてさて、我が家の３歳児様となったプリティー怪獣チュー助のことです。

　相変わらず元気にウルトラマンが大好きなチュー助。
　そんなチュー助の災難？と言いますか、あちゃ～な出来事がありました。

　チュー助は色んなウルトラマンシリーズを視聴しますが、その中でも多いのはウルトラマンオーブ、ジード、タイガでしょうか？
　チュー助の災難？はウルトラマンタイガを視聴している時に起こりました。

　ウルトラマンタイガには悪役としてトレギアという悪堕ちウルトラマンが登場します。
　そんなトレギアの人間形態時の名前も知らない俳優さん。
　一応ウルトラマンタイガのシリーズ内での役名は霧崎というのですが、とっても特徴的な笑い方をします。

　何と言いますか、物凄く仰け反って笑うのです。

　国民的アニメの忍たま乱太郎に登場する稗田八方斎並です。
　もっとも八方斎の様にひっくり返って起きれなくなることは有りませんが。

　しかし、何を思ったのかチュー助はテレビの霧崎の笑うシーンを真似してしまったのです。
　テーブルの上を片付けたりしながら見守ってはいましたけど、まさかあんな結果になるなんてというのが正直な感想です。

　相変わらず凄い仰け反りっぷりだなぁと思っていた私の視界に、霧崎に合わせて仰け反り始めたチュー助が映ります。
　あらら、今度は霧崎のマネかぁと見守っていたら、そのままゴン！

「はあっ？！」

　物凄く驚きました。
　思わず変な「はあっ？！」という声が出ました。

　立った姿勢からのリアル稗田八方斎を目撃することになるとは思っても見ませんでした。
　幸いなことにたん瘤や神経症状、血腫などは確認出来ませんでしだが、その後の２４時間はドキドキしました。

　子どもって本当に何が怪我に繋がるか分からないものですね。
　一人目よりも、二人目になると慣れた分で油断するとは言いますけれど、まさかリアル稗田八方斎するとは思いもよりませんでした。

　本当にチュー助は目が離せない子だなぁと再確認した出来事でした。