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179、畑の西瓜
しおりを挟む夏とは雑草が抜いても抜いても生い茂る、テンションが下がる季節でもあるなぁと感じるウサギです。
我が家のお借りしている畑では雑草が抜いても抜いても生えてきます。
だからといって、簡単に除草剤を撒くわけには行きません。
太陽はカンカン照りで暑いですし、本当に大変な季節です。
そんな我が家の畑には猫じゃらしみたいな雑草なども生えています。
子ども達が保育園で、たまたま一人だけお休みとなったクマ太郎が草刈りをしてくれました。
暑さが本格的になる前の午前中、早目の時間から草刈りを始めたクマ太郎。
一生懸命に雑草と育てている野菜を間違えないように気を付けながら、畑の中も草刈りをしてくれました。
しかし、ちょっとしたハプニングがありました。
一生懸命に草刈りをしていたクマ太郎だったのですが、雑草の中に有った小さな西瓜を気が付かずに切ってしまったらしいのです。
私はその瞬間を目撃した訳ではありませんが、きっと「ああ゛っ?!」と悲鳴を上げて涙目になったのではないかと憶測しています。
仕事中の私にラインで事の次第を伝えてごめんね、とクマ太郎が伝えてきました。
正直な所、育てていた西瓜に実がなっているとは思っていませんでした。
だから、西瓜が云々よりも炎天下の中で草刈りをしてくれたクマ太郎の体調の方が余程心配でした。
実際に暑さでバテバテになっていたクマ太郎。
そんな状態になるまで頑張ってくれたクマ太郎へ西瓜が駄目になったくらいで怒るはずが有りません。
ただ一つ問題があるとするならば、それは犬助です。
畑に転がっている西瓜を見付けて、ワクワクしているのです。
ワクワクしている犬助には可哀想ですが、傷付いた西瓜は放置しておけば腐ってしまうだけなのではないかなぁ、と。
犬助のために素知らぬ顔をして同じくらいの大きさの小玉スイカでもスーパーで買って来て、収穫出来たよー!とした方が良いのかなと悩む今日此の頃です。
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