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27、紐なしバンジーに気を付けて
しおりを挟む朝一番から仕事に行きたくないでごじゃる、と愚図った一応なりとも大人のウサギです。
お布団って本当に心の支えです。
とくに多忙な上に心無い言葉のストレスにさらされた翌朝はお別れしたくない気持ちで一杯になります。
それでも朝は来ますので、心機一転、愚図ってクマ太郎になだめられて戦闘態勢に入る私です。
これは最近のチュー助の流行に関する話です。
我が家の2歳児様であるチュー助は、ただいま「どーじょ」が流行りです。
その言葉の通り、スマフォなどを運んで手渡すことです。
私とクマ太郎のスマフォはお揃いの色違いのスマフォケースをはめています。
そのケースの色でそれぞれのスマフォを判断しているのか、拾っては運んで手渡してきます。
満面の笑顔で嬉しそうに「どーじょ!」と言うチュー助は控えめに言って可愛いの化身です。
イヌ助と並んで宇宙で一番の可愛らしさを宿した存在だと思います。
ただですね、2つだけ困ったことがあります。
チュー助がどーじょしてくれるのは嬉しいのですが、べっとりと汚れた手でされるのはちょっぴり泣きたくなります。
食後など手が汚れた時は、すぐに手を洗うようにしています。
しかし、食後にイヌ助が「ウンコが出る!」と訴えたりすると、すぐさまチュー助の手を洗えないこともあります。
そんな時に限ってどーじょするチュー助。
キラキラする可愛らしい笑顔と反比例するスマフォの被害。
そして、2つ目の困ったこと。
それはチュー助が私の手が汚れている時に限ってどーじょすることです。
自分の手が汚れているなら速攻で綺麗にして受け取ればいいだけの話です。
……確かにそうなんです。
そうなんですけど、チュー助による時間制限付きどーじょは危険が一杯です。
ようするに、その時のチュー助の気持ちで変わる時間制限内でスマフォを受け取らないと落下する仕様です。
およそ90センチちょっとの高さから躊躇うことなく紐なしバンジーするスマフォ。
新しく買い替えてすぐの時だったりすると、怒りたくても怒れなくて
「あ゛ぁ゛ぁ゛っっ!!」
と、声にならない悲鳴を上げることになります。
子どもが小さい頃って修繕費など色々と大変ですね。
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