世界で1番美しい妾は、婿を探して旅に出る

妾は生まれて目が開く直前に前世なるものを思い出した。前世?そんなものどうでもよいのじゃ。
山の向こうでは絶えず戦争が続いておるが、美しく麗しい妾に戦争は似合わぬからの。可憐で清廉な妾には平和がよく似合う。常識じゃ。

……ぬ、婿探しじゃと?何故妾がそのようなことを……決まり?まあ、確かに妾に見合う奴はここらには居らぬようだが……あぁ、わかったわかった。行けばいいのじゃろ、行けば。
……ふむ、果たして妾に見合うだけの力を持った極上の男子《おのこ》はいるのかのぅ……

…………旅に出たとしても、見つかるかどうかは別じゃからな。見つからなくても文句を言うでないぞ?

しばらくの間、投稿を停止します。

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✩主人公は妖狐です。

✩投稿は不定期になると思います。

✩誤字脱字あったら教えて下さい。

✩感想も随時受付けています。
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