57 / 74
原始・古代
書いてあると助かる 後編
しおりを挟む夕方 曇り
「古墳ふんふんふーーーーんっ!」
達成感に酔いしれながら、丸まった身体を座ったまま上下に思い切り伸ばしつつ終了を告げる。
「え?そのアホげな言葉は終わった合図って事?」
「アホかは分からんけど、終わったからカムヒヤ~」
椅子から立ち上がり、両手でおいでおいでをして現状をまだ把握しきれていない女性を誘う。
それに対して、不満げな顔を惜し気もなくこちらに向けながら空いた椅子に座った実々氏は、キンちゃんとうちの間の空間をフワッと見ながらポツリと疑問を漏らして来た。
「あーちって普通に呼びたくないの?」
「ほへ?拘りなんて全く無いけど…。でもそう言うんだったら世間で1番使われている、人を呼ぶ方法を教えてくれたらそれにするわ」
「ウザうぃ……」
【わたにほ】
《古墳時代part3》 ※ワイドショー風でお楽しみ下さい♪
●前回の続き、今回は後期〔6世紀初頭~592年〕の話
□いらっしゃいませ、渡来人
・5世紀末から半島では高句麗の勢力が増したことで、百済の人々を中心に渡来して来た!←よぐきたねし(ようこそ)!
・ヤマト王権はこれらの渡来人を『帰化人』と呼んだ。
・帰化人の皆さんは、文字/鉄製産技術/治水技術/須恵器etc...多くのものをもたらしてくれた。←感謝!
□支配体制っぽいの出来る
Case1.中央 《氏姓制度》を確立!
氏:大王家(のちの天皇家)に仕える豪族の親族集団
ex)蘇我氏・物部氏・大伴氏
姓:大王に地位や職に応じて与えられた称号
ex)臣・連
☆これらは皆、有力な中央の大豪族で、その下に中・小豪族で構成された[伴造]や[伴]がおり、王権の職務を分担していた。←トップダウン構造!
Case2.地方 《国造制》
それぞれの地方で1番力がある豪族を、[国造]に任命し、いくつかの地域をまとめた〈国〉という行政区域を支配させつつ、王権に奉仕させるもの。←市区町村の首長のようなもの!
《屯倉》王権の直轄地を各地に設置し、地方支配の拠点にした。
★麻来的!~朝鮮半島と倭国物語~
〔最終話〕 権力の届かぬ者
6世紀に入り、新羅は急激なスピードで国家体制を固め、524年に半島南部の加羅諸国への侵攻を始めた!
倭国がこの暴挙に指を咥えて見ている訳も無く、527年に6万の軍勢を送ろうとした矢先、筑紫の国造である磐井が玄海灘を封鎖し、これを妨害。
この事件を人は【磐井の乱】と呼ぶ。
翌年乱を鎮圧するも、532年加羅諸国は新羅に滅ぼされた…。
完
□文化が来る!
・513~ 〔儒教〕が五経博士によって伝えられる! *1
・538年or552年 〔仏教〕が百済の聖明王から公伝される!金銅の釈迦如来像や経論を送ってくれた。 *2
□この頃の古墳は…
・前方後円墳の規模が縮小!(畿内を除く)
・北部九州では石を削って造る、[石人]や[石馬]を古墳の周りに設置!
・[群集墳]が出現!地方の有力農民も古墳を造るようになり、小さな円墳が数百基まとまって造られるようになった。←壮観!
・人物や馬など、動物を模した埴輪が増加したよ。
↓代表的な古墳はコチラっ!
◎岩戸山古墳 @福岡県八女市
・あの磐井の墓とされている!
・九州最大の全長135mの巨大前方後円墳!
・ヤマト軍によって破壊された、石人・石馬の跡もある!←生々しい…。
□暮らし
<豪族の場合>
・周囲を濠や柵に囲まれた広大な屋敷に住む!
・服装は男性は[衣]と袴、女性は衣と[裳]を着用し、おそらく靴も履きはじめた。
※衣は今で言うロンT、裳はロングのプリーツスカートみたいなもの!
・[須恵器]を使用。渡来人にによって伝えられた、登り窯で約1200℃で焼いた薄くて丈夫な青灰色の焼き物。
<一般の人々>
・豪族の屋敷から離れた所に竪穴住居や平地式建物、高床倉庫の集落に住む。
・竈が設置され、お米は甑で蒸すようになった!
・服は弥生からほぼ変化は無く、貫頭衣に女性は裳。靴の有無は不明。
・焼き物は脆い赤褐色の約800℃で焼いた[土師器]を使用。
<呪術>
・太占:神意を問うために、鹿の骨を焼き、そのひび割れで占う!
・盟神探湯:熱湯に手をいれて、そのただれ具合で真偽を判断する。←怖っ!
・祓:身に付いた穢れを取り除く。ファッサファッサ。
■この頃世界は…■
・571年 イスラム教の創始者ムハンマド生誕!
・589年 隋が中国を統一!
○まとめ○
・弥生時代よりも身分差が明確になった。
・仏教が権力者の中で広まり、墓は古墳から氏寺へとこれから姿を変えてゆく。
・6世紀に入ると、渡来人によって国内で鉄生産が可能になった!
・古墳時代は、中央集権の土台を築いた!
*1五経博士:儒教の経典を講じる官吏。人の名前じゃないよ!
*2仏教:当時、最先端の学問とされた。年表は552538と覚えればOK!
(1521字)
☆諸説あり!
☆あくまで個人の意見です!
To be continued…
「さぁさぁ質問しちゃって~っ!古墳時代で曖昧な年表や内容が終わるよー。飛鳥時代から詳しくなっちゃうよー」
「絶妙に質問したくなくなる前のめりさ…」
失礼しちゃうな。
わたにほを打ちながら、(これはみーちが遂に心待にしている理想通りの質問してくれるんじゃない?)って思ったから期待してるだけだもん。
むぅ~と右頬を膨らませながら年甲斐も無く右斜め下の童顔を横目で非難すると、うちを遥かに上回るジト目が即座に返ってきた。そのリターンに思わず怯んで仰け反ると、気を良くしたのか一瞬でユルい雰囲気に戻った。妹の情緒が心配。
「はい、質問ね。何で磐井は出兵を妨害したんですか?朝鮮が嫌いだったの?」
「取り敢えず、磐井はツンデレじゃないから」
古墳時代を代表する事件が感情にクローズアップしたドラマのように捉えられている…。
うちの脳内では磐井が船首に両手を目一杯広げて立ち、「朝鮮になんて構うな!倭国に留まれ!行くんじゃないっ…!た、頼むっ…行かないでくれーっ!」って慟哭しているのが自動再生された。それと同時に、(朝鮮を良く思っていないのなら一緒に出兵するのでは?)と、冷静にツッコミを入れる自分も居た。
歴史の当事者が不在な為、乱の真実は不明だけど、歴史書に記載されている内容をここでは伝えるしかない。
1つ頷いてから、優しく見えるように口角を少し上げ、目を柔らかく細めながら語りかける。
「磐井は新羅と繋がってたの。賄賂を貰ってたらしいよ。北九州はヤマト王権の影響力が弱かったんだー」
「なーんだ」
いったい何を期待していたんだ。
歴史上の人物で「この人が好きーっ!」とか、所謂【推し】は特に居ないけど、磐井に対しては今確かに感情が芽生えた。[憐憫]の2文字が。過度に期待されてさぞ苦しいだろうに…。
磐井の古墳がある福岡県八女市には八女茶を飲んだ事があるくらいしか繋がりが今のところ無いけど、機会があったら行くからね!と、瞼を閉じて西国に思いを馳せていたら、元凶が此方の気も知らないで時を進め出した。
「あとはー…人口は何人くらいになったの?」
「どのくらいになってると思う?」
「えっ?うー…ん、100万人弱ってとこかな?」
「正解は約540万人でしたー。兵庫県の人口と同じくらいだよ。増えたねー」
「ふっ…私がワザと少なく答えたお陰で増加が際立ったね」
「何で通販のやり口をここでやった…。普通に答えれば良いものを」
この状況を誰かが見ている設定で、みーちは【わたにほ】に向き合ってくれてたんですか?やだ怖い。いや、違うな…やっぱ答えを大外ししたから強がっているだけだわ多分。それにしてはやけに澄んだ綺麗な目を向けてくるけど。
そんな心の困惑が口元に苦笑いとして出てしまったけど、案の定用意したクイズを質問として聞いて来てくれなかったので、話を変えるためにも出すっきゃない。
「チャチャンッ!では、問題です。6世紀に新羅が国家体制を固める事が出来た事と、倭国が中国の冊封から離脱する事を可能にした共通の理由は何でしょうか?」
いかにも日本史勉強しちゃっていますなクイズじゃない?これ。更に言うと、実はその答えが【わたにほ】の文中にあると言う抜かりのなさ。これで脳にしっかりとポイントが刻み込まれますよ、奥さん。
チラチラと得意気な視線を斜め上から何度も降り注いでいたら、俯き口を真一文字にして困ったような顔で考え込んでいた頭がガバリと上向きに動いた。
「はい!中国がゴタゴタしてたから!」
「にこやかにで他国の混乱を指摘するんじゃない。で、えー…と確かにそれも答えの1つだろうけど、用意していた答えは『鉄の国内生産が可能になったから』だよ。では、石人は高さが何cmくらいあると思う?」
石人は大層マニアックな知識かと思いきや、しっかり図表に写真が載っていた有名人だった、石人だけに。さっき『せきじん』ってキーボードで打ったら1発で変換出来たのにも驚いた。『あさき』って打つと絶対に変換されない自分、負けた。
勝手に対抗意識を燃やして、勝手に煮え湯を飲まされていたら、こちらも一発変換されない人間が自信ありげに回答を提示して来た。
「んーとね、50cmくらい!」
「ちっさ!160cmくらいのもあるんだよ。等身大サイズなの」
「ほら、また私が低く言ったから大きく感じられたね」
「えあ?……うん、そうだね」
口では面倒だから肯定したけど、こればっかりはワザとでは無かったと絶対に言い切れる。
表情から察するに、みーちは神社の狛犬くらいの大きさだと考えていそうな雰囲気を出していたし、2回もヤラせをするようなタマでは無い。何よりの決定的な根拠としては、『ほら』って言った時に若干目線と声が震えていたのを確と捉えましたから。
そもそも別に正解を遠慮がちに述べろって言っていないんだから、正解よりスケールを大きく言ったりしても良いのに。ま、その理解に苦しむ思考もまた可愛げがあるけどね。面白ければ良し。
今度は作った微笑みではなく、自然と形成された慈愛の表情で肩にポンっと右手を乗せて笑いかける。しかし、即刻嫌な顔で埃のように思いきり払い落とされ、天敵との邂逅かのように警戒心剥き出しで椅子の反対側に慌てて立たれた。酷い、冤罪です。
「夕飯はシチューのドリア風で良いんでしょ?」
「うん。チーズは良く焼きでよろしく~」
「分かった」
了承の言葉を言いながら、みーちはそそくさとキッチンに消えていった。
どうしたんだ妹よ。全く分からないから、差詰ここはお腹が空き過ぎたからと言うことにしといてあげるね。
キンちゃんをまた触る前にと、冷蔵庫を丁度開けた後ろ姿に『明日は図書館に行こうね』と、短距離のテレパシーを送ってから椅子に座り直し、夕飯の完成を待つことにした。
12/3(Mon)
自分の夢なのに、思いがけない事が起きるのが夢なのかしら?なーんて、ポエムみたいな事を書いてみる。
しかしながら、死んだら夢も現も見られなかったので住吉大神様に感謝。多神さんも「麻来はろくでもない人間だ」とか、うちのネガティブキャンペーンを神界でかまさずにいてくれてるようで何よりです。これからは更に良い子にしときます。
2週間で古墳時代まで終わったけど、飛鳥時代からは本当に何日かかるのかは分からないです。そして、山椒の残量もあとどれくらいなのか分からないです。
分から無さ加減は、前触れもなく別れ話を切り出されるのと一緒ですね。誰かか「フラれる側は終わりの予兆に全く気付かない。フラれるのはいつだって突然…」って言っていたのを思い出しました。切なひ。
熱々チーズで負ったベロの火傷が痛いです。
おわり
[字数 14640+1521=16161]←凄い!
※よぐきたねし:津軽弁です
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
さようなら、家族の皆さま~不要だと捨てられた妻は、精霊王の愛し子でした~
みなと
ファンタジー
目が覚めた私は、ぼんやりする頭で考えた。
生まれた息子は乳母と義母、父親である夫には懐いている。私のことは、無関心。むしろ馬鹿にする対象でしかない。
夫は、私の実家の資産にしか興味は無い。
なら、私は何に興味を持てばいいのかしら。
きっと、私が生きているのが邪魔な人がいるんでしょうね。
お生憎様、死んでやるつもりなんてないの。
やっと、私は『私』をやり直せる。
死の淵から舞い戻った私は、遅ればせながら『自分』をやり直して楽しく生きていきましょう。
つかれやすい殿下のために掃除婦として就くことになりました
樹里
恋愛
社交界デビューの日。
訳も分からずいきなり第一王子、エルベルト・フォンテーヌ殿下に挨拶を拒絶された子爵令嬢のロザンヌ・ダングルベール。
後日、謝罪をしたいとのことで王宮へと出向いたが、そこで知らされた殿下の秘密。
それによって、し・か・た・な・く彼の掃除婦として就いたことから始まるラブファンタジー。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
スキル【海】ってなんですか?
陰陽@2作品コミカライズと書籍化準備中
ファンタジー
スキル【海】ってなんですか?〜使えないユニークスキルを貰った筈が、海どころか他人のアイテムボックスにまでつながってたので、商人として成り上がるつもりが、勇者と聖女の鍵を握るスキルとして追われています〜
※書籍化準備中。
※情報の海が解禁してからがある意味本番です。
我が家は代々優秀な魔法使いを排出していた侯爵家。僕はそこの長男で、期待されて挑んだ鑑定。
だけど僕が貰ったスキルは、謎のユニークスキル──〈海〉だった。
期待ハズレとして、婚約も破棄され、弟が家を継ぐことになった。
家を継げる子ども以外は平民として放逐という、貴族の取り決めにより、僕は父さまの弟である、元冒険者の叔父さんの家で、平民として暮らすことになった。
……まあ、そもそも貴族なんて向いてないと思っていたし、僕が好きだったのは、幼なじみで我が家のメイドの娘のミーニャだったから、むしろ有り難いかも。
それに〈海〉があれば、食べるのには困らないよね!僕のところは近くに海がない国だから、魚を売って暮らすのもいいな。
スキルで手に入れたものは、ちゃんと説明もしてくれるから、なんの魚だとか毒があるとか、そういうことも分かるしね!
だけどこのスキル、単純に海につながってたわけじゃなかった。
生命の海は思った通りの効果だったけど。
──時空の海、って、なんだろう?
階段を降りると、光る扉と灰色の扉。
灰色の扉を開いたら、そこは最近亡くなったばかりの、僕のお祖父さまのアイテムボックスの中だった。
アイテムボックスは持ち主が死ぬと、中に入れたものが取り出せなくなると聞いていたけれど……。ここにつながってたなんて!?
灰色の扉はすべて死んだ人のアイテムボックスにつながっている。階段を降りれば降りるほど、大昔に死んだ人のアイテムボックスにつながる扉に通じる。
そうだ!この力を使って、僕は古物商を始めよう!だけど、えっと……、伝説の武器だとか、ドラゴンの素材って……。
おまけに精霊の宿るアイテムって……。
なんでこんなものまで入ってるの!?
失われし伝説の武器を手にした者が次世代の勇者って……。ムリムリムリ!
そっとしておこう……。
仲間と協力しながら、商人として成り上がってみせる!
そう思っていたんだけど……。
どうやら僕のスキルが、勇者と聖女が現れる鍵を握っているらしくて?
そんな時、スキルが新たに進化する。
──情報の海って、なんなの!?
元婚約者も追いかけてきて、いったい僕、どうなっちゃうの?
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる