上 下
15 / 62

15

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】現代もふもふあやかしは、意外にもブラックコーヒーがお好き

櫛田こころ
キャラ文芸
駅前の雑居ビルの半地下一階。 カウンターのみの店内には、大きめのエスプレッソマシーンが一台。店員は基本的に店主ひとりだがその時々オーナーが来ることもある。 オープンして少し経つが、立地的に条件が悪いのか決まって常連客かテイクアウトを希望する客仕込みをしか来ない。 それでも、ふたりは利益よりも客を優先していたのでおおむね満足はしていた。 あの日が来るまでは。 ひょんなことから、店に居着いたケサランパサランも加わり、店をやっていくことに……!? ほんわか、癒しになるお話をお届けします。

古からの侵略者

久保 倫
キャラ文芸
 永倉 有希は漫画家志望の18歳。高校卒業後、反対する両親とケンカしながら漫画を描く日々だった。  そんな状況を見かねた福岡市在住で漫画家の叔母に招きに応じて福岡に来るも、貝塚駅でひったくりにあってしまう。  バッグを奪って逃げるひったくり犯を蹴り倒し、バッグを奪い返してくれたのは、イケメンの空手家、壬生 朗だった。  イケメンとの出会いに、ときめく永倉だが、ここから、思いもよらぬ戦いに巻き込まれることを知る由もなかった。

清く、正しく、たくましく~没落令嬢、出涸らしの姫をお守りします~

宮藤寧々
キャラ文芸
古き伝統と新しい文化が混じり合う、文明開化が謳われる時代――子爵令嬢の藤花は、両親亡き後、家の存続の為に身を粉にして働いていた。けれど、周囲の心無い振る舞いに傷付き、死を選ぶことを決める。 失意の藤花を支えたのは、幾つかの小さなご縁。 悪霊や妖怪を祓う家の産まれなのに霊力を持たない不遇の姫と、不思議な化け猫との、賑やかな生活が始まって――

イレブン

九十九光
キャラ文芸
東日本を襲った震災から2週間。私、樋口明美は被災者の少年をクラス担任として受け持つこととなった。元々いじめや虐待を受けて心に傷を負っていた彼と、その他の多感な時期の生徒たちに悪戦苦闘しながら、私は教師人生で一生忘れられない1年を駆け抜けていく。

スリーヤミーゴス~不仲な美男美女トリオは犯罪がお好き?~

キャラ文芸
表向きはミステリー愛好会と掲げられた扉の向こうに彼らは存在する。 犯罪研究同好会(通称:犯研)、あるいは《スリーヤミーゴス》と呼ばれる三人組。 犯罪マニアの美少女御来屋クロエ、イケメンバンドマンで安楽椅子探偵の龍崎大翔、イケメンモデルで探偵の宝生捺樹。 時に事件解決に協力し、報奨で活動を続ける彼らの実態は仲良しトリオでもなく……

恋してVtuver 〜バーチャルに恋して〜

ウシップ
キャラ文芸
埼玉県坂戸市を舞台に、坂戸市ご当地V tuverとそのマネージャーの成長物語 妻に不倫され、さらに無職になり絶望の淵に立たされた男が1人の女性に助けられた。 その女性は坂戸市のご当地vtuverとして活動している。 男は馴染みのマスターから、雇うかわりにある条件を出される‥

座敷童に見込まれました:金運が少しよくなったので、全国の公営ギャンブル場を周って食べ歩きします

克全
キャラ文芸
小説化になろうにも遅れて投稿しています。アルファポリス第1回キャラ文芸大賞に応募すべく書き始めた作品です。座敷童を預けられた主人公が小さな金運を掴み、座敷童を連れて全国の公営ギャンブル場を巡っり、キャンブル場とその周辺を食べ歩く。引退馬の悲惨な状況を知り、ギャンブルで勝ったお金で馬主となろうとしたり、養老牧場を設立しようとしたりする。

瀬々市、宵ノ三番地

茶野森かのこ
キャラ文芸
瀬々市愛、二十六才。「宵の三番地」という名前の探し物屋で、店長代理を務める青年。 右目に濁った翡翠色の瞳を持つ彼は、物に宿る化身が見える不思議な力を持っている。 御木立多田羅、二十六才。人気歌舞伎役者、八矢宗玉を弟に持つ、普通の青年。 愛とは幼馴染みで、会って間もない頃は愛の事を女の子と勘違いしてプロポーズした事も。大人になって再会し、現在は「宵の三番地」の店員、愛のお世話係として共同生活をしている。 多々羅は、常に弟の名前がついて回る事にコンプレックスを感じていた。歌舞伎界のプリンスの兄、そう呼ばれる事が苦痛だった。 愛の店で働き始めたのは、愛の祖父や姉の存在もあるが、ここでなら、自分は多々羅として必要としてくれると思ったからだ。 愛が男だと分かってからも、子供の頃は毎日のように一緒にいた仲だ。あの楽しかった日々を思い浮かべていた多々羅だが、愛は随分と変わってしまった。 依頼人以外は無愛想で、楽しく笑って過ごした日々が嘘のように可愛くない。一人で生活出来る能力もないくせに、ことあるごとに店を辞めさせようとする、距離をとろうとする。 それは、物の化身と対峙するこの仕事が危険だからであり、愛には大事な人を傷つけた過去があったからだった。 だから一人で良いと言う愛を、多々羅は許す事が出来なかった。どんなに恐れられようとも、愛の瞳は美しく、血が繋がらなくても、愛は家族に愛されている事を多々羅は知っている。 「宵の三番地」で共に過ごす化身の用心棒達、持ち主を思うネックレス、隠された結婚指輪、黒い影を纏う禍つもの、禍つものになりかけたつくも神。 瀬々市の家族、時の喫茶店、恋する高校生、オルゴールの少女、零番地の壮夜。 物の化身の思いを聞き、物達の思いに寄り添いながら、思い悩み繰り返し、それでも何度も愛の手を引く多々羅に、愛はやがて自分の過去と向き合う決意をする。 そんな、物の化身が見える青年達の、探し物屋で起こる日々のお話です。現代のファンタジーです。

処理中です...