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第10話

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メイメイ『坂っ子のみんな、こんにちわ!今日は私と若葉ウォークデートしよ♪』

まずは若葉駅からスタート!
駅の歩道橋の上でメイメイが待っていた

メイメイ『やっと会えた!ちょっと、遅刻だよ、待ちくたびれたぞ♪』

?『ごめん!』
メイメイ『ふふ、ねぇ、今日は何しよっか?』
?『そうだね、映画でもみる?』
メイメイ『うーん‥、映画は寝ちゃうから無理かな。なんかわたしお腹すいちゃったからお寿司食べよ♡』
メイメイとお寿司を食べる事になった。

メイメイ『わたし、つぶ貝が好きなんだ♪君も食べる?はい、あ~ん‥』
僕は恥じらいながらも口を開けた

パクッ

?『うん、コリコリして美味しいね』
メイメイ『でしょ?‥うん、もうお腹いっぱい♪そろそろ行こっか?』

僕達は近くを散歩する事になった。近くの公園で他愛もない話をしているとあっという間に時間が経ってしまった。

メイメイ『‥もう、時間だね。また会いたいな‥』
?『うん、それじゃあ‥』
僕は駅に向かい歩きだした

メイメイ『ちょっと、まって!』
メイメイが駆け寄ってくる

?『‥?』

メイメイ『君のこと、大好きだよ!』
抱きしめ合う2人に恥じらうように夕日は夜のとばりへ隠れていった


メイメイ『‥はい!いかがでしたか?色々合成して作ってみたよ!それじゃあ、今日はここまで。また会おうね♪坂戸にいらっさかど♪坂戸メイメイでした♡』

隆太「‥こ、これは‥中々の問題作‥」
隆太「映画行こうって言われたら行くパターンだし、行かない理由が寝ちゃうからって‥
あとお寿司はいいとしても、何故つぶ貝⁉︎ 」

芽衣「つぶ貝、わたし好きだよ?」
隆太「いや、まぁ、そうだけど‥なんかアイドルっぽいものを選んだ方がよくない?」
芽衣「うーん、そうかなぁ‥、」
芽衣「あっ、やば、レッスンあるから行きますね!」
隆太「確かに時間まずいね!気をつけて!」
芽衣「はい!」

最近、芽衣さんは毎日レッスンに通っている‥顔色もちょっと悪いし‥
心配だから明日トレーナーの人に相談しに行こう。

サクラタウン
ボイストレーニングルーム

鈴木「うん、みんな上達してきてるね!いい感じ!やっぱり、茜は声が通ってて気持ちがいいね!」
この人はボイストレーナーの鈴木紗智さん。とても優しくて和む‥

鈴木「はい!じゃあ、今日はここまで。
それじゃあ、ハチミツドリンク飲んで、喉をいたわってね。」
一同「はい!」

蓮「芽衣ちゃん今日もダンスの練習?」
芽衣「う、うん!」
茜「‥‥お疲れ」
芽衣「お疲れ様です!」
茜「‥あんた顔色悪いわよ。今日は佐藤さんもいないし、帰れば?」
茜「まぁ、私は帰るわ。お先」
芽衣「お、お疲れ様です!」
蓮「芽衣ちゃんも帰ろう、明日もあるんだし」
芽衣「う、うん‥でも30分だけ練習していくね!」
蓮「うん、分かった‥。無理しないでね」
蓮さんは心配そうに帰っていった‥

みんなに心配されちゃってる‥
体調管理も気をつけないと!

翌日

サクラタウン
ダンスレッスンルーム

隆太「すいません、佐藤トレーナーですか?」
佐藤「はい、そうですが何か?」
隆太「申し遅れました。私芽衣のマネージャーをさせて頂いております。山岸隆太と申します。芽衣の事でご相談がありまして‥」
僕は芽衣の体調が悪そうなのを伝えた。

佐藤「‥確かに。最近元気ないものね。分かりました、今日と明日は思いきって休みにしましょう。みんなに伝えておくわ」
隆太「さすがにそこまでお手を掛けさせる訳には行きません。連絡の方はこちらでさせていただきます。」
佐藤「わかったわ。」

佐藤「‥そうね、あの子達コミニュケーションが足りてないから、あなたどこか連れて行って。他の2人も合わせて6人でどこか遊びに行ってきてよ。これもトレーニングになるからおまけで3日休みにするわ」

隆太「わ、わかりました‥プラン考えます‥」

続く
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