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Saito>>>>Sei Side 5
④「千賀柊麻」
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外周のランニングを終えて紘都と第二体育館に戻ったら、館内の雰囲気はすっかり元通りに落ち着いていた。動揺していた一年生たちと紅太が和気藹々と談笑している。伊緒の姿がない。用事でもあって先に上がったのか。他部の奴らもそれぞれの部活動に集中を戻して、もうフェンシング部を気にしてない。
しかも、出入り口を入ってすぐのところで、成が待っていた。
「成!」
「ああ、二人ともおかえり。お疲れ様。経緯は三渓君たちから聞いたよ」
執行部の活動が終わったのでフリー練習日の俺と一緒に帰ろうと、迎えに寄ってくれたらしい。「ああ、制服で汗だくに……帰ったらクリーニングだな」と言いながら、俺のポケットからネクタイを取り出して結び直し、用意していたタオルで頭の汗を拭いてくれる。
そんな成に、すれ違いざまに紘都が話しかける。
「佐久間、まだ先の話だけど、九月の休みに一日、彩人を借りてもいいか?」
「九月? え、いいけど」
「そうか。ありがとうな。変な用事じゃないから心配すんなよ」
それだけ言うと紘都は俺たちの前からさっさと離れ、一直線に、奥にいる一団の元へ向かっていった。奏也先輩と徹平と柊麻が、ジャージの上半身だけユニフォームに変えた姿で剣を交えている。その中の柊麻の背後にすたすたと近づき、後ろから足元を軽く蹴る。
「おい、柊麻。さっきは悪かったな」
「イッタ! ……あ、帰ってきたな、口悪星人」
「柊麻。先輩への口の利き方」
奏也先輩にたしなめられた柊麻が、渋々といった顔で紘都に頭を下げている。紘都の方が今度は奏也先輩と徹平に頭を下げる。徹平が恐縮したように手を振り、何か弁解している。「俺も副キャプテンなのに二人を止められなかったし」とか、そんなところか。
その光景を見ながら成が、
「なんだか森嶋君、以前より雰囲気が柔らかくなったことない?」
と不思議そうに首を傾げる。それから俺の方を見下ろし、タオルに隠した耳元に口を寄せて、バツが悪そうに小さな声で
「ていうか彼、俺たちのこと知ってたんだな。何だよ、九月って?」
と訊ねる。
俺はニヤッと笑みを返し、少しだけ成の動揺を楽しむ。まさか一緒に出掛けると聞いて紘都に嫉妬したり勘繰ったりするようなことはないだろうが、常陸氏のことや文化祭のことは紘都の許可を貰ってから話すことにする。にやにやしながら黙ったままの俺に、成は少し不服そうな表情をよこした。
「あ、彩人センパーイ! おかえりなさい、コッチコッチー!」
柊麻の無邪気な大声が呼んだ。振り返ると、手招きしている。成が「誰だっけ」と問うのに「一年の千賀柊麻」と答える。それで「ああ、初心者の」と返ってくるあたり、『分析・傾向・対策』なのか『堂谷彩人について』なのか、彼の研究ノートはその後も厚みと深みを増し、すべてを頭に入れているらしい。
招かれるまま駆け寄った俺たちに、柊麻が小ぶりな体で精一杯大きく胸を張って、
「先輩たちが外周に行った後、おれはスーパーウルトラすごい特訓をしたんですよ! 見ててください、驚きますから」
と言ってグローブを嵌めた手で剣を構え、腰を落とした。俺は紘都と顔を見合わせ、奏也先輩と徹平を見る。走りに出る前に先輩が「徹平は技術指導」と指示していたから、教えるのが巧い彼が見てやったのだろう。でもたかだか30分程度で、それほど大きくは。
徹平がマスクを被り、相四つで剣を構える。奏也先輩が腕組みして静かに見守っているから、俺たちも黙って見る。間合いは、徹平の方が後から位置決めしてやったのだから十分なところ。普段通り柊麻はストレートに突きを伸ばす。まったく普段通り。早くも紘都がチッと舌を鳴らす。目測が長い。初速から強い。それではやはり相手に痛い思いをさせるだけ。
でも今回は、柊麻の剣先が胸に届く前にそれを徹平が自分の剣で右上側に弾き、そのまま前傾して反撃に出た。その流れの変化に先の展開を察し、お、と俺と紘都は身を乗り出す。柊麻は徹平の剣先が己の胸を掠めるより先に、身を捻って右腕を大きく振り、思い切り剣をしならせた。
トッと微かな音を残し、柊麻の剣先は弧を描いて徹平の左の肩甲骨を射た。
シクスト・バラードからのリポストに対する、振り込みでのルミーズ。
うまい。タイミングも加減も、ほとんど文句なし。
柊麻は続けて、右から、左から、と、パレで突き位置を誘導する徹平に従って次々と背中側に振込みでのポイントを入れていった。
十本ほど繰り返した後、柊麻は手を止めて意気揚々とこちらを振り返った。
「どうですか、彩人先輩!?」
「すごいね、とてもきれいな振り込み。全部うまく決まってる」
「よっしゃあ!!」
飛び跳ねてガッツポーズする一年生を前に、奏也先輩もほっとした顔をしている。なるほど、レイピア使いに育てていた新人のスキルを、より適性の見える鞭使いに切り替えたということだ。柊麻の思わぬ隠れた才能と、それを見抜いてすぐに方向を転換させた奏也先輩、そして後輩のやる気を削がず意欲を保って練習を続けさせた徹平に、賞賛の拍手を送る。
褒められた柊麻が、白い歯を見せてふふんと紘都に笑いかけた。
「聞きました? 俺はこれから、ジュタージュマスターとして彩人先輩のあとに続く!」
「おー、頑張れ。けど今の防御された力を利用した振り込みな、つまり攻撃権を取られてるから反撃を避けられなかったら全部相手のポイントだぞ」
「は? ……ハアッ!!」
敢えて誰も指摘していなかったことを紘都が突き、気づいた柊麻が衝撃を喰らったように頭を抱える。
どういうこと? と成が耳打ちしてきたから、俺は互いが剣を叩くごとに攻撃の有効権が移るフェンシングのルールを今のジュタージュ練習に当て嵌めてこそこそと解説する。へえ、なるほど、と頷いて聞いてくれる成と俺の間に、「また紘都先輩がいじめる! 助けて、彩人先輩!」と泣真似しながら柊麻が飛び込んで来た。
柊麻の肩にトンっと押されて、とっさに少し、成がよろけた。助けようと伸ばした俺の腕に、しかし、成より先に柊麻が絡みついてくる。そのまま、柊麻は俺の半身にぴったりとくっつくように体を近づける。
俺と紘都と、何故か徹平までもが成の顔を振り返ったのがほぼ同時だった。
成は両眼を見開いて、隣で俺に取り付く後輩を見下ろしていた。
柊麻はそのまま、コテンと頭を俺の肩に乗っけてくる。
「まあ紘都先輩のことはいいや、俺には大好きな彩人先輩がいるから」
柔軟剤なのか制汗剤なのか仄かな柑橘の香りまで感じる至近距離でそう言われて、俺はそこで初めて、千賀柊麻という男の『彩人先輩に憧れて入部した』というセリフの重大さを意識したのだった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*用語解説*
◆シクスト・バラードからのリポスト♦
柊麻の突き攻撃を徹平が右上方向(シクスト)に弾いて防御(パレ)したあと、反撃(リポスト)に出た、ということです。
♦振り込み◆
フェンシングにおいて剣を真っすぐに突き出すのではなく鞭のようにしならせて相手の後背を突く攻撃方法。
♦ルミーズ♦
攻撃の有効権をとらずに二度突きすること。
◆「全部相手のポイントだぞ」◆
まず柊麻が先制攻撃の突きを行う(攻撃権=柊麻) → それを徹平が弾いて(攻撃権が徹平に移る)反撃に出る → 徹平からの突きを柊麻が身を捻って(相手の剣を叩かずに)避けながら突き返す(攻撃権は徹平のまま) → 柊麻のみの突きが決まれば柊麻の得点だが、柊麻と徹平が相打ちになった場合、得点は攻撃権をもつ徹平に入る。
ということだがそんな細かなことはどうでも良い。
しかも、出入り口を入ってすぐのところで、成が待っていた。
「成!」
「ああ、二人ともおかえり。お疲れ様。経緯は三渓君たちから聞いたよ」
執行部の活動が終わったのでフリー練習日の俺と一緒に帰ろうと、迎えに寄ってくれたらしい。「ああ、制服で汗だくに……帰ったらクリーニングだな」と言いながら、俺のポケットからネクタイを取り出して結び直し、用意していたタオルで頭の汗を拭いてくれる。
そんな成に、すれ違いざまに紘都が話しかける。
「佐久間、まだ先の話だけど、九月の休みに一日、彩人を借りてもいいか?」
「九月? え、いいけど」
「そうか。ありがとうな。変な用事じゃないから心配すんなよ」
それだけ言うと紘都は俺たちの前からさっさと離れ、一直線に、奥にいる一団の元へ向かっていった。奏也先輩と徹平と柊麻が、ジャージの上半身だけユニフォームに変えた姿で剣を交えている。その中の柊麻の背後にすたすたと近づき、後ろから足元を軽く蹴る。
「おい、柊麻。さっきは悪かったな」
「イッタ! ……あ、帰ってきたな、口悪星人」
「柊麻。先輩への口の利き方」
奏也先輩にたしなめられた柊麻が、渋々といった顔で紘都に頭を下げている。紘都の方が今度は奏也先輩と徹平に頭を下げる。徹平が恐縮したように手を振り、何か弁解している。「俺も副キャプテンなのに二人を止められなかったし」とか、そんなところか。
その光景を見ながら成が、
「なんだか森嶋君、以前より雰囲気が柔らかくなったことない?」
と不思議そうに首を傾げる。それから俺の方を見下ろし、タオルに隠した耳元に口を寄せて、バツが悪そうに小さな声で
「ていうか彼、俺たちのこと知ってたんだな。何だよ、九月って?」
と訊ねる。
俺はニヤッと笑みを返し、少しだけ成の動揺を楽しむ。まさか一緒に出掛けると聞いて紘都に嫉妬したり勘繰ったりするようなことはないだろうが、常陸氏のことや文化祭のことは紘都の許可を貰ってから話すことにする。にやにやしながら黙ったままの俺に、成は少し不服そうな表情をよこした。
「あ、彩人センパーイ! おかえりなさい、コッチコッチー!」
柊麻の無邪気な大声が呼んだ。振り返ると、手招きしている。成が「誰だっけ」と問うのに「一年の千賀柊麻」と答える。それで「ああ、初心者の」と返ってくるあたり、『分析・傾向・対策』なのか『堂谷彩人について』なのか、彼の研究ノートはその後も厚みと深みを増し、すべてを頭に入れているらしい。
招かれるまま駆け寄った俺たちに、柊麻が小ぶりな体で精一杯大きく胸を張って、
「先輩たちが外周に行った後、おれはスーパーウルトラすごい特訓をしたんですよ! 見ててください、驚きますから」
と言ってグローブを嵌めた手で剣を構え、腰を落とした。俺は紘都と顔を見合わせ、奏也先輩と徹平を見る。走りに出る前に先輩が「徹平は技術指導」と指示していたから、教えるのが巧い彼が見てやったのだろう。でもたかだか30分程度で、それほど大きくは。
徹平がマスクを被り、相四つで剣を構える。奏也先輩が腕組みして静かに見守っているから、俺たちも黙って見る。間合いは、徹平の方が後から位置決めしてやったのだから十分なところ。普段通り柊麻はストレートに突きを伸ばす。まったく普段通り。早くも紘都がチッと舌を鳴らす。目測が長い。初速から強い。それではやはり相手に痛い思いをさせるだけ。
でも今回は、柊麻の剣先が胸に届く前にそれを徹平が自分の剣で右上側に弾き、そのまま前傾して反撃に出た。その流れの変化に先の展開を察し、お、と俺と紘都は身を乗り出す。柊麻は徹平の剣先が己の胸を掠めるより先に、身を捻って右腕を大きく振り、思い切り剣をしならせた。
トッと微かな音を残し、柊麻の剣先は弧を描いて徹平の左の肩甲骨を射た。
シクスト・バラードからのリポストに対する、振り込みでのルミーズ。
うまい。タイミングも加減も、ほとんど文句なし。
柊麻は続けて、右から、左から、と、パレで突き位置を誘導する徹平に従って次々と背中側に振込みでのポイントを入れていった。
十本ほど繰り返した後、柊麻は手を止めて意気揚々とこちらを振り返った。
「どうですか、彩人先輩!?」
「すごいね、とてもきれいな振り込み。全部うまく決まってる」
「よっしゃあ!!」
飛び跳ねてガッツポーズする一年生を前に、奏也先輩もほっとした顔をしている。なるほど、レイピア使いに育てていた新人のスキルを、より適性の見える鞭使いに切り替えたということだ。柊麻の思わぬ隠れた才能と、それを見抜いてすぐに方向を転換させた奏也先輩、そして後輩のやる気を削がず意欲を保って練習を続けさせた徹平に、賞賛の拍手を送る。
褒められた柊麻が、白い歯を見せてふふんと紘都に笑いかけた。
「聞きました? 俺はこれから、ジュタージュマスターとして彩人先輩のあとに続く!」
「おー、頑張れ。けど今の防御された力を利用した振り込みな、つまり攻撃権を取られてるから反撃を避けられなかったら全部相手のポイントだぞ」
「は? ……ハアッ!!」
敢えて誰も指摘していなかったことを紘都が突き、気づいた柊麻が衝撃を喰らったように頭を抱える。
どういうこと? と成が耳打ちしてきたから、俺は互いが剣を叩くごとに攻撃の有効権が移るフェンシングのルールを今のジュタージュ練習に当て嵌めてこそこそと解説する。へえ、なるほど、と頷いて聞いてくれる成と俺の間に、「また紘都先輩がいじめる! 助けて、彩人先輩!」と泣真似しながら柊麻が飛び込んで来た。
柊麻の肩にトンっと押されて、とっさに少し、成がよろけた。助けようと伸ばした俺の腕に、しかし、成より先に柊麻が絡みついてくる。そのまま、柊麻は俺の半身にぴったりとくっつくように体を近づける。
俺と紘都と、何故か徹平までもが成の顔を振り返ったのがほぼ同時だった。
成は両眼を見開いて、隣で俺に取り付く後輩を見下ろしていた。
柊麻はそのまま、コテンと頭を俺の肩に乗っけてくる。
「まあ紘都先輩のことはいいや、俺には大好きな彩人先輩がいるから」
柔軟剤なのか制汗剤なのか仄かな柑橘の香りまで感じる至近距離でそう言われて、俺はそこで初めて、千賀柊麻という男の『彩人先輩に憧れて入部した』というセリフの重大さを意識したのだった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*用語解説*
◆シクスト・バラードからのリポスト♦
柊麻の突き攻撃を徹平が右上方向(シクスト)に弾いて防御(パレ)したあと、反撃(リポスト)に出た、ということです。
♦振り込み◆
フェンシングにおいて剣を真っすぐに突き出すのではなく鞭のようにしならせて相手の後背を突く攻撃方法。
♦ルミーズ♦
攻撃の有効権をとらずに二度突きすること。
◆「全部相手のポイントだぞ」◆
まず柊麻が先制攻撃の突きを行う(攻撃権=柊麻) → それを徹平が弾いて(攻撃権が徹平に移る)反撃に出る → 徹平からの突きを柊麻が身を捻って(相手の剣を叩かずに)避けながら突き返す(攻撃権は徹平のまま) → 柊麻のみの突きが決まれば柊麻の得点だが、柊麻と徹平が相打ちになった場合、得点は攻撃権をもつ徹平に入る。
ということだがそんな細かなことはどうでも良い。
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