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ドロドロの
ぐちゃぐちゃになって
3人でぎゅうぎゅう抱き合って寝た。
花が最初にクゥークゥって寝落ちした。
けいと2人で寝顔をみたり
撫でたりキスしたり…
花を挟んで俺らもキスして
手繋いで…
「あったかいな…」
けいがポツリと零した。
2人で寝てもあったかいんやけど…
「花…甘い匂いする…同じボディーソープ使ったやんな?なんやろ…」
「僕な…るぅとは、対等でいたいって気持ちが強くあるねん。依存し過ぎたらあかんって、いつもどっかで甘えたり頼り過ぎたらあかんって勝手に思い込んでた。
花が、簡単に頭をなでなでしておいで?って両手広げて僕を抱きしめてくれた。
凄い嬉しかった。甘えるって気持ちいい。恥ずかしいとか思わんかった。
僕何をそんな頑なに甘えることを避けてたんかなって…もっと、るぅにもいっぱい甘えたら良かったって思った。これから、いっぱい甘えるから…。るぅも、いっぱい甘えて欲しい。甘えるのホンマに気持ちいいから。るぅ大好きやで。」
「俺も、大好きやで。
俺も、素直ちゃうから…甘えるんは苦手やけど。やっぱり甘えたい時もある。
花が、両手広げて待ってくれたの見た時…話に聞いて想像したのより凄い破壊力やった。あんなんされたら、もう絶対に俺のテリトリーから出してやれへんわ。
でも…俺からどうやって甘えたらええかわからんし…けいを甘やかしたいけど…どうしたらええかわからんねん。」
「僕ら、お互い甘えベタやからな…。これから、まず花に甘えよ?花にやったら甘えられる。花を甘やかしたいって思う時に、僕はるぅを甘やかすわ。るぅも、花と僕を一緒に甘やかして?」
あぁ…けい…
おまえホンマに可愛いよな
甘やかして?って
そんな顔して言われたら
俺…我慢できひんやん。
あかん…もう大人しく寝よ。
おやすみ…。
ン…けい…何時や?…ンん…?
「はな?!」
ガバッと俺が起きたら
「え?!はな?居らんやん?」
2人で寝室から飛び出した
バァン!
「はな?!」
「どこや?」
部屋の中探して、ベランダみたら
居た…
「はな?!」
ベランダに出て
花を2人でぎゅうぎゅう抱きしめた。
不思議そうに花が苦笑いしながら
「2人とも、どしたん?」
って聞いた。
「花を抱きしめて寝てたはずやのに、けいを抱きしめてて…花が消えたかと思ったんや…」
「花に抱きついて寝てたはずやのに、るぅに抱きしめられてて…昨日のことが夢?って思って…」
ホンマに焦った。
「消えてないやろ?夢ちゃうやん?居るよ?」
って言われても、
「おはよ…チュッ」
ってして手を繋いで部屋に一緒に行っても
不安な気持ちのままやった。
「あんな?朝ごはん作ってんけど…食べよ?」
俺らをイスに座らせてから
朝食を並べてくれるのを
2人で目パチパチして眺めてた。
俺らがあまりにも何もリアクションせんから花が
「あ ─もしかして苦手やった?あかんかった?」
ってシュンとしてしもた。
「「「いただきます!」」」
花のご飯…
ヤバいな…
花…俺らの心と身体だけ違うくて
胃袋まで掴むんか?
どれだけ惚れさせるねん。
「…ウッマ…花…おかゆさん美味い」
「花…この野菜スープって僕のやつの残りやんな?」
「おかゆさんの、かしわは夜の残り使わせてもらってん。スープも使わせてもらってん…けど、トロミつけるから味濃ゆくした。きゅうりは、まだ漬けが浅いかも知らんけど…。勝手にごめんなぁ…」
晩飯が
別の料理になった。
花…すげぇな。
「花…ここ来て?」
俺は膝をポンってしたけど
照れてるみたいでスグ動かへんから
「俺のとこは、来てくれんのか…」
ってわざと拗ねてみたら
花ウダウダしてたし強制的に座らせた。
真っ赤な花を見て
「あははは…可愛い…花。」
って笑ったら
むーって顔の花。
あぁ…
幸せやな
って思ってキスしたら…
「あ!狡っ!僕も!」
2人で花に
優しいキスをいっぱいした。
不安な気持ちとか
モヤモヤした気持ちは、
知らん間に無くなって
ただ
心の真ん中が
ポわっと
あたたかくなってた。
ぐちゃぐちゃになって
3人でぎゅうぎゅう抱き合って寝た。
花が最初にクゥークゥって寝落ちした。
けいと2人で寝顔をみたり
撫でたりキスしたり…
花を挟んで俺らもキスして
手繋いで…
「あったかいな…」
けいがポツリと零した。
2人で寝てもあったかいんやけど…
「花…甘い匂いする…同じボディーソープ使ったやんな?なんやろ…」
「僕な…るぅとは、対等でいたいって気持ちが強くあるねん。依存し過ぎたらあかんって、いつもどっかで甘えたり頼り過ぎたらあかんって勝手に思い込んでた。
花が、簡単に頭をなでなでしておいで?って両手広げて僕を抱きしめてくれた。
凄い嬉しかった。甘えるって気持ちいい。恥ずかしいとか思わんかった。
僕何をそんな頑なに甘えることを避けてたんかなって…もっと、るぅにもいっぱい甘えたら良かったって思った。これから、いっぱい甘えるから…。るぅも、いっぱい甘えて欲しい。甘えるのホンマに気持ちいいから。るぅ大好きやで。」
「俺も、大好きやで。
俺も、素直ちゃうから…甘えるんは苦手やけど。やっぱり甘えたい時もある。
花が、両手広げて待ってくれたの見た時…話に聞いて想像したのより凄い破壊力やった。あんなんされたら、もう絶対に俺のテリトリーから出してやれへんわ。
でも…俺からどうやって甘えたらええかわからんし…けいを甘やかしたいけど…どうしたらええかわからんねん。」
「僕ら、お互い甘えベタやからな…。これから、まず花に甘えよ?花にやったら甘えられる。花を甘やかしたいって思う時に、僕はるぅを甘やかすわ。るぅも、花と僕を一緒に甘やかして?」
あぁ…けい…
おまえホンマに可愛いよな
甘やかして?って
そんな顔して言われたら
俺…我慢できひんやん。
あかん…もう大人しく寝よ。
おやすみ…。
ン…けい…何時や?…ンん…?
「はな?!」
ガバッと俺が起きたら
「え?!はな?居らんやん?」
2人で寝室から飛び出した
バァン!
「はな?!」
「どこや?」
部屋の中探して、ベランダみたら
居た…
「はな?!」
ベランダに出て
花を2人でぎゅうぎゅう抱きしめた。
不思議そうに花が苦笑いしながら
「2人とも、どしたん?」
って聞いた。
「花を抱きしめて寝てたはずやのに、けいを抱きしめてて…花が消えたかと思ったんや…」
「花に抱きついて寝てたはずやのに、るぅに抱きしめられてて…昨日のことが夢?って思って…」
ホンマに焦った。
「消えてないやろ?夢ちゃうやん?居るよ?」
って言われても、
「おはよ…チュッ」
ってして手を繋いで部屋に一緒に行っても
不安な気持ちのままやった。
「あんな?朝ごはん作ってんけど…食べよ?」
俺らをイスに座らせてから
朝食を並べてくれるのを
2人で目パチパチして眺めてた。
俺らがあまりにも何もリアクションせんから花が
「あ ─もしかして苦手やった?あかんかった?」
ってシュンとしてしもた。
「「「いただきます!」」」
花のご飯…
ヤバいな…
花…俺らの心と身体だけ違うくて
胃袋まで掴むんか?
どれだけ惚れさせるねん。
「…ウッマ…花…おかゆさん美味い」
「花…この野菜スープって僕のやつの残りやんな?」
「おかゆさんの、かしわは夜の残り使わせてもらってん。スープも使わせてもらってん…けど、トロミつけるから味濃ゆくした。きゅうりは、まだ漬けが浅いかも知らんけど…。勝手にごめんなぁ…」
晩飯が
別の料理になった。
花…すげぇな。
「花…ここ来て?」
俺は膝をポンってしたけど
照れてるみたいでスグ動かへんから
「俺のとこは、来てくれんのか…」
ってわざと拗ねてみたら
花ウダウダしてたし強制的に座らせた。
真っ赤な花を見て
「あははは…可愛い…花。」
って笑ったら
むーって顔の花。
あぁ…
幸せやな
って思ってキスしたら…
「あ!狡っ!僕も!」
2人で花に
優しいキスをいっぱいした。
不安な気持ちとか
モヤモヤした気持ちは、
知らん間に無くなって
ただ
心の真ん中が
ポわっと
あたたかくなってた。
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