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「ん ┄ ?はや?はやと…どこにおるん?」
目覚めたら、ベッドに颯人がおらんけど …。
カチャリ…
ドアの方をみたら、シャワーして戻って来たみたいや。
「協…起きたの?」
「…起きたら…1人やった…。」
すぐに、ベッドまで来た颯人はぎゅーって抱きしめながら
「ごめん…協。無理させたから…寝かせておきたくて…。ごめん…。」
「…1人はイヤや。」
オレの頭にほっぺたスリスリしながら、ぎゅーぎゅーして可愛いんやけど…
まだあかん。
起きたら1人やったし、オレ…今拗ねてるねん。
「協…キスしよ?こっち向いて?」
「しゃーないなぁ。ん!」
顔中にちゅうせなあかんしな!
ちゅっちゅちゅっちゅ
なんか、嬉しなってきた!
颯人の唇をチュウチュウ吸うたった!
ちょっとご機嫌なってきた!
「はやァ…大好きやで?」
唇つけたまんま言うた。
嬉しそうに笑う颯人を見たら
機嫌治ったわ!
「オレもシャワーしたい!」
シャワーまで連れて行ってもらって
また、ベッドまで連れて来てもらった。
髪の毛乾かしてくれた颯人に
「ありがとうな!颯人?ここ座って?」
ベッドに座らせて、オレは颯人の方見て跨って膝に座った。
「颯人…コレな手紙。オレは読んだから。次、颯人が読んで?それから、一緒に考えよ?オレは、颯人が居らな息もできひんから…颯人のとこに居るから。」
「ん…協…。」
颯人に手紙を渡して、オレは颯人に抱きついて目ぇ瞑って待つことにした。
オレと颯人の心臓の音がシンクロしたみたいに、ドキンドキンしてる。
カサカサって音がした。
随分と長いことかかって手紙読み終わったみたいやな。
ゆっくり目開けて…
颯人の顔を見た。
颯人もオレを見てたみたいで、
目おうたわ。
颯人がおデコひっつけて
じーっとオレを見て
「フゥ~」って息を吐いた。
颯人からの言葉を、じっと待つ。
「協…不安にさせてごめんね。俺は、協だけが好き。協が居なきゃ生きる意味が無くなる。協のためにだけに生きてきた。これまでもこれからも、そこは揺るがない。【絶対】だ。あのチビは、遺伝子的には俺の息子らしいし、俺しか頼ることができない状況みたいだ。チビから、話しを1度聞いてからこれからのことを考えようと思った。」
良かったぁ…颯人。
ちゃんと絃から話し聞ける余裕あるみたいやな。
「うん…。不安で押し潰されてしまうかと思ったわ。でも、颯人のこれまでのことを思い出して…信じるって決めてたから。
颯人の言葉だけを信じるって思ってたし。それにな、颯人やったら絶対自分勝手に決めたりせんと思ってた。絃には、寝る前に一緒に暮らすための約束を決めよなって話ししてあるねん。朝ごはん作りに行こ?」
「協…付き合う前だとはいえ、協以外に触れた俺を許してくれるの?俺…汚くない?」
「汚いとか言うなよ!怒んで?何でそんなん言うんや?ほな、逆やったら颯人は、オレのこと汚いって思うんか?」
「そんなの思うわけないじゃない!協は協で何も変わらないよ! ┄ あっ…」
「な?颯人もそう思ってくれるんやろ?一緒やな!!しゃーし、許すも許さへんも無いやんか?颯人はなんも悪ないし。颯人こそ、大丈夫か?…あんな酷いことされたんやから。」
ぎゅーって抱きしめた。
スリスリって甘える颯人が愛おしい…。
「俺…なんとなくしか覚えてないから。夢見てた?って感じ。俺ね…女の子と付き合ってたけど、キスも出来なかったんだよ。だから、付き合っても続かない。何でダメなんだろうって思って誰にも相談できなくて悩んでた。協に出会って一緒に過ごしているうちに、答えが出たんだよ?協が好きだから、他の人じゃダメだったんだって。
でも…俺ね…1つだけショックなことがある…協とが初めてだと思ってたから俺の初めては全部、協に捧げたと思ってたから…童貞じゃ無かったことが一番悲しい。
だけど昨日いっぱい上書きしてくれたから。協の香りしかしない。ありがとう…協大好きだよ。」
そう言って…ぎゅーって大事に大事に抱きしめてくれた。
「颯人の意識が無い時のことやから、そんなんカウントせんでええやん?颯人が抱きたいって思って抱いてくれたんは、協だけやろ?協だけの颯人…。」
オレほんま、幸せやな。
颯人も幸せやって思っててくれたらええな。
って思いながらぎゅーって抱きしめてから
2人でひっつきながら部屋を出た。
目覚めたら、ベッドに颯人がおらんけど …。
カチャリ…
ドアの方をみたら、シャワーして戻って来たみたいや。
「協…起きたの?」
「…起きたら…1人やった…。」
すぐに、ベッドまで来た颯人はぎゅーって抱きしめながら
「ごめん…協。無理させたから…寝かせておきたくて…。ごめん…。」
「…1人はイヤや。」
オレの頭にほっぺたスリスリしながら、ぎゅーぎゅーして可愛いんやけど…
まだあかん。
起きたら1人やったし、オレ…今拗ねてるねん。
「協…キスしよ?こっち向いて?」
「しゃーないなぁ。ん!」
顔中にちゅうせなあかんしな!
ちゅっちゅちゅっちゅ
なんか、嬉しなってきた!
颯人の唇をチュウチュウ吸うたった!
ちょっとご機嫌なってきた!
「はやァ…大好きやで?」
唇つけたまんま言うた。
嬉しそうに笑う颯人を見たら
機嫌治ったわ!
「オレもシャワーしたい!」
シャワーまで連れて行ってもらって
また、ベッドまで連れて来てもらった。
髪の毛乾かしてくれた颯人に
「ありがとうな!颯人?ここ座って?」
ベッドに座らせて、オレは颯人の方見て跨って膝に座った。
「颯人…コレな手紙。オレは読んだから。次、颯人が読んで?それから、一緒に考えよ?オレは、颯人が居らな息もできひんから…颯人のとこに居るから。」
「ん…協…。」
颯人に手紙を渡して、オレは颯人に抱きついて目ぇ瞑って待つことにした。
オレと颯人の心臓の音がシンクロしたみたいに、ドキンドキンしてる。
カサカサって音がした。
随分と長いことかかって手紙読み終わったみたいやな。
ゆっくり目開けて…
颯人の顔を見た。
颯人もオレを見てたみたいで、
目おうたわ。
颯人がおデコひっつけて
じーっとオレを見て
「フゥ~」って息を吐いた。
颯人からの言葉を、じっと待つ。
「協…不安にさせてごめんね。俺は、協だけが好き。協が居なきゃ生きる意味が無くなる。協のためにだけに生きてきた。これまでもこれからも、そこは揺るがない。【絶対】だ。あのチビは、遺伝子的には俺の息子らしいし、俺しか頼ることができない状況みたいだ。チビから、話しを1度聞いてからこれからのことを考えようと思った。」
良かったぁ…颯人。
ちゃんと絃から話し聞ける余裕あるみたいやな。
「うん…。不安で押し潰されてしまうかと思ったわ。でも、颯人のこれまでのことを思い出して…信じるって決めてたから。
颯人の言葉だけを信じるって思ってたし。それにな、颯人やったら絶対自分勝手に決めたりせんと思ってた。絃には、寝る前に一緒に暮らすための約束を決めよなって話ししてあるねん。朝ごはん作りに行こ?」
「協…付き合う前だとはいえ、協以外に触れた俺を許してくれるの?俺…汚くない?」
「汚いとか言うなよ!怒んで?何でそんなん言うんや?ほな、逆やったら颯人は、オレのこと汚いって思うんか?」
「そんなの思うわけないじゃない!協は協で何も変わらないよ! ┄ あっ…」
「な?颯人もそう思ってくれるんやろ?一緒やな!!しゃーし、許すも許さへんも無いやんか?颯人はなんも悪ないし。颯人こそ、大丈夫か?…あんな酷いことされたんやから。」
ぎゅーって抱きしめた。
スリスリって甘える颯人が愛おしい…。
「俺…なんとなくしか覚えてないから。夢見てた?って感じ。俺ね…女の子と付き合ってたけど、キスも出来なかったんだよ。だから、付き合っても続かない。何でダメなんだろうって思って誰にも相談できなくて悩んでた。協に出会って一緒に過ごしているうちに、答えが出たんだよ?協が好きだから、他の人じゃダメだったんだって。
でも…俺ね…1つだけショックなことがある…協とが初めてだと思ってたから俺の初めては全部、協に捧げたと思ってたから…童貞じゃ無かったことが一番悲しい。
だけど昨日いっぱい上書きしてくれたから。協の香りしかしない。ありがとう…協大好きだよ。」
そう言って…ぎゅーって大事に大事に抱きしめてくれた。
「颯人の意識が無い時のことやから、そんなんカウントせんでええやん?颯人が抱きたいって思って抱いてくれたんは、協だけやろ?協だけの颯人…。」
オレほんま、幸せやな。
颯人も幸せやって思っててくれたらええな。
って思いながらぎゅーって抱きしめてから
2人でひっつきながら部屋を出た。
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