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「えぇと……部屋に来た人とセックスするんですか…」
「うん。ここに住んでいいから!!あ!経験人数は?童貞処女?因みに来る人は男のみね。同性と経験ある?抵抗はある?大丈夫そう?まぁ大丈夫じゃなくても慣れてもらうんだけどね。あ!部屋での出来事は他言無用ね。何か質問ある?それからさ~─────」
メガネの人…凄く早口だなぁ…
情報量が多すぎて質問も何も理解が追いつかないんだけど?!
大丈夫かなぁ?
なんて僕がのんびり考えてる間も、ずっと話してるよ…まぁ良いか。
僕は、ちょっと整理しよう。うん。
それが良い。
今日バイトが休みだったから不動産屋さんの前にある物件を見てて…やっぱり今より安い家賃の物件なんて無いよな…って思ってたら急に強い光に包まれてた。
光が消えた後、何があったのかわからなくて…とにかく家に戻ったんだけど…
そこに僕の家は無かった。
何度も何度も近所を歩いてみたけど、
僕の家があった場所は、公園になっちゃってるんだよ?
何で?
公園で1人で焦ってパニクってムカついて泣いて凹んで…今疲れてベンチに座ってる。
「はぁ…」
ため息しか出ない…
「はぁ…」
項垂れてる僕に
「こんにちは」
ん?僕?
「あ…えっと…こんにちは?」
誰だ?ん……?
「そんな不思議そうな顔しちゃって!可愛いんだから!どうしたの?迷子?家探してる感じ?」
えっ?なに?怖いんですけど…
ベンチで後ずさりしながら、逃げようとする僕との距離をグイッと縮めて爽やかな笑顔で
「大丈夫だよ~!怖くないからね!いい話しがあるんだけど聞いてみよーか?ね!さぁ~行こ!」
笑顔でグイグイと僕の背中を押しながら歩き出した。
僕は、家が消えちゃったことで疲労困憊で思考能力もゼロ。断ることも出来ないで今ここにいるんだよね…。
今のこの状況を考えても考えてもおかしいんだけど…
家が消えました。
って誰が信じてくれると思う?
携帯もさ…【圏外】
何で?公園だよ?
何度も何度も何度も確認したんだよ?
何度確認しても
【圏外】
僕どこに居るの?
どうなったらこんなことになるの?
無駄に爽やかな笑顔だけど、僕の話は全く聞かなくて1人で話して1人で答えて完結しているメガネくんに縋りたくなってて信じてみたくなってる僕が居る。
僕…大丈夫かな…。
って考えていたらメガネくんが腰を抱き寄せて手を握ってきたんだ!!
え?!ななななな何?
えっ?!
どうして?
ってパニックになってる僕を嬉しそうに見つめながら言ったんだ
「~ってことなんだ!だからね?今から俺とセックスしよーね~」
え─────!!!!!!!!!!
「ちょ…な…ンン─ん───ん」
メガネくんがちゅっちゅってバードキスをしながら僕の唇を舌でツンツンしてる。
目を開けたままの僕を見つめてあまりにも優しく笑ってるから口開けちゃった…
部屋にくちゃくちゃって
メガネくんと僕のキスの音がする。
「ン…ハァウ…ンン…」
僕の口から漏れちゃう音
甘い音…
メガネくんの熱い舌が僕の口の中を舐め回すから…どんどん体が熱くなってくし、心臓もドキドキじゃなくてバクバクしちゃってる!!
メガネくんが満足したようでチュパって可愛らしい音をさせて僕の口から離れた。
僕は、キスがこんなにハードだなんて知らなくて体に力が入らなくなっちゃった。
フラフラしてる僕を嬉しそーに見つめながら…
「キス初めて?かぁわぃっ!今から俺がトロトロでデロデロでトロけさせてあげるからね…時間はたっぷりあるしね」
今日1番ギラギラした顔で笑った。
僕…キス初めてじゃないから!!!!!!!!
「うん。ここに住んでいいから!!あ!経験人数は?童貞処女?因みに来る人は男のみね。同性と経験ある?抵抗はある?大丈夫そう?まぁ大丈夫じゃなくても慣れてもらうんだけどね。あ!部屋での出来事は他言無用ね。何か質問ある?それからさ~─────」
メガネの人…凄く早口だなぁ…
情報量が多すぎて質問も何も理解が追いつかないんだけど?!
大丈夫かなぁ?
なんて僕がのんびり考えてる間も、ずっと話してるよ…まぁ良いか。
僕は、ちょっと整理しよう。うん。
それが良い。
今日バイトが休みだったから不動産屋さんの前にある物件を見てて…やっぱり今より安い家賃の物件なんて無いよな…って思ってたら急に強い光に包まれてた。
光が消えた後、何があったのかわからなくて…とにかく家に戻ったんだけど…
そこに僕の家は無かった。
何度も何度も近所を歩いてみたけど、
僕の家があった場所は、公園になっちゃってるんだよ?
何で?
公園で1人で焦ってパニクってムカついて泣いて凹んで…今疲れてベンチに座ってる。
「はぁ…」
ため息しか出ない…
「はぁ…」
項垂れてる僕に
「こんにちは」
ん?僕?
「あ…えっと…こんにちは?」
誰だ?ん……?
「そんな不思議そうな顔しちゃって!可愛いんだから!どうしたの?迷子?家探してる感じ?」
えっ?なに?怖いんですけど…
ベンチで後ずさりしながら、逃げようとする僕との距離をグイッと縮めて爽やかな笑顔で
「大丈夫だよ~!怖くないからね!いい話しがあるんだけど聞いてみよーか?ね!さぁ~行こ!」
笑顔でグイグイと僕の背中を押しながら歩き出した。
僕は、家が消えちゃったことで疲労困憊で思考能力もゼロ。断ることも出来ないで今ここにいるんだよね…。
今のこの状況を考えても考えてもおかしいんだけど…
家が消えました。
って誰が信じてくれると思う?
携帯もさ…【圏外】
何で?公園だよ?
何度も何度も何度も確認したんだよ?
何度確認しても
【圏外】
僕どこに居るの?
どうなったらこんなことになるの?
無駄に爽やかな笑顔だけど、僕の話は全く聞かなくて1人で話して1人で答えて完結しているメガネくんに縋りたくなってて信じてみたくなってる僕が居る。
僕…大丈夫かな…。
って考えていたらメガネくんが腰を抱き寄せて手を握ってきたんだ!!
え?!ななななな何?
えっ?!
どうして?
ってパニックになってる僕を嬉しそうに見つめながら言ったんだ
「~ってことなんだ!だからね?今から俺とセックスしよーね~」
え─────!!!!!!!!!!
「ちょ…な…ンン─ん───ん」
メガネくんがちゅっちゅってバードキスをしながら僕の唇を舌でツンツンしてる。
目を開けたままの僕を見つめてあまりにも優しく笑ってるから口開けちゃった…
部屋にくちゃくちゃって
メガネくんと僕のキスの音がする。
「ン…ハァウ…ンン…」
僕の口から漏れちゃう音
甘い音…
メガネくんの熱い舌が僕の口の中を舐め回すから…どんどん体が熱くなってくし、心臓もドキドキじゃなくてバクバクしちゃってる!!
メガネくんが満足したようでチュパって可愛らしい音をさせて僕の口から離れた。
僕は、キスがこんなにハードだなんて知らなくて体に力が入らなくなっちゃった。
フラフラしてる僕を嬉しそーに見つめながら…
「キス初めて?かぁわぃっ!今から俺がトロトロでデロデロでトロけさせてあげるからね…時間はたっぷりあるしね」
今日1番ギラギラした顔で笑った。
僕…キス初めてじゃないから!!!!!!!!
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