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たっつんは、俺の服を脱がして立たせると、俺の周りをジッと観察していた。
恥ずかしくて仕方ない。
「何も痕はなさそうですね」
「ぶ、部長は……寝てたから手は出さなかったって……言ってた……」
「本当ですかね? あの人も信じられませんからね。正親さんの事好きですもんね……」
するっと肌の感触を確かめるように撫でられる。
「それ……たっつん知ってたの?」
「はい。気に入らないのでそのまま諦めて欲しかったんですけどね」
乳首をクリクリとイジられる。
それも時間を掛けてゆっくりとだ。
勃ち上がった乳首をペロリと舐められた。
「あ……」
「色も感度も感触も……いつもと同じ。反対は?」
反対の乳首も同じように時間をかけて舐められた。
勃ち上がった乳首を確かめるようにジッと見ながら指先でつつかれる。
「ん……」
「こっちもいつも通りですね。こっちは──?」
ソファに手を着かされて、お尻を突き出す格好にされた。
お尻を割り開いてジッと見られる。
ただ見ているだけだ……。
「いつもと同じく、いやらしいですね」
この時間が永遠に続くんじゃないかと思えて、羞恥心がジワジワと増して限界だ。
「あれ? 見ているだけなのにヒクッと動きましたね」
「た、たっつん……」
「ほら、また──」
「は、恥ずかしい……もういい?」
「ダメですよ。見ているだけなのにヒクヒクさせて……もっと良く見ないといけませんね──」
見られているだけという恥ずかしさに必死に耐えた。
ただ見られているだけなのに、体が熱くなってくる。
なにこれ……こんなのおかしい……。
そのうちに、感触を確かめるように尻の蕾をくるくると撫でられる。
挿れて欲しいのに、撫でるだけなんて……焦らされてるとしか思えない。
「さっきよりもずっと物欲しそうにパクパクとして、指を飲み込もうとしていますよ……」
入り口で指先を当てては離してを何度も繰り返される。
もどかしくて、焦ったくて……我慢できない。
たっつんは、それに気付いて顔を覗き込んでくる。
「挿れて欲しいですか?」
コクコクと頷けば、クスクスと笑われる。
「仕方のない人ですね」
ゆっくりと、指を挿れられる。
散々焦らされた後で、それだけで崩れ落ちてしまいそうな快感に体を震わせる。
指を挿れても激しく動かす事はせず、確かめるようにじっくり動く。
「あっ……はっ……んっ……」
「咥え込んではいないみたいですね」
「そうだって……言ってんじゃん……」
「それどころか……少しキツくなりましたね……」
「そ、そうだよ……たっつん以外としてないもん……」
「ふふっ……正親さんは、そうやって僕を喜ばせるのが上手いんだ……」
中を確かめるようだった指の動きが、俺のいい所を擦った。
何度も刺激されて、ソファを強く握ってしまう。
「あっ──!」
「いつも通り敏感ですね。こっちも……触ってもいないのにすっかり勃っちゃって……」
勃ち上がってしまった自分のモノを指摘されて恥ずかしい。
ソコにそっと触れたと思ったら、先走りの蜜でグチュグチュだった先っぽをクリクリといじられた。
「ここも相変わらずいっぱい濡れて……こうして伸ばして扱くのが好きなんですよね?」
「あっ……んっ……ふぁっ」
気持ちいいのに、ゆっくりとした動きがまたも焦らされているようだった。
せっかく一緒にいるのに、指だけじゃ物足りなかった。
そっとたっつんの方を振り向いた。
まだ怒っているのかと思ったけれど、たっつんは興奮した顔をしていて怒ってはいなそうだ。
股間を確認すれば、履いていたジーンズがキツそうに盛り上がっていた。
たっつんだってギンギンじゃんか……。
「たっつん……ねぇ……ソレ挿れてくれないの……?」
視線で欲しい物を訴える。
「ああ……なんて可愛いおねだりなんですか……我慢できなくなっちゃったんですか?」
「我慢できない……たっつんは我慢できるの?」
たっつんは俺の顔を見つめて、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「そうですね。挿れ具合も確認しましょうね……」
チュッとお尻にキスされた。
たっつんはジーンズをずらすと、俺の腰を掴んだ。
時間を掛けていっぱいかき混ぜられて、すっかり蕩けてグチュグチュになっていた俺の中に、たっつんのモノがズブズブと埋め込まれていく。
この感触をずっと待っていた。喜びで体が震える。
たっつんは中を確かめるようにゆっくりと動く。
すごく焦ったい……。
「あっ……はぅ……んっ……はぁ……」
「抱かれてないみたいで……良かったです……」
そのまま覆い被さって襟足や肩にキスされる。
「わ、わかるの……?」
「わかりますよ。僕の正親さんのままだ……」
愛おしそうに呟かれて胸がキュゥゥンと鳴った。
もっと……もっと奥まで欲しい……。
「正親さん……お尻突き出して……そんなに奥まで挿れて欲しいんですか?」
「あっ……そうだよ……俺の中……たっつんでいっぱいにして……」
「もう! あなたって人は……!」
グッと思い切り打ちつけられた。
背後から突かれるという体勢だとたっつんのモノが奥まで届いて背中がのけぞる。
「ああっ──!」
「ココですよね……奥の……ココ! 突くたびに僕の事締め上げて……離そうとしません。気持ちいいんですね……?」
「あっ、あん! き、気持ちいい……! ああっ……最高だよっ……!」
「こんな善がる姿を部長に見られなくて良かったです……!」
「だ、誰にも……見せないから……!」
激しく動かれた。
パンパンと肌と肌がぶつかる音が響いて余計に興奮を煽る。
「あっ、あっ、んふっ……はっ……あっ!」
「もっと……こっち向いて……」
背後から中の良い所を突かれながら、乳首を摘まれてキスされる。
そんな淫らな行為が気持ちよくて、イクのはあっという間だった。
◆◇◆
ソファに座るたっつんに横抱きされている。
心地よい余韻に浸りながら、たっつんの胸にもたれかかっていた。
「お酒は僕がいるところでしか飲んではいけません」
「はい……」
首筋にキスされながら、反省会だ。
「男の家に付いて行ってはいけません」
「はい……」
「部長と二人で会ってはいけません」
「はい……」
「二度と僕を疑ってはいけません」
「はい……」
全部了承する。
「正親さんの方が浮気しそうですね……」
「しません! 誓います!」
あ……でも……キスしちゃった事は……言うべきだよな……。
言うなら早い方がいい。後で知られる方が大変な事になりそうだ。
「あの……でも……その……」
「なんですか?」
おでこにキスしながら聞き返される。
「部長と……キ、キスはしちゃいました……」
俺のか細い懺悔の声に、たっつんの動きがピタリと止まった。
「でも! 不意をつかれたというか、騙されて一瞬チュッと触っちゃったって言うか! ……その……ご、ごめんなさい……」
そっとたっつんを窺えば、笑顔なのに怖い!
「富田康之……いい度胸じゃん……」
ふっふっふっと笑うたっつんが恐ろしい。
そのままドサリとソファに押し倒されて、上から見下ろされる。
ニッコリ笑顔が余計に怖い……。
「正親さんにはお仕置きが必要ですね……僕じゃないと満足できない体にしてあげます……」
覆い被さるたっつんにキスされる。
長い長いキスだ。
そのままたっつんの手が俺の体を弄る。
「んっ……ちょ、ちょっと……さっきイッたし……ま、待って……! あ、ああっ──!」
頭まで蕩けるような行為をされながら、俺は既にたっつんじゃないと満足できなくなっているんじゃないかと思っていた。
恥ずかしくて仕方ない。
「何も痕はなさそうですね」
「ぶ、部長は……寝てたから手は出さなかったって……言ってた……」
「本当ですかね? あの人も信じられませんからね。正親さんの事好きですもんね……」
するっと肌の感触を確かめるように撫でられる。
「それ……たっつん知ってたの?」
「はい。気に入らないのでそのまま諦めて欲しかったんですけどね」
乳首をクリクリとイジられる。
それも時間を掛けてゆっくりとだ。
勃ち上がった乳首をペロリと舐められた。
「あ……」
「色も感度も感触も……いつもと同じ。反対は?」
反対の乳首も同じように時間をかけて舐められた。
勃ち上がった乳首を確かめるようにジッと見ながら指先でつつかれる。
「ん……」
「こっちもいつも通りですね。こっちは──?」
ソファに手を着かされて、お尻を突き出す格好にされた。
お尻を割り開いてジッと見られる。
ただ見ているだけだ……。
「いつもと同じく、いやらしいですね」
この時間が永遠に続くんじゃないかと思えて、羞恥心がジワジワと増して限界だ。
「あれ? 見ているだけなのにヒクッと動きましたね」
「た、たっつん……」
「ほら、また──」
「は、恥ずかしい……もういい?」
「ダメですよ。見ているだけなのにヒクヒクさせて……もっと良く見ないといけませんね──」
見られているだけという恥ずかしさに必死に耐えた。
ただ見られているだけなのに、体が熱くなってくる。
なにこれ……こんなのおかしい……。
そのうちに、感触を確かめるように尻の蕾をくるくると撫でられる。
挿れて欲しいのに、撫でるだけなんて……焦らされてるとしか思えない。
「さっきよりもずっと物欲しそうにパクパクとして、指を飲み込もうとしていますよ……」
入り口で指先を当てては離してを何度も繰り返される。
もどかしくて、焦ったくて……我慢できない。
たっつんは、それに気付いて顔を覗き込んでくる。
「挿れて欲しいですか?」
コクコクと頷けば、クスクスと笑われる。
「仕方のない人ですね」
ゆっくりと、指を挿れられる。
散々焦らされた後で、それだけで崩れ落ちてしまいそうな快感に体を震わせる。
指を挿れても激しく動かす事はせず、確かめるようにじっくり動く。
「あっ……はっ……んっ……」
「咥え込んではいないみたいですね」
「そうだって……言ってんじゃん……」
「それどころか……少しキツくなりましたね……」
「そ、そうだよ……たっつん以外としてないもん……」
「ふふっ……正親さんは、そうやって僕を喜ばせるのが上手いんだ……」
中を確かめるようだった指の動きが、俺のいい所を擦った。
何度も刺激されて、ソファを強く握ってしまう。
「あっ──!」
「いつも通り敏感ですね。こっちも……触ってもいないのにすっかり勃っちゃって……」
勃ち上がってしまった自分のモノを指摘されて恥ずかしい。
ソコにそっと触れたと思ったら、先走りの蜜でグチュグチュだった先っぽをクリクリといじられた。
「ここも相変わらずいっぱい濡れて……こうして伸ばして扱くのが好きなんですよね?」
「あっ……んっ……ふぁっ」
気持ちいいのに、ゆっくりとした動きがまたも焦らされているようだった。
せっかく一緒にいるのに、指だけじゃ物足りなかった。
そっとたっつんの方を振り向いた。
まだ怒っているのかと思ったけれど、たっつんは興奮した顔をしていて怒ってはいなそうだ。
股間を確認すれば、履いていたジーンズがキツそうに盛り上がっていた。
たっつんだってギンギンじゃんか……。
「たっつん……ねぇ……ソレ挿れてくれないの……?」
視線で欲しい物を訴える。
「ああ……なんて可愛いおねだりなんですか……我慢できなくなっちゃったんですか?」
「我慢できない……たっつんは我慢できるの?」
たっつんは俺の顔を見つめて、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「そうですね。挿れ具合も確認しましょうね……」
チュッとお尻にキスされた。
たっつんはジーンズをずらすと、俺の腰を掴んだ。
時間を掛けていっぱいかき混ぜられて、すっかり蕩けてグチュグチュになっていた俺の中に、たっつんのモノがズブズブと埋め込まれていく。
この感触をずっと待っていた。喜びで体が震える。
たっつんは中を確かめるようにゆっくりと動く。
すごく焦ったい……。
「あっ……はぅ……んっ……はぁ……」
「抱かれてないみたいで……良かったです……」
そのまま覆い被さって襟足や肩にキスされる。
「わ、わかるの……?」
「わかりますよ。僕の正親さんのままだ……」
愛おしそうに呟かれて胸がキュゥゥンと鳴った。
もっと……もっと奥まで欲しい……。
「正親さん……お尻突き出して……そんなに奥まで挿れて欲しいんですか?」
「あっ……そうだよ……俺の中……たっつんでいっぱいにして……」
「もう! あなたって人は……!」
グッと思い切り打ちつけられた。
背後から突かれるという体勢だとたっつんのモノが奥まで届いて背中がのけぞる。
「ああっ──!」
「ココですよね……奥の……ココ! 突くたびに僕の事締め上げて……離そうとしません。気持ちいいんですね……?」
「あっ、あん! き、気持ちいい……! ああっ……最高だよっ……!」
「こんな善がる姿を部長に見られなくて良かったです……!」
「だ、誰にも……見せないから……!」
激しく動かれた。
パンパンと肌と肌がぶつかる音が響いて余計に興奮を煽る。
「あっ、あっ、んふっ……はっ……あっ!」
「もっと……こっち向いて……」
背後から中の良い所を突かれながら、乳首を摘まれてキスされる。
そんな淫らな行為が気持ちよくて、イクのはあっという間だった。
◆◇◆
ソファに座るたっつんに横抱きされている。
心地よい余韻に浸りながら、たっつんの胸にもたれかかっていた。
「お酒は僕がいるところでしか飲んではいけません」
「はい……」
首筋にキスされながら、反省会だ。
「男の家に付いて行ってはいけません」
「はい……」
「部長と二人で会ってはいけません」
「はい……」
「二度と僕を疑ってはいけません」
「はい……」
全部了承する。
「正親さんの方が浮気しそうですね……」
「しません! 誓います!」
あ……でも……キスしちゃった事は……言うべきだよな……。
言うなら早い方がいい。後で知られる方が大変な事になりそうだ。
「あの……でも……その……」
「なんですか?」
おでこにキスしながら聞き返される。
「部長と……キ、キスはしちゃいました……」
俺のか細い懺悔の声に、たっつんの動きがピタリと止まった。
「でも! 不意をつかれたというか、騙されて一瞬チュッと触っちゃったって言うか! ……その……ご、ごめんなさい……」
そっとたっつんを窺えば、笑顔なのに怖い!
「富田康之……いい度胸じゃん……」
ふっふっふっと笑うたっつんが恐ろしい。
そのままドサリとソファに押し倒されて、上から見下ろされる。
ニッコリ笑顔が余計に怖い……。
「正親さんにはお仕置きが必要ですね……僕じゃないと満足できない体にしてあげます……」
覆い被さるたっつんにキスされる。
長い長いキスだ。
そのままたっつんの手が俺の体を弄る。
「んっ……ちょ、ちょっと……さっきイッたし……ま、待って……! あ、ああっ──!」
頭まで蕩けるような行為をされながら、俺は既にたっつんじゃないと満足できなくなっているんじゃないかと思っていた。
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