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第八章
第三百八十四話 大陸歴訪 チタニージル共和国編
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アクロシア大陸の南部に位置する大国、チタニージル共和国。名前の通り共和制を持つ国家で、ほとんどが君主制である大陸の国家とは折り合いが悪いところがある。
そんなチタニージル共和国に、フォルティシモがこれまでほとんど関わってこなかった理由は、ひとえに利点の無さである。
VRMMOファーアースオンラインのチタニージル共和国は早い段階で実装された後は、旨味のあるダンジョンもなければ、クラスチェンジやクラスアップでも用事のない場所で、いわゆる過疎MAPだった。
異世界ファーアースのチタニージル共和国は、人口こそそこそこだが、国全体で貧しい。
たとえばドワーフたちの故郷であるが、ドワーフは何世代も前からアクロシア王国へ移住している。腕の良い技術者はほとんどが国外へ流出してしまっていた。
残っているのは、偏屈な者たち。ベテラン冒険者ギルバートでようやく知っていた魔導駆動車のような、役に立たない魔法道具を扱う者たちだ。
今回のフォルティシモの狙いは、そんな役に立たない魔法道具を扱う者たちである。
◇
「わ、私が、お師匠と陛下を案内するのけ!?」
ドワーフの鍛冶師エイルギャヴァは、奇跡のような縁によって天空の筆頭鍛冶師マグナへ弟子入りした。その後は毎日のように舞い込む仕事、素材から道具、そしてレベルやスキルまで面倒を見て貰いながら、かつてとは比較にならない領域へ到達している。
師マグナはなかなかに物臭な性格で、話がある時は必ず呼び寄せるのだけれど―――もちろん弟子なので呼ばれるのは当然だが、住み込みさせてくれないのはちょっとだけ不満がある―――今日だけは師マグナが直接エイルギャヴァたちの工房へ尋ねて来た。
エイルギャヴァに負けじと必死に努力をしていた工房の鍛冶師たちは、鍛冶神の降臨に狂喜乱舞したので、エイルギャヴァは父親を含めた全員をハンマーで叩いて黙らせた。そして工房の中では上等な部屋へ師マグナを案内し、以前の反省を踏まえて用意していた最高級のお茶を出した。
そこで聞かされたのが。
「フォルさんがチタニージルへ訪問するから、エイルギャヴァも同行して欲しい」
だった。
「その、私はお師匠の指示なら従いますのけ。でも、私は産まれも育ちもアクロシア王国なのけ」
「いやガイドを頼むなら、現地の人か親交の深い国の外交官に依頼するって。私、そこまで世間知らずだと思われてる?」
「は、早とちりしたのけ。でも、だったら何故私なのですけ?」
「もちろん仕事があるからだ。でも断っても良いよ。私はエイルギャヴァが適任だと思ったから、フォルさんたちにそう言ったけど、代わりがいない訳じゃないし」
「やりますのけ!」
そんなエイルギャヴァがいるのは、魔導駆動車開発者たちが夢見るさらに先、“魔導飛行船”の船内である。大小二十を超える魔導飛行船の船団が、チタニージル共和国へ向かっているのだ。
フォルティシモ陛下は、その名の通り天空の王だ。まだ誰も実現していない魔導飛行船を、空を支配する王はこれだけ所持している。
その船団中央に位置する一際豪華な魔導飛行船の一室で、エイルギャヴァは小さくなっていた。
そこには信じられないほどのVIPがいる。
天空の王フォルティシモ陛下と師マグナは良い。覚悟はしていた。しかし想像以上の面子に凍り付くしかない。
寵愛を受けている黄金狐のキュウと、その母親らしき黄金狐の女性。聖女セフェール、鍵盤商会会長ダアト、副会長キャロル、アクロシア王女ラナリア、カリオンドル女皇ルナーリス。
そして大陸最強のアクロシア王国王女親衛騎士団と、ルナーリスの護衛、フォルテピアノの戦士たち。単なる鍛冶師であるエイルギャヴァは用意されたソファに着席を促された。
拒否して同じように立っているべきか、命令に従って座るべきか、どちらが正解なのかエイルギャヴァには分からない内に、師マグナから「いいから座りな」と言われて座り心地最高のソファへ腰を下ろした。
「既に現地ではすべての準備が完了しております。到着してからは予定通りに」
王女ラナリアが何かを話し始めたけれど、エイルギャヴァには理解が追いつかない。どうやら作戦の最終確認をしているのか、いや、ここは軍隊ではないので単純にスケジュールの確認だろうか。
「エイルギャヴァさん? 何か不明な事柄がありましたか?」
「な、何もありませんのけ!」
「ふふっ、緊張されているようですね。しかし、私はドワーフの皆様のお気持ちを理解できず失敗してしまっています。フォルティシモ様は、どう思われますか?」
「緊張か。それなら俺にもアドバイスができるな」
この世の何もかも恐れることなく、緊張なんて無縁の存在であろう天空の王フォルティシモ陛下でも、緊張をすることがあるらしい。
エイルギャヴァは純粋に気になってしまって、自分の状況も忘れて次の言葉を待つ。
「思考を論理的にしろ。なんで緊張している? その失敗で失われるものの価値を冷静に判断しろ。そしたら意外と大したことないと思えるはずだ。最強のフォルティシモにとったら些末だとな」
まったく役に立たなかった。
チタニージル共和国へ到着した後は、目まぐるしい状況がエイルギャヴァを襲う。
魔導飛行船の着陸と同時にチタニージル共和国の技術者に囲まれ、特にドワーフという種族のせいで、師マグナとエイルギャヴァへの追求が凄まじかった。
「は、離すのけ! 私は何も言えないのけ!」
エイルギャヴァは彼らを強く追い返せなかった。何せ天空の国フォルテピアノが送り込んだ魔導飛行船。この内一つは、師マグナの指示の元、エイルギャヴァが作ったのだ。
鍛冶師としての能力ではない。何かもっと別の恐ろしいものに、自分自身が成長しようとしている。しかし、それらを究めた先に鍛冶神である師マグナがいるのであれば、言われる通りに体得し研鑽するのが弟子の役目だ。
エイルギャヴァがチタニージル共和国の技術者たちをかわしていると、すぐ傍からドカンと大きな音が聞こえて来た。
師マグナがチタニージル共和国の技術者を殴って、地面に沈めた音だった。
「って、お師匠ぉぉぉ!?」
「いやフォルさんがやって良いって言ったし」
師マグナがしつこいチタニージル共和国の技術者を殴り倒したせいで、余計に混乱してしまう。こんな事をしても恨まれるだけで、良いことはないと思うのだけれど、天空の国フォルテピアノの一団は気にしていないようだった。
そしてチタニージル共和国の技術者も、一人殴り倒された程度では諦める者はいないようで、先ほど以上の熱量を以て向かって来る。
エイルギャヴァはそれらを何とかいなして、ようやく自分の役割に集中できるようになった。
その役割とは、かつて師マグナがアクロシア王国の鍛冶師たちの前でやったことの再現だ。
アクロシア王国の鍛冶師たちは、師マグナの神業を目の前で見せ付けられ、絶望的な力の差を教え込まれた。その余りの高さに、エイルギャヴァの父や工房の鍛冶師たちは酒浸りになってしまい、先祖伝来の技など無意味だと断じ工房を閉鎖する寸前まで追い詰められたのだ。
それを今、ドワーフの先祖たちが暮らしたチタニージル共和国で、弟子であるエイルギャヴァが再現する。
用意された鍛冶場で、大勢のチタニージル共和国の技術者が見守る中、エイルギャヴァの実演が始まる。
造るのは魔法武具、魔法道具に加え、一人用の超小型の魔導飛行船。
弟子入りしてから一年も満たないが、そのすべてを注ぎ込む。
雑音の一切が耳に入らず、ひたすら作業へ集中した。
そうして造られた数々の品に、チタニージル共和国の技術者たちは息を呑み、恐れをなしている。
その一つを師マグナが手に取る。
「弟子の晴れ舞台は、意外と緊張するね」
「私の精一杯を込めたのけ。お師匠には遠く及ばずとも、満足してくれたのけ?」
「まあね。よくここまで成長したよ、エイルギャヴァ」
エイルギャヴァは師マグナの言葉に対して、思わず涙が出そうになった。
あの日、先祖たちから受け継いだ技を否定され、夢見た先を見つけた。けれど夢見た先は、あまりにも高く、遠く、人間には見ることしかできないと思わせるものだった。
しかし今、エイルギャヴァは夢見た先へ向かって登っていると実感した。
もちろん喜んでばかりはいられない。エイルギャヴァの役割を果たさなければならない。エイルギャヴァはアクロシア王女ラナリアの用意したセリフを口にする。
「まだまだ、私は師匠が認めてくれるまで何千何万回でも造るのけ!」
ちょっと内容は違ったかも知れないけれども、そこへ込められた熱量はアクロシア王女ラナリアの想像以上だったに違いない。
そんなチタニージル共和国に、フォルティシモがこれまでほとんど関わってこなかった理由は、ひとえに利点の無さである。
VRMMOファーアースオンラインのチタニージル共和国は早い段階で実装された後は、旨味のあるダンジョンもなければ、クラスチェンジやクラスアップでも用事のない場所で、いわゆる過疎MAPだった。
異世界ファーアースのチタニージル共和国は、人口こそそこそこだが、国全体で貧しい。
たとえばドワーフたちの故郷であるが、ドワーフは何世代も前からアクロシア王国へ移住している。腕の良い技術者はほとんどが国外へ流出してしまっていた。
残っているのは、偏屈な者たち。ベテラン冒険者ギルバートでようやく知っていた魔導駆動車のような、役に立たない魔法道具を扱う者たちだ。
今回のフォルティシモの狙いは、そんな役に立たない魔法道具を扱う者たちである。
◇
「わ、私が、お師匠と陛下を案内するのけ!?」
ドワーフの鍛冶師エイルギャヴァは、奇跡のような縁によって天空の筆頭鍛冶師マグナへ弟子入りした。その後は毎日のように舞い込む仕事、素材から道具、そしてレベルやスキルまで面倒を見て貰いながら、かつてとは比較にならない領域へ到達している。
師マグナはなかなかに物臭な性格で、話がある時は必ず呼び寄せるのだけれど―――もちろん弟子なので呼ばれるのは当然だが、住み込みさせてくれないのはちょっとだけ不満がある―――今日だけは師マグナが直接エイルギャヴァたちの工房へ尋ねて来た。
エイルギャヴァに負けじと必死に努力をしていた工房の鍛冶師たちは、鍛冶神の降臨に狂喜乱舞したので、エイルギャヴァは父親を含めた全員をハンマーで叩いて黙らせた。そして工房の中では上等な部屋へ師マグナを案内し、以前の反省を踏まえて用意していた最高級のお茶を出した。
そこで聞かされたのが。
「フォルさんがチタニージルへ訪問するから、エイルギャヴァも同行して欲しい」
だった。
「その、私はお師匠の指示なら従いますのけ。でも、私は産まれも育ちもアクロシア王国なのけ」
「いやガイドを頼むなら、現地の人か親交の深い国の外交官に依頼するって。私、そこまで世間知らずだと思われてる?」
「は、早とちりしたのけ。でも、だったら何故私なのですけ?」
「もちろん仕事があるからだ。でも断っても良いよ。私はエイルギャヴァが適任だと思ったから、フォルさんたちにそう言ったけど、代わりがいない訳じゃないし」
「やりますのけ!」
そんなエイルギャヴァがいるのは、魔導駆動車開発者たちが夢見るさらに先、“魔導飛行船”の船内である。大小二十を超える魔導飛行船の船団が、チタニージル共和国へ向かっているのだ。
フォルティシモ陛下は、その名の通り天空の王だ。まだ誰も実現していない魔導飛行船を、空を支配する王はこれだけ所持している。
その船団中央に位置する一際豪華な魔導飛行船の一室で、エイルギャヴァは小さくなっていた。
そこには信じられないほどのVIPがいる。
天空の王フォルティシモ陛下と師マグナは良い。覚悟はしていた。しかし想像以上の面子に凍り付くしかない。
寵愛を受けている黄金狐のキュウと、その母親らしき黄金狐の女性。聖女セフェール、鍵盤商会会長ダアト、副会長キャロル、アクロシア王女ラナリア、カリオンドル女皇ルナーリス。
そして大陸最強のアクロシア王国王女親衛騎士団と、ルナーリスの護衛、フォルテピアノの戦士たち。単なる鍛冶師であるエイルギャヴァは用意されたソファに着席を促された。
拒否して同じように立っているべきか、命令に従って座るべきか、どちらが正解なのかエイルギャヴァには分からない内に、師マグナから「いいから座りな」と言われて座り心地最高のソファへ腰を下ろした。
「既に現地ではすべての準備が完了しております。到着してからは予定通りに」
王女ラナリアが何かを話し始めたけれど、エイルギャヴァには理解が追いつかない。どうやら作戦の最終確認をしているのか、いや、ここは軍隊ではないので単純にスケジュールの確認だろうか。
「エイルギャヴァさん? 何か不明な事柄がありましたか?」
「な、何もありませんのけ!」
「ふふっ、緊張されているようですね。しかし、私はドワーフの皆様のお気持ちを理解できず失敗してしまっています。フォルティシモ様は、どう思われますか?」
「緊張か。それなら俺にもアドバイスができるな」
この世の何もかも恐れることなく、緊張なんて無縁の存在であろう天空の王フォルティシモ陛下でも、緊張をすることがあるらしい。
エイルギャヴァは純粋に気になってしまって、自分の状況も忘れて次の言葉を待つ。
「思考を論理的にしろ。なんで緊張している? その失敗で失われるものの価値を冷静に判断しろ。そしたら意外と大したことないと思えるはずだ。最強のフォルティシモにとったら些末だとな」
まったく役に立たなかった。
チタニージル共和国へ到着した後は、目まぐるしい状況がエイルギャヴァを襲う。
魔導飛行船の着陸と同時にチタニージル共和国の技術者に囲まれ、特にドワーフという種族のせいで、師マグナとエイルギャヴァへの追求が凄まじかった。
「は、離すのけ! 私は何も言えないのけ!」
エイルギャヴァは彼らを強く追い返せなかった。何せ天空の国フォルテピアノが送り込んだ魔導飛行船。この内一つは、師マグナの指示の元、エイルギャヴァが作ったのだ。
鍛冶師としての能力ではない。何かもっと別の恐ろしいものに、自分自身が成長しようとしている。しかし、それらを究めた先に鍛冶神である師マグナがいるのであれば、言われる通りに体得し研鑽するのが弟子の役目だ。
エイルギャヴァがチタニージル共和国の技術者たちをかわしていると、すぐ傍からドカンと大きな音が聞こえて来た。
師マグナがチタニージル共和国の技術者を殴って、地面に沈めた音だった。
「って、お師匠ぉぉぉ!?」
「いやフォルさんがやって良いって言ったし」
師マグナがしつこいチタニージル共和国の技術者を殴り倒したせいで、余計に混乱してしまう。こんな事をしても恨まれるだけで、良いことはないと思うのだけれど、天空の国フォルテピアノの一団は気にしていないようだった。
そしてチタニージル共和国の技術者も、一人殴り倒された程度では諦める者はいないようで、先ほど以上の熱量を以て向かって来る。
エイルギャヴァはそれらを何とかいなして、ようやく自分の役割に集中できるようになった。
その役割とは、かつて師マグナがアクロシア王国の鍛冶師たちの前でやったことの再現だ。
アクロシア王国の鍛冶師たちは、師マグナの神業を目の前で見せ付けられ、絶望的な力の差を教え込まれた。その余りの高さに、エイルギャヴァの父や工房の鍛冶師たちは酒浸りになってしまい、先祖伝来の技など無意味だと断じ工房を閉鎖する寸前まで追い詰められたのだ。
それを今、ドワーフの先祖たちが暮らしたチタニージル共和国で、弟子であるエイルギャヴァが再現する。
用意された鍛冶場で、大勢のチタニージル共和国の技術者が見守る中、エイルギャヴァの実演が始まる。
造るのは魔法武具、魔法道具に加え、一人用の超小型の魔導飛行船。
弟子入りしてから一年も満たないが、そのすべてを注ぎ込む。
雑音の一切が耳に入らず、ひたすら作業へ集中した。
そうして造られた数々の品に、チタニージル共和国の技術者たちは息を呑み、恐れをなしている。
その一つを師マグナが手に取る。
「弟子の晴れ舞台は、意外と緊張するね」
「私の精一杯を込めたのけ。お師匠には遠く及ばずとも、満足してくれたのけ?」
「まあね。よくここまで成長したよ、エイルギャヴァ」
エイルギャヴァは師マグナの言葉に対して、思わず涙が出そうになった。
あの日、先祖たちから受け継いだ技を否定され、夢見た先を見つけた。けれど夢見た先は、あまりにも高く、遠く、人間には見ることしかできないと思わせるものだった。
しかし今、エイルギャヴァは夢見た先へ向かって登っていると実感した。
もちろん喜んでばかりはいられない。エイルギャヴァの役割を果たさなければならない。エイルギャヴァはアクロシア王女ラナリアの用意したセリフを口にする。
「まだまだ、私は師匠が認めてくれるまで何千何万回でも造るのけ!」
ちょっと内容は違ったかも知れないけれども、そこへ込められた熱量はアクロシア王女ラナリアの想像以上だったに違いない。
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