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第六章
第二百四十八話 エルミアとルナーリス
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ここ数日、エルミアは目に見えて不機嫌だった。
天空の国フォルテピアノと大陸東部同盟との戦争は、天空の国フォルテピアノの勝利で終わりそうである。大陸東部同盟各国の軍は最初の衝突で主戦力を失い、同盟の中心だったカリオンドル皇国の皇帝をフォルティシモが討伐したと喧伝され、続くあの異常事態を信じられない力で解決すれば、無条件降伏する国家も増えてくる。
そしてエルミアの知る限りにおいて、エルフの同胞たちの中で命を失った者はいない。それだけでなく戦争に参加したエルフたちは、その貢献によってフォルティシモたちから褒賞が与えられていた。エルミアは同胞たちが戦果を上げたことを喜べないほど狭量でもない。一人一人の無事を喜び、活躍のお祝いをしに行ったくらいだ。
だから不機嫌の理由は別にあった。
目覚ましい発展を遂げ、天空の国フォルテピアノの大都市となったエルディンは、半分が森に面していて、もう半分はすっかり開拓された光景が広がっている。森部分には昔ながらのエルフの暮らしが残っているが、他の部分は都会そのものというチグハグなものだった。
天空の国フォルテピアノへの移民は増えていることから、これから先は森部分の比率がどんどん下がっていくことだろう。とは言え、それでエルフが蔑ろにされることはない。エルフへ悪感情を持つ者はそもそも天空の国フォルテピアノへ移住しないことも理由にあるが、何よりも天空の王フォルティシモがエルフに好意的だからだ。
フォルティシモは都市の大切な方針を決める際、側近以外ではエルフの始祖テディベア、ハイエルフの長老スーリオン、そしてエルミアにだけは相談してくれる。しかもほとんどの進言を受け入れてくれた。フォルティシモの力の庇護下に入ることを望む者が、彼の方針を違えることはない。
そんなエルミアの住む自宅は森部分ではなく、大都市エルディンで一等地と呼ばれる開拓された場所に建てられていた。ハイエルフながら森の中で過ごした期間の短いエルミアにとっては、今では開拓された街並みのほうが心が安らぐからだ。
ちなみに一等地というのは、フォルティシモの【拠点】と呼ばれる領域に近い場所になる。宗教で聖地に最も近い場所に住んでいるような感覚だ。エルミアが望んだのではなく、テディベアを呼び出すことの多いフォルティシモが近いほうが都合が良いと言った結果だった。
エルミアの自宅はテディベアと一緒とは言え、ほぼ独り暮らしなので三階建て庭付きの住宅は持て余し気味である。冒険者の仕事であまり自宅に帰らないので余計にそう感じる。
そんなエルミアの自宅に、ここ数日はお客の姿があった。そのお客こそ、エルミアの不機嫌の正体だ。
「ちょっと、いつまで寝てるのよ。早く起きなさいよ」
「は、はいぃ!」
エルミアがお客が泊まっている部屋を覗き込むと、カリオンドル皇国の第二皇女ルナーリスがベッドから飛び起きた。
第二皇女ルナーリスの世話。それが冒険者エルミアへの指名依頼である。
彼女は皇女という身分ながら鍵盤商会で働いていたこともあるそうで、身なりを整えたり着替えや風呂は自分でできるのだが、食事や洗濯と言った家事はからきしだった。
加えて日に日に起きる時間が遅くなっていき、予定がない時は日中もダラダラと家の中で過ごしている。
エルミアは、なんで自分がフォルティシモの連れて来た美人の皇女様の面倒を見なければならないのか、と不満に思う。
フォルティシモから頼まれたその場で文句を言ったのだけれど、経費抜きで相場の倍の金額を出す上、パーティメンバーの装備の一新をしてくれると約束し、フォルティシモから直接の頼みということで受諾してしまった。
「これは仕事よ。命の危険もない、楽な仕事じゃない」
エルミアは慌ただしく着替えるルナーリスを部屋の入り口で待ちながら己へ言い聞かせる。
『エルミア、そんなに不満なら、僕からフォルティシモへ話そうか?』
カリオンドル皇帝から腹綿を抜かれてしまったテディベアだったが、今はフォルティシモの従者つうの神懸かった裁縫技術により、すっかり元のテディベアに戻っている。何度見ても破れた後が分からないほどだった。
テディベアも危険のない日常を楽しんでいるのか、よく一人で外出している。冒険者パーティ<リョースアールヴァル>のメンバーたちも、せっかく貯まったお金を使って楽しんでいる。良いことばかりだった。
「ご馳走様でした。私、エルミアさんの料理好きです」
「いいからさっさと準備しなさい」
「エルミアさん」
「何よ」
「行きたくないです」
「あなたを会議の場まで引っ張り出すのも仕事に含まれてるのよ」
この引き籠もりの皇女を抜かせば。
◇
カリオンドル皇国でのルナーリスの評判は天井知らずに昇っている。
天空の国フォルテピアノへ婚約のために移住したが、故国であるカリオンドル皇国が戦争を始め立場が危うくなる。しかし首都が白竜に襲われた時には危機を悟り駆けつけた、勇気がありながらも優しき第二皇女。その御姿は初代皇妃ディアナに似て、彼女の心を表すように美しく白い。その姿に心打たれた天空の王フォルティシモは、白竜を討伐しカリオンドル皇国へ救いの手を差し伸べた。彼女のお陰で、カリオンドル皇国は敗戦国ではなく新たな同盟国としての地位を確立し始めている。
事実は、百八十度に九十度の捻りを加えるくらい違う。
天空の国フォルテピアノとの婚約話は申し込んだ瞬間に行方不明になり、その後も逃げ続けた。戦争を始めた時は内心でカリオンドル皇国は天空の国フォルテピアノに滅ぼされてしまえと思った。何よりもカリオンドル皇帝を暗殺し、首都で暴れ、大陸中を襲った白竜はルナーリス自身である。
ルナーリスにあったのは勇気でも優しさでもなく、怒りと憎しみだったのだ。それらを隠しているのは、天空の王フォルティシモ陛下の都合になる。何とルナーリスを臨時とは言えカリオンドル皇国の次期皇帝、女皇に据えようとしているらしい。
ルナーリスを出来損ないと言った者たちはルナーリスをどう見るだろうか。初代皇帝の遺産と、初代皇妃二人の祝福を持ち、彼女たちと会話し、竜神ディアナの容姿で、天空の国フォルテピアノを後ろ盾とする女皇になったら。王后キュウが言っていた通り、それは最高の復讐になる。
そう考えていた時期がルナーリスにもあった。
これまでルナーリスは、社交界でも政治にも爪弾き者だった。それが急に花形に躍り出て、大陸東部同盟の今後とか、各国への説得から折衷、カリオンドル皇国内の混乱と騒動への対処、国内のお偉方はもうルナーリス女皇の誕生の戴冠式の話まで出ている。
そして意外にも、ルナーリスは罪悪感を覚えていた。カリオンドル皇国の皇族や皇族の周囲の者たちへの憎悪は消えないけれど、カリオンドル皇国で生きる亜人族たちに対しては、彼らの生活を壊してしまった後悔がある。最初に壊したのは戦争を始めた元カリオンドル皇帝だけれど。
そんな外側からのプレッシャーと、内側からの感情の板挟みになった末、ルナーリスは逃げ出した。
「おや、久しぶりなのけ、ディアナ。最近は別の人だったから、辞めてしまったのかと思ったのけ」
「お久しぶりです。エイルギャヴァさん。少しお休みを貰って、里帰りをしていただけですので、今日からまたお願いします」
アクロシア王国の若き天才鍛冶師エイルギャヴァが、馬車と納品書を伴って現れたルナーリスに挨拶をする。ルナーリスも虎の耳をぴくぴくと動かして笑顔で挨拶を返した。
フォルティシモ陛下が以前ルナーリスに対して使ったアバター変更アイテム、これは一度使うと同じ人物にしか使えない。そのためどうせなら欲しいと言ったら、くれた。
今のルナーリスは情報ウィンドウを操れる。
そしてアバター変更アイテムと情報ウィンドウがあれば、ルナーリスだけの力で白い虎人族ディアナになることができる。
「今日からまたじゃ、ねーですよ」
「きゃ、キャロルさん!? ど、どうしてここがっ」
「鍵盤商会に行くとか、隠れる気ゼロじゃねーですか」
「キャロルさん、実はあの日、言おうと思っていたんです。私、鍵盤商会で働き続けたくて」
「そーいうのは会議が終わった後で聞きます。もう始まってるんで、さっさと付いてきやがれです」
「はい………」
天空の国フォルテピアノと大陸東部同盟との戦争は、天空の国フォルテピアノの勝利で終わりそうである。大陸東部同盟各国の軍は最初の衝突で主戦力を失い、同盟の中心だったカリオンドル皇国の皇帝をフォルティシモが討伐したと喧伝され、続くあの異常事態を信じられない力で解決すれば、無条件降伏する国家も増えてくる。
そしてエルミアの知る限りにおいて、エルフの同胞たちの中で命を失った者はいない。それだけでなく戦争に参加したエルフたちは、その貢献によってフォルティシモたちから褒賞が与えられていた。エルミアは同胞たちが戦果を上げたことを喜べないほど狭量でもない。一人一人の無事を喜び、活躍のお祝いをしに行ったくらいだ。
だから不機嫌の理由は別にあった。
目覚ましい発展を遂げ、天空の国フォルテピアノの大都市となったエルディンは、半分が森に面していて、もう半分はすっかり開拓された光景が広がっている。森部分には昔ながらのエルフの暮らしが残っているが、他の部分は都会そのものというチグハグなものだった。
天空の国フォルテピアノへの移民は増えていることから、これから先は森部分の比率がどんどん下がっていくことだろう。とは言え、それでエルフが蔑ろにされることはない。エルフへ悪感情を持つ者はそもそも天空の国フォルテピアノへ移住しないことも理由にあるが、何よりも天空の王フォルティシモがエルフに好意的だからだ。
フォルティシモは都市の大切な方針を決める際、側近以外ではエルフの始祖テディベア、ハイエルフの長老スーリオン、そしてエルミアにだけは相談してくれる。しかもほとんどの進言を受け入れてくれた。フォルティシモの力の庇護下に入ることを望む者が、彼の方針を違えることはない。
そんなエルミアの住む自宅は森部分ではなく、大都市エルディンで一等地と呼ばれる開拓された場所に建てられていた。ハイエルフながら森の中で過ごした期間の短いエルミアにとっては、今では開拓された街並みのほうが心が安らぐからだ。
ちなみに一等地というのは、フォルティシモの【拠点】と呼ばれる領域に近い場所になる。宗教で聖地に最も近い場所に住んでいるような感覚だ。エルミアが望んだのではなく、テディベアを呼び出すことの多いフォルティシモが近いほうが都合が良いと言った結果だった。
エルミアの自宅はテディベアと一緒とは言え、ほぼ独り暮らしなので三階建て庭付きの住宅は持て余し気味である。冒険者の仕事であまり自宅に帰らないので余計にそう感じる。
そんなエルミアの自宅に、ここ数日はお客の姿があった。そのお客こそ、エルミアの不機嫌の正体だ。
「ちょっと、いつまで寝てるのよ。早く起きなさいよ」
「は、はいぃ!」
エルミアがお客が泊まっている部屋を覗き込むと、カリオンドル皇国の第二皇女ルナーリスがベッドから飛び起きた。
第二皇女ルナーリスの世話。それが冒険者エルミアへの指名依頼である。
彼女は皇女という身分ながら鍵盤商会で働いていたこともあるそうで、身なりを整えたり着替えや風呂は自分でできるのだが、食事や洗濯と言った家事はからきしだった。
加えて日に日に起きる時間が遅くなっていき、予定がない時は日中もダラダラと家の中で過ごしている。
エルミアは、なんで自分がフォルティシモの連れて来た美人の皇女様の面倒を見なければならないのか、と不満に思う。
フォルティシモから頼まれたその場で文句を言ったのだけれど、経費抜きで相場の倍の金額を出す上、パーティメンバーの装備の一新をしてくれると約束し、フォルティシモから直接の頼みということで受諾してしまった。
「これは仕事よ。命の危険もない、楽な仕事じゃない」
エルミアは慌ただしく着替えるルナーリスを部屋の入り口で待ちながら己へ言い聞かせる。
『エルミア、そんなに不満なら、僕からフォルティシモへ話そうか?』
カリオンドル皇帝から腹綿を抜かれてしまったテディベアだったが、今はフォルティシモの従者つうの神懸かった裁縫技術により、すっかり元のテディベアに戻っている。何度見ても破れた後が分からないほどだった。
テディベアも危険のない日常を楽しんでいるのか、よく一人で外出している。冒険者パーティ<リョースアールヴァル>のメンバーたちも、せっかく貯まったお金を使って楽しんでいる。良いことばかりだった。
「ご馳走様でした。私、エルミアさんの料理好きです」
「いいからさっさと準備しなさい」
「エルミアさん」
「何よ」
「行きたくないです」
「あなたを会議の場まで引っ張り出すのも仕事に含まれてるのよ」
この引き籠もりの皇女を抜かせば。
◇
カリオンドル皇国でのルナーリスの評判は天井知らずに昇っている。
天空の国フォルテピアノへ婚約のために移住したが、故国であるカリオンドル皇国が戦争を始め立場が危うくなる。しかし首都が白竜に襲われた時には危機を悟り駆けつけた、勇気がありながらも優しき第二皇女。その御姿は初代皇妃ディアナに似て、彼女の心を表すように美しく白い。その姿に心打たれた天空の王フォルティシモは、白竜を討伐しカリオンドル皇国へ救いの手を差し伸べた。彼女のお陰で、カリオンドル皇国は敗戦国ではなく新たな同盟国としての地位を確立し始めている。
事実は、百八十度に九十度の捻りを加えるくらい違う。
天空の国フォルテピアノとの婚約話は申し込んだ瞬間に行方不明になり、その後も逃げ続けた。戦争を始めた時は内心でカリオンドル皇国は天空の国フォルテピアノに滅ぼされてしまえと思った。何よりもカリオンドル皇帝を暗殺し、首都で暴れ、大陸中を襲った白竜はルナーリス自身である。
ルナーリスにあったのは勇気でも優しさでもなく、怒りと憎しみだったのだ。それらを隠しているのは、天空の王フォルティシモ陛下の都合になる。何とルナーリスを臨時とは言えカリオンドル皇国の次期皇帝、女皇に据えようとしているらしい。
ルナーリスを出来損ないと言った者たちはルナーリスをどう見るだろうか。初代皇帝の遺産と、初代皇妃二人の祝福を持ち、彼女たちと会話し、竜神ディアナの容姿で、天空の国フォルテピアノを後ろ盾とする女皇になったら。王后キュウが言っていた通り、それは最高の復讐になる。
そう考えていた時期がルナーリスにもあった。
これまでルナーリスは、社交界でも政治にも爪弾き者だった。それが急に花形に躍り出て、大陸東部同盟の今後とか、各国への説得から折衷、カリオンドル皇国内の混乱と騒動への対処、国内のお偉方はもうルナーリス女皇の誕生の戴冠式の話まで出ている。
そして意外にも、ルナーリスは罪悪感を覚えていた。カリオンドル皇国の皇族や皇族の周囲の者たちへの憎悪は消えないけれど、カリオンドル皇国で生きる亜人族たちに対しては、彼らの生活を壊してしまった後悔がある。最初に壊したのは戦争を始めた元カリオンドル皇帝だけれど。
そんな外側からのプレッシャーと、内側からの感情の板挟みになった末、ルナーリスは逃げ出した。
「おや、久しぶりなのけ、ディアナ。最近は別の人だったから、辞めてしまったのかと思ったのけ」
「お久しぶりです。エイルギャヴァさん。少しお休みを貰って、里帰りをしていただけですので、今日からまたお願いします」
アクロシア王国の若き天才鍛冶師エイルギャヴァが、馬車と納品書を伴って現れたルナーリスに挨拶をする。ルナーリスも虎の耳をぴくぴくと動かして笑顔で挨拶を返した。
フォルティシモ陛下が以前ルナーリスに対して使ったアバター変更アイテム、これは一度使うと同じ人物にしか使えない。そのためどうせなら欲しいと言ったら、くれた。
今のルナーリスは情報ウィンドウを操れる。
そしてアバター変更アイテムと情報ウィンドウがあれば、ルナーリスだけの力で白い虎人族ディアナになることができる。
「今日からまたじゃ、ねーですよ」
「きゃ、キャロルさん!? ど、どうしてここがっ」
「鍵盤商会に行くとか、隠れる気ゼロじゃねーですか」
「キャロルさん、実はあの日、言おうと思っていたんです。私、鍵盤商会で働き続けたくて」
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