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第五章
第百九十二話 出来損ないの皇族
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物心付いたばかりのルナーリスの前で、母親が泣き崩れていた。
カリオンドル皇国の歴史において、皇族は様々な力を発揮する。だから皇族は物心が付いた頃に、初代皇帝からどんな力を受け継いだのかを調べるのが一種の通過儀礼となっていた。
ルナーリスの母親は典型的な竜人族のプライドを持ち、大国カリオンドル皇国の竜人族で、皇帝の妻となり第二皇女を授かったことに誇りを持っていた。
カリオンドル皇国の皇位継承は、生まれた順番も性別もほとんど考慮されない。初代皇帝の力をどれだけ発揮できるかが重要な要素となる。だから幼いルナーリスも、母親に連れられて様々な試験を受けさせられた。
その結果が、該当なし。ルナーリスは初代皇帝の力を何一つ発現できなかった。
その日以来、周囲の者たちからの視線はすっかり変わってしまう。皇帝以外の子を産んだから、ルナーリスには初代皇帝の力が宿らなかったのだと疑われ続けた母親は心を病んだ。ルナーリス自身も、本当は初代皇帝の血脈ではないのだろうと言われた数は、表に裏に数え切れない。
ルナーリスは必死に努力を重ねた。歴史を学び、地政学を修め、カリオンドル皇国に住む亜人族たちの慣習や文化を覚えた。将来はアクロシア王国へ嫁げと言われれば、純人族の歴史や教養を彼ら以上に習得した。
幸いルナーリスは勉強だけは人一倍できた上、偶然に出会った黄金の王女と良好な関係を築けたお陰でアクロシア王国での立ち回りは良いものになった。
ルナーリスとアクロシア王国の王子との婚約が結ばれ、婚約した王子は少し無愛想なところがあったけれど、ルナーリスと母親を貶めるようなカリオンドル皇国の者たちと比べれば良い人である。亜人族を奴隷とする国家へ嫁ぐことは不安だったけれど、彼の知性と見識は尊敬できた。
王子と黄金の王女との仲が良好になったことで、カリオンドル皇国でのルナーリスの立場に変化が起きる。一部の、特に外交を得意とする者たちからルナーリスが評価されるようになったのだ。
それは、十年前の大氾濫で婚約者の王子が死亡するまで続いた。ルナーリスが結婚するはずだったアクロシア王国の王子の死亡。将来的にアクロシア王国の王族になるという人脈の消失。それは同時に、ルナーリスの価値が失われたことを意味していた。初代皇帝の力を発現できなかった時と同じように。
カリオンドル皇国の大使館が襲撃された日、ルナーリスは種族の分からない男性と虎人族の少女に助けられた。
ルナーリスは彼らに素性を明かして保護を求めるべきかどうか迷った。しかし今、アクロシア王国に味方はいるのだろうか。それにルナーリスを殺そうとしたのは、亜人族の、カリオンドル皇国の兵士だ。アクロシア王国からカリオンドル皇国に引き渡されたら、天空の国へ捧げられる前に、謎の賊に殺されてしまうかも知れない。
それだけではなく、醜く酷い考えが浮かんで来た。
あの時、ルナーリスが願ったのは現状からの脱出だった。まるでその願いが叶えられたような気持ちになる。天空の王との婚姻からも、役立たずと言われる皇族の立場からも、命を狙う賊からも、逃げられる道が目の前にあるのではないか。
命を狙われ隠れるしかなかったという大義名分の元、どこか誰も知らない場所でひっそりと暮らす。素性を明かして出て行くのも、このまま隠れてしまうのも、どちらが正解か分からないのであれば、ルナーリスの好きな道を選んで良いのではと思ってしまった。
ルナーリスが迷っている内に、立地の良い場所にある五階建ての立派な商館と、その横に建っている高級ホテルかと見紛う従業員寮に案内された。
客室だと言われる豪奢な一室に通される。調度品やベッドなどはカリオンドル皇城に勝るとも劣らない品々で、見ず知らずの相手を泊めて盗まれることを考えれば、素性のはっきりしない者を案内するとは思えない。
「食事はすぐに運ばせるんで、食べて寝て起きたらとっとと好きな場所へ行きやがれです」
自分の素性が露見してしまったのかと警戒していたが、虎人族の少女の態度は変わらない。
「あの」
「なんですか?」
「お名前を」
「キャロルです」
顔を見て分かっていたことだが、聞き覚えがない名前なので、少なくともアクロシア王国やカリオンドル皇国の社交界に参加している人ではない。
「で?」
「な、なんでしょうか?」
「こっちが名乗ったんだから、てめーも名乗りやがれです」
「も、申し訳ありません。私は」
ルナーリスは唇を動かして迷う。
「でぃ、ディアナ、と申します」
ルナーリスが名乗ると、キャロルは目を細くした。
「名乗りたくねーなら相手の名前も聞かねーことですね」
暴漢から助けてくれて、これから泊めてくれる相手に対して嘘を吐いてしまったことに後悔が浮かぶ。
「てめーは黙って私に付いて来やがりましたね。大通りも通ったのに、家に帰るとも言わなかった」
「その、もう、帰る場所がなくて」
「………そーですか」
ルナーリスは少女に魔法道具の服を貸して貰い、野菜とお肉がたっぷりと入ったクリームシチュー、ふっくらとしたパン、新鮮そうなサラダと数種類の果物、綺麗なお水までご馳走になった。
一息吐いたことを理解したら緊張の弛緩と疲労がどっとやって来て、急に瞼が重くなり、倒れるようにベッドで眠ってしまう。
翌日、目を覚ますと部屋は真っ暗だった。この部屋のカーテンは閉め切って灯りを消してしまえば、室内は真夜中と変わりない状況になるようだった。
ルナーリスがカーテンを開けると、窓の外の太陽は最高点を少し過ぎた辺りで、普段以上によく眠っていたことを知った。賊がここまでやって来ている可能性を考えたら、随分と暢気な話である。
部屋に設置されていた水差しを使って水を飲む。客間に設置されている水差しは、いつでも冷水を味わうことのできる高級な魔法道具のようで、冷たさで眠気を飛ばしてくれる。
賊はルナーリスを見失ったのだろうか。真夜中とは言え、街中を堂々と歩いて来たのだ。すぐに体制を整えて、この商館も襲ってくるかもしれない。そうしたら彼女たちは一溜まりもない。
一宿一飯の恩義を返すのは後で良い。早く―――ぐっすり寝ておいて本当に今更だけど―――ここから去るべきだろう。
びくびくしながらドアを半開きにして、廊下の様子を窺う。廊下は静かなもので、音と言えば外の喧噪が聞こえるだけだった。極力足音を立てないように廊下を進んでいくと、寮の共同スペースと思われる雑多な物が置かれている部屋に出た。楽器やカード、ボードゲームなんかが無造作に置かれていて、商会で働く者たちが就業後の時間にここで楽しんでいるのが目に浮かぶようだった。
廊下から窓の外をそっと確認し、馬車や大勢の兵士に取り囲まれていないことを確認する。隣が大きな商館なので多種多様なお客の姿があり、人に紛れるには丁度良いと思われた。
それにしても、まったく騒ぎになっていなかった。まさか賊は、ルナーリスを見失ったのだろうか。だったら好都合である。
従業員寮を出ようと廊下を歩いている途中で耳に入ってきた。
「デーモンを滅ぼしたのはカリオンドル皇国って話もあるのに」
誰かの言葉に、ルナーリスは思わず足を止める。
カリオンドル皇国の歴史は充分に学んできた。その中で、初代皇帝がデーモンとの戦争を遺言としたと言われるのも知っている。
しかし、亜人族たちがあらゆる種族が平等に生きるために建国されたカリオンドル皇国の理念を、提唱者である初代皇帝が自ら覆したとは考えられない。ゆえにその話は俗説とされ、亜人族差別を是とする者くらいしか口にしない内容だった。
「そこで覗いてる奴、出て来やがれです」
ほんの少し立ち止まっていただけなのにキャロルの声がして、ルナーリスは部屋へ入ることを余儀なくされた。
部屋の中にはキャロルだけでなく、綺麗なエルフの女性、自律行動する熊のぬいぐるみ、そしてルナーリスが見るだけで死の恐怖で背筋を寒くさせる銀の髪に金と銀の瞳をしている美麗の男性がいた。
ルナーリスは恐怖に負けないように何とか御礼を口にして、その後は男性に見つめられて頭が真っ白になった。血の気が引いていき、そのまま時間が経ったら倒れてしまいそうだった。
このまま気を失って、すべてを成り行きに任せるのはどうだろうか。意識を失っていたら、その後どうなろうがルナーリスの責任ではない。そんなことまで思い始める。
「アバター変更と【隠蔽】もして貰っていーですか? このままじゃ目立ち過ぎるんで」
頭が真っ白になっていたら、ルナーリスはルナーリスでなくなった。
カリオンドル皇国の歴史において、皇族は様々な力を発揮する。だから皇族は物心が付いた頃に、初代皇帝からどんな力を受け継いだのかを調べるのが一種の通過儀礼となっていた。
ルナーリスの母親は典型的な竜人族のプライドを持ち、大国カリオンドル皇国の竜人族で、皇帝の妻となり第二皇女を授かったことに誇りを持っていた。
カリオンドル皇国の皇位継承は、生まれた順番も性別もほとんど考慮されない。初代皇帝の力をどれだけ発揮できるかが重要な要素となる。だから幼いルナーリスも、母親に連れられて様々な試験を受けさせられた。
その結果が、該当なし。ルナーリスは初代皇帝の力を何一つ発現できなかった。
その日以来、周囲の者たちからの視線はすっかり変わってしまう。皇帝以外の子を産んだから、ルナーリスには初代皇帝の力が宿らなかったのだと疑われ続けた母親は心を病んだ。ルナーリス自身も、本当は初代皇帝の血脈ではないのだろうと言われた数は、表に裏に数え切れない。
ルナーリスは必死に努力を重ねた。歴史を学び、地政学を修め、カリオンドル皇国に住む亜人族たちの慣習や文化を覚えた。将来はアクロシア王国へ嫁げと言われれば、純人族の歴史や教養を彼ら以上に習得した。
幸いルナーリスは勉強だけは人一倍できた上、偶然に出会った黄金の王女と良好な関係を築けたお陰でアクロシア王国での立ち回りは良いものになった。
ルナーリスとアクロシア王国の王子との婚約が結ばれ、婚約した王子は少し無愛想なところがあったけれど、ルナーリスと母親を貶めるようなカリオンドル皇国の者たちと比べれば良い人である。亜人族を奴隷とする国家へ嫁ぐことは不安だったけれど、彼の知性と見識は尊敬できた。
王子と黄金の王女との仲が良好になったことで、カリオンドル皇国でのルナーリスの立場に変化が起きる。一部の、特に外交を得意とする者たちからルナーリスが評価されるようになったのだ。
それは、十年前の大氾濫で婚約者の王子が死亡するまで続いた。ルナーリスが結婚するはずだったアクロシア王国の王子の死亡。将来的にアクロシア王国の王族になるという人脈の消失。それは同時に、ルナーリスの価値が失われたことを意味していた。初代皇帝の力を発現できなかった時と同じように。
カリオンドル皇国の大使館が襲撃された日、ルナーリスは種族の分からない男性と虎人族の少女に助けられた。
ルナーリスは彼らに素性を明かして保護を求めるべきかどうか迷った。しかし今、アクロシア王国に味方はいるのだろうか。それにルナーリスを殺そうとしたのは、亜人族の、カリオンドル皇国の兵士だ。アクロシア王国からカリオンドル皇国に引き渡されたら、天空の国へ捧げられる前に、謎の賊に殺されてしまうかも知れない。
それだけではなく、醜く酷い考えが浮かんで来た。
あの時、ルナーリスが願ったのは現状からの脱出だった。まるでその願いが叶えられたような気持ちになる。天空の王との婚姻からも、役立たずと言われる皇族の立場からも、命を狙う賊からも、逃げられる道が目の前にあるのではないか。
命を狙われ隠れるしかなかったという大義名分の元、どこか誰も知らない場所でひっそりと暮らす。素性を明かして出て行くのも、このまま隠れてしまうのも、どちらが正解か分からないのであれば、ルナーリスの好きな道を選んで良いのではと思ってしまった。
ルナーリスが迷っている内に、立地の良い場所にある五階建ての立派な商館と、その横に建っている高級ホテルかと見紛う従業員寮に案内された。
客室だと言われる豪奢な一室に通される。調度品やベッドなどはカリオンドル皇城に勝るとも劣らない品々で、見ず知らずの相手を泊めて盗まれることを考えれば、素性のはっきりしない者を案内するとは思えない。
「食事はすぐに運ばせるんで、食べて寝て起きたらとっとと好きな場所へ行きやがれです」
自分の素性が露見してしまったのかと警戒していたが、虎人族の少女の態度は変わらない。
「あの」
「なんですか?」
「お名前を」
「キャロルです」
顔を見て分かっていたことだが、聞き覚えがない名前なので、少なくともアクロシア王国やカリオンドル皇国の社交界に参加している人ではない。
「で?」
「な、なんでしょうか?」
「こっちが名乗ったんだから、てめーも名乗りやがれです」
「も、申し訳ありません。私は」
ルナーリスは唇を動かして迷う。
「でぃ、ディアナ、と申します」
ルナーリスが名乗ると、キャロルは目を細くした。
「名乗りたくねーなら相手の名前も聞かねーことですね」
暴漢から助けてくれて、これから泊めてくれる相手に対して嘘を吐いてしまったことに後悔が浮かぶ。
「てめーは黙って私に付いて来やがりましたね。大通りも通ったのに、家に帰るとも言わなかった」
「その、もう、帰る場所がなくて」
「………そーですか」
ルナーリスは少女に魔法道具の服を貸して貰い、野菜とお肉がたっぷりと入ったクリームシチュー、ふっくらとしたパン、新鮮そうなサラダと数種類の果物、綺麗なお水までご馳走になった。
一息吐いたことを理解したら緊張の弛緩と疲労がどっとやって来て、急に瞼が重くなり、倒れるようにベッドで眠ってしまう。
翌日、目を覚ますと部屋は真っ暗だった。この部屋のカーテンは閉め切って灯りを消してしまえば、室内は真夜中と変わりない状況になるようだった。
ルナーリスがカーテンを開けると、窓の外の太陽は最高点を少し過ぎた辺りで、普段以上によく眠っていたことを知った。賊がここまでやって来ている可能性を考えたら、随分と暢気な話である。
部屋に設置されていた水差しを使って水を飲む。客間に設置されている水差しは、いつでも冷水を味わうことのできる高級な魔法道具のようで、冷たさで眠気を飛ばしてくれる。
賊はルナーリスを見失ったのだろうか。真夜中とは言え、街中を堂々と歩いて来たのだ。すぐに体制を整えて、この商館も襲ってくるかもしれない。そうしたら彼女たちは一溜まりもない。
一宿一飯の恩義を返すのは後で良い。早く―――ぐっすり寝ておいて本当に今更だけど―――ここから去るべきだろう。
びくびくしながらドアを半開きにして、廊下の様子を窺う。廊下は静かなもので、音と言えば外の喧噪が聞こえるだけだった。極力足音を立てないように廊下を進んでいくと、寮の共同スペースと思われる雑多な物が置かれている部屋に出た。楽器やカード、ボードゲームなんかが無造作に置かれていて、商会で働く者たちが就業後の時間にここで楽しんでいるのが目に浮かぶようだった。
廊下から窓の外をそっと確認し、馬車や大勢の兵士に取り囲まれていないことを確認する。隣が大きな商館なので多種多様なお客の姿があり、人に紛れるには丁度良いと思われた。
それにしても、まったく騒ぎになっていなかった。まさか賊は、ルナーリスを見失ったのだろうか。だったら好都合である。
従業員寮を出ようと廊下を歩いている途中で耳に入ってきた。
「デーモンを滅ぼしたのはカリオンドル皇国って話もあるのに」
誰かの言葉に、ルナーリスは思わず足を止める。
カリオンドル皇国の歴史は充分に学んできた。その中で、初代皇帝がデーモンとの戦争を遺言としたと言われるのも知っている。
しかし、亜人族たちがあらゆる種族が平等に生きるために建国されたカリオンドル皇国の理念を、提唱者である初代皇帝が自ら覆したとは考えられない。ゆえにその話は俗説とされ、亜人族差別を是とする者くらいしか口にしない内容だった。
「そこで覗いてる奴、出て来やがれです」
ほんの少し立ち止まっていただけなのにキャロルの声がして、ルナーリスは部屋へ入ることを余儀なくされた。
部屋の中にはキャロルだけでなく、綺麗なエルフの女性、自律行動する熊のぬいぐるみ、そしてルナーリスが見るだけで死の恐怖で背筋を寒くさせる銀の髪に金と銀の瞳をしている美麗の男性がいた。
ルナーリスは恐怖に負けないように何とか御礼を口にして、その後は男性に見つめられて頭が真っ白になった。血の気が引いていき、そのまま時間が経ったら倒れてしまいそうだった。
このまま気を失って、すべてを成り行きに任せるのはどうだろうか。意識を失っていたら、その後どうなろうがルナーリスの責任ではない。そんなことまで思い始める。
「アバター変更と【隠蔽】もして貰っていーですか? このままじゃ目立ち過ぎるんで」
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