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第四章
第百四十九話 自動人形システム
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定期的に行っているキュウとラナリアのレベル上げをして、フォルティシモの【拠点】へ戻って来た時、ラナリアが思い出したように口を開いた。
「フォルティシモ様、農場やエルフの里の労働力として使用しているゴーレムですが、マグナさんによると様々な機能を持たせたり、形や大きさについてもある程度の自由が利くのだと伺いました。それはどの程度まで可能なのでしょうか?」
「ゴーレムか? かなりの自由度がある。だが、あまり色々弄ると耐久度が低い上にすぐに減るから、使い物にならなくなるぞ」
ファーアースオンラインのゲームシステム【自動人形】。
文字通り自動で動く人形を設定するシステムで、種別的にはゴーレムと呼ばれるアイテムに対して、簡単な命令を登録しておけるというものだ。ゴーレムは耐久度がなくなって壊れるまで命令を実行し続ける使い捨てのアイテムだと思えば良い。ゴーレムは命令された労働しかできないし、途中で命令を撤回することもできない。命令を止めるにはゴーレムを破棄するしかない。
ファーアースオンラインにおいて、ゴーレムの役目は限定されていた。【拠点】でアイテムを自動生成する施設の管理、留守の場合の伝言板、モンスターへのちょっとした迎撃とデコイなど。フォルティシモのレベルだと戦闘では、まったくと言って良いほど役に立たない。
それでも【自動人形】が重宝されていたのは、使用数の制限が緩いからに他ならない。
従者は高度なAIに基づいた柔軟な行動をしてくれたが、人数が少なくて増やすには月額課金が必要だった。
従魔は限定的に優れた能力でプレイヤーをサポートしてくれたが、一定のクラス以外には一度に連れて行けるのが一匹という制限があった。
【自動人形】はその制限が緩い。ほとんどの場合、作れば作っただけ動かすことができる。もちろん製作コストや製作時間が必要なものの、およそ作った先から稼働させても上限に達することはない。
ラナリアは少し興奮しているようだが、レベル上げから帰ってきた時のラナリアのテンションが高めなのはいつものことだ。
「実は旧エルディンの領土をアクロシア王国へ併合することになりまして、そのほとんどが私の祖父であるバルデラバーノ公爵の領土へ組み込まれます。そこでフォルティシモ様の御力で、あの領土を瞬く間に“使える土地”へと変貌させて頂ければと思った次第です」
「大量のゴーレムを投入して、一気に開墾しようってことか」
「もちろんマグナさんにすべての負担を強いるつもりはありません。ゴーレム製作にたずさわるには、フォルティシモ様の配下に加わらなければならないと喧伝し、アクロシアで募集をするつもりです」
ラナリアの祖父バルデラバーノ公爵とは何度か顔を合わせた。人の顔と名前を忘れるのに定評のあるフォルティシモが特徴まで記憶しているということは、それだけ印象的な人物である。
「俺の利点としては、バルデラバーノ公爵領にスパイを潜り込ませられるってところか」
「フォルティシモ様の子孫従者の数も爆発的に増やせます。また、その様子を見た者を『浮遊大陸』へ招くことで、信仰心を集めるのにも一役買えることでしょう。それに、旧エルディンの領土を自由に開拓できるという利点もあります」
ラナリアは先日話したエルディンに残された御神木へ暗に言及している。フォルティシモがあの領土の開拓を任されたのなら、御神木の周囲に神社を建てるなり、立ち入り禁止にするなりすれば、もはや崩れる寸前の御神木が誰かに害される可能性は低くなるだろう。
御神木を『浮遊大陸』へ移住させるのは難しくても、しばらくはその場で留まり続けられる案と言える。フォルティシモが御神木の状況を従者たちへ相談してから、すぐに自国で調整して己の実行できる次善策を提案してきたラナリアはさすがだ。
フォルティシモは少し考えて、彼女の提案を受諾した。
◇
エルミアはアクロシア王国で植物を専門的に研究しているという教授と会う機会を設け、様々な質問を投げ掛けた。教授としても森と共に暮らすエルフたち、その中でもハイエルフと呼ばれる種族のエルミアと話してみたかったようで、会合は和やかな雰囲気で進んだ。
フォルテピアノのお陰でエルフたちへの偏見は薄れているとは言え、権威ある人物が時間を取ってくれた上、好意的に接してくれるのは感謝しなければならない。
しかしながら、会合でエルミアが望む話を聞くことは叶わなかった。焼けた植物の再生や枯れかけの樹木の移設に関する話は、さすがの植物研究家の教授からも否定的な意見しか出て来なかったのだ。
エルミアに落胆は少なかったと言って良い。それは心の中では分かっているからだ。ほぼ無償でエルディンのエルフたちを救い、あの空の大陸を浮かせている彼は、方法があればきっとやってくれたのだから。
エルミアの行動は彼でもできないことが認めたくなくて、足掻いている赤子の駄々のようなものだった。
教授の家を辞して王都を歩いているエルミアは、懐に入れた板状の魔法道具が震えたのを感じて立ち止まった。
「これ、便利なんだけど、便利過ぎるというか」
この板状の魔法道具は、冒険者を希望した珍しいエルフたちに対してフォルティシモが配ってくれた特上の魔法道具だ。
その恐るべき機能とは、どれだけ離れていても文字や音声のやりとりができるというものだった。冒険者だけでなく、騎士や軍、国家間など、喉から手が出るほどに欲する魔法道具だろう。
エルミアが思わず愚痴をこぼしたのは、この便利過ぎる魔法道具を使う者たちを思ってのことだ。
エルミアは冒険者を希望したエルフたちのため、Aランク冒険者である己をリーダーとして冒険者パーティ<リョースアールヴァル>を結成した。元々外の世界に興味のあったエルフの中でも特に好奇心旺盛な者たちだ。何かと言うとエルミアに質問を投げ掛けて来る。この便利過ぎる魔法道具のせいで、四六時中どこにいてもパーティメンバーからの質問だったり雑談だったりに晒されていた。
エルミアが板状の魔法道具を操作すると、己の中の魔力が減ったのを感じる。その代わりにパーティメンバーのメッセージが届いていた。どこの店の果実ジュースが美味しかった、という他愛もないメッセージ。
エルミアは頬を緩め、返事のメッセージを打ち込む。打ち終わったタイミングを見計らったように、板状の魔法道具が音声通信の要求を報せる。
「はい、こちらエルミア。どうしたの?」
『エルミア! 聞いた!?』
「聞いたって何の話? 果実ジュースのことならたった今見たけど」
『違うわよ! あのアクロシアの王女が、森を開拓するために人を大勢集めてるんだけど!』
アクロシアの王女ラナリア・フォン・デア・プファルツ・アクロシア。エルフたちにとってはトーラスブルスを侵攻しようとして行き場を失ったエルフたちを救ってくれただけでなく、その後も住む場所を提供してくれた。大恩ができてしまった相手であり、彼の夫人の一人。
人族でありながらも、さすがは王族という容姿をしていて、その所作も相まってエルフであるエルミアでも見惚れてしまうことがある。彼が気に入るのも仕方のないことだろう。
「落ち着いて。森のことは、スーリオン様たちと話し合ったのかも知れないでしょ。何もしないで放っておいたら、魔物に支配されるだけなんだし」
通話の相手に落ち着けと言いながらエルミアの声は震えていたし、頭の中は疑問符だらけだった。だってあそこには、まだ御神木が住んでいるのだ。フォルティシモだってそれは知っているはずなのに、何故開拓を進めようとしているのか。
『それでも私たちが生まれ育った場所なんだよ!』
「それはそうだけど、それを決めるのは私たちじゃなくてスーリオン様たち長老であって」
『でも、長老たちも王女も、フォルティシモ様がこうだって言えば従うでしょ!』
彼女の言うことはもっともで、天空の王と称される神の如き力を持つ彼の言葉を、聞かないはずがない。
「それは言われたら従うでしょうけど、そんなの私に言われても」
『だってエルミアは、フォルティシモ様の愛妾なんでしょ? ベッドの上でおねだりして来てよ! 森は今のまま残して欲しいって!』
「………は? ………はあああぁぁぁ!?」
天下の往来で手持ちサイズの小さな魔法道具へ向けて叫び声をあげたエルミアは、とても目立っていた。
エルミアは急いで通話相手の居場所を聞き出して、エルミアは彼の妾ではなく、それどころか恨んでいて、いや感謝もしているけどと何度も何度も言って聞かせた。通話相手は長寿のエルフの中では若手で、ケラケラと笑うだけでエルミアの話に取り合ってくれなかった。
「フォルティシモ様、農場やエルフの里の労働力として使用しているゴーレムですが、マグナさんによると様々な機能を持たせたり、形や大きさについてもある程度の自由が利くのだと伺いました。それはどの程度まで可能なのでしょうか?」
「ゴーレムか? かなりの自由度がある。だが、あまり色々弄ると耐久度が低い上にすぐに減るから、使い物にならなくなるぞ」
ファーアースオンラインのゲームシステム【自動人形】。
文字通り自動で動く人形を設定するシステムで、種別的にはゴーレムと呼ばれるアイテムに対して、簡単な命令を登録しておけるというものだ。ゴーレムは耐久度がなくなって壊れるまで命令を実行し続ける使い捨てのアイテムだと思えば良い。ゴーレムは命令された労働しかできないし、途中で命令を撤回することもできない。命令を止めるにはゴーレムを破棄するしかない。
ファーアースオンラインにおいて、ゴーレムの役目は限定されていた。【拠点】でアイテムを自動生成する施設の管理、留守の場合の伝言板、モンスターへのちょっとした迎撃とデコイなど。フォルティシモのレベルだと戦闘では、まったくと言って良いほど役に立たない。
それでも【自動人形】が重宝されていたのは、使用数の制限が緩いからに他ならない。
従者は高度なAIに基づいた柔軟な行動をしてくれたが、人数が少なくて増やすには月額課金が必要だった。
従魔は限定的に優れた能力でプレイヤーをサポートしてくれたが、一定のクラス以外には一度に連れて行けるのが一匹という制限があった。
【自動人形】はその制限が緩い。ほとんどの場合、作れば作っただけ動かすことができる。もちろん製作コストや製作時間が必要なものの、およそ作った先から稼働させても上限に達することはない。
ラナリアは少し興奮しているようだが、レベル上げから帰ってきた時のラナリアのテンションが高めなのはいつものことだ。
「実は旧エルディンの領土をアクロシア王国へ併合することになりまして、そのほとんどが私の祖父であるバルデラバーノ公爵の領土へ組み込まれます。そこでフォルティシモ様の御力で、あの領土を瞬く間に“使える土地”へと変貌させて頂ければと思った次第です」
「大量のゴーレムを投入して、一気に開墾しようってことか」
「もちろんマグナさんにすべての負担を強いるつもりはありません。ゴーレム製作にたずさわるには、フォルティシモ様の配下に加わらなければならないと喧伝し、アクロシアで募集をするつもりです」
ラナリアの祖父バルデラバーノ公爵とは何度か顔を合わせた。人の顔と名前を忘れるのに定評のあるフォルティシモが特徴まで記憶しているということは、それだけ印象的な人物である。
「俺の利点としては、バルデラバーノ公爵領にスパイを潜り込ませられるってところか」
「フォルティシモ様の子孫従者の数も爆発的に増やせます。また、その様子を見た者を『浮遊大陸』へ招くことで、信仰心を集めるのにも一役買えることでしょう。それに、旧エルディンの領土を自由に開拓できるという利点もあります」
ラナリアは先日話したエルディンに残された御神木へ暗に言及している。フォルティシモがあの領土の開拓を任されたのなら、御神木の周囲に神社を建てるなり、立ち入り禁止にするなりすれば、もはや崩れる寸前の御神木が誰かに害される可能性は低くなるだろう。
御神木を『浮遊大陸』へ移住させるのは難しくても、しばらくはその場で留まり続けられる案と言える。フォルティシモが御神木の状況を従者たちへ相談してから、すぐに自国で調整して己の実行できる次善策を提案してきたラナリアはさすがだ。
フォルティシモは少し考えて、彼女の提案を受諾した。
◇
エルミアはアクロシア王国で植物を専門的に研究しているという教授と会う機会を設け、様々な質問を投げ掛けた。教授としても森と共に暮らすエルフたち、その中でもハイエルフと呼ばれる種族のエルミアと話してみたかったようで、会合は和やかな雰囲気で進んだ。
フォルテピアノのお陰でエルフたちへの偏見は薄れているとは言え、権威ある人物が時間を取ってくれた上、好意的に接してくれるのは感謝しなければならない。
しかしながら、会合でエルミアが望む話を聞くことは叶わなかった。焼けた植物の再生や枯れかけの樹木の移設に関する話は、さすがの植物研究家の教授からも否定的な意見しか出て来なかったのだ。
エルミアに落胆は少なかったと言って良い。それは心の中では分かっているからだ。ほぼ無償でエルディンのエルフたちを救い、あの空の大陸を浮かせている彼は、方法があればきっとやってくれたのだから。
エルミアの行動は彼でもできないことが認めたくなくて、足掻いている赤子の駄々のようなものだった。
教授の家を辞して王都を歩いているエルミアは、懐に入れた板状の魔法道具が震えたのを感じて立ち止まった。
「これ、便利なんだけど、便利過ぎるというか」
この板状の魔法道具は、冒険者を希望した珍しいエルフたちに対してフォルティシモが配ってくれた特上の魔法道具だ。
その恐るべき機能とは、どれだけ離れていても文字や音声のやりとりができるというものだった。冒険者だけでなく、騎士や軍、国家間など、喉から手が出るほどに欲する魔法道具だろう。
エルミアが思わず愚痴をこぼしたのは、この便利過ぎる魔法道具を使う者たちを思ってのことだ。
エルミアは冒険者を希望したエルフたちのため、Aランク冒険者である己をリーダーとして冒険者パーティ<リョースアールヴァル>を結成した。元々外の世界に興味のあったエルフの中でも特に好奇心旺盛な者たちだ。何かと言うとエルミアに質問を投げ掛けて来る。この便利過ぎる魔法道具のせいで、四六時中どこにいてもパーティメンバーからの質問だったり雑談だったりに晒されていた。
エルミアが板状の魔法道具を操作すると、己の中の魔力が減ったのを感じる。その代わりにパーティメンバーのメッセージが届いていた。どこの店の果実ジュースが美味しかった、という他愛もないメッセージ。
エルミアは頬を緩め、返事のメッセージを打ち込む。打ち終わったタイミングを見計らったように、板状の魔法道具が音声通信の要求を報せる。
「はい、こちらエルミア。どうしたの?」
『エルミア! 聞いた!?』
「聞いたって何の話? 果実ジュースのことならたった今見たけど」
『違うわよ! あのアクロシアの王女が、森を開拓するために人を大勢集めてるんだけど!』
アクロシアの王女ラナリア・フォン・デア・プファルツ・アクロシア。エルフたちにとってはトーラスブルスを侵攻しようとして行き場を失ったエルフたちを救ってくれただけでなく、その後も住む場所を提供してくれた。大恩ができてしまった相手であり、彼の夫人の一人。
人族でありながらも、さすがは王族という容姿をしていて、その所作も相まってエルフであるエルミアでも見惚れてしまうことがある。彼が気に入るのも仕方のないことだろう。
「落ち着いて。森のことは、スーリオン様たちと話し合ったのかも知れないでしょ。何もしないで放っておいたら、魔物に支配されるだけなんだし」
通話の相手に落ち着けと言いながらエルミアの声は震えていたし、頭の中は疑問符だらけだった。だってあそこには、まだ御神木が住んでいるのだ。フォルティシモだってそれは知っているはずなのに、何故開拓を進めようとしているのか。
『それでも私たちが生まれ育った場所なんだよ!』
「それはそうだけど、それを決めるのは私たちじゃなくてスーリオン様たち長老であって」
『でも、長老たちも王女も、フォルティシモ様がこうだって言えば従うでしょ!』
彼女の言うことはもっともで、天空の王と称される神の如き力を持つ彼の言葉を、聞かないはずがない。
「それは言われたら従うでしょうけど、そんなの私に言われても」
『だってエルミアは、フォルティシモ様の愛妾なんでしょ? ベッドの上でおねだりして来てよ! 森は今のまま残して欲しいって!』
「………は? ………はあああぁぁぁ!?」
天下の往来で手持ちサイズの小さな魔法道具へ向けて叫び声をあげたエルミアは、とても目立っていた。
エルミアは急いで通話相手の居場所を聞き出して、エルミアは彼の妾ではなく、それどころか恨んでいて、いや感謝もしているけどと何度も何度も言って聞かせた。通話相手は長寿のエルフの中では若手で、ケラケラと笑うだけでエルミアの話に取り合ってくれなかった。
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