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第二章
第五十六話 ピアノvs黄金竜 後編
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最果ての黄金竜から放たれたブレス攻撃【頂きより降り注ぐ天光】に対して、正面から相対したのはフレアだった。ピアノが避難を命令したにも関わらずフレアはピアノの正面に立ち、全身をその名の通り真紅の炎で包む。
「紅剛勁」
フレアがピアノの言葉を無視した事実に驚く暇もなく、黄金色のブレスが紅い炎へ襲い掛かった。
紅い炎が壁となってピアノやエルフ、トーラスブルスの兵士たちを守っている。
ピアノがフレアを作ったのはオープンベータの頃で、その頃から第一線で使い続けている。徹底的に育てた上に課金装備で固めているフォルティシモの従者とは比べられないものの、そこそこ高い戦闘能力を誇っているはずだ。
そのフレアのHPが、秒単位でみるみるうちに減少していく。
黄金のブレスの勢いは決して衰えない。
今の内に周囲の者たちに逃げるよう叫ぶが、大混乱でそれどころではなかった。
「フレアさんに回復と補助を掛けろ!」
誰かが大声を出すと、エルフやトーラスブルスの兵士たちが一斉にフレアへ向かって【治癒】やバフを掛け始めた。
だがピアノの情報ウィンドウは語っている。
フレアのHP減少は止まらない。まるで効果がない。いや効果はあるのだろうが、圧倒的な攻撃力の前に僅かな数値の回復やバフでは焼け石に水でしかない。
あっという間にフレアのHPがレッドゾーン、最大HPの十分の一まで減ってしまった。
ピアノはインベントリから純白の刀身を持つ片手剣、光剣クラウ・ソラスを取り出した。
「抜光!」
音声ショートカットによって起動したスキルが、クラウ・ソラスの刀身を巨大な光の刃へと変える。
ピアノは光の刃を天へと向ける。レーザーのような白い光が伸び、空の最果ての黄金竜へ突き刺さった。
最果ての黄金竜が蹌踉めき、ブレスを中断した。
周囲から歓声が上がるが、ピアノは冷や汗が流れるのを止められない。
ピアノの攻撃を受けた最果ての黄金竜は、まるでHPを減らした様子がなかったからだ。ピアノが祈りながら【解析】を使うと、情報ウィンドウには無慈悲な単語が並んでいた。
ボス属性を持つモンスターに対して【解析】を使っても、詳細なステータスまでは分からない。しかしHPのバーが表示されたり、状態や特殊なスキルは確認することができる。
> 【星の衣】
「弱体前のあれかよっ」
最果ての黄金竜の特殊スキル【星の衣】は、ほとんどの属性攻撃を無力化してしまう。ただでさえエンドコンテンツであるレイドボスが、システム的なアシストを受けて更に強力なモンスターになっているのだ。
最果ての黄金竜はその巨大な眼球をぎょろりと動かして、眼下のピアノを見下ろした。
「GAAAaaa!!」
> 【最果ての黄金竜】との戦闘が開始されました
狩るべき獲物を見つけた竜の咆吼を放つ。
ピアノは迷うことなく跳躍して、天烏に乗り込んだ。
距離を取れば、またブレス攻撃をしてくる。次にあれを受ければフレアのHPはゼロになり、ブレスはピアノのパーティメンバーやエルフ、トーラスブルスの兵士を悉く薙ぎ払うだろう。いやそれだけではない。この関所の背後にあるトーラスブルスの街を破壊して多くの犠牲を出してしまう。
地上が射程範囲に入らないように、天烏を空高くへ飛ばす。天烏はマッハで飛行するため、スピードだけなら最果ての黄金竜より天烏のが上だ。
最果ての黄金竜の六枚羽が動いた。光を纏った突風がピアノと天烏へ襲い掛かる。
山のように巨大な体躯から放たれるそれは、歴とした攻撃だ。天烏の羽が鎌鼬によって切り裂かれ、甲高い悲鳴を上げる。
ピアノの天烏は一撃で絶命していた。
「嘘、だろ!?」
攻撃範囲が広いだけと思っていた羽ばたき攻撃だけで、天烏という従魔を失ったピアノは思わず叫んでいた。
天烏の身体はアイテムが耐久度を失った時と同じように、光のエフェクトに包まれて消え去り、ピアノの情報ウィンドウに休眠状態の天烏が収まった。再度天烏を使うには、【拠点】へ戻って回復させなければならない。もしくは課金アイテムという手段があるが、ピアノは無課金勢なのでそのアイテムは持っていない。
急いで【飛翔】スキルを使って、空中を滑空する。
「抜光!」
再度クラウ・ソラスで攻撃するものの、やはり最果ての黄金竜のHPを一ドットすら削れない。
最果ての黄金竜の口から炎弾が放たれた。
一発一発が関所の建物よりも巨大な炎弾が三発。一つでも地上に落ちれば惨事は免れない。
「縮地!」
短距離の瞬間移動を使い、クラウ・ソラスで炎弾を切り裂いた。ゲームの頃と同じように、炎弾は切った時点でエフェクトと共に消えるため、残骸が地上に落ちる心配はない。
ピアノが炎弾を追っている間に、最果ての黄金竜はスキルのキャストを完了させている。ゲームの頃もレイドボスは優秀なAIを積んでいて、戦術を組み立てて攻撃してくるし、こっちの戦術も学習されるためパターンでは倒せない。
空から二十メートルはあろう大きさの黄金のオベリスクが六本、六芒星の頂点を描くように降り注ぐ。オベリスクが光り出すと、ピアノの全身にとてつもない重力が掛かったように地面へ墜落してしまう。
まるで空に己以外の存在を許さないかのような重力系の拘束スキルだ。
周囲のエルフやトーラスブルスの兵士たちは、立ち上がることもできず地面に突っ伏している。
「おいおいおい、それは反則じゃないかっ?」
最果ての黄金竜の顎が輝く。
【頂きより降り注ぐ天光】が来るのは間違いないが、分かっていても拘束スキルのせいで空へ逃れられない。
黄金のブレスが放たれた。
「光壁!」
今度はフレアには頼れない。ピアノ自ら周囲を守るための【障壁】を展開した。
真っ白な光の壁は、黄金のブレスを食い止める。一見すれば二つは拮抗しているように見えた。
ピアノのMPとSPが信じられない勢いで減っていく。
「抜光!」
【頂きより降り注ぐ天光】を防ぐ壁を維持しながら、オベリスクを攻撃する。
六本を破壊する間に、MPとSPが三分の一まで減ってしまっていた。
「こんのっ! 縮地!」
ピアノが空へと逃れると、黄金のブレスもピアノを追って狙いを変える。
【障壁】を切った瞬間、ブレスがピアノを飲み込んだ。
「あああぁぁぁっ!」
全身を焼かれたような痛みが走り、ピアノは絶叫を上げていた。
リアルワールドと異世界ファーアース、両方合わせても痛みとは無縁だったピアノは、気絶しそうなほどの苦しみに身もだえる。
視界を包んだ黄金が消えた時、自分が生きているのが信じられなかった。
最果ての黄金竜はピアノが存命であることに驚いたのか、まるで人間のように戸惑っている。
そしてピアノは自分の中からある気持ちが湧いて来るのが分かった。
死にたくない。
脳神経接続子剥離病になり幼い頃から寝たきりで、そんな自分を哀れみたくなくてゲームに没頭した。没頭することで、自分は人生を楽しんでいるのだと無理矢理言い聞かせていた。
そして成功率がゼロに等しい手術を受けると決めた。
充分に人生を謳歌したと、憔悴しきった両親に笑顔で挨拶して死を受け入れたのだ。
だがこうして、神様から奇跡を賜った。
本当は外を歩きたかった。VRではなく本物の太陽を感じたかった。美味しい物も食べたかった。誰かと遊びに行きたかった。アバターではなく自分の顔で話したかった。
本当は、絶対に死にたくなかった。
神様のゲーム。人殺しをしなければならないのだろう。だがそれは、逆の意味、殺される可能性もあるということだ。
ピアノはピアノを殺そうとする者を許さない。
どんな手段を使っても、誰に頼っても、生き残ってみせる。
胸の内から溢れる想いに、ピアノは笑う。死にたくないと、生きたいと思い、みっともなく足掻けることが嬉しい。
ピアノは情報ウィンドウを起動。
一度も使ったことのなかったボタンに、自らの拳を叩き付ける。
そうして、生まれて初めてできた友人―――何を話しても口数が足らなくて、負けるのが大嫌いだから何かと張り合って来て、キャラクターを強くするためなら平気で他人を出し抜き、そのせいで色んなプレイヤーから蛇蝎の如く嫌われていて、でも誰よりも課金してゲームを真剣にプレイしていた最強厨の、この最果ての黄金竜を一人で倒せてしまえる最強の親友を呼んだ。
「頼むぞ、フォルティシモ!」
「紅剛勁」
フレアがピアノの言葉を無視した事実に驚く暇もなく、黄金色のブレスが紅い炎へ襲い掛かった。
紅い炎が壁となってピアノやエルフ、トーラスブルスの兵士たちを守っている。
ピアノがフレアを作ったのはオープンベータの頃で、その頃から第一線で使い続けている。徹底的に育てた上に課金装備で固めているフォルティシモの従者とは比べられないものの、そこそこ高い戦闘能力を誇っているはずだ。
そのフレアのHPが、秒単位でみるみるうちに減少していく。
黄金のブレスの勢いは決して衰えない。
今の内に周囲の者たちに逃げるよう叫ぶが、大混乱でそれどころではなかった。
「フレアさんに回復と補助を掛けろ!」
誰かが大声を出すと、エルフやトーラスブルスの兵士たちが一斉にフレアへ向かって【治癒】やバフを掛け始めた。
だがピアノの情報ウィンドウは語っている。
フレアのHP減少は止まらない。まるで効果がない。いや効果はあるのだろうが、圧倒的な攻撃力の前に僅かな数値の回復やバフでは焼け石に水でしかない。
あっという間にフレアのHPがレッドゾーン、最大HPの十分の一まで減ってしまった。
ピアノはインベントリから純白の刀身を持つ片手剣、光剣クラウ・ソラスを取り出した。
「抜光!」
音声ショートカットによって起動したスキルが、クラウ・ソラスの刀身を巨大な光の刃へと変える。
ピアノは光の刃を天へと向ける。レーザーのような白い光が伸び、空の最果ての黄金竜へ突き刺さった。
最果ての黄金竜が蹌踉めき、ブレスを中断した。
周囲から歓声が上がるが、ピアノは冷や汗が流れるのを止められない。
ピアノの攻撃を受けた最果ての黄金竜は、まるでHPを減らした様子がなかったからだ。ピアノが祈りながら【解析】を使うと、情報ウィンドウには無慈悲な単語が並んでいた。
ボス属性を持つモンスターに対して【解析】を使っても、詳細なステータスまでは分からない。しかしHPのバーが表示されたり、状態や特殊なスキルは確認することができる。
> 【星の衣】
「弱体前のあれかよっ」
最果ての黄金竜の特殊スキル【星の衣】は、ほとんどの属性攻撃を無力化してしまう。ただでさえエンドコンテンツであるレイドボスが、システム的なアシストを受けて更に強力なモンスターになっているのだ。
最果ての黄金竜はその巨大な眼球をぎょろりと動かして、眼下のピアノを見下ろした。
「GAAAaaa!!」
> 【最果ての黄金竜】との戦闘が開始されました
狩るべき獲物を見つけた竜の咆吼を放つ。
ピアノは迷うことなく跳躍して、天烏に乗り込んだ。
距離を取れば、またブレス攻撃をしてくる。次にあれを受ければフレアのHPはゼロになり、ブレスはピアノのパーティメンバーやエルフ、トーラスブルスの兵士を悉く薙ぎ払うだろう。いやそれだけではない。この関所の背後にあるトーラスブルスの街を破壊して多くの犠牲を出してしまう。
地上が射程範囲に入らないように、天烏を空高くへ飛ばす。天烏はマッハで飛行するため、スピードだけなら最果ての黄金竜より天烏のが上だ。
最果ての黄金竜の六枚羽が動いた。光を纏った突風がピアノと天烏へ襲い掛かる。
山のように巨大な体躯から放たれるそれは、歴とした攻撃だ。天烏の羽が鎌鼬によって切り裂かれ、甲高い悲鳴を上げる。
ピアノの天烏は一撃で絶命していた。
「嘘、だろ!?」
攻撃範囲が広いだけと思っていた羽ばたき攻撃だけで、天烏という従魔を失ったピアノは思わず叫んでいた。
天烏の身体はアイテムが耐久度を失った時と同じように、光のエフェクトに包まれて消え去り、ピアノの情報ウィンドウに休眠状態の天烏が収まった。再度天烏を使うには、【拠点】へ戻って回復させなければならない。もしくは課金アイテムという手段があるが、ピアノは無課金勢なのでそのアイテムは持っていない。
急いで【飛翔】スキルを使って、空中を滑空する。
「抜光!」
再度クラウ・ソラスで攻撃するものの、やはり最果ての黄金竜のHPを一ドットすら削れない。
最果ての黄金竜の口から炎弾が放たれた。
一発一発が関所の建物よりも巨大な炎弾が三発。一つでも地上に落ちれば惨事は免れない。
「縮地!」
短距離の瞬間移動を使い、クラウ・ソラスで炎弾を切り裂いた。ゲームの頃と同じように、炎弾は切った時点でエフェクトと共に消えるため、残骸が地上に落ちる心配はない。
ピアノが炎弾を追っている間に、最果ての黄金竜はスキルのキャストを完了させている。ゲームの頃もレイドボスは優秀なAIを積んでいて、戦術を組み立てて攻撃してくるし、こっちの戦術も学習されるためパターンでは倒せない。
空から二十メートルはあろう大きさの黄金のオベリスクが六本、六芒星の頂点を描くように降り注ぐ。オベリスクが光り出すと、ピアノの全身にとてつもない重力が掛かったように地面へ墜落してしまう。
まるで空に己以外の存在を許さないかのような重力系の拘束スキルだ。
周囲のエルフやトーラスブルスの兵士たちは、立ち上がることもできず地面に突っ伏している。
「おいおいおい、それは反則じゃないかっ?」
最果ての黄金竜の顎が輝く。
【頂きより降り注ぐ天光】が来るのは間違いないが、分かっていても拘束スキルのせいで空へ逃れられない。
黄金のブレスが放たれた。
「光壁!」
今度はフレアには頼れない。ピアノ自ら周囲を守るための【障壁】を展開した。
真っ白な光の壁は、黄金のブレスを食い止める。一見すれば二つは拮抗しているように見えた。
ピアノのMPとSPが信じられない勢いで減っていく。
「抜光!」
【頂きより降り注ぐ天光】を防ぐ壁を維持しながら、オベリスクを攻撃する。
六本を破壊する間に、MPとSPが三分の一まで減ってしまっていた。
「こんのっ! 縮地!」
ピアノが空へと逃れると、黄金のブレスもピアノを追って狙いを変える。
【障壁】を切った瞬間、ブレスがピアノを飲み込んだ。
「あああぁぁぁっ!」
全身を焼かれたような痛みが走り、ピアノは絶叫を上げていた。
リアルワールドと異世界ファーアース、両方合わせても痛みとは無縁だったピアノは、気絶しそうなほどの苦しみに身もだえる。
視界を包んだ黄金が消えた時、自分が生きているのが信じられなかった。
最果ての黄金竜はピアノが存命であることに驚いたのか、まるで人間のように戸惑っている。
そしてピアノは自分の中からある気持ちが湧いて来るのが分かった。
死にたくない。
脳神経接続子剥離病になり幼い頃から寝たきりで、そんな自分を哀れみたくなくてゲームに没頭した。没頭することで、自分は人生を楽しんでいるのだと無理矢理言い聞かせていた。
そして成功率がゼロに等しい手術を受けると決めた。
充分に人生を謳歌したと、憔悴しきった両親に笑顔で挨拶して死を受け入れたのだ。
だがこうして、神様から奇跡を賜った。
本当は外を歩きたかった。VRではなく本物の太陽を感じたかった。美味しい物も食べたかった。誰かと遊びに行きたかった。アバターではなく自分の顔で話したかった。
本当は、絶対に死にたくなかった。
神様のゲーム。人殺しをしなければならないのだろう。だがそれは、逆の意味、殺される可能性もあるということだ。
ピアノはピアノを殺そうとする者を許さない。
どんな手段を使っても、誰に頼っても、生き残ってみせる。
胸の内から溢れる想いに、ピアノは笑う。死にたくないと、生きたいと思い、みっともなく足掻けることが嬉しい。
ピアノは情報ウィンドウを起動。
一度も使ったことのなかったボタンに、自らの拳を叩き付ける。
そうして、生まれて初めてできた友人―――何を話しても口数が足らなくて、負けるのが大嫌いだから何かと張り合って来て、キャラクターを強くするためなら平気で他人を出し抜き、そのせいで色んなプレイヤーから蛇蝎の如く嫌われていて、でも誰よりも課金してゲームを真剣にプレイしていた最強厨の、この最果ての黄金竜を一人で倒せてしまえる最強の親友を呼んだ。
「頼むぞ、フォルティシモ!」
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