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2章
80 ヒノクニ騒動編③それぞれの国の特徴と多恵と金成の反乱
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今回訪れたイセノミヤ国の首都イセノミヤの街並みは全体的に白を基調としており、巫女服や祭司服を着た獣人が溢れていた。カガリがこの国の事について話してくれた。
イセノミヤ国は儀式・祭事を司るイズモ神の加護を受けた土地で代々儀式や祭司に長けた人物が生まれる事が多い。そのためイセノミヤ国ではヒノクニ大陸で一番儀式・祭事関連の道具や知識、術式が豊富で大陸全土からさまざまな人々が訪れる。またイズモ神は獣人の信仰対象のため、獣人がイセノミヤ国に集まりやすくなった。
翔達は他の国の特徴についても教えてもらった。
シシエド国は資源・建築を司るエビス神の加護を受けた土地で生産系や採掘・建築に長けた人物が生まれる事が多い。そのため様々な生産物、建築素材が生み出され、この大陸の生活を支えている。またエビス神は魔族の信奉の対象のため、魔族がシシエド国に集まりやすい。
ヨツクニ国は戦闘・武器を司るスサノオ神の加護を受けた土地で戦闘系や武器作成に長けた人物が生まれる事が多い。そのため様々な武器が生み出され、大陸中からたくさんの武人が訪れたり、護衛任務などで他の国々へ派遣されることも多いためこの大陸の防衛を支えている。
オオエド国は繁栄・繁殖を司るアマテラス神の加護を受けた土地で家畜・農業・それらに関する生産系に長けた人物が生まれる事が多い。比較的安全な海の近い。そのため様々な山の幸、海の幸、生産物が生み出され、この大陸の食を支えている。
話を聞き終わった後
「宿に行ったあと、観光する時間はある?」
と真保が聞くと咲夜が答えた。
「明日が会議のため本日は自由にしてもらって大丈夫です。あと宿に関してはこちらで連絡しますので先に刊行してもらっていいですよ」
「じゃあ、お言葉に甘えて観光を先にしよっか?真保達も何か見たいんでしょ?あと無理に敬語使わなくていいから普段の言葉遣いでお願い」
「わかったわ。あなたたちがそういうなら。でどこに行きたいの?」
と咲夜が聞くと女性陣は声を揃えて
「「服屋」」
カガリの案内でイセノミヤで一番の有名店の服屋へ行くと真帆は翔達男性陣に声を掛けた。
「じゃあ女の子たちで服を見るから翔達は外で待っててね」
「うん、了解。ゆっくりね」
と答えると女性陣は店の中に入って行く。すると重兵衛が話しかけてきた。
「いいのですか?護衛として付いていかなくて?」
「ああ、大丈夫。軽く見た感じ出口はここにしかないし何かあればわかるし、仮に何かあっても真保達ならどうにかできるよ。それに一番の問題は・・」
そこで一呼吸入れ翔は
「女性の買い物は長い。特に服選びならもーー長い。それなら外で待った方がまし」
と答えると、迅、重兵衛はポカーンとした後笑いだした。
「はっはっは、確かに女子の買い物は長いからな。私も母上や姉上の買い物に付いていくときは大変でござる」
「フフフ、確かに咲夜によく付き合わせられるが長いからな。それはさておき翔、その腰にある刀を見せてほしいのだがいいか?」
そして男性陣は男性陣で会話を楽しんだ
翔達の周囲で様子をうかがっていたある者達
「おい、二手に分かれたぞ」
「あの店の中にも一人配置できてる」
「他のメンバーは送れない。怪しまれる」
お店の中では真保達が咲夜、一葉、カガリを連れ出し動き回っていた。
(そろそろいいわね)
と真保は聖たちに合図を送り行動を開始した。真帆は服を探しながらある人物に近づいた。そして
(【イリュージョン)
真保は対象に幻術を見せる状態異常魔法【イリュージョン】を掛けた。真保達は誰にも邪魔されずに一葉、カガリと話すためのチャンスを探していた。そして翔に表を見張ってもらい、咲夜達を連れまわし店内の怪しい人物を探した。するとどこに移動しても一人だけ視線を向けてくるものがいた。そして怪しい人物に【イリュージョン】をかけて幻術の世界に誘い込んだ。
(翔、準備OKよ)
(OK、【ゲート】)
と翔は女性陣をメルトホルンの自宅の真保の部屋に送った。
急に視界が変わり咲夜達は慌てた。
「ここは?」
「えっ?」
「まさか」
「落ち着いて、みんな。ここは私たちの家よ。誰にも監視されずに話したいことがあって」
転移魔法の事を知っている咲夜は落ち着いてきたが一葉、カガリはまだ落ち着かない。
「え?なんで皆さんの家に?」
「どういう事?」
真保達は説明する時間も惜しいのでさっさと話を進める。
「一葉、カガリ、自分たちが強制転移の呪いと奴隷契約していること知ってる?」
と聞くと二人は黙った。
「・・・」
「理由は聞かないわ。但し一つだけ答えて。それは自分たちで掛けたの?」
「そんなわけないじゃない」
「違います」
と二人は力強く否定した。その声を聞き、聖は
「【ディスペル】」
解呪魔法【ディスペル】を発動する。すると一葉の腕輪とカガリの身体から黒い靄が霧散した。そのことに驚いた二人は驚き呆然とした。咲夜含む3人詳しく説明すると一葉、カガリは泣きながら事情を話した。その話と周りの状況から明日何かが起こることを確信した翔達は宿へと行き、会議へと備えた。
翌日翔達はイセノミヤの神殿の会議室に案内された。そこには飛竜と各国の王様、それと護衛が待機していた。軽く自己紹介する間、翔は全員に【鑑定】をかけた。
本来【鑑定】スキルは結構レアスキルなため、スキル所持者は様々な場所で重宝される。またその対処法として【隠蔽】スキルを付与する魔道具も開発されている。この場でもヒノクニ大陸の国王や護衛達には【鑑定】スキル所持者もいて、【隠蔽】スキルを付与する魔道具も持ってきていた。
ただしこれらの話は普通の【鑑定】スキルの話である。翔のスキルは創造神のお墨付きの鑑定【異世界辞典対応】。このスキルの前では創造神クラスの【隠蔽】スキルがなければ防げないつまり現状見破れないステータスは無いことになる。さらに翔達はネロ達に頼み、【鑑定】によりステータスを盗みされた時、ヴィジョン世界内の上級冒険者並みのステータスが出るようにしてもらった。
そして翔は他の大陸の行き方について説明した。この時翔は空間移動の効果が付いた魔道具によりこの大陸に着いたと説明した。最初疑っていた王族たちだが実際に魔道具を見せ、各国の護衛をオオエド国へ送ったことにより信じた。そして多恵がある質問をしてきた。
「一つ質問があるんやけど、その魔道具は翔さんにしか使われないん?」
「そうですね。他の人も試したんですが最初に登録した人しか使えないみたいです」
と答えると多恵と金成はニコリと不気味に笑うと
「ありがと。それならあんさんを操ればすべて解決やな」
「ああ。当初の計画通りだな」
と魔法を放って来た。翔達は軽くはじくと
「やはりこの程度じゃ倒れんよな」
その行動に飛竜と正宗は怒りを現した。
「何をしている?シシエド王、イセノミヤ王」
「正気か?翔殿たちの話を聞いた後、全員で相談して決める約束だったはず」
「あら、心配することないですよ?だってあなた達はこの国で死ぬんどすから」
「何を言ってる?」
「まだ気づかんのか?お主らはここで四方から来る魔物たちに食い凝らされるんじゃ。
まあ客人の方々は安心してもらっていいぞ。男以外はわしが奴隷契約を施し可愛がってやるからな」
と金成はいやらしい視線を真保達に向けた。その時正宗から金成、多恵に向けて手裏剣が放たれた。しかし二人をすり抜けて奥の壁に突き刺さった。
「ふふっ、あら残念。ここに私たちは居ないわよ。ああ、あとカガリは好きにしていいわよ。おいていくから」
「一葉はだめじゃ。ワシの妻になるんだからの」
と一葉、カガリ以外は消え去った。
「くっ、やつら国民を何だと思ってる!迅、直ちに対策を取る、兵に伝えよ」
「こっちもだ。オオエド国と力を合わせるぞ」
「すまぬ翔殿。まさかこ・ん・・・な・・こ・・・?」
と迅に指令を出すと飛竜はこちらを向き謝罪してきた。だがそこには
「じゃあ、俺が一方向相手するよ」
「ええ、じゃあ残りの3方向を私たちが相手するわ。1方向に付き2人でいいわね」
そして女性陣はじゃんけんでペアを決め始めた。
「あのう、翔殿一体何を?」
「うん?ああ、今だれがどこに行くか決めてたんですよ。会議は一度中断で大丈夫ですよ」
「なっ?皆さんだけで相手するんのでござるか?」
「ええ。時間があればみんなが相手すればいいけど、今は時間がないし。あ、決まったみたい、それではまた後で」
「ちょ?」
翔達は【ゲート】でそれぞれの戦場へ飛ばされた。そして始まる最も短いヒノクニ大陸侵略が.。
イセノミヤ国は儀式・祭事を司るイズモ神の加護を受けた土地で代々儀式や祭司に長けた人物が生まれる事が多い。そのためイセノミヤ国ではヒノクニ大陸で一番儀式・祭事関連の道具や知識、術式が豊富で大陸全土からさまざまな人々が訪れる。またイズモ神は獣人の信仰対象のため、獣人がイセノミヤ国に集まりやすくなった。
翔達は他の国の特徴についても教えてもらった。
シシエド国は資源・建築を司るエビス神の加護を受けた土地で生産系や採掘・建築に長けた人物が生まれる事が多い。そのため様々な生産物、建築素材が生み出され、この大陸の生活を支えている。またエビス神は魔族の信奉の対象のため、魔族がシシエド国に集まりやすい。
ヨツクニ国は戦闘・武器を司るスサノオ神の加護を受けた土地で戦闘系や武器作成に長けた人物が生まれる事が多い。そのため様々な武器が生み出され、大陸中からたくさんの武人が訪れたり、護衛任務などで他の国々へ派遣されることも多いためこの大陸の防衛を支えている。
オオエド国は繁栄・繁殖を司るアマテラス神の加護を受けた土地で家畜・農業・それらに関する生産系に長けた人物が生まれる事が多い。比較的安全な海の近い。そのため様々な山の幸、海の幸、生産物が生み出され、この大陸の食を支えている。
話を聞き終わった後
「宿に行ったあと、観光する時間はある?」
と真保が聞くと咲夜が答えた。
「明日が会議のため本日は自由にしてもらって大丈夫です。あと宿に関してはこちらで連絡しますので先に刊行してもらっていいですよ」
「じゃあ、お言葉に甘えて観光を先にしよっか?真保達も何か見たいんでしょ?あと無理に敬語使わなくていいから普段の言葉遣いでお願い」
「わかったわ。あなたたちがそういうなら。でどこに行きたいの?」
と咲夜が聞くと女性陣は声を揃えて
「「服屋」」
カガリの案内でイセノミヤで一番の有名店の服屋へ行くと真帆は翔達男性陣に声を掛けた。
「じゃあ女の子たちで服を見るから翔達は外で待っててね」
「うん、了解。ゆっくりね」
と答えると女性陣は店の中に入って行く。すると重兵衛が話しかけてきた。
「いいのですか?護衛として付いていかなくて?」
「ああ、大丈夫。軽く見た感じ出口はここにしかないし何かあればわかるし、仮に何かあっても真保達ならどうにかできるよ。それに一番の問題は・・」
そこで一呼吸入れ翔は
「女性の買い物は長い。特に服選びならもーー長い。それなら外で待った方がまし」
と答えると、迅、重兵衛はポカーンとした後笑いだした。
「はっはっは、確かに女子の買い物は長いからな。私も母上や姉上の買い物に付いていくときは大変でござる」
「フフフ、確かに咲夜によく付き合わせられるが長いからな。それはさておき翔、その腰にある刀を見せてほしいのだがいいか?」
そして男性陣は男性陣で会話を楽しんだ
翔達の周囲で様子をうかがっていたある者達
「おい、二手に分かれたぞ」
「あの店の中にも一人配置できてる」
「他のメンバーは送れない。怪しまれる」
お店の中では真保達が咲夜、一葉、カガリを連れ出し動き回っていた。
(そろそろいいわね)
と真保は聖たちに合図を送り行動を開始した。真帆は服を探しながらある人物に近づいた。そして
(【イリュージョン)
真保は対象に幻術を見せる状態異常魔法【イリュージョン】を掛けた。真保達は誰にも邪魔されずに一葉、カガリと話すためのチャンスを探していた。そして翔に表を見張ってもらい、咲夜達を連れまわし店内の怪しい人物を探した。するとどこに移動しても一人だけ視線を向けてくるものがいた。そして怪しい人物に【イリュージョン】をかけて幻術の世界に誘い込んだ。
(翔、準備OKよ)
(OK、【ゲート】)
と翔は女性陣をメルトホルンの自宅の真保の部屋に送った。
急に視界が変わり咲夜達は慌てた。
「ここは?」
「えっ?」
「まさか」
「落ち着いて、みんな。ここは私たちの家よ。誰にも監視されずに話したいことがあって」
転移魔法の事を知っている咲夜は落ち着いてきたが一葉、カガリはまだ落ち着かない。
「え?なんで皆さんの家に?」
「どういう事?」
真保達は説明する時間も惜しいのでさっさと話を進める。
「一葉、カガリ、自分たちが強制転移の呪いと奴隷契約していること知ってる?」
と聞くと二人は黙った。
「・・・」
「理由は聞かないわ。但し一つだけ答えて。それは自分たちで掛けたの?」
「そんなわけないじゃない」
「違います」
と二人は力強く否定した。その声を聞き、聖は
「【ディスペル】」
解呪魔法【ディスペル】を発動する。すると一葉の腕輪とカガリの身体から黒い靄が霧散した。そのことに驚いた二人は驚き呆然とした。咲夜含む3人詳しく説明すると一葉、カガリは泣きながら事情を話した。その話と周りの状況から明日何かが起こることを確信した翔達は宿へと行き、会議へと備えた。
翌日翔達はイセノミヤの神殿の会議室に案内された。そこには飛竜と各国の王様、それと護衛が待機していた。軽く自己紹介する間、翔は全員に【鑑定】をかけた。
本来【鑑定】スキルは結構レアスキルなため、スキル所持者は様々な場所で重宝される。またその対処法として【隠蔽】スキルを付与する魔道具も開発されている。この場でもヒノクニ大陸の国王や護衛達には【鑑定】スキル所持者もいて、【隠蔽】スキルを付与する魔道具も持ってきていた。
ただしこれらの話は普通の【鑑定】スキルの話である。翔のスキルは創造神のお墨付きの鑑定【異世界辞典対応】。このスキルの前では創造神クラスの【隠蔽】スキルがなければ防げないつまり現状見破れないステータスは無いことになる。さらに翔達はネロ達に頼み、【鑑定】によりステータスを盗みされた時、ヴィジョン世界内の上級冒険者並みのステータスが出るようにしてもらった。
そして翔は他の大陸の行き方について説明した。この時翔は空間移動の効果が付いた魔道具によりこの大陸に着いたと説明した。最初疑っていた王族たちだが実際に魔道具を見せ、各国の護衛をオオエド国へ送ったことにより信じた。そして多恵がある質問をしてきた。
「一つ質問があるんやけど、その魔道具は翔さんにしか使われないん?」
「そうですね。他の人も試したんですが最初に登録した人しか使えないみたいです」
と答えると多恵と金成はニコリと不気味に笑うと
「ありがと。それならあんさんを操ればすべて解決やな」
「ああ。当初の計画通りだな」
と魔法を放って来た。翔達は軽くはじくと
「やはりこの程度じゃ倒れんよな」
その行動に飛竜と正宗は怒りを現した。
「何をしている?シシエド王、イセノミヤ王」
「正気か?翔殿たちの話を聞いた後、全員で相談して決める約束だったはず」
「あら、心配することないですよ?だってあなた達はこの国で死ぬんどすから」
「何を言ってる?」
「まだ気づかんのか?お主らはここで四方から来る魔物たちに食い凝らされるんじゃ。
まあ客人の方々は安心してもらっていいぞ。男以外はわしが奴隷契約を施し可愛がってやるからな」
と金成はいやらしい視線を真保達に向けた。その時正宗から金成、多恵に向けて手裏剣が放たれた。しかし二人をすり抜けて奥の壁に突き刺さった。
「ふふっ、あら残念。ここに私たちは居ないわよ。ああ、あとカガリは好きにしていいわよ。おいていくから」
「一葉はだめじゃ。ワシの妻になるんだからの」
と一葉、カガリ以外は消え去った。
「くっ、やつら国民を何だと思ってる!迅、直ちに対策を取る、兵に伝えよ」
「こっちもだ。オオエド国と力を合わせるぞ」
「すまぬ翔殿。まさかこ・ん・・・な・・こ・・・?」
と迅に指令を出すと飛竜はこちらを向き謝罪してきた。だがそこには
「じゃあ、俺が一方向相手するよ」
「ええ、じゃあ残りの3方向を私たちが相手するわ。1方向に付き2人でいいわね」
そして女性陣はじゃんけんでペアを決め始めた。
「あのう、翔殿一体何を?」
「うん?ああ、今だれがどこに行くか決めてたんですよ。会議は一度中断で大丈夫ですよ」
「なっ?皆さんだけで相手するんのでござるか?」
「ええ。時間があればみんなが相手すればいいけど、今は時間がないし。あ、決まったみたい、それではまた後で」
「ちょ?」
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