8 / 10
08.公爵子息リーファイ
しおりを挟む
王立学園に入学する年になった。
入学直前、紹介したい者がいる、と父の執務室へと呼び出された。
「よく来たな。まずは、座るがよい」
父の右隣のソファへと促され、腰を落ち着けた。
正面に見知らぬ客がいるとは思っていた。親子だろうか、明らかに仕事のできそうな、威風堂々とした紳士とその息子――
息子の顔を見た瞬間、心臓が跳ねあがった。
いや、顔、というよりも、その造りとその色合い。
夢の中の彼女に似通っていたのだ。
濡れたように艶のある黒髪に黒目。ほっそりとしたラインの顔にスッキリとした目鼻立ち。
しかし、メガネの奥の三白眼は明らかに敵意を持ってこちらを睨みつけていた。
「彼は私の古くからの友人でもあり、最も信頼する臣下。ザグデン公爵だ。公はこの国と他国との折衝に飛び回ってくれていたが、この度三男の学園入学を機に帰国したのだ」
「そ、うでした、か」
「殿下とはお初にお目にかかりますな。こちらは息子のリーファイ。殿下と同い年になります」
危うく聞き逃しそうになったが、なんとか父の言葉を反芻して理解した。
「初めまして。お会いできて、うれしいです」
今どんな顔をしているだろうか。ちゃんと挨拶の言葉を言えてるだろうか。
息子と紹介された彼から目が離せない。不躾に見つめてしまっていた。
「息子の色合いは、珍しいでしょう。遠国はご存知ですか?」
「あ、はい」
ここから海を挟んで数か月もかかる大陸にある国。
そこは、前世の日本という国に似ている文化と風土を持っているらしい。
知識としては頭に入っていた。
「私の亡き妻は遠国出身で、息子はその血が濃いようです。尤も、息子はこの国で生まれ、この国の忠実なる臣民です」
「ジルベルト。儂も公と積もる話がある。よかったら、王宮を案内してやりなさい」
反論は許されず、初対面の彼と共に部屋から放り出された。
仕方なしに、なんとなく距離を取ってあてどもなく歩き出す。
「えーと、どこへ行こうか」
「馬車止めでいい。そこで父の帰りを待ってるから」
「え?でも、王宮の案内……」
「嫌々されるくらいなら、そんなもん、自分で勝手見て帰るさ」
眉を顰め、三白眼が射貫くようにこちらを睨みつける。
なぜ、最初からこんなにケンカ腰なんだろう。理由がわからず、困惑する。
「ああ、くそっ!そんなにこの見た目が、この色が珍しいか?!お前らみんな、ジロジロ珍獣でも見るように見やがって!!」
思い出した。
この国の者たちは遠国を、その文化を野蛮で低俗だと、自分たちの方が上だと勝手に見下している。そんな中に身を置いた彼もまた、謂れのない差別にさらされてきたのだろう。
「違う!!」
思った以上の大声で、否定の言葉を叫んでいた。
「あ、いや、見つめてたのは確かに気を悪くさせたと思う。でも、それは、キミの纏う色が懐か……キレイだと思ったからだ」
「は?」
意外な言葉に毒気を抜かれたのか、リーファイがポカンとこちらを見つめていた。
「む。これではまるで、君を口説いているようだな。勘違いしないで欲しい。尤も、キミの色を纏った女性が目の前にいたら、口説くのもやぶさかではない。それほど、君の色合いを好ましいと思うが、おかしいか?」
「――信じられるか」
「では、どうしたら信じてくれる?やはり、口説かなければダメなのか?男を口説く趣味はないのだが」
「俺も男に口説かれる趣味はねぇよっ!!」
こいつ、目の前にいるのが第二王子だと分かっているのだろうか。
恐れもせず、ポンポンと小気味よく憎まれ口をたたいてくる。
不敬罪を恐れ、そんな口をきく者は周りにはいなかった。
新鮮であり、楽しくもあった。
「やっぱり、口説き落とそう」
「え?!」
生意気な顔から一転、リーファイは恐怖を浮かべた表情で一歩後ずさった。
「お前、同じ学園に行くんだよな?ならば、側近として行動を共にしろ」
「なんでだよ?」
「王族の後ろ盾があれば、陰口をたたく奴らなど黙らせることができるぞ?そしてこの国の第二王子は、偏見などない博愛主義者として尊敬してもらえる。双方にとって一挙両得だろう、どうだ?」
「汚ねぇ……大人の考えだ」
「でも、悪くなかろう?」
スッと片手を差し出した。
リーファイはビクリと肩を振るわせ、さらに半歩後ずさった。
「この手を取れ、リーファイ。悪いようにはしない」
「そういうやつが一番腹が黒いんだよ!」
「まぁ、否定はしない」
悪い笑顔を浮かべれば、苦虫を嚙み潰したような忌々し気な表情を返された。
今はまだ威嚇する野良ネコのような奴だが、有能だという父親に似ているなら、手懐けたら案外いい仕事をするかもしれない。
入学直前、紹介したい者がいる、と父の執務室へと呼び出された。
「よく来たな。まずは、座るがよい」
父の右隣のソファへと促され、腰を落ち着けた。
正面に見知らぬ客がいるとは思っていた。親子だろうか、明らかに仕事のできそうな、威風堂々とした紳士とその息子――
息子の顔を見た瞬間、心臓が跳ねあがった。
いや、顔、というよりも、その造りとその色合い。
夢の中の彼女に似通っていたのだ。
濡れたように艶のある黒髪に黒目。ほっそりとしたラインの顔にスッキリとした目鼻立ち。
しかし、メガネの奥の三白眼は明らかに敵意を持ってこちらを睨みつけていた。
「彼は私の古くからの友人でもあり、最も信頼する臣下。ザグデン公爵だ。公はこの国と他国との折衝に飛び回ってくれていたが、この度三男の学園入学を機に帰国したのだ」
「そ、うでした、か」
「殿下とはお初にお目にかかりますな。こちらは息子のリーファイ。殿下と同い年になります」
危うく聞き逃しそうになったが、なんとか父の言葉を反芻して理解した。
「初めまして。お会いできて、うれしいです」
今どんな顔をしているだろうか。ちゃんと挨拶の言葉を言えてるだろうか。
息子と紹介された彼から目が離せない。不躾に見つめてしまっていた。
「息子の色合いは、珍しいでしょう。遠国はご存知ですか?」
「あ、はい」
ここから海を挟んで数か月もかかる大陸にある国。
そこは、前世の日本という国に似ている文化と風土を持っているらしい。
知識としては頭に入っていた。
「私の亡き妻は遠国出身で、息子はその血が濃いようです。尤も、息子はこの国で生まれ、この国の忠実なる臣民です」
「ジルベルト。儂も公と積もる話がある。よかったら、王宮を案内してやりなさい」
反論は許されず、初対面の彼と共に部屋から放り出された。
仕方なしに、なんとなく距離を取ってあてどもなく歩き出す。
「えーと、どこへ行こうか」
「馬車止めでいい。そこで父の帰りを待ってるから」
「え?でも、王宮の案内……」
「嫌々されるくらいなら、そんなもん、自分で勝手見て帰るさ」
眉を顰め、三白眼が射貫くようにこちらを睨みつける。
なぜ、最初からこんなにケンカ腰なんだろう。理由がわからず、困惑する。
「ああ、くそっ!そんなにこの見た目が、この色が珍しいか?!お前らみんな、ジロジロ珍獣でも見るように見やがって!!」
思い出した。
この国の者たちは遠国を、その文化を野蛮で低俗だと、自分たちの方が上だと勝手に見下している。そんな中に身を置いた彼もまた、謂れのない差別にさらされてきたのだろう。
「違う!!」
思った以上の大声で、否定の言葉を叫んでいた。
「あ、いや、見つめてたのは確かに気を悪くさせたと思う。でも、それは、キミの纏う色が懐か……キレイだと思ったからだ」
「は?」
意外な言葉に毒気を抜かれたのか、リーファイがポカンとこちらを見つめていた。
「む。これではまるで、君を口説いているようだな。勘違いしないで欲しい。尤も、キミの色を纏った女性が目の前にいたら、口説くのもやぶさかではない。それほど、君の色合いを好ましいと思うが、おかしいか?」
「――信じられるか」
「では、どうしたら信じてくれる?やはり、口説かなければダメなのか?男を口説く趣味はないのだが」
「俺も男に口説かれる趣味はねぇよっ!!」
こいつ、目の前にいるのが第二王子だと分かっているのだろうか。
恐れもせず、ポンポンと小気味よく憎まれ口をたたいてくる。
不敬罪を恐れ、そんな口をきく者は周りにはいなかった。
新鮮であり、楽しくもあった。
「やっぱり、口説き落とそう」
「え?!」
生意気な顔から一転、リーファイは恐怖を浮かべた表情で一歩後ずさった。
「お前、同じ学園に行くんだよな?ならば、側近として行動を共にしろ」
「なんでだよ?」
「王族の後ろ盾があれば、陰口をたたく奴らなど黙らせることができるぞ?そしてこの国の第二王子は、偏見などない博愛主義者として尊敬してもらえる。双方にとって一挙両得だろう、どうだ?」
「汚ねぇ……大人の考えだ」
「でも、悪くなかろう?」
スッと片手を差し出した。
リーファイはビクリと肩を振るわせ、さらに半歩後ずさった。
「この手を取れ、リーファイ。悪いようにはしない」
「そういうやつが一番腹が黒いんだよ!」
「まぁ、否定はしない」
悪い笑顔を浮かべれば、苦虫を嚙み潰したような忌々し気な表情を返された。
今はまだ威嚇する野良ネコのような奴だが、有能だという父親に似ているなら、手懐けたら案外いい仕事をするかもしれない。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
転生幼女はお詫びチートで異世界ごーいんぐまいうぇい
高木コン
ファンタジー
第一巻が発売されました!
レンタル実装されました。
初めて読もうとしてくれている方、読み返そうとしてくれている方、大変お待たせ致しました。
書籍化にあたり、内容に一部齟齬が生じておりますことをご了承ください。
改題で〝で〟が取れたとお知らせしましたが、さらに改題となりました。
〝で〟は抜かれたまま、〝お詫びチートで〟と〝転生幼女は〟が入れ替わっております。
初期:【お詫びチートで転生幼女は異世界でごーいんぐまいうぇい】
↓
旧:【お詫びチートで転生幼女は異世界ごーいんぐまいうぇい】
↓
最新:【転生幼女はお詫びチートで異世界ごーいんぐまいうぇい】
読者の皆様、混乱させてしまい大変申し訳ありません。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
――神様達の見栄の張り合いに巻き込まれて異世界へ
どっちが仕事出来るとかどうでもいい!
お詫びにいっぱいチートを貰ってオタクの夢溢れる異世界で楽しむことに。
グータラ三十路干物女から幼女へ転生。
だが目覚めた時状況がおかしい!。
神に会ったなんて記憶はないし、場所は……「森!?」
記憶を取り戻しチート使いつつ権力は拒否!(希望)
過保護な周りに見守られ、お世話されたりしてあげたり……
自ら面倒事に突っ込んでいったり、巻き込まれたり、流されたりといろいろやらかしつつも我が道をひた走る!
異世界で好きに生きていいと神様達から言質ももらい、冒険者を楽しみながらごーいんぐまいうぇい!
____________________
1/6 hotに取り上げて頂きました!
ありがとうございます!
*お知らせは近況ボードにて。
*第一部完結済み。
異世界あるあるのよく有るチート物です。
携帯で書いていて、作者も携帯でヨコ読みで見ているため、改行など読みやすくするために頻繁に使っています。
逆に読みにくかったらごめんなさい。
ストーリーはゆっくりめです。
温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
もう私、好きなようにさせていただきますね? 〜とりあえず、元婚約者はコテンパン〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「婚約破棄ですね、はいどうぞ」
婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう対応を致しました。
もう面倒だし、食い下がる事も辞めたのですが、まぁ家族が許してくれたから全ては大団円ですね。
……え? いまさら何ですか? 殿下。
そんな虫のいいお話に、まさか私が「はい分かりました」と頷くとは思っていませんよね?
もう私の、使い潰されるだけの生活からは解放されたのです。
だって私はもう貴方の婚約者ではありませんから。
これはそうやって、自らが得た自由の為に戦う令嬢の物語。
※本作はそれぞれ違うタイプのざまぁをお届けする、『野菜の夏休みざまぁ』作品、4作の内の1作です。
他作品は検索画面で『野菜の夏休みざまぁ』と打つとヒット致します。
【本編完結】鑑定の結果、適職の欄に「魔王」がありましたが興味ないので美味しい料理を出す宿屋のオヤジを目指します
厘/りん
ファンタジー
王都から離れた辺境の村で生まれ育った、マオ。15歳になった子供達は適正職業の鑑定をすることが義務付けられている。
村の教会で鑑定をしたら、料理人•宿屋の主人•魔王とあった。…魔王!?
しかも前世を思い出したら、異世界転生していた。
転生1回目は失敗したので、次はのんびり平凡に暮らし、お金を貯めて美味しい料理を出す宿屋のオヤジになると決意した、マオのちょっとおかしな物語。
※世界は滅ぼしません
☆第17回ファンタジー小説大賞
34位 奨励賞
ありがとう御座います!🐶🐶🐶
☆2024/9/16
HOT男性向け 1位
ファンタジー 2位
ありがとう御座います。
ざまぁ対象の悪役令嬢は穏やかな日常を所望します
たぬきち25番
ファンタジー
*『第16回ファンタジー小説大賞【大賞】・【読者賞】W受賞』
*書籍発売中です
彼氏にフラれた直後に異世界転生。気が付くと、ラノベの中の悪役令嬢クローディアになっていた。すでに周りからの評判は最悪なのに、王太子の婚約者。しかも政略結婚なので婚約解消不可?!
王太子は主人公と熱愛中。私は結婚前からお飾りの王太子妃決定。さらに、私は王太子妃として鬼の公爵子息がお目付け役に……。
しかも、私……ざまぁ対象!!
ざまぁ回避のために、なんやかんや大忙しです!!
※【感想欄について】感想ありがとうございます。皆様にお知らせとお願いです。
感想欄は多くの方が読まれますので、過激または攻撃的な発言、乱暴な言葉遣い、ポジティブ・ネガティブに関わらず他の方のお名前を出した感想、またこの作品は成人指定ではありませんので卑猥だと思われる発言など、読んだ方がお心を痛めたり、不快だと感じるような内容は承認を控えさせて頂きたいと思います。トラブルに発展してしまうと、感想欄を閉じることも検討しなければならなくなりますので、どうかご理解いただければと思います。
現代ダンジョンで成り上がり!
カメ
ファンタジー
現代ダンジョンで成り上がる!
現代の世界に大きな地震が全世界同時に起こると共に、全世界にダンジョンが現れた。
舞台はその後の世界。ダンジョンの出現とともに、ステータスが見れる様になり、多くの能力、スキルを持つ人たちが現れる。その人達は冒険者と呼ばれる様になり、ダンジョンから得られる貴重な資源のおかげで稼ぎが多い冒険者は、多くの人から憧れる職業となった。
四ノ宮翔には、いいスキルもステータスもない。ましてや呪いをその身に受ける、呪われた子の称号を持つ存在だ。そんな彼がこの世界でどう生き、成り上がるのか、その冒険が今始まる。
お母さん冒険者、ログインボーナスでスキル【主婦】に目覚めました。週一貰えるチラシで冒険者生活頑張ります!
林優子
ファンタジー
二人の子持ち27歳のカチュア(主婦)は家計を助けるためダンジョンの荷物運びの仕事(パート)をしている。危険が少なく手軽なため、迷宮都市ロアでは若者や主婦には人気の仕事だ。
夢は100万ゴールドの貯金。それだけあれば三人揃って国境警備の任務についているパパに会いに行けるのだ。
そんなカチュアがダンジョン内の女神像から百回ログインボーナスで貰ったのは、オシャレながま口とポイントカード、そして一枚のチラシ?
「モンスターポイント三倍デーって何?」
「4の付く日は薬草デー?」
「お肉の日とお魚の日があるのねー」
神様からスキル【主婦/主夫】を授かった最弱の冒険者ママ、カチュアさんがワンオペ育児と冒険者生活頑張る話。
※他サイトにも投稿してます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる