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惨劇に挑め

08 ファイアの本性

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※ 拘束・媚薬・くすぐり・小スカ・筆責め
  ショタ受け
  ショタ×ショタ
  以上が含まれます。ひとつでも駄目な方はご注意ください。















 吊りスカート姿なので、この位置からだと素晴らしいものが拝める。いい眺めだ。キャットが購入したというバルーンズボンも愛らしかったけど。14万AP(愛らしいポイント)だったけど。洋館ではスカート義務ね、義務。
 見て! この、小さな貝殻が嵌ったような足の指。小さい。魔女っ娘より。そこに筆先を這わせる。
 こしょこしょ……

「みゃっ⁉ くしゅぐっちゃい……」

 右の足の指をぐっぱぐっぱ(開いて閉じて)させる。それでも逃げられないと悟ると、足を折り曲げ筆から遠ざけようとした。
 甘いな。筆の長さは十分にある。後ろに回って足の裏を攻めてやる。
 ふさふさ。

「! やめちぇよ。ふぇえん」

 両足を前後に動かし、空中でばたばたと走る。うほほ、可愛い。

「おいテメェ! ファイアに何してんだよー」

 当然。この子を虐めると、がおーっとアクアが可愛く威嚇してくる。

「ああ、ごめんよアクア。退屈だろう。これで遊んでいたまえ」

 二本の桃色の鎖が床から伸び、左右の足首に一本ずつ巻きつく。

「うえあえ?」

 ビンと鎖が縮み、アクアは足を広げたままの状態で固定された。

「うええっ? なんだよこれ!」
「アクア~……」

 彼に手を伸ばすが届かない。本数が増えた筆が、こしょこしょとくすぐってくる。くすぐったくて、足をぐるぐる回転させる。おっとりしているがやはり獣人。運動能力が高い。

「こうしてしまえば意味ないけどね」

 ファイアの足首にも通常の鎖が巻き付き、足を動かせなくしてしまう。

「え? なんで?」
「おりゃおりゃ」

 足の裏を、筆が滑る。

「ふぇ……こちょば、あっ、ひゅううんっ、あはひゃははひゃは」
「ファ、ファイア」

 笑いだしたファイアに、アクアがあんぐりと口を開ける。おそらくファイアのここまでの笑顔は見たことがないのだろう。彼は笑う時も控えめなのだ。大口を開けているのもレアだ。
 笑い慣れていないのか、笑い方が面白いのもグッジョブ。
 筆でくるくると円を描く。

「ひゃめへえ。あひのうら(足の裏)、やめへぇ!」
「いいぞいいぞ。もっと笑いたまえ」
「あぁあ、あひゃああ。んあああ」
「足の裏、気持ちよさそうだね」

 ギシギシと鎖が音を立てる。腕が振り回されているので、足にもそれだけ力が入っているのだろう。

「ふぁ、ファイア……」

 ふふ。アクア君は見ていることしかできまい。

「アクア。ひゃしゅけて!」

 助けを求めるファイアだが、アクアの元気がない。顔が赤く、息も荒くなっている。

「ああああ。ひゃめてよ! アクアの様子が、変だよひゃあああん!」
「あー。大丈夫大丈夫。あの桃色の鎖は媚薬のような効果を持つから」
「びゃ? あああ、やめちぇやめて!」

 ファイアがブンブンと首を振る。おお。ここまで機敏な動きは見たことがない。嫌がる顔も最高だ。

「ファイア……。やめろよ。お前……」

 息を荒げながらもアクアが俺にやめるよう告げてくるが……

「お前? はあ~。ご主人様と呼べと言わなかったかね? 呼べるまでお仕置きだ」

 もうちょっとアクアの方は放置しておくつもりだったけど、躾が必要なようだ。
 痛くはしないから安心しろ。
 天井から紐で繋がれたウインナーのような物が降りてくる。それはアクアの顔の前で止まると、指のように動き出した。

「ひぇ! きもちわりぃ……」

 指モドキはくねくね動いたまま、アクアのブラウスを擦り始めた。

「っ!」

 ビクン、とアクアの身体が跳ねる。指はブラウスの上から小粒な乳首をくりくりとやさしくこねる。

「ん、あ、アア」

 ビクビクと身体が揺れ、鎖が音を立てる。

「はあ、あ、や、だ……」

 指は丁寧に丁寧に乳首を転がす。

「ンああ、やだ……そんな、こと、されるの」
「アクア」
「はい。きみはきみで集中しましょう」

 二本の筆が膝裏を上下する。ファイアはぶるるっと身を震わせた。

「はわ……そこ、くすぐっちゃ、ゃだあ……」
「ほほう? ここが良いと?」
「そうじゃな……ひひゃあうっ、あ、っ」

 精通も、自慰もしたことがないであろう子どもが高く甘い声をあげている。いい眺めだ。媚薬がない分、ファイアの方は色気が少々足りないが、双子とはいえ同じ反応ではつまらない。
 内ももや局部すれすれのところを筆がふわふわと走る。

「やめっ、ふああ。なん、行きたい……トイレ行きたいよぉ」

 ぐずぐずと泣き出してしまった。

「そうかそうか。そこで行っておいでと言うほど俺は優しくないがね。ふけけけけけけ」
「っ、あ……」

 ちょろちょろちょろ……

 びくっとファイアの身体がひときわ大きく揺れたがと思うと、両足の間から黄金の聖水が流れ出る。

「おやおや。思ったより早かったね。アクアに飲ませようと思ったんだけど」
「ふえええええんっ。やだって……いやだっで、いっだのにぃぃ……」

 びゃあああっと本格的に泣き出してしまう。ファイアの足が、自らが出したもので濡れ、鎖にまで伝っていく。いいいおいだ。主人は大きく息を吸い込む。

「ファイ……ンッああ、やめよ! やめろよ」

 指で乳首を挟まれ、アクアはどんどん顔が赤くなっていく。

「目がとろけてきたね。快楽に対する耐性などないだろう」
「ハァ、ハァ、ハァ……。ああ、んん、んあっあ」
「可愛いねアクア。俺がもう限界だ。食べてあげよう」

 アクアは目をとろけさせ、半開きの口から涎がぽたっと床に落ちる。
 彼だけ床に下ろし鎖から解放する。「はぁー……はぁー……」とまだ熱い身体を引きずり、ベッドまで連れて行く。

「アクア! どこ行くの? どごにもいがないでよ……」

 可愛い泣き顔だ。そこで片割れがどうなるか見ていろ。

 ベッドに横たえさせ、枕付近についている手錠で手首を拘束する。ぼーっとしているアクアに抵抗する力など残っていないだろうが、もし殴られれば吹っ飛んでしまう。自衛大事。
 ファイアにもよく見えるように両足を広げさせ、こちらもかちりと拘束する。ファー付きの拘束具なので、手足を痛めにくい構造になっている。俺が作りました。

 ベッドの上で万歳をし、両足をぱかっと開いているアクア……。可愛いよぉ?

「アクア。返事して、あぐあ!」

 アクアが自分を見てくれないことが不安で不満なのだろう。アクアに彼女が出来た時のファイアの反応が非常に気になる。

「可愛いおちんちんが丸見えだね。反り立てちゃって……フフッ」

 小さな指でつつくと、ぷるんと揺れるペニス。プリンみたいだね。……は? おかしい。腹が痛くなってきた。うおお忘れろ! ほら。「んうっ」と可愛い声もセットで聞こえたし。

 もう我慢できない! しゃぶりつくしてくれるわ。

「やめでえ! ぼくが、ぼくがなんでもしますがら……。ああぁあああ~」

 口をつけようとすると殊更大きな声を出す。すごい泣いている。ぞくぞくする。
 ほう? 何でもすると言ったか?

「ふーん? それなら言うことを聞いてもらおうかな? ファイア」
「ぎぎまず……ぎぎまずがら。あぐあにぞういうごとじないでぇえ……」
「ん?」
「ぼくだけ、なの……。アクアに、そういうことしていいの。ぼくだけ……なの」
「お?」

 あれれ? アクアの身を案じての台詞かと思いきや……独占欲かね? ま、まさか、ファイアはアクアに、兄弟愛ではなく……

「っほほほほう。そういうことなら? 楽しませてもらおうか?」

 鎖がファイアを解き放つと、ぴゃーっとベッドに走ってくる。足がびしょびしょのままシーツによじ登り、アクアの身体をぎゅっと抱きしめる。

「あぐあ……」
「ふぁ、ファイア……。あつい、あついい……」

 何かを求めて、アクアが舌を突き出す。ファイアは一切躊躇せず、その舌を己の唇でちゅっと挟み込んだ。

「んっん……。ふぁ、いあ……。な、なんか、それ。きもち、いい」
「んう、んう。うれしい……。良くして、あげゆね?」

 ちゅっちゅっと口づけを交わし合う幼児たち。俺何も指示してないのに、なんか始まった……。あ、でも気にしないで。それがし、ここで黙って見てますんで。

 帽子からチーズとワインを取り出し、存在感を消してベッドの隅っこで見学する。

 ちゅっちゅっと、可愛い音が物騒な部屋に響く。色の無いしみったれた部屋だが、この二人の周囲だけ白い薔薇が9本、咲き誇っている幻覚が見えるほど輝いている。
 アクアはファイアしか見えていないし、ファイアもアクアのことしか頭にないだろう。

「んーん。もっと、なめて?」
「いいよ? 口あけてね?」

 求められるとファイアが応じる。言われた通り、アクアの口内を満遍なく舐めていく。

「ん、ん」
「どう? アクア」
「ふああ……。ぶるぶるしゅる。胸が、じんじんするう……っ」
「むね? どうして、ほしい?」
「わがんない。さわって、ほしい。ファイア、さわって」

 ギシギシと鎖を解こうとするが手首は自由にならない。ならば、片割れに頼むしかない。
 ファイアはそっと小さな手をお腹の上に乗せる。

「むね、さわるね……?」
「うん。おねがい……。はやくぅ」

 うーむ。アクアが普段の百倍ほど素直になっているなぁ。脳内もとろとろなのが良く伝わってくる。このチーズ美味いな。
 五指が砂を掻くようにアクアの胸で動く。待ちわびた刺激に、小さな身体がゾクゾクと震えた。

「あ、ああ……! そこ、きもちい……。あ、あ。もっと」
「これ以上つよくひっかけないよ? がまんして?」
「あん。あ、あん。ファイ……。も、もっど……」
「ごめん、ね? アクアの言うことは、なんでもきいてあげたいけれど」

 アクアが唇を尖らせる。

「ちゅーして。ちゅー、して……?」
「うん」

 ぷちゅっと唇をくっつけながらも、ファイアの手はブラウスの中をまさぐっている。小刻みに腰が跳ねている。

「あっ、あ……だ、め。ファイア。おれも、もらしそう」
「いいよ? だして?」
「やら、やだぁ」

 首を左右に振るアクアの頬を両手で挟む。

「ぼくと、おそろいに、なろ?」
「う、ううう……」

 歯を食いしばるアクアだったが、ファイアが足元に移動し、おちんちんをせっつき出した。両手の人差し指で、つんつんと揺らす。

「やめ、やめろ」
「あくあも、もらして、ね?」

 魔女っ娘がそっと筆をファイアの手元に置いてやると、ファイアはいいものみっけとばかりにそれを握りしめた。ぷるりんと反り立つソレを、触れるか触れないかの距離で筆先を上下に動かす。
 ビクッと、大きく跳ねたアクアに頬を染めている。

「あっ! だめだって……ふぁい、っ、ああ」
「おそろいが、いいもん」

 ソレの先端を、くるくると円を描くようにくすぐる。筆さばきはあまりうまくないが、刺激を与えていることには違いない。
 アクアが顎をのけ反らせる。

「あぐ、あ、ふあ。な、なんか……出る、出ちゃううってば」
「うん」
「あ、ああああ~。あっあ……ンッッ……!」

 しゅわああああああ……

 自身の尻尾と白いシーツに黄色の水たまりが広がる。
 両足の間に座っていたファイアの両足が生温かい水で濡れてしまうが、微塵も気にしていない。

「ううう、ふううぐううう。だから、いっだのに……えぐ」

 下唇を悔しそうに噛んでいたが、ファイアが包み込むようにキスする。

「がんばったね? あいしてゆよ?」
「んぐううう……。おれも、ファイアが、しゅき……」

 頬ずりしながら抱き合う狸の双子。

 チーズを食べ終えた主人は木槌を取り出し、コングをカンカンカンカンと叩いた。

「!」

 アクアが思い出したように主人の方に顔を向け、ファイアが邪魔くさそうに見つめてくる。……ファイアが将来有望すぎて楽しみだ。

「どうだい? ファイア。今の気分は?」

 楽しいとか言ってくれないかなー?

「ずっと、このままが、いいです……」
「ん?」
「ずっと。この部屋で、アクアと二人っきり。しばりつけたままで。どこにも行かないで。誰とも話さないで。僕だけを見て、僕だけを考えてほしい……でしゅ」

 おっふ。



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