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惨劇に挑め

04 水晶種のスキル

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 バリアにサーチと。水晶族の里を守るための魔法は一体いくつあるのやら。里のものすら知らない何かがあっても不思議じゃない。すべてを把握しているのは長くらいだろう。むろん、主人は前世のスパイ映画の如く、その全てを掻い潜って行く気は毛頭ない。ものすごく暇なら挑戦していたかも知れないが。

 どうせバレるのなら、最初から騒ぎにしてやろう。

 寝所で人形を抱いて眠っていた長は――カッと目を見開いた。

(なにか……来るッ!)

 冷静に布団を蹴っ飛ばすと息を吸い込み、人形に向かって大声を出した。

「敵襲――――!」

 人形型の魔法道具は、その悲鳴じみた声を即座に里全体へ届ける。響き渡る声に警備の者が反応し、家で眠っていた者は即座に子どもの部屋へと駆けた。
 外敵が放った魔法がバリアを貫通し、里の地面に突き刺さったのはその一秒後だった。

 水晶種は魔法が届くよりも速く、戦闘態勢に移ったのだ。

『伏せてぇ!』

 青白い雨が降りそそぐのと、長の声が響くのはほぼ同時。
 水晶種たちは子を抱き上げ、家で最も頑丈な場所へ転がり込んだ。機敏差はあれど、どの家の者も訓練の通りに動いていた。
 レーザービームのような閃光が家を細切れにしていく。クロスの母はただただ恐怖に怯えながら息子たちを抱きしめる。

「…………っ」

 何? 何何っ? いつもの訓練じゃない? 怖い。あなた、どこに居るの? こんな時に家にいないなんて。

 子どもたちは恐怖で声も出ない。
 青白い光は地面に突き刺さると、天に向かって跳ね返った。里を覆うバリアで、ある光は斜め、ある光は横に反射し、縦横無尽に跳ねまわり暴れ続ける。強く叩かれた鞠のように。
 この時点でバリアもサーチの魔法もひび割れ砕けていた。
 目がくらむような瀑布が家を、里を平らにした。無事だったのは魔法の守りが強い長の屋敷。それもその一角のみ。

 静寂が辺りを飲み込む。砂煙が里を覆い尽くす。
 破壊の雨が止む。
 おばばは額から血を流しながらも長の部屋へと赴いた。

「長! ご無事で?」
「ばあや。皆を集めて。余所者を叩き出すわ」

 寝間着を脱ぎ捨てた少女は戦闘服に変わっていた。
 髪を結び、忍装束の長は里の状況を一目で知れる魔具が置いてある部屋へ足早に向かう。
 モニター代わりの白い壁に映し出されたのは、民家が並ぶのどかな風景……ではなかった。

「……」

 瓦礫と化した家々。倒れている家畜。ピクリとも動かない者。夜のため少々見えづらいが、被害の大きさは過去最高だった。
 握り締めた拳から、ぽたりと血が落ちる。
 怪我の手当てもせずにおばばは片膝をつく。

「長。動けるものを集めてまいりました」
「ありがとう。貴女は子どもたちを避難させて。その後はその場で、待機でいいわ」
「はっ! ……避難させたら、戻って参ります」

 長は横を通り過ぎると、狩猟衆の前に出るため壊れた壁から外に出る。土煙で視界が霞む。

「貴女、ひ孫が産まれるんでしょ? 戦闘に参加しなくていいわよ」

 老婆はふっと笑う。

「ご冗談を。最期まで、お供いたします」
「心強いわ」

 狩猟衆、男女含め二十六。負傷者は運ばれたのだろうが、ここにいるものは皆、鋭気で満ち溢れている。仲間を傷つけられた怒り。しつこく、しつこく、安寧を脅かされる痛み。それらが恐怖をねじ伏せ、魔力となって身体から立ち上っている。
 長は声を張り上げる。

「見ての通り敵の出現だ! 数は一人。だが油断するな。我らを獣人とすら認めない者は排除し、里を守る! 武器ある者は構え、魔導を織(し)る者は唱えよ!」
「「おおっ!」」

 絶対に一人にならないよう、二人一組となって動く。散らばる彼らを見ながら咳払いし、少女はこそこそっとおばばに耳打ちする。

「声、ひっくり返ってなかった? 変じゃなかった? 私」
「ご立派でしたよ」

 クスリとおばばは微笑む。

「それでは。我が戻るまで、ご無理はなさらぬよう」

 老婆と思えぬ俊足で彼女もまた、里のために走る。

「ふ……ふふ」

 誰もいなくなり、震え出す足をどかどかと殴りつける。
 怯えるな。怖くないわ。こんな時のために女を、オシャレや趣味を捨てて鍛え、何不自由ない生活をしたと思っているの。

 ――命を賭してでも、里を守るためよ!

 少女のスキルは代々水晶種にのみ受け継がれてきたモノ。このスキルを持つ者が長となる。

(怖くない怖くない。私は強いもの。怖くないったら!)
「気丈なお嬢さんだね。感心したよ」

 背の高くない長の肩甲骨あたりから声がした。振り向きながら引き抜いた刃を振るう。恐怖や疑問を感じる前に動けるようになるほど、繰り返した武道の動き。
 銀の軌跡が空を斬る。しゃがんで躱されると同時に、長はバックステップで距離を取った。相手の正体を――

「……女、の子?」

 暗闇でも目立つ金の髪に魔女の服装。
 報告にあった侵入者。
 ではあの、破壊的な魔法を放ったのは……

「貴様かッ」
「おっと。怖い怖い」

 小太刀の連撃。刃が何もない空間を通り過ぎるたびに、シャンと澄んだ音が鳴る。少女のか細い腕でも、大人の胴くらい両断できそうな速度だ。

(青ランクに届きそうな腕前……。見事だ)

 帽子を押さえ、紙一重で躱していく。
 年端もいかぬ少女が。いったいどれほどの修練を積んだのか。騒ぎに気付き、すぐに仲間も駆け付けてくるだろう。その前に。

「厄介なスキルを持つきみは、片付けておかねばならん」

 金貨を取り出す。

「――はああっ!」

 何かを感じ取ったのか、長が狙ったのは金貨だった。指の間を刃が通り抜け、硬貨を真っ二つにした。指から、ふたつの輝きが地面に落ちる。
 これには主人も間の抜けた声を上げた。

「何ぃっ⁉」
「トドメよ!」

 無駄な間を一切開けず、突きを繰り出す。可愛い顔に似合わぬ、命を奪うことへのためらいの無さ。
 顔の横を刃物が通り過ぎていく。頬と耳に赤い筋が走り、金糸のような髪が数十本、舞い散ってしまう。

「かっけぇな」

 ギリギリだったくせに、によっと妖しい笑いを浮かべる侵入者。
 そのままぴょんぴょんと長の屋敷の屋根に、蛙のように跳び乗って行く。

 だが、そこには翼を広げた少女がすでに待ち構えていた。

「黒鳥人(私)相手に空に逃げるとはね」
「うげっ。速」

 飛行魔法など必要ない彼女たちにとって、『空の封印』がかけられた土地はまさに独壇場。
 相手も翼を持たない限り、長の上を取れる者はいない。

「死になさい!」
「ちょっとはここに来た理由とかさぁ――聞こうよ⁉」

 横に跳ばれ、必殺の一撃も空ぶってしまう。

(なんなの! この娘! ……でも)
「――あ」

 主人が避けた先に屋根はなかった。
 小さな身体は地面に叩きつけられ、ごろごろと跳ねながら転がる。

「いででで……」

 腰を摩りながら咄嗟に顔を伏せる。寸前まで頭のあった場所を鍵爪が切り裂いた。帽子が飛んでいく。

「チッ」
(ひい~。音がしなかったぞ。こえ~)

 わたわたと帽子を拾い、両手で帽子のツバを押さえながらててーっと走る。家屋に逃げ込みたいが自分が漏れなく壊したので、上空からの攻撃を防ぐ場所がない。

(スキルを使うまでもないわ)
(スキルすら使ってもらえないな。こりゃ……)

 トホホと涙を流す。

「長ぁ!」
「! あいつだ」

 ピィーッと笛の音が響き、仲間も集まってきてしまう。
 主人はあっという間に囲まれたのだった。
 武装した黒鳥人男女数名。上空には長。囲まれただけでなく蓋をされた状態だった。

「にょにょにょ……まいったぞ」

 瞳を潤ませ、うろうろおろおろする少女に、一人が眉をしかめる。

「本当にガキじゃないか……」
「油断するな! テイメイの森と山を越えてきているんだ。化け物の変化した姿だと言われても驚かない」
(テイメイの森って言うんだ……)

 狩猟頭が指示を飛ばす。

「魔法で拘束しろ。絶対に近寄るな」
「はっ! ……光の鎖よ。我が敵の動きを封じ込めよ」

 魔法使いの手のひらから魔力で編まれた鎖が伸びる。ジャラジャラと、それは幾重にも少女に巻きついた。
 ように見えた。

「……あれ?」

 鎖は何もない空間を巻きつけていた。

「成人した生物が……ッ。いつまでも俺の視界で存在しないでくれ。不愉快だ」

 底冷えするような声。狩猟頭の剣に「着地した」少女が回し蹴りを放つ。

 ――コキャッ。

「がはあっ!」

 小さな足が大の大人を吹き飛ばした。鼻っ柱をへし折られ、血を撒きながら地面を滑る。

「狩猟頭!」
「このガキッ」

 少女の姿がぶれたかと思うと、すかさず飛来する足。
 まるで大人の男に蹴られたような威力に、隣にいた女性剣士は剣を砕かれ腕をへし折られる。

「ぐ!」

 一呼吸の間に二人やられた。長が慄然と叫ぶ。

「もう一度! 拘束を!」
「光の鎖よ――」
「ふん」

 詠唱している間に攻撃を仕掛ければいいのに、主人はあえて魔法使いを無視した。どうせ、魔法使いを狙えば斜め後ろに控えている奴が「詠唱の間を狙うなど見え見えだ!」とかいってカウンターをぶち込んでくるに決まっている。
 以前それでえらい目に合った。

「我が敵を封じ込めよ!」

 伸びてきた鎖が主人のローブに触れた途端『跳ね返った』。

「なっ――⁉」

 逆に魔法使いをジャラジャラと縛りつけてしまう。鎖の重みで魔法使いはがくっと膝をつく。

「あのローブ。護符が……」
「魔法は効かないか。ならば武器で殺せ! 弓隊、構え」
「殺意高いな……」

 複数の弓が放たれるも主人は慌てずに頭を下げる。お辞儀してむざむざ急所である頭を差し出す少女に長は困惑するが。

 ごんっ。ごん、ごごごごごん。
 束ねた段ボールにボールペンを投げたような音がして、矢が三角帽子に弾かれる。

「武具か⁉」
「ふふん。キャットの六角手裏剣ほどの威力がいないと、貫通出来ないぞ」

 弓が次の発射までの時間を、剣士たちが飛び掛かってきて埋める。
 ひょいひょいそれを躱しながら、虫メガネで相手の力量を鑑定する。


 黒鳥人
 剣士
 レベル 79


(七十九?)

 おかしい。いや、このレベル自体人類からすれば十分に高いが。三百クラスのモンスターが蔓延る山に住んでいて、この程度のレベルとは。

(やはり長のスキルか)
「隙あり!」

 わざわざ声を出して斬りかかってきた剣士の首を蹴り折り、主人は包囲を抜けて広場へたかたかと走る。

 長が指を差す。

「避難所の方へ行かせるな」
(おいおい。こちらに避難所があると教えているぞ)

 走りながら金貨を指で弾くが。
 ヒュンッ。
 飛んできた矢が効果を見事射抜いてしまう。

(うげええぇ……。普通にすげえぇ)

 さっきから魔法を使わせてもらえない。というか、金貨二枚も無駄にしたぞ! 
 ギシギシ泣き始める身体に鞭打ち、背後からの攻撃を側転で避ける。耳のすぐ横を、風切り音が通り抜けた。

「おのれ!」
「熟練の者が多いな……。こいつらハンターになってくれないかなー?」

 即戦力だ。人手不足が一気に解消されそう。

(考えるだけ無駄か……)

 間を開けずに繰り出される矢と剣と鉤爪。そのどれもが「あと少しで当たりそうなのに躱される」と言ったもの。
 彼らの目が曇り、心を焦りが支配しそうになるが――

「全員! 一旦下がれ」

 狩猟頭の声に、黒鳥人たちがハッとなる。振り返ると、血を流しながらも狩猟頭は立っていた。

「嫌な予感がする。誘い込まれているような……。一度距離を取れ!」

 ダダッと走って距離を開け、隊列を組みなおす。主人は目を剥く。

(マジか。すげえこいつら。こんな山の中で籠って何してんだ。俺のためにハンターやれよ)

 勝手なことを思いながら、主人も足を止める。

「長‼ スキルをお使いくだされ!」

 狩猟頭の言葉に、長は迷うように瞳を揺らす。

「そ、それは――でも」
「お使いくだされ。こやつめの動きは「スキルを使わなくても勝てる」と我らに思い込ませる動きそのもの! 我ら、術中にはまっております」
「「!」」

 長は驚き、主人は単純に感心した。
 このおっさんやるやんけ……。
 なるほど。俺の視界で存在することを許そう。

「長!」
「……分かりました。スキル解放」

 ――来るっ!

 主人は口の端を吊り上げる。
 宙に佇む少女は目を閉じ、ゆるやかに両手を広げる。少女を中心に、朝日のようなやさしい白金の光が里を包み込む。羽こそ黒いが、それは天使が降臨したかのような神々しさ。

 興味のない女の子とはいえ未成年。一瞬涎を垂らして見惚れてしまうが、直後、ズドンと錘が圧し掛かってくるような衝撃に襲われ、立っていられなくなる。

(これは……)

 片目を閉じ、歯を食いしばる。まるで重力――いや、体重が十倍にも二十倍にもなってしまったかのような。ただでさえ悲鳴を上げている骨が痛む。

 痛い痛い。本気で痛い。

(身体が、重い……)

 少女は歌うように言葉を紡ぐ。

「私のスキルは相手のステータスを強制的に三分の一にします。……貴女が何者かは知りませんが、さようなら」

 強制弱体化。
 弓隊が魔法で強化された矢を構える。長の光は里の者を守るように包み込んでいる。恐らく、敵を弱体化させ、味方強化するスキル。『戦乙女の旗』。なんとも、前世の有名人ジャンヌを思い出させるスキルだ。

(オーケーオーケー。三百のモンスターが蔓延る山で生きていける理由が分かった)

 俺の、この姿のときのレベルはだいたい百。それが三分の一に。
 残念だが……ここ、までか。
 惨敗した球児のように、少女の指が土を掻く。カワイソウな幼い少女の姿を見ても、長は断罪の女神のごとく告げる。

「殺しなさい」

 光を纏った矢は、侵入者にまともに直撃した。


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