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第17章 レオナルドの世界観、宗教観

●自然について、芸術について、レオナルドの深い言葉 ●時代背景による価値観の違い

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ある日のブログを転載


ブログタイトル

「レオナルドの深~い言葉」


2016/04/15 17:10



本当に深いですよ。 


※あるサイトより転写 



ちっぽけな確実さは大きな嘘に勝る。


愛は知識の母である。


音楽は絵の妹と呼べるだろう。
なぜならそれは聴覚に頼るからで、聴覚は第二番目の感覚だから。絵は何よりも優れていて、音楽より高く位置づけられている。というのも、絵は生まれるやいなや消えてしまうというようなことがないからだ。


我々の周りにある偉大なことの中でも、無の存在が最も素晴らしい。
その基本は時間的には過去と未来の間にあり、現在の何ものをも所有しないというところにある。この無は、全体に等しい部分、部分に等しい全体を持つ。分割できないものと割り切ることができるし、割っても掛けても、足しても引いても、同じ量になるのだ。



絵を描くときには、平らな鏡を使って、そこに自分の作品を映してみるとよい。すると、絵が左右逆に映し出される。そうすれば、誰かほかの画家によって描かれているように見え、じかに自分の絵を見ているときよりも、その欠点がよく見えるものだ。 



顔に人間の性格、
人間の癖や性質を部分的に示す特徴が見られるというのは真実である
苦労せざるものは幸運に値せず
君にはわかるだろうか。



視覚こそがこの世界の美しさを包み込むのだ。視覚は天文学の師であり、人間のあらゆる技術を助け、導くものだ。視覚は人間を世界の隅々までおもむかせる。視覚は数学の様々な部門を支配する。視覚による知識は最も確実なものだ。それは星の距離や大きさを測り、星座の要素や性質や運行を発見し、そこから次に起こることを予言できるようになる。視覚は、建築と図面を生み、そして最後に絵画という聖なる芸術を創始した。おお視覚よ、汝は神の最も優れた創造物だ。汝の崇高さにふさわしい、どんな賛美の歌があろうか。どのような人々が、どんな言葉が、汝の達成したことを言い表せることか。



経験こそ立派な先生だ。芸術の科学と、科学の芸術を研究せよ。



五感は魂に仕える従僕だ。



幸せの入る場所に、嫉妬が待ち伏せしてこれをおそう。



私はいかに生きるかと思っている間、
いかに死ぬかについて学んだ。



自然は自己の法則を破らない。



自分の判断以上に自分を欺くものはない。



失われうるものを富と呼んではならない。
徳こそ本当のわれわれの財産で、それを所有する人の本当の褒美なのである。



あらゆるものは、他のあらゆるものと関連する。
あらゆるものの部分はそれ自身のうちに全体の性質を保っている。







感動しました。本当に奥が深く、心にグッときました。 

ところでレオナルドの名言のなかで 

「あらゆるものは、他のあらゆるものと関連する。
あらゆるものの部分はそれ自身のうちに全体の性質を保っている。」


この言葉って 
宇宙の法則、この世の真理、本来あるべき宗教観
『全てはひとつ』
に繋がっていると感じるのは私だけでしょうか? 


レオナルドは、フラワーオブライフ(神聖幾何学)を熟知していたのですね。 



レオナルドの絵画を学べは、神聖幾何学の学びに繋がるはず。 



まだまだ勉強不足な私です。




※  転載終わり



2019年1月9日  追記


《読み返しての感想》


「自然は、自己の法則を破らない」

という言葉に感銘を受けました。


「レオナルドは、音楽は絵画の妹と呼べるだろうと、絵は何よりも優れていて、音楽より高く位置づけられている。」

という言葉を残しました。


時代背景から鑑みると、レオナルドのような考え方には頷けます。

その時代は、録音機器がまだ発明されておらず、絵画は、(保存状態が良ければ)永久性があるが、音楽は、一度演奏されるやいなや、直ぐに消えてしまうものだったからです。


今の価値観に当てはめたら、違いますよね?


録音機器が発明されて以降、
音楽は、永遠的に残るもの、【絵画同様に、なくらならないもの】です。


だから、絵画は、何よりも優れているというレオナルドの価値観は、
(音楽が、演奏されるやいなや、消えてしまうものではなくなったので)
違ってくると思います。


このような例を見るように、
時代と共に、価値観は変わりゆくものです。



時々、今の時代の価値観を、その時代の価値観に、強引に当てはめようとする人がいるようですが、

「何事も、その時代背景を調べて、論ぜねばならぬ」と、

自分自身にも言い聞かせるように、レオナルドの深い言葉を読ませて頂きました。


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