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第5章 芸術の尊厳について
「レオナルド工房の作品に対する意見書」
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工房で、作品を作り上げているのだから、レオナルドが主流で製作している作品に、弟子が関わることもあるだろうし、
また反対に、弟子の作品を、レオナルドが手伝うこともあっただろう。
入門したての弟子が師匠を真似て習作をしている段階において
「ここは、こう描いたほうが良いよ。」
とレクチャーし、一部分レオナルドの筆致が見られる場合も考えられる。
科学的に、レオナルドの痕跡が見つかったとしても、どこでどう
線引きしたら良いか悩むところである。
【研究者の視覚、確かな目】を信じるより他仕方がない。
偽造工作だけは、断じて許しがたし。
2018.8.8.18:21 記載
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