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第6章 芸術の崩壊

このままだと、「芸術の崩壊だ!」

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フェルメールやダ・ヴィンチに繋がるようになって、素人ながらも芸術を語るようになった私だが、ここにきて、不可解な問題を目にすることが多くなった。


●芸術における価値の判断は、専門家に従うしかない。


●専門家が、そう言うんだから(自分には良さが分からないけど)値打ちのある作品なのだろう。



その大衆心理を利用して、
絵画作品において、マネーロータリングが行われていることを知ってしまった。


絵画作品の数々が、「資金洗浄」において、重要な役割を果たす。


今現在の、社会的な情勢を鑑みると、ある程度なら、やむを得ないと思った。




しかし、まさか、
レオナルド作品にまで、手を出されるなんて…


思ってもいなかった。



かって岡本太郎は、
「芸術は爆発だ。」と名言を残した。



今は、どうだ?

このままだと


「芸術の崩壊だ。」


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