2017.12〜 ★ 死の連鎖の謎 [2023年12月31日完結］

第15章 政略結婚の目的、目論見

アーサーも結婚した翌年に亡くなったが、死因は感冒。アーサーは、生来病弱な体質だったという。

アラゴンと、イングランドの婚姻政策について

※ 下記の情報はwikipediaより




イングランド側がスペイン（カスティーリャ＝アラゴン）側に、20万クラウンという破格な額の持参金を請求したことと、国際情勢のために、婚約は何度も破綻の危機に面した。

1501年10月、ようやくキャサリンはプリマス港に上陸、11月、ウェストミンスター寺院においてアーサーとキャサリンは結婚式を挙げた。

同年12月、アーサーはキャサリンを連れてウェールズのラドロー城へ移った。しかしアーサーは生来病弱な体質で、翌1502年に重い感冒にかかり、4月2日に高熱のため15歳で没した。



それにしても、
政略結婚した翌年に死亡している人物が多いのには、驚かされる。





ルイ12世は、結婚の数ヶ月後に死亡


ジュリアーノ・デ・メディチ(ヌムール公)も、結婚の翌年に死亡


ロレンッオとマドレーヌも、ご夫婦そろって、結婚の翌年に死亡


そして、またまたの気付き

ヘンリー8世の兄、アーサーも、結婚の翌年に死亡 (※結婚式の数ヶ月後)に死亡


アーサー王太子に至っては、重い感冒だという。