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名付け親は赤子を見守る
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「この子の名前はフェウィンでどうでしょう。風属性が取り入れやすくなりますよ。」
「わかりました。ありがとうございます。」
名づけ親としての仕事が一旦終わり、私はしばらく休憩をとることにする。
「ふぅ。最近こういった依頼が増えたな。」
今回つけた子供の名前を記録しながら菓子をつまむ。
名前が被ったら面倒なので、いちいちこうして今まで付けた名前を記録しているのだ。
「しかし、まさかこんな仕事をやるはめになるとは思わなかった。」
今、私は魔名づけ親という仕事をしている。
というのも。ほんの数年前の出来事がキッカケだった。
魔法の存在するこの世界において、長年の研究の末にとある事実が判明したのである。
それは、名前によって魔法の相性が変わってしまうこと。
生まれつき、人にはあらゆる属性の魔法が宿る。しかし、その中でも得意とする魔法というのがある。
だが、それを発揮するときに能力と合わない名前を持っているとうまく扱えなくなる。
たとえば闇魔法が得意な子供が生まれても、そうとは知らずに光魔法や光の女神に関連した名前をつけたりしてしまえば魔力が反発する。うまく力が発動しないならまだしも、この場合は暴走を引き起こしやすくなる危険性が高い。
妖精や自然の力を借りる魔法では特に大切だ。呪文では精霊などの名前を唱えることが多い。その主の名前が魔法と反していたら命令された精霊は混乱するらしい。
つまり、人それぞれの体質に合わせた名前を付けなければならないということがわかった。それから人々は名前をつけることに慎重になったり、改名することを考えたりすることが増えている。
そこで、私のような魔名づけ親という職業が誕生したという訳だ。
魔名づけ親という仕事をしている人は私を含めて極わずかしかいない。
なにせ名前を付ける時に必要な、潜在能力を見極められる力を持つ人物が少ないのだ。
なおかつ、属性に合わせた数多くの言葉の意味についての知識の豊富さも求められる。
だからこのあたりの地域では、私ぐらいしかこの仕事を受けている人はいない。
おかげで最近は忙しくなってしまった。
おそらく、名前の効果がようやく明確に認識され始めたのだろう。
正直面倒な仕事だが、頼りにされるのは悪くない。
「お待たせいたしました。どうぞ中へお入りください。」
しばらくして、新しい客人を出迎えた。
親と生まれて間もない子供を見て、生まれた子供への名づけを依頼しにきたのはすぐにわかった。
「それで、何か注文はあるのでしょうか。」
お決まりの台詞を言う。
潜在能力も大事だが、どんな魔法を得意にしたいかというのが結構重視されやすい。
飛びぬけて得意な属性を持つ人が少ないというのが理由の一つだ。とはいっても、名前に左右されるのは得意分野より苦手分野なことが多いんだが。
「私は、先祖代々炎の魔法を得意としている家系なのです。だから、特に炎に関連した名前をつけてもらえるとありがたい。」
「おや、そういう子は大抵親と関連づけた名前を与えられているのでは?」
「そうなのですが、妻がぜひにと言いまして。専門家により良い名前がいただければ子供のためにもなるだろうと。」
「わかりました。」
こういう依頼は多い。私はすぐに子供の能力を調べてみた。
の、だが。
「うーん。これは難しいですね。・・・一応改めてお聞きしますが、両親は二人とも炎の属性なのですよね。」
「はい。だからこの子も同じ属性である可能性が高いんです。だから名前でその脳力を無駄にしたくないんですよ。」
困った。
こういうこともたまにある。
親の望んでいた属性を持たない子供が生まれるのは珍しくない。
しかもこの子は、よりにもよって水属性の力が強かった。
研究によれば、子供は親の属性を受け継いでいることが大半だったはず。だから名前だって、親から受け継ぐことで支障は起きていなかったのだ。
そうでなくても、両親が二人とも得意とする炎の属性と相性の悪い水の属性を子供が持つことはまずないはず、
嘘でもついていたのか、それとも不倫でもしていたのか。事実は知らないが、何か思い当たることがあるらしく母親は目をそらしている。
・・・このことを考慮してわざわざ私に名づけを依頼してきたのだろう。子供を想う親としては悪くない判断だ。
ここは空気を読んで、なんとなくごまかしておくことにする。
「あなた方の二人分だと強すぎるのか、炎の能力が安定していませんね。単純に炎属性に関係する名前をつけるのは暴走する可能性があるので危険でしょう。」
「え!?そ、そういうものなんですか?」
「そうなんですよ。」
言い訳をしながら一生懸命考えた。
どうやって水属性に反発させない炎属性と関係した名前を付けようか。
水と炎。中和するとなると熱。お湯。蒸気。
「・・・では、スチムというのは?」
「スチム?」
「この子は炎属性の間に生まれたとしては珍しく、水属性も決しては弱くない。だからそのどちらも活かせる名前を考えてみました。この言葉には蒸気や熱気、流れるという意味も交えています。これによって水と炎の魔力の操作がしやすくなるでしょう」
「うーむ。ですが、私としては水よりも炎の属性を強くしたい気も。」
「後半には炎の種族に関連した名前も付けてあります。ご安心を。」
「しかし・・・。」
「お気持ちはわかります。ですが、水と炎の能力の相性はご存知でしょう?難しいのです。ですが、この子ならば、この名前できっと上手に制御できるでしょう。」
「ふぅむ。」
「いかがでしょうか?水と炎を操る方は滅多にいませんよ。今までになかった未知の力をこの子が発揮する可能性は高いでしょう。」
彼はとても悩んでいたが、おだてにおだてて、母親の説得もあってようやく納得してくれた。
「わかりました。では、その名前をいただきましょう。」
「はい。ありがとうございます。」
料金を払い、夫婦は出て行く。
今回はなかなかに厳しい依頼だったと思い返しながら手帳を手に取ると、依頼人の母親が持っていた布が置かれたままであることに気づいた。
そこへ丁度良く、その母親が戻ってきた。
「あの、このたびは本当にありがとうございます。」
「いえ、仕事ですので。」
「その。これはお礼なのですが。」
そう言って、彼女は少しの資金を手渡そうとしてきたがお断りする。
「こういうのは受け取らない主義なのですよ。お気持ちだけで結構です。」
「そう、ですか。」
「代わりに、子供を大切に育ててあげてください。たしかに名前で能力というのは左右されます。ですが、その力をどう育てあげるかはあくまでその子自身とあなた方二人の親にかかってますから。」
「は、はい!わかりました。本当に、ありがとうございます!」
何度もお辞儀をして、彼女は再び出て行った。
「さて、と。忘れないうちに記録しておかなければね。」
スチム。という名前を新しく書き加えた。
どうか私が担当した人の誰かしらが、歴史に名を遺す活躍をしてくれる日がくることを願いながら。
「わかりました。ありがとうございます。」
名づけ親としての仕事が一旦終わり、私はしばらく休憩をとることにする。
「ふぅ。最近こういった依頼が増えたな。」
今回つけた子供の名前を記録しながら菓子をつまむ。
名前が被ったら面倒なので、いちいちこうして今まで付けた名前を記録しているのだ。
「しかし、まさかこんな仕事をやるはめになるとは思わなかった。」
今、私は魔名づけ親という仕事をしている。
というのも。ほんの数年前の出来事がキッカケだった。
魔法の存在するこの世界において、長年の研究の末にとある事実が判明したのである。
それは、名前によって魔法の相性が変わってしまうこと。
生まれつき、人にはあらゆる属性の魔法が宿る。しかし、その中でも得意とする魔法というのがある。
だが、それを発揮するときに能力と合わない名前を持っているとうまく扱えなくなる。
たとえば闇魔法が得意な子供が生まれても、そうとは知らずに光魔法や光の女神に関連した名前をつけたりしてしまえば魔力が反発する。うまく力が発動しないならまだしも、この場合は暴走を引き起こしやすくなる危険性が高い。
妖精や自然の力を借りる魔法では特に大切だ。呪文では精霊などの名前を唱えることが多い。その主の名前が魔法と反していたら命令された精霊は混乱するらしい。
つまり、人それぞれの体質に合わせた名前を付けなければならないということがわかった。それから人々は名前をつけることに慎重になったり、改名することを考えたりすることが増えている。
そこで、私のような魔名づけ親という職業が誕生したという訳だ。
魔名づけ親という仕事をしている人は私を含めて極わずかしかいない。
なにせ名前を付ける時に必要な、潜在能力を見極められる力を持つ人物が少ないのだ。
なおかつ、属性に合わせた数多くの言葉の意味についての知識の豊富さも求められる。
だからこのあたりの地域では、私ぐらいしかこの仕事を受けている人はいない。
おかげで最近は忙しくなってしまった。
おそらく、名前の効果がようやく明確に認識され始めたのだろう。
正直面倒な仕事だが、頼りにされるのは悪くない。
「お待たせいたしました。どうぞ中へお入りください。」
しばらくして、新しい客人を出迎えた。
親と生まれて間もない子供を見て、生まれた子供への名づけを依頼しにきたのはすぐにわかった。
「それで、何か注文はあるのでしょうか。」
お決まりの台詞を言う。
潜在能力も大事だが、どんな魔法を得意にしたいかというのが結構重視されやすい。
飛びぬけて得意な属性を持つ人が少ないというのが理由の一つだ。とはいっても、名前に左右されるのは得意分野より苦手分野なことが多いんだが。
「私は、先祖代々炎の魔法を得意としている家系なのです。だから、特に炎に関連した名前をつけてもらえるとありがたい。」
「おや、そういう子は大抵親と関連づけた名前を与えられているのでは?」
「そうなのですが、妻がぜひにと言いまして。専門家により良い名前がいただければ子供のためにもなるだろうと。」
「わかりました。」
こういう依頼は多い。私はすぐに子供の能力を調べてみた。
の、だが。
「うーん。これは難しいですね。・・・一応改めてお聞きしますが、両親は二人とも炎の属性なのですよね。」
「はい。だからこの子も同じ属性である可能性が高いんです。だから名前でその脳力を無駄にしたくないんですよ。」
困った。
こういうこともたまにある。
親の望んでいた属性を持たない子供が生まれるのは珍しくない。
しかもこの子は、よりにもよって水属性の力が強かった。
研究によれば、子供は親の属性を受け継いでいることが大半だったはず。だから名前だって、親から受け継ぐことで支障は起きていなかったのだ。
そうでなくても、両親が二人とも得意とする炎の属性と相性の悪い水の属性を子供が持つことはまずないはず、
嘘でもついていたのか、それとも不倫でもしていたのか。事実は知らないが、何か思い当たることがあるらしく母親は目をそらしている。
・・・このことを考慮してわざわざ私に名づけを依頼してきたのだろう。子供を想う親としては悪くない判断だ。
ここは空気を読んで、なんとなくごまかしておくことにする。
「あなた方の二人分だと強すぎるのか、炎の能力が安定していませんね。単純に炎属性に関係する名前をつけるのは暴走する可能性があるので危険でしょう。」
「え!?そ、そういうものなんですか?」
「そうなんですよ。」
言い訳をしながら一生懸命考えた。
どうやって水属性に反発させない炎属性と関係した名前を付けようか。
水と炎。中和するとなると熱。お湯。蒸気。
「・・・では、スチムというのは?」
「スチム?」
「この子は炎属性の間に生まれたとしては珍しく、水属性も決しては弱くない。だからそのどちらも活かせる名前を考えてみました。この言葉には蒸気や熱気、流れるという意味も交えています。これによって水と炎の魔力の操作がしやすくなるでしょう」
「うーむ。ですが、私としては水よりも炎の属性を強くしたい気も。」
「後半には炎の種族に関連した名前も付けてあります。ご安心を。」
「しかし・・・。」
「お気持ちはわかります。ですが、水と炎の能力の相性はご存知でしょう?難しいのです。ですが、この子ならば、この名前できっと上手に制御できるでしょう。」
「ふぅむ。」
「いかがでしょうか?水と炎を操る方は滅多にいませんよ。今までになかった未知の力をこの子が発揮する可能性は高いでしょう。」
彼はとても悩んでいたが、おだてにおだてて、母親の説得もあってようやく納得してくれた。
「わかりました。では、その名前をいただきましょう。」
「はい。ありがとうございます。」
料金を払い、夫婦は出て行く。
今回はなかなかに厳しい依頼だったと思い返しながら手帳を手に取ると、依頼人の母親が持っていた布が置かれたままであることに気づいた。
そこへ丁度良く、その母親が戻ってきた。
「あの、このたびは本当にありがとうございます。」
「いえ、仕事ですので。」
「その。これはお礼なのですが。」
そう言って、彼女は少しの資金を手渡そうとしてきたがお断りする。
「こういうのは受け取らない主義なのですよ。お気持ちだけで結構です。」
「そう、ですか。」
「代わりに、子供を大切に育ててあげてください。たしかに名前で能力というのは左右されます。ですが、その力をどう育てあげるかはあくまでその子自身とあなた方二人の親にかかってますから。」
「は、はい!わかりました。本当に、ありがとうございます!」
何度もお辞儀をして、彼女は再び出て行った。
「さて、と。忘れないうちに記録しておかなければね。」
スチム。という名前を新しく書き加えた。
どうか私が担当した人の誰かしらが、歴史に名を遺す活躍をしてくれる日がくることを願いながら。
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