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174 回避
しおりを挟むギルドへ依頼完了の手続きにより、また明日工事の手伝いをすることにした。
実家の仕事を知るのもいいことだと、ただ討伐にでたくないだけなんだけどね。
ギルドの前の飯屋により、酒と魚のフライを頼んだ。
魚のフライの他に芋の揚げたのもついてきた、芋の揚げたのと酒は、俺の中で相性がいい。
今晩泊まるところをどうしようかと、ぐびぐび飲んでいたら、声をかけられた。
頭を上げると、先日までアンソニー様とお世話になっていた、ホテルの支配人だった。
「先日は、お世話になりました。」
「いえいえこちらこそ。」
俺は、支配人に手で座るように促した。
支配人は、座り給仕の子に酒と肉の焼いたのを頼んだ。
酒が来るまで、ホテルの庭とテラスの話をした。
なかなかの作りであると。庭の木花もだが、テラスや廊下の鉢植えの素敵なことを、伝えると支配人は、「皆喜びます。特に庭師は、喜びます。」と、微笑んだ。
「お待たせいたしました。お酒とお肉は…角のある……おいしいですよぉ。」と、去っていった。
「「乾杯。」」
ぐびぐびと、お酒を喉へ流し入れる。
「支配人は、この辺にご用でも?」
俺が、小首を傾げながら問うと、少し顔を赤らめて答えた。
「お願いできると…聞きまして。」
「お願い…あぁ、今夜いいですよ。」
「有難うございます。ギルドで、依頼を受ける話をしていたので、もしかしたらと…。」
「俺としても有りがたい。支配人のうちへ行ってもいいですか?」
支配人は、真っ赤になりながら頷いた。
野宿回避!
酒とつまみを、いただいてから支配人の部屋へむかった。
支配人の部屋は、乗り合い馬車乗り場のすぐそばだった。
いいとこ住んでるなぁ。
建物の前で、見上げ思った。
キラキラした、光がエントランスから漏れていた。
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