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17 経理の部屋 要0.5
しおりを挟む「どーぞ。」
「思ったより広いな。」
経理の部屋は、ギルドからさほど遠くもなく、きちんと片付けられており、広い部屋だった。
「物がないだけですよ。そちらに座ってください。お茶いれますよ。」
手際よく用意をし、俺の前に運んでくる。
「夕飯どうしますか?」
「腹減ってないの?」
「何か作りますね。」経理が立ち上がったので、俺も一緒に立ち上がった。
「俺も一緒に作るよ。二人でやった方が早く終わるし、楽しいだろ。」
経理は、にっこりと微笑んだ。
二人で、トマトのパスタと肉を焼いた。
それをワインと一緒に食した。
俺が、食器を片付けている間に、経理が風呂の用意等をした。
風呂が沸く間、経理の手を揉んであげた。
「先程、女性の掌を揉んでいたでしょ?」
俺の揉む手を見ながら、経理が話した。
「いいなって、見ていたんです。」
「そうなんだぁ、じゃぁよかった。」
手を使う仕事だけあって、はっていた。
指も一本づつ、丁寧に揉みほぐしている間に、風呂が沸いたようなので、経理の服を脱がしにかかった。
「なにするんですか?」
「えっ!」
なにするって、なにするんだよ!
お前が俺を買ったんだろが!
「服を脱がないと、風呂に入れないよね。」
「そうですね。そうです。」
「脱がしてもいいかな?風呂、一緒に入りたいのだけど…、ダメかな?」
経理は、俺の手を握ってうつむいた。
耳が真っ赤だ。
「入りたいです。」
可愛いのぉ。
「じゃあ、脱がすね。」
俺は、経理の服のボタンに手をかけた。
脱がしてやると、白い肌があらわになった。日中、ギルドのなかにいて日に当たらないからか、真っ白だった。皮膚に傷もなく、はりのある、綺麗な体だった。
経理の服をソファーの背もたれにかけ、ベルトに手をかけた。
「俺も脱がしてもいいですか?」
「お願いします。」俺は、手を広げて、さぁどうぞってした。
「はい。」経理は、俺のシャツのボタンをはずしながら「俺、人の服脱がすの…初めてです。」
シャツボタンをはずすと、シャツを引っ張り出した。
「そうなの?彼氏とか彼女のないの?」
俺は、シャツを脱ぐと経理に渡した。経理は、たたみながら答えた。
「はい。どちらもいたことがあるのですが…あっと、言う間に脱がされて…さらっと、いただかれてしまうのです。」
経理は、俺のベルトをはずすと、ちゅっと、してきた。
顔を赤くし、恥ずかしそうにした。
俺は、経理の頭の後ろへ手をまわし、経理を引き寄せると、大きく口を開け、食らうようにちゅーをした。
「ぅふっぅん。」経理の息が漏れた。
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