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カエル化女子と好きな人
婚約者はど天然3
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「これは、浮気じゃないし。瑠璃也だって、あるでしょ。推しじゃなくても、そういうの」
「ああ、抜きどころってやつ?俺にはそんな濃いフェチとかないけど」
と下品なことを言いだすので、実際に少しムカついているのだと思う。
「知ってるのもいるのがムカつくな。そこの奴は、ラブホ連れ込もうとした奴だし、そこのは、位置情報共有アプリを強要してきた奴。合鍵わたしてきた奴もいる」
足元に落ちていたアクリルスタンドと、写真、パンフレットを見て瑠璃也が言う。瑠璃也が助けに入ってくれた時のことを言っているのだろう。
「本当、何しに来たの。片付け中だから。貰い手が決まったグッズもあるし」
「で、浮気って何」
この前の話をまぜっかえしているのが分かる。でも、話したくはなかった。
「その話もういいよ。瑠璃也の感覚は分かったから」
「俺の感覚?」
「感じなければありなんでしょ。もういいよ。私の感覚とは違うって分かっただけ」
言っていて声が震えてくるのが分かる。感情がこもって来ると、丁寧に気持ちを伝えるのも苦しくなった。
「そもそも、日埜くんとっていう考えもなかったのに、ショックだった」
なんとか私がそう伝えると、瑠璃也は頭を下げる。本当にごめん、と言うのだ。
「あんなの本音で言ってないから。完全な嫉妬だし。でも、白那が静馬と会ってることを隠したくなるメンタルに、怪しさを感じるのは本当だよ」
「水樹家のこと教えてくれるって言うから、行っただけだよ」
「じゃあ静馬とは何にもしてない?」
「何にもして……。え~と」
ハグは何かしたことになるのか?この前本当はこれが聞きたかったのだ。瑠璃也の表情が変わる。
「ああ、抜きどころってやつ?俺にはそんな濃いフェチとかないけど」
と下品なことを言いだすので、実際に少しムカついているのだと思う。
「知ってるのもいるのがムカつくな。そこの奴は、ラブホ連れ込もうとした奴だし、そこのは、位置情報共有アプリを強要してきた奴。合鍵わたしてきた奴もいる」
足元に落ちていたアクリルスタンドと、写真、パンフレットを見て瑠璃也が言う。瑠璃也が助けに入ってくれた時のことを言っているのだろう。
「本当、何しに来たの。片付け中だから。貰い手が決まったグッズもあるし」
「で、浮気って何」
この前の話をまぜっかえしているのが分かる。でも、話したくはなかった。
「その話もういいよ。瑠璃也の感覚は分かったから」
「俺の感覚?」
「感じなければありなんでしょ。もういいよ。私の感覚とは違うって分かっただけ」
言っていて声が震えてくるのが分かる。感情がこもって来ると、丁寧に気持ちを伝えるのも苦しくなった。
「そもそも、日埜くんとっていう考えもなかったのに、ショックだった」
なんとか私がそう伝えると、瑠璃也は頭を下げる。本当にごめん、と言うのだ。
「あんなの本音で言ってないから。完全な嫉妬だし。でも、白那が静馬と会ってることを隠したくなるメンタルに、怪しさを感じるのは本当だよ」
「水樹家のこと教えてくれるって言うから、行っただけだよ」
「じゃあ静馬とは何にもしてない?」
「何にもして……。え~と」
ハグは何かしたことになるのか?この前本当はこれが聞きたかったのだ。瑠璃也の表情が変わる。
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