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2章 蒔かれたよ、変の種
●謎の席の『仲間さん』
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「魔法3日目(友引)」
わたしのクラスには、前期が始まってこのかたずっと空いている席がある。
真ん中の列の真ん中の、誰に聞いても誰の席なのか分からない謎の席。
つまり、わたしの隣の席なのだけれど、かく言うわたしも一体誰の席なのか知らないままだ。
一度、担任の先生に誰の席なんですか、と聞いたところ、無言で顔を逸らされてしまった。
それから、わたしにとってその席はより謎を深めることになった。
まほりに言うと、その席はきっと『仲間さん』の席だよ、と言ってある昔話をしてくれた。
病気のため、結局一度も学校へと来ることの出来ないまま亡くなってしまった生徒が、かつてこの学校にいた。
その生徒を気の毒に思った担任の先生が、ちょうどみんなに囲まれる真ん中の列の真ん中の席に『仲間さん』の席として、その子の座席を移動させたのがことの始まりだという。
『仲間さん』っていうのは本当にそういう名前っていうわけじゃなくて、みんなの仲間っていう意味なんだよ、とまほりは言う。
そのときから、この学校の2年c組には『仲間さん』の席が用意されるようになった……。
しばらくの間は、その話を真面目に信じていたけれど、2年c組の教室を使っていた部の先輩に聞くと、自分のときはそんな謎の席はなかったと言う。
何か事情があってたまたま学校に来れない子がいるんでしょ、と先輩は言う。
その話をまほりにすると、彼女は納得いかない顔をして、
そう言えば1年の頃も途中から、ミサの隣の席空いていたよね、と言う。
ミサ、まさか『仲間さん』に憑かれてる!?と大仰な調子で続けたので、
そんなわけあるか!とそのときは突っ込みを入れた。
けれど、今、その席の隣から眺めていると、少し不思議な気持ちになる。
何か事情があって、学校に来れない子の席なのか、それとも本当に『仲間さん』の席なのか。
まさか本当に、わたしは『仲間さん』に憑かれているのか?
まあ、先生も何も教えてくれないし、クラスの子は何も知らないみたいだし、知る方法はないんだけどね。
とはいっても、登校日で久しぶりに教室にみんなが揃っていると、やっぱりその席が目立つからつい考えてしまう。
けれど、今日はもう二つ、空いている席がある。
窓際の前から二番目の席――幸太郎の席と、あとは廊下側の一番後ろ――これは誰の席だか思い出せないのだった。
朝のSHRの真っ最中、
「な、何だって……?横堀が休みってどういうことだ!?」
と担任の笠井先生が驚いた声をあげたのをきっかけに、わたしは考え事から現実に引き戻された。
わたしの中で、面倒くささのメーターがぐんっとあがる。
「本田、何か聞いていないのか?急病か何かか?」
ほらね、こうやってわたしに振られるって分かっているからだ。
わたしは、幸太郎とまほりと一緒に考えた設定を口にする。
「張りきって一人旅にチャレンジしたら、外国まで行っちゃったらしくて。しばらく帰ってこないそうでーす」
棒読みでそう言ったら、机の横に下がっているトートバックがもぞっと動く。
「分かってる分かってるから、じっとしていてよね」小声でバックに話しかける。
「そうか、横堀らしいな。まあ、無事そうなら良かった」
手違いで外国に行ってしまったのに、無事そうってどういう解釈?
先生も幸太郎に関しては、感覚が麻痺しているみたいだ。
でも納得してくれたなら良かった。
「あとは、そうか松代も休みなんだな。松代からは連絡が入っているから、よし。当番、号令かけてくれー!」
「先生、今は夏休みなので当番はいませーん」
「じゃあ、俺がかけるか。起立――」
挨拶が終わって座るときに、廊下側の席を確認する。
そうか、あそこに座っているはずなのが、まほりの言うイケメンの松代君なのか。
このクラスになった最初に自己紹介があったはずなのに、今まで気を払わずにいたあたり、自分の関心の低さに呆れてしまう。
知らなくても問題なく過ごせていたわけだし、まあ、気にするとこもない気もするけれど……。
「はぁ~……」
わたしの考え事に背後のため息が重なった。
後ろを見ると、戸田さんが頬杖をつきながら、暗い顔をして机に置いた携帯を眺めながら、そわそわと指を動かしてその画面をなでている。
画面は黒いままだから、なにか作業をしているわけではなさそうだ。
「どうしたの?戸田さん、ため息なんかついて?」
わたしがそう尋ねると、戸田さんは顔をあげる。
いつものフワフワとした笑顔はなく、暗い表情が張りついている。
「本田さん……。ね、本田さんは占いってどう思う?」
「占い?どう思うってどういう意味?」
「本田さんは、占いの結果って気にする人なのかなって」
「占いの結果?どうだろ……でも、そんなに気にしないかな。良いことだけ信じるっていうか」
朝のテレビの占いで最下位だったりすると、さすがに少しへこむけれど。
「そっか。じゃあ、占いを気にする彼氏ってどう思う?」
「戸田さんの彼氏の話?」
わたしがそう言うと、いつもみたいなくすくす笑いで、
「ふふふっ、その辺は濁して?」
戸田さんは言う。
当たり、かな?
「どう思う?」
彼氏がどうのこうのと言われてもピンと来ないけれど、万が一のことを考えてみる。
付き合っていて割といつも傍にいて、いつも占いの結果で騒いでいる、という状況を想像してみる。
脳内で想像されたのは、何故か、ワンワン騒いでいる幸太郎の姿だった。
む、無理だ!
「た、耐えられない……っ!」
「わっ、びっくりした」
つい出てしまったわたしの叫びに、戸田さんはびくっとしてのけ反る。
「あんまり気にするようなら、占いを見れる環境をなくしちゃうかもしれない。じゃないと精神衛生上良くないよ」
「荒技だね」
「で、でも、これはわたしの場合だけどね。戸田さんだったらまた違うかも」
わたしより、気が長そうだもん。
「ふふふっ、でも、ありがとう。本田さんの話を聞いて、少し気が楽になったみたい」
「え、そう?わたし大したこと言ってないけど」
「そんなことない。本田さんの考え方って率直でわたし、好きだな」
戸田さんは、フワッと笑って言う。
不覚にもドキーッとしてしまった。
おっとりしていて美人だし、戸田さんって最強かもしれない。
「そ、そう、ありがとう……」
「だから、……やだな」
「え?」
一瞬、切なそうに曇った戸田さんの顔が気になったけれど、
「本田ー、今先生が話していた内容言ってみろ?そんなに先生の夏休みの話はつまらんか?」
と先生からの注意が飛んだので、そこで打ち切られてしまった。
わたしのクラスには、前期が始まってこのかたずっと空いている席がある。
真ん中の列の真ん中の、誰に聞いても誰の席なのか分からない謎の席。
つまり、わたしの隣の席なのだけれど、かく言うわたしも一体誰の席なのか知らないままだ。
一度、担任の先生に誰の席なんですか、と聞いたところ、無言で顔を逸らされてしまった。
それから、わたしにとってその席はより謎を深めることになった。
まほりに言うと、その席はきっと『仲間さん』の席だよ、と言ってある昔話をしてくれた。
病気のため、結局一度も学校へと来ることの出来ないまま亡くなってしまった生徒が、かつてこの学校にいた。
その生徒を気の毒に思った担任の先生が、ちょうどみんなに囲まれる真ん中の列の真ん中の席に『仲間さん』の席として、その子の座席を移動させたのがことの始まりだという。
『仲間さん』っていうのは本当にそういう名前っていうわけじゃなくて、みんなの仲間っていう意味なんだよ、とまほりは言う。
そのときから、この学校の2年c組には『仲間さん』の席が用意されるようになった……。
しばらくの間は、その話を真面目に信じていたけれど、2年c組の教室を使っていた部の先輩に聞くと、自分のときはそんな謎の席はなかったと言う。
何か事情があってたまたま学校に来れない子がいるんでしょ、と先輩は言う。
その話をまほりにすると、彼女は納得いかない顔をして、
そう言えば1年の頃も途中から、ミサの隣の席空いていたよね、と言う。
ミサ、まさか『仲間さん』に憑かれてる!?と大仰な調子で続けたので、
そんなわけあるか!とそのときは突っ込みを入れた。
けれど、今、その席の隣から眺めていると、少し不思議な気持ちになる。
何か事情があって、学校に来れない子の席なのか、それとも本当に『仲間さん』の席なのか。
まさか本当に、わたしは『仲間さん』に憑かれているのか?
まあ、先生も何も教えてくれないし、クラスの子は何も知らないみたいだし、知る方法はないんだけどね。
とはいっても、登校日で久しぶりに教室にみんなが揃っていると、やっぱりその席が目立つからつい考えてしまう。
けれど、今日はもう二つ、空いている席がある。
窓際の前から二番目の席――幸太郎の席と、あとは廊下側の一番後ろ――これは誰の席だか思い出せないのだった。
朝のSHRの真っ最中、
「な、何だって……?横堀が休みってどういうことだ!?」
と担任の笠井先生が驚いた声をあげたのをきっかけに、わたしは考え事から現実に引き戻された。
わたしの中で、面倒くささのメーターがぐんっとあがる。
「本田、何か聞いていないのか?急病か何かか?」
ほらね、こうやってわたしに振られるって分かっているからだ。
わたしは、幸太郎とまほりと一緒に考えた設定を口にする。
「張りきって一人旅にチャレンジしたら、外国まで行っちゃったらしくて。しばらく帰ってこないそうでーす」
棒読みでそう言ったら、机の横に下がっているトートバックがもぞっと動く。
「分かってる分かってるから、じっとしていてよね」小声でバックに話しかける。
「そうか、横堀らしいな。まあ、無事そうなら良かった」
手違いで外国に行ってしまったのに、無事そうってどういう解釈?
先生も幸太郎に関しては、感覚が麻痺しているみたいだ。
でも納得してくれたなら良かった。
「あとは、そうか松代も休みなんだな。松代からは連絡が入っているから、よし。当番、号令かけてくれー!」
「先生、今は夏休みなので当番はいませーん」
「じゃあ、俺がかけるか。起立――」
挨拶が終わって座るときに、廊下側の席を確認する。
そうか、あそこに座っているはずなのが、まほりの言うイケメンの松代君なのか。
このクラスになった最初に自己紹介があったはずなのに、今まで気を払わずにいたあたり、自分の関心の低さに呆れてしまう。
知らなくても問題なく過ごせていたわけだし、まあ、気にするとこもない気もするけれど……。
「はぁ~……」
わたしの考え事に背後のため息が重なった。
後ろを見ると、戸田さんが頬杖をつきながら、暗い顔をして机に置いた携帯を眺めながら、そわそわと指を動かしてその画面をなでている。
画面は黒いままだから、なにか作業をしているわけではなさそうだ。
「どうしたの?戸田さん、ため息なんかついて?」
わたしがそう尋ねると、戸田さんは顔をあげる。
いつものフワフワとした笑顔はなく、暗い表情が張りついている。
「本田さん……。ね、本田さんは占いってどう思う?」
「占い?どう思うってどういう意味?」
「本田さんは、占いの結果って気にする人なのかなって」
「占いの結果?どうだろ……でも、そんなに気にしないかな。良いことだけ信じるっていうか」
朝のテレビの占いで最下位だったりすると、さすがに少しへこむけれど。
「そっか。じゃあ、占いを気にする彼氏ってどう思う?」
「戸田さんの彼氏の話?」
わたしがそう言うと、いつもみたいなくすくす笑いで、
「ふふふっ、その辺は濁して?」
戸田さんは言う。
当たり、かな?
「どう思う?」
彼氏がどうのこうのと言われてもピンと来ないけれど、万が一のことを考えてみる。
付き合っていて割といつも傍にいて、いつも占いの結果で騒いでいる、という状況を想像してみる。
脳内で想像されたのは、何故か、ワンワン騒いでいる幸太郎の姿だった。
む、無理だ!
「た、耐えられない……っ!」
「わっ、びっくりした」
つい出てしまったわたしの叫びに、戸田さんはびくっとしてのけ反る。
「あんまり気にするようなら、占いを見れる環境をなくしちゃうかもしれない。じゃないと精神衛生上良くないよ」
「荒技だね」
「で、でも、これはわたしの場合だけどね。戸田さんだったらまた違うかも」
わたしより、気が長そうだもん。
「ふふふっ、でも、ありがとう。本田さんの話を聞いて、少し気が楽になったみたい」
「え、そう?わたし大したこと言ってないけど」
「そんなことない。本田さんの考え方って率直でわたし、好きだな」
戸田さんは、フワッと笑って言う。
不覚にもドキーッとしてしまった。
おっとりしていて美人だし、戸田さんって最強かもしれない。
「そ、そう、ありがとう……」
「だから、……やだな」
「え?」
一瞬、切なそうに曇った戸田さんの顔が気になったけれど、
「本田ー、今先生が話していた内容言ってみろ?そんなに先生の夏休みの話はつまらんか?」
と先生からの注意が飛んだので、そこで打ち切られてしまった。
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