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セントラルドグマ
第12話 ステップファミリー
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マンタの家のチャイムを鳴らすと、お父さんがドタバタと出てきた。
やはり、相当心配してたのか、扉を勢いよく開けて出てくる。
「マンタ! おま、勝手に飛び……えっ……どな……ありがとうござぃ……あっ、ママとは会わなかったのか?」
「ごめんなさい……」
お父さんの言葉は溢れ出している。
お父さんは、マンタを強く抱きしめ、しばらく背中をさすっていた。リコと僕は、父子を見つめる。
マンタの目からは再び涙が溢れている。引っ込めようとすると引っ込まない、嗚咽で踏ん張ろうとしながらも涙は流れている。
玄関の奥を見てみると、まだ片されていない、マンタくらいの可愛らしいクリスマスツリーが置かれていた。
◇
僕らは家に上がらせてもらった。
家の中には、マンタの遊び道具だろう、ブロックやら車やら絵本やらが置いてある。
僕らは手洗いうがいをして、リビングに通してもらい今までの経緯などを話し始めた。
「そうだったんですか……そんなことが……お二人ともありがとうございます。マンタ……ごめん……本当にごめん……パパはお前のことを全然考えてやれてなかった」
お父さんは、とても悲しげな、自分を責め立てているような、そんな顔をしている。
「お母さんは、マンタ君を探しに出られてるんでしょうか?」
「あぁ……はい、私達は今後の話とかをしていて……そしたらドアの音が聞こえて、最初はトイレかなんかかなと思ってたんですが、状況を理解した時には……もう、見当たらなくて……」
お父さんは、マンタを心配そうに時折見ながら話し続ける。
「ママも血相変えて飛び出してしまって。ママだって、まだ外に1人で出られる状態ではないんですが……私は、マンタが戻ってきた時のためにも家の近くにいないとと。行ったり来たり……もう自分もいっぱいいっぱいで……何度もママにも電話してるけど、出てくれなくて、マンタが見つかったメッセージだけとりあえずさっき……」
「えっ……すみません、お母さんは、もしかしてマンタ君のこと思い出して、急いで探しにでられたんですか?」
お父さんは、自分の中でもまだ状況を整理しきれていないのかもしれない。落ち着こうとしながらも喋ってくれている。
僕らが逆に重荷になってしまってはいけない。それでいてももうお父さんは手一杯なのだから。
重荷を少しでも減らしてあげる、そうしてあげなければいけない、僕らに求められているのはきっとそういうことだ。
「いや……え? そうなんです、記憶障害があるようで、まだ記憶は戻っていなくて……ママは、私のことはわかってもマンタのことがわからなかったのでおそらく5年間くらいの記憶か、何か限定的に記憶を無くしている可能性があるんじゃないかと。他の日常的なことは今のところ大丈夫そうなんですが、まだ色々暫定的で今度専門のところで――」
お父さんは、マンタを見ながら、口を紡ぐ。
マンタは下を俯き、唇を噛み締めている。
向き合う覚悟はできても、事実は変わらない。幼い覚悟が揺さぶられているのかもしれない。
「ぼく……おしっこしてくる!」
マンタは急に立ち上がり、リビングの扉を開けて出ていく。
お父さんは、心配そうについていきながら、トイレに入るのを確認し、玄関の鍵が閉まっているのも確認して戻ってくる。
マンタがまたどこかに行ってしまわないように、と心配しているかのように。
「血相変えて探しに行くなんて……記憶や思い出がなくなっていても、大切な存在っていうのは素敵で不思議で残酷ね……」
リコは髪飾りをさすりながら、鈴の音を鳴かせている。
記憶を失った時、おそらく身を挺してマンタを守ったお母さん、記憶を失った後でも、その行動に変わりはないようだ。
それはマンタを見ていたのか、他のナニカを見ていたのか。記憶よりも大切なものがあったのかもしれない。
「実は……マンタにも簡単には説明しているのですが、うちは2人とも子供を授かりにくいことが分かっていて。それでも2人とも子供は欲しいねって。色々と試したけどダメで…… 不育症とかし……本当にマドカさんは苦しんだのに……それで血のつながりはないのですがマンタを授かることになり……ママはそれはとても喜んでいまして、私だって……本当に……」
「……すみません、プライベートなことを……」
「いや、それは別に。私たちは、隠さないで行こうと決めてたので、だって別に恥ずかしいことも悪いこともしていない。私たちは私たちなりの家族の選択をしたのだから」
「家族の選択……家族のなのね……私は自分ばかりだ」
親子の……家族の定義とはなんなのだろうか。
血の繋がりが全てというなら、DNA鑑定で事足りるのかもしれない。しかし僕らのありふれた関係性はそんな単純なことだけで収まりきることは難しいのだろう。
出産で痛みを伴うことが、我が子だと認識するきっかけになるのか。無痛出産は、養子縁組は、多様な入口が増えつつある。
顔が似ているかで家族と感じるのか、それもそうとも思えない。
血の繋がりのない夫婦だって、家族になっていく。それに表情も、仕草も、波長さえも似てくるものだ。現に三鹿野さんたちはそう感じた。
「私たちにとっては初めての子だったので。それは何が普通か、何が正しいかなんてわかりませんでした。でも私からすれば普通のいや普通以上の家族でした。そこには愛も絆も、血の繋がり以外の全てはあったと思ってます」
「家族も、虚構の上に成り立っているんだと思う。何もなくたって、家族と思えるなら家族なんだから。それがいいのかもしれない」
家族も虚構か……確かに、企業も宗教も犯罪組織も、家族の概念をうまく利用し取り込んでるものも多いように思う。僕らが家族と信じるものは、僕らが信じたいから家族なんだ。
血の繋がりなんてきっとそこまで重要ではないのかもしれない。それよりも、思い出、人生を共有することが大切であって、それを積み重ねていく必要があるんじゃないだろうか。
家族の虚構を信じるなら、懲りずに続けていくべきなのかもしれない。数年間積み上げてきたものがなくなってしまったのなら、また数年間費やしていかないといけない。少なくとも、また積み上げてはいけるのだから。
「同じ記憶を失うんだったら、私であればよかったのに……なんで……なんでママなんだ。楽しいクリスマスを祝うはずが……」
「記憶を失う辛さもあるけど、記憶を失った人を見る辛さもある。それはどちらがいいともいえない。1人じゃないなら、きっと似たことは訪れる」
お父さんは、リコを見て頷き、噛み締め、眉をひそめる。
身代わりできるならしたい、僕だって、リコの笑えないナニカを代わりに受け止められるならそうしたい。
お父さんが、代わりに記憶を失えればと願うように。同じ立場ならお母さんもマンタも願うだろう。
家族にできることは、なんなのか。楽しみ、嬉しさだけじゃなく、苦しみ、悲しみもシェアしていかなければいけないのだと思う。それが家族の重みであって強みなんじゃないだろうか。
「本当になんでこうなってしまったのか、私なんて比べものにならないくらい、ママはマンタを愛してた、とても大切にしていた。なのに、なのに、おそらく何かに頭をぶつけたみたいなんだけど、詳しいことはあまり……私はまだ家族のために病院に連れて行くことくらいしかできていない……マドカ……マンタ……ごめんなぁ」
お父さんは疲れた表情で、目を手で覆いながら述懐する。現実から逃れたいのか、現実と向き合いたくないのか、潰されていくように。
色々考えてはみても、僕なんかの人生観でかけられる言葉なんて見つからない。お父さんの手の上には、きっと家族の積み重ねが、歴史がズッシリと今はのしかかっているんだろう。
僕も左手の重みを確かめながら、お父さんを見つめる。
――ガチャリと、マンタもトイレから戻ってきた。
「パパ、ないてるの?」
「……ごめん、泣いていないよ。ちょっと疲れちゃっただけさ」
「ボクは、パパもママも好き。だから、ボクもおてつだいする。ボクはパパもママもわらってほしいもん!」
お父さんは、目頭を押さえている。
お父さんの重荷は少し降ろせてるだろうか。
お父さんの吐き出してきた想いは、お母さんの記憶に関する悔恨の声は、まさに嘘偽りのない真実なんだろう。
だからこそ、お母さんの記憶がなくなったとしても、お父さんがいっぱいいっぱいでも、マンタと今まで接してきた過去は事実は変わらない。
お父さんの、お母さんのマンタに対する想いの、思い出の積み重ねが、今のマンタの言葉には込められているんだと思う。
「パパ……やっぱりないてる……」
「これはいい涙なんじゃないかな? ……マンタ。お父さんにいいこいいこしてあげるといいと思うよ」
人生観なんて関係ない。これが家族であり、これがマンタの成長なんじゃないだろうか。
マンタがお父さんのとこに駆け寄ろうとしたその時、玄関の方から、ドアの勢いよく開く音がした。
やはり、相当心配してたのか、扉を勢いよく開けて出てくる。
「マンタ! おま、勝手に飛び……えっ……どな……ありがとうござぃ……あっ、ママとは会わなかったのか?」
「ごめんなさい……」
お父さんの言葉は溢れ出している。
お父さんは、マンタを強く抱きしめ、しばらく背中をさすっていた。リコと僕は、父子を見つめる。
マンタの目からは再び涙が溢れている。引っ込めようとすると引っ込まない、嗚咽で踏ん張ろうとしながらも涙は流れている。
玄関の奥を見てみると、まだ片されていない、マンタくらいの可愛らしいクリスマスツリーが置かれていた。
◇
僕らは家に上がらせてもらった。
家の中には、マンタの遊び道具だろう、ブロックやら車やら絵本やらが置いてある。
僕らは手洗いうがいをして、リビングに通してもらい今までの経緯などを話し始めた。
「そうだったんですか……そんなことが……お二人ともありがとうございます。マンタ……ごめん……本当にごめん……パパはお前のことを全然考えてやれてなかった」
お父さんは、とても悲しげな、自分を責め立てているような、そんな顔をしている。
「お母さんは、マンタ君を探しに出られてるんでしょうか?」
「あぁ……はい、私達は今後の話とかをしていて……そしたらドアの音が聞こえて、最初はトイレかなんかかなと思ってたんですが、状況を理解した時には……もう、見当たらなくて……」
お父さんは、マンタを心配そうに時折見ながら話し続ける。
「ママも血相変えて飛び出してしまって。ママだって、まだ外に1人で出られる状態ではないんですが……私は、マンタが戻ってきた時のためにも家の近くにいないとと。行ったり来たり……もう自分もいっぱいいっぱいで……何度もママにも電話してるけど、出てくれなくて、マンタが見つかったメッセージだけとりあえずさっき……」
「えっ……すみません、お母さんは、もしかしてマンタ君のこと思い出して、急いで探しにでられたんですか?」
お父さんは、自分の中でもまだ状況を整理しきれていないのかもしれない。落ち着こうとしながらも喋ってくれている。
僕らが逆に重荷になってしまってはいけない。それでいてももうお父さんは手一杯なのだから。
重荷を少しでも減らしてあげる、そうしてあげなければいけない、僕らに求められているのはきっとそういうことだ。
「いや……え? そうなんです、記憶障害があるようで、まだ記憶は戻っていなくて……ママは、私のことはわかってもマンタのことがわからなかったのでおそらく5年間くらいの記憶か、何か限定的に記憶を無くしている可能性があるんじゃないかと。他の日常的なことは今のところ大丈夫そうなんですが、まだ色々暫定的で今度専門のところで――」
お父さんは、マンタを見ながら、口を紡ぐ。
マンタは下を俯き、唇を噛み締めている。
向き合う覚悟はできても、事実は変わらない。幼い覚悟が揺さぶられているのかもしれない。
「ぼく……おしっこしてくる!」
マンタは急に立ち上がり、リビングの扉を開けて出ていく。
お父さんは、心配そうについていきながら、トイレに入るのを確認し、玄関の鍵が閉まっているのも確認して戻ってくる。
マンタがまたどこかに行ってしまわないように、と心配しているかのように。
「血相変えて探しに行くなんて……記憶や思い出がなくなっていても、大切な存在っていうのは素敵で不思議で残酷ね……」
リコは髪飾りをさすりながら、鈴の音を鳴かせている。
記憶を失った時、おそらく身を挺してマンタを守ったお母さん、記憶を失った後でも、その行動に変わりはないようだ。
それはマンタを見ていたのか、他のナニカを見ていたのか。記憶よりも大切なものがあったのかもしれない。
「実は……マンタにも簡単には説明しているのですが、うちは2人とも子供を授かりにくいことが分かっていて。それでも2人とも子供は欲しいねって。色々と試したけどダメで…… 不育症とかし……本当にマドカさんは苦しんだのに……それで血のつながりはないのですがマンタを授かることになり……ママはそれはとても喜んでいまして、私だって……本当に……」
「……すみません、プライベートなことを……」
「いや、それは別に。私たちは、隠さないで行こうと決めてたので、だって別に恥ずかしいことも悪いこともしていない。私たちは私たちなりの家族の選択をしたのだから」
「家族の選択……家族のなのね……私は自分ばかりだ」
親子の……家族の定義とはなんなのだろうか。
血の繋がりが全てというなら、DNA鑑定で事足りるのかもしれない。しかし僕らのありふれた関係性はそんな単純なことだけで収まりきることは難しいのだろう。
出産で痛みを伴うことが、我が子だと認識するきっかけになるのか。無痛出産は、養子縁組は、多様な入口が増えつつある。
顔が似ているかで家族と感じるのか、それもそうとも思えない。
血の繋がりのない夫婦だって、家族になっていく。それに表情も、仕草も、波長さえも似てくるものだ。現に三鹿野さんたちはそう感じた。
「私たちにとっては初めての子だったので。それは何が普通か、何が正しいかなんてわかりませんでした。でも私からすれば普通のいや普通以上の家族でした。そこには愛も絆も、血の繋がり以外の全てはあったと思ってます」
「家族も、虚構の上に成り立っているんだと思う。何もなくたって、家族と思えるなら家族なんだから。それがいいのかもしれない」
家族も虚構か……確かに、企業も宗教も犯罪組織も、家族の概念をうまく利用し取り込んでるものも多いように思う。僕らが家族と信じるものは、僕らが信じたいから家族なんだ。
血の繋がりなんてきっとそこまで重要ではないのかもしれない。それよりも、思い出、人生を共有することが大切であって、それを積み重ねていく必要があるんじゃないだろうか。
家族の虚構を信じるなら、懲りずに続けていくべきなのかもしれない。数年間積み上げてきたものがなくなってしまったのなら、また数年間費やしていかないといけない。少なくとも、また積み上げてはいけるのだから。
「同じ記憶を失うんだったら、私であればよかったのに……なんで……なんでママなんだ。楽しいクリスマスを祝うはずが……」
「記憶を失う辛さもあるけど、記憶を失った人を見る辛さもある。それはどちらがいいともいえない。1人じゃないなら、きっと似たことは訪れる」
お父さんは、リコを見て頷き、噛み締め、眉をひそめる。
身代わりできるならしたい、僕だって、リコの笑えないナニカを代わりに受け止められるならそうしたい。
お父さんが、代わりに記憶を失えればと願うように。同じ立場ならお母さんもマンタも願うだろう。
家族にできることは、なんなのか。楽しみ、嬉しさだけじゃなく、苦しみ、悲しみもシェアしていかなければいけないのだと思う。それが家族の重みであって強みなんじゃないだろうか。
「本当になんでこうなってしまったのか、私なんて比べものにならないくらい、ママはマンタを愛してた、とても大切にしていた。なのに、なのに、おそらく何かに頭をぶつけたみたいなんだけど、詳しいことはあまり……私はまだ家族のために病院に連れて行くことくらいしかできていない……マドカ……マンタ……ごめんなぁ」
お父さんは疲れた表情で、目を手で覆いながら述懐する。現実から逃れたいのか、現実と向き合いたくないのか、潰されていくように。
色々考えてはみても、僕なんかの人生観でかけられる言葉なんて見つからない。お父さんの手の上には、きっと家族の積み重ねが、歴史がズッシリと今はのしかかっているんだろう。
僕も左手の重みを確かめながら、お父さんを見つめる。
――ガチャリと、マンタもトイレから戻ってきた。
「パパ、ないてるの?」
「……ごめん、泣いていないよ。ちょっと疲れちゃっただけさ」
「ボクは、パパもママも好き。だから、ボクもおてつだいする。ボクはパパもママもわらってほしいもん!」
お父さんは、目頭を押さえている。
お父さんの重荷は少し降ろせてるだろうか。
お父さんの吐き出してきた想いは、お母さんの記憶に関する悔恨の声は、まさに嘘偽りのない真実なんだろう。
だからこそ、お母さんの記憶がなくなったとしても、お父さんがいっぱいいっぱいでも、マンタと今まで接してきた過去は事実は変わらない。
お父さんの、お母さんのマンタに対する想いの、思い出の積み重ねが、今のマンタの言葉には込められているんだと思う。
「パパ……やっぱりないてる……」
「これはいい涙なんじゃないかな? ……マンタ。お父さんにいいこいいこしてあげるといいと思うよ」
人生観なんて関係ない。これが家族であり、これがマンタの成長なんじゃないだろうか。
マンタがお父さんのとこに駆け寄ろうとしたその時、玄関の方から、ドアの勢いよく開く音がした。
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