【完結】愛らしい二人

文字の大きさ
上 下
14 / 41

14

しおりを挟む
 

 シュナがずぶ濡れのまま小屋へと戻れば、何故濡れているのだ。と父に小言を言われてしまい、しかしそれにシュナは申し訳ありませんと頭を下げるだけで、何も言わなかった。
 そしてシュナが川に行っている間に話し合いをしたのか、結局あの群れに居たベータとオメガは全員トラウマになってしまったようでもう群れでの生活はしたくないと、保護シェルターに向かうことを望んだようだった。
 その為、叔父二人に保護シェルターがある街へと警護してもらいながら向かう事になり、シュナと父親は、一足先に群れへ戻れる事となった。

 道中、父子二人きりなど中々にない機会にシュナはどことなくむず痒くなり、しかしお互いそんなに話す方ではないため、会話らしい会話などあまりなく。
 それでも穏やかで和やかで、そんな二人の空間に満ち足りた気持ちになりながらも、シュナは予定よりも早く群れへと戻る事を望み、それに同意した父と共に、シュナは寝る間も惜しんでは森のなかを駆けた。




 ──そうして急いだシュナが群れへと戻った、早朝。
何日かぶりの群れはしんと寝静まり、朝露に濡れた草花は美しく。群れはいつもと同じようにどこか温かいまま、シュナを迎えてくれた。

 それから群れの匂いを一度嗅ぐよう深呼吸をし、ノアの顔が頭に浮かんだシュナは、ノアはどこで寝ているのだろうかと一瞬探しに行こうとしたが、だがすぐに、いやこんな朝方に起こしてしまうのは可哀想だ。と自分を戒め、どうせすぐ会えるのだから。とガリガリと頭を搔きながら自身の小屋へと戻ることにした。

 

 ザクザク、と大地を踏み鳴らす音が、静かな群の中へとゆっくり溶けてゆく。
 そして自身の小屋の扉の前まで来たシュナだったが、不意にふわりと香った匂いに途端にパァッと表情を明るくさせ、それから逸る気持ちをなんとか抑え、ゆっくりと慎重に自身の小屋の扉を開いた。

 開いた扉から、ぶわりと強くなる香り。

 それはシュナが今までの人生のなかで一番好きだと思った、甘く爽やかな桃の香りで。
 それから自分のベッドの上でノアが丸まって眠っているのを見たシュナは、思わず目元と口元をふにゃりと弛ませた。

 ノアだ。ノアが居る。だなんてとりとめもない事を思いながらゆっくりベッドに近付いたシュナが、そっと身を屈めてベッドの縁に座り込み、ノアを見る。
 ノアは未だ起きる気配はなく毛布にくるまり、スヤスヤと寝息を立てていて。
 その表情はあどけなく、天使のように純粋無垢に見えて、自分が群れに居ない間ずっとここで寝ていたのだろうか。とシュナは眩しげに目を細めながら口元に笑みを湛えたまま、先ほど起こしては可哀想だなんて思っていた事をすっかり頭の外へ追いやり、ノアへと手を伸ばしていた。

 さらり。と流れるノアのふわふわな金色の髪の毛。

 それが愛らしく、指先にくるくると絡めては梳いて髪の毛を撫で遊ぶシュナ。
 手に馴染むひんやりとした感触が心地好く、シュナはまるで子どもがお気に入りの玩具を与えられたかのような笑顔を浮かべていた。

 それはあの群れのパックアルファの歯を無慈悲に抜いた人間と同一人物だとは思えぬほど、優しく、穏やかな表情で。

 だがしかしそんなシュナの戯れに目を覚ましてしまったのか、ノアが眉間に皺を寄せ、んんぅと唸り声をあげた。

「……んぅ、んん……、」
「……」

 眠りを妨げられ、鼻をひくひくとさせながら不機嫌そうな顔をしていたノアが、ようやく重たい瞼を抉じ開ける。
 それからノアが長い睫毛をパシパシと瞬かせたあと、視界にシュナを捉えた、その瞬間。

「……シュナさん!?」

 だなんてぐわっと目を見開き、飛び上がっては驚きに溢れた声でシュナの名前を叫んだノア。

「ただいま」

 そのまるで幽霊でも見たかのような反応にシュナが微笑み、ただいま。と囁けば、ノアは数秒固まったあと、それから泣きそうな、それでいてとても幸せそうな顔で、シュナに抱きついた。

「……シュナさん!!」
「ノア」
「会いたかった!」
「俺も」

 お互い会いたかったと言い合い、ノアがすりすりとシュナの首筋に顔を押し付け、匂いを吸い込みながらもう一度小さく会いたかったと囁く。
 その言葉にシュナもまた小さく返事をし、それからその背を撫であやした。


じんわりと広がるノアの温かな体温と、甘く爽やかな桃の香り。

 離れていた間ずっと恋しかったそれらに、ようやく手に入れた。とシュナがほっと息を吐き、それからその抱擁が暫く続いたあと、ノアがようやく顔をあげてシュナを見たその瞳は、僅かに潤んでいるように見えた。


「……お帰りなさい、シュナさん」
「ただいま」

 シュナの顔に手を当て、すりすりと頬を擦ったりこめかみを撫でてくるノアのその一回り小さな手に、しかしシュナは何も言わずそれを享受し、口元に笑みを浮かべている。
 その顔が可愛らしく、ノアは顔を寄せてシュナの鼻先に自身の鼻先をくっつけては、親愛を示した。

「会いたかった、シュナさん」
「ああ」

 すり、と鼻先が擦れ、またしてもお互い安堵の息を吐いては、相手の匂いで肺を満たしたいと、深呼吸を繰り返す。

 小屋のなかにはもううっすらと白み始めた空から昇る朝陽が差し込み、キラキラと光の線を走らせている。
 その光に照らされた二人はまるで神聖な儀式をしているかのように、美しかった。


「……無事に帰って来てくれて、良かったです」
「ちゃんと帰って来るって約束しただろ」
「ふふ、はい。……あ、勝手にずっと部屋で寝てて、ごめんなさい」
「気にするな。むしろ帰ってきた時にお前がここで寝てるのを見て嬉しかった」
「そう、ですか……」
「ああ」
「あっ、そういえば、あの群れの人達はどうなりましたか? 一緒に帰ってきたんですか?」
「いや、彼らはシェルターを望んだ」
「……そうですか」
「きっと彼らにとってこれが一番良い結果だ、ノア」
「……そう、ですね」

各々の考え方、生き方があって、それは尊重されるべきだ。と言うようなシュナの言葉に、ノアが納得したよう、小さく微笑む。
それからまたしてもシュナの匂いを嗅ぐようすりすりと首筋に顔を押し付け始めたノアに、シュナは擽ったそうに笑いつつも、好きなようにさせてやった。


「どこも怪我してませんか?」
「えっ?」

 すんすん。とシュナの匂いを堪能するよう鼻を鳴らしていたノアが、不意に訪ねてきた言葉。

 その問い掛けに分かりやすくシュナが動揺し、それにノアはピクッと身を寄せては、シュナを抱擁から解き顔を青くした。


「シュナさん!? 怪我したんですね!? どこを怪我したんですか!? 見せてください!!」
「ノア、大丈夫だ、落ち着いて」
「黙って!!」

 ノアがシュナの顔や肩を触り、必死に異常はないかと確認しながら、怒鳴る。
 そしてシュナが落ち着かせる間もなく、シュナの手を見た瞬間、ノアがヒュッと息を飲んだ。

「こ、これ……」
「……」

 そろり。と恐る恐るシュナの手を取ったノアが、途端に口の端をひしゃげ、泣きそうな顔をする。
 それから反対の指でシュナの未だ痛々しい傷跡が残る拳を、触れるか触れないかの繊細なタッチで撫でた。

「……」
「ノア」
「……」
「……ノア、大した怪我じゃない」
「……」
「……泣くなよ……」
「……」
「怪我してごめん……。頼むから泣き止んでくれ、ノア」

 シュナの拳を優しく触りながら、静かに、何も言わずさめざめと涙を落とし始めたノア。
 それにシュナはやはり泣かせてしまったと困ったように眉を下げ、それから泣き止んでくれと懇願するよう、ノアを腕のなかに閉じ込めた。

「……怪我して悪かった」
「……凄く、凄く痛そうです……」
「痛くない。薬も塗ってるし、数日すれば傷も塞がってかさぶたになる」
「……」
「……ごめん」

 何度もごめんと悪かったを繰り返したシュナがそれからそっとノアの顔を覗き込み、涙を拭い、鼻先を擦り合わせては、口を開いた。


「もう二度と怪我しない。誓う。お前を悲しませるような事は、二度としない」
「……」
「ノア……」
「……約束、ですよ」
「ああ、約束する。だからもう泣くな。笑ってくれ」

 シュナの真摯な声にようやくズビッと鼻を啜り、それからシュナの鼻先にノアが鼻先をすりすりと擦り寄せる。
 そして額をこつんと合わせながら最後の涙を一粒ぽろりと落としたあと、ノアは曖昧に、だがゆっくりと微笑んだ。



 ──そうしてようやくノアが泣き止み、それから先ほどの愁傷な態度はどこへやら、「怪我して帰ってくるなんて……! ちゃんと帰ってくるっていうのは怪我をしないっていう意味も含まれてるんですからね! もう絶対に怪我して帰ってこないでください!!」などと小言を言いながら、立ち上がる。
それから、シュナの居ぬ間にいつの間にか置いていたのか、勝手知ったる我が家のよう棚から薬箱を取り出そうとしていて、シュナはそのぷりぷりと怒っているノアの後ろ姿に笑みを浮かべながら、そういえば。とポケットに手を忍ばせた。


「小鳥」
「……」
「小鳥」
「……小鳥って呼ばないでください。変なアルファ」
「小鳥」
「ちょっと黙って待っててもら──」

 何度も何度も小鳥と呼んでくるシュナに、人をからかわないで黙って待っていろ。と苛立った様子でノアが振り返ったが、しかしそれは最後まで音になる事はなかった。


「……怪我をしたお詫びに、これを拾ってきました。気に入ってくれますか? 小鳥」

 からかうようにわざとらしくシュナが敬語を使いながら、それでも少しだけ本当に緊張した様子でノアに向かって差し出しているもの。

 それは、綺麗な菱形の翡翠石で。

 シュナの大きな掌の上でキラキラと輝く翡翠石にノアは目を見開かせては、シュナを見つめた。

「……川で拾ってきたんだ。お前を最初に助け出した、川で……」

 出会った場所で。と念を押すように呟くシュナ。
 そのシュナの言葉の意味を理解したノアは、一度ぱちくりと瞬きをしたあと、口元をふるふると震わせた。

「あはは!」

 堪らない。といった様子で突然笑ったノアの弾けるような声が、小屋に響く。
 それにシュナが、何故笑うんだ。と眉を寄せたその瞬間、しかしひどく上機嫌な様子で小屋のなかを走り、ノアがシュナへと抱き付いた。

「ノア?」

 ギシギシッ! とベッドが軋む音が響くなか、飛び込んできたノアを易々と抱き止め、膝の上に座らせながらも、シュナが未だ不思議そうに首を傾げている。
 そんなシュナに尚もノアはケラケラと笑い声をあげながら、シュナをぎゅうぎゅうと抱き締めた。

「俺の為に拾ってきてくれたんですか!? 怪我した事を俺が悲しむと思って!?」
「……まぁ、」
「この素敵な翡翠石を、俺にくれるんですか!?」
「……まぁ、お前が気に入れば」
「あははっ! あなたは可愛いアルファです! シュナさん!!」
「……は?」
「とっても可愛い!! こんな素敵なプレゼントを持って帰ってきた!!ああなんて可愛いんですか、シュナさん!!」
「っ、……うるさい、ガキ」
「あははは!!」

 ぎゅうぎゅうと抱き付きながら笑うノアの朗らかな声が耳元で揺れ、シュナは気恥ずかしくなったのかふんと拗ねたよう鼻をくしゃりとさせたが、それでもノアの細い腰に腕を回し、小さく息を吸い込んだ。

「すっごく嬉しいです! 大事にします! ありがとうございます!」
「……ああ」
「あはは! 可愛い!」
「うるさい……」

 そうぼやきながらも、燦々と輝く太陽の美しい光で満たされ始めた小屋の中は、シュナが人生で一番好きだと思った甘い匂いと柔らかな声で溢れている。
 それはとても素晴らしく、シュナは感嘆の息を吐きながら、目の前で可愛い可愛いと煩く喚くノアのそれでもひどく嬉しそうに笑う姿に目を細め、そっと優しく抱き締め返したのだった。




 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】聖女が世界を呪う時

リオール
恋愛
【聖女が世界を呪う時】 国にいいように使われている聖女が、突如いわれなき罪で処刑を言い渡される その時聖女は終わりを与える神に感謝し、自分に冷たい世界を呪う ※約一万文字のショートショートです ※他サイトでも掲載中

彼は美女50人のハーレムを選んだ

家紋武範
ファンタジー
バーで勇者を名乗る男と飲んだ。彼の話しでは魔王の決戦中に誘惑されハーレムを選んでしまったらしい。

異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~

水無月 静琉
ファンタジー
神様のミスによって命を落とし、転生した茅野巧。様々なスキルを授かり異世界に送られると、そこは魔物が蠢く危険な森の中だった。タクミはその森で双子と思しき幼い男女の子供を発見し、アレン、エレナと名づけて保護する。格闘術で魔物を楽々倒す二人に驚きながらも、街に辿り着いたタクミは生計を立てるために冒険者ギルドに登録。アレンとエレナの成長を見守りながらの、のんびり冒険者生活がスタート! ***この度アルファポリス様から書籍化しました! 詳しくは近況ボードにて!

【完結】浮気者と婚約破棄をして幼馴染と白い結婚をしたはずなのに溺愛してくる

ユユ
恋愛
私の婚約者と幼馴染の婚約者が浮気をしていた。 私も幼馴染も婚約破棄をして、醜聞付きの売れ残り状態に。 浮気された者同士の婚姻が決まり直ぐに夫婦に。 白い結婚という条件だったのに幼馴染が変わっていく。 * 作り話です * 暇つぶしにどうぞ

虐げられた落ちこぼれ令嬢は、若き天才王子様に溺愛される~才能ある姉と比べられ無能扱いされていた私ですが、前世の記憶を思い出して覚醒しました~

日之影ソラ
恋愛
異能の強さで人間としての価値が決まる世界。国内でも有数の貴族に生まれた双子は、姉は才能あふれる天才で、妹は無能力者の役立たずだった。幼いころから比べられ、虐げられてきた妹リアリスは、いつしか何にも期待しないようになった。 十五歳の誕生日に突然強大な力に目覚めたリアリスだったが、前世の記憶とこれまでの経験を経て、力を隠して平穏に生きることにする。 さらに時がたち、十七歳になったリアリスは、変わらず両親や姉からは罵倒され惨めな扱いを受けていた。それでも平穏に暮らせるならと、気にしないでいた彼女だったが、とあるパーティーで運命の出会いを果たす。 異能の大天才、第六王子に力がばれてしまったリアリス。彼女の人生はどうなってしまうのか。

兄を溺愛する母に捨てられたので私は家族を捨てる事にします!

ユウ
恋愛
幼い頃から兄を溺愛する母。 自由奔放で独身貴族を貫いていた兄がようやく結婚を決めた。 しかし、兄の結婚で全てが崩壊する事になった。 「今すぐこの邸から出て行ってくれる?遺産相続も放棄して」 「は?」 母の我儘に振り回され同居し世話をして来たのに理不尽な理由で邸から追い出されることになったマリーは自分勝手な母に愛想が尽きた。 「もう縁を切ろう」 「マリー」 家族は夫だけだと思い領地を離れることにしたそんな中。 義母から同居を願い出られることになり、マリー達は義母の元に身を寄せることになった。 対するマリーの母は念願の新生活と思いきや、思ったように進まず新たな嫁はびっくり箱のような人物で生活にも支障が起きた事でマリーを呼び戻そうとするも。 「無理ですわ。王都から領地まで遠すぎます」 都合の良い時だけ利用する母に愛情はない。 「お兄様にお任せします」 実母よりも大事にしてくれる義母と夫を優先しすることにしたのだった。

愛されない花嫁はいなくなりました。

豆狸
恋愛
私には以前の記憶がありません。 侍女のジータと川遊びに行ったとき、はしゃぎ過ぎて船から落ちてしまい、水に流されているうちに岩で頭を打って記憶を失ってしまったのです。 ……間抜け過ぎて自分が恥ずかしいです。

婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた

cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。 お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。 婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。 過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。 ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。 婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。 明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。 「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。 そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。 茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。 幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。 「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?! ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

処理中です...