やる気が出る3つの DADA

ＮＥＷ「１０１回目のプロポーズ／ゴミ小説４9」

『まて、待て、待て』
　メデューサ・生首・全身サイボーグ女は、もう数ミリのところまで迫っている。

『ウイーン（少年合唱団）！』
　ヒダリンが、“地獄の左手・チェーンソー”で攻撃を始めている。

「しねしねよ、もう死んでるけど」
　ヒダリン。

『グキャキャキャキャ……』
　酷い音が響き渡る。

「うわ」
　俺の顔に返り血が浴びせられた。
　たまったものではない。

　地獄、地獄の黙示録。

　もはや、この世の終わりのような光景。

「たすけてェ」
　生首女が、ヒダリンの攻撃によって血まみれ肉塊になっていく。フランシス・ベーコン

「数千万もかけて、美容整形したのに」
　女が断末魔の最後の叫びをあげる。

『ボタリ』
　ついに生首が廊下の床に落ちて、ボタリとボタニカルアート。

（うげえ、たまったものではない）
　さすがに、俺の心は痛んだ。もうメンタル病みそうだ、トラウマ（虎と馬）

　すると、
「ざまみろ。ざまざまみーろ」
　ヒダリンが笑っている。
　ヒダリンは、こんなの、へっちゃらなんだよ。

　極悪非道だ、ヒダリンぜ。
　まあ、いまさら、言うまでもないことだけど