やる気が出る3つの DADA

「マスクマニアで、アイムソーリー」K・ジャック（179)

「ジャクシャ。弱者イジメはやめろ」
　ハ●ブサが、ポツリと言った。

　ついに、レジェンド・ハ●ブサが動きだした。

　チーマーたちと、代々木公園まで歩いていき、ハ●ブサは、闘いを開始した。
　それは、プロレスラーにとっては、赤ん坊が、３人揃ったのと一緒だ。
　チーマーの格好をしたベビーたち。

　数時間経過。
　わざと時間をかけて、ベビーをじっくりと痛めつけている印象。

『ボカスカ』
　一方的な乱闘は、続いている。
　
　力量のちがいはあるが、結局、いつの間にか、【路上プロレス】状態となってしまっている。

『ヒュン、ヒュン』
　ベビーの一人が、ナイフで襲ってくる。

『サッサ』
　ハ●ブサは、全てかわしている。
　楽勝である。
　
　お見事。

　ここで、ジャックは、あることに気付いた。
「ハ●ブサ、やばい日本代表の試合、終了したぞ！」

「うううう嘘だろ」
　
　ガッデム。

「バカ野郎。ワールドカップ見逃しただろ。ベビーたち」
　ハ●ブサは、スリーパーホールドの力をさらに込めていった。

「グエエ、死ぬう」
　ナイフベビー野郎は、顔面蒼白となっている。

　ハヤブサは、チーマーたちを、永久に許すことができないらしい。