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義父に抱かれた後、ローディアは自分の部屋に戻ろうとベッドから起き上がろうとした。

しかし、義父から話があると素肌のまま抱き込まれた。 


「ローディアに紹介した男、彼とはそろそろ終わりじゃないか?」

「あ、はい。ご紹介頂きありがとうございました。とても……勉強になりました。」


ローディアはその男性との浮気は、自分の体のことを知るための学びのように感じていた。
体中のあらゆるところの性感帯を知った気がする。


「次を紹介しようか悩んだんだが……」

「お義父様、大丈夫ですわ。私、浮気してみて思ったのです。3人以上は誰が相手でも大差ないかと。」


ローディアはディクソン以外の男性に抱かれて思ったことがある。
義父に抱かれて、新たな快感や焦らされて強請ることを覚えた。
ライボルトに抱かれて、何度も気絶しそうなほどの激しい交わりや体位を知った。
義父に紹介された男性は、自分の体の魅力を引き出してくれた。

後は、相手が変わるだけで行為自体に大差はないだろう、と。
抱かれた男の数を数えたいわけではないのだ。

それならば、もう他の誰かと体を繋げる必要はないと感じたのだ。


「私、思ったのです。自分が信用している人じゃないとキスも中に出されることも嫌なんだって。」


義父にはどちらも気持ちいい、嬉しいとさえ感じた。

紹介された男性は、向こうがキスも中出しもしない人で、それで納得していた。

ライボルトは学生時代と変わらずに求めてくれる激しさが嬉しくて、許した。


しかし、たとえ義父が信用している人でもローディアは知らない人。
ディクソン以外の3人の男と体を繋げた今、別の男を受け入れてもキスも中出しもされたくないと気づいた。

それならば、ディクソンと義父、ライボルトの3人だけでローディアは満足なのだ、と。 

そう言うと、義父は嬉しそうに笑った。


「光栄だな。私もディクソンも、ローディアを知る男が増えないことは嬉しい限りだ。」

「ディクソンも?彼は私たちの関係を?」

「知ってるよ。気づいて相談に来た。アイツは初恋探しで面倒な女に好かれてね。精神的にやられた。」

「あら。……ここしばらく誘われないのはそれが原因でしょうか?」

「ああ。自分の口からは言えないようでね。しばらくローディアを抱けそうにないらしい。それで、君の浮気相手が増えないかを心配していた。」

「私、そんなに節操がないと思われているのかしら。」

「違うよ。君が魅力的だから不安になってるだけだ。だから提案した。私がローディアを抱く回数を増やすと。週3と言うと週2だと言われたから仕方ない。それで妥協したよ。いいかい?」
 

ローディアは魅力的な提案だと思った。
以前はディクソンと義父に週1回ずつ抱かれていたのに、ディクソンの誘いが無くなったことで体が疼いてしまうのだ。
浮気相手を増やしたくないと思いながらも、過ぎる快感を知ってしまった体は抱かれたがっていた。

ライボルトとの回数を増やそうかと考えていたくらいだ。

夫公認で義父が抱いてくれるのであれば昼間に出かけることもないので気兼ねしなくて済む。
実は、義父と体を繋げることが一番気持ちがよく、それでもディクソンに義父との浮気を知られては彼がどう思うかが不安で回数を増やしたいと言い出せなかったのだ。
話がついていることにホッとした。


「ありがとうございます。」


提案を受け入れると、義父は再びローディアを抱き始めた。
ディクソンよりも義父の方が性欲が強いのは間違いないと感じた。


 

 
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