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4、ハウスドールとお風呂
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「ところで」っとアシュレイは声をあげる。
「お風呂入った?」
「……お、ふろ、はいっちゃ、だめって」
「そうなの?誰に言われた?」
「こわい、おじさん」
「なるほど」
かすれた声でレイチェルはそう答えた。アシュレイと会話をして多少警戒心が薄くなったようだ。上々、上々、っとアシュレイはそう思いながら笑顔を絶やさない。
「あのね、もうそのおじさん来ないよ」
「こない……」
「もうこの家にいないし、君の前に現れない」
「いない……」
「だから、お風呂に入ろ?さっぱりするよ」
「うん」
こくんっと頷いて、アシュレイが歩くとレイチェルは後ろからぺたぺたと足音を立て一定の距離でついてくる。アシュレイはそれに気を配りながらバスルームに向かう。そこであれっと首を傾げた。すでにそこには湯張りされたバスタブと、ふわふわのタオルに、石鹸が脱衣所に置かれていた。アシュレイがこれからやろうとしていたのに、誰かがやってくれたんだろう。
アシュレイが知る中で、家のことをしてくれるそれがなんであるか予想はつく。
「家の妖精か。ありがとう、用意してくれて」
家の妖精。家に住み着き、家主の助けをする妖精。手のひらサイズの小さな妖精で家事のお礼に一日の終わりにあまーいお菓子を机の上に置くのが礼儀。基本的に5人で行動しているようだが見える人は極稀でその実態は謎に包まれている。
アシュレイも自分の部屋に住み着いているのは知っているが見たことは無い。おかげで部屋はきれいだし、探し物はすぐに見つかる。家の妖精は知っていれば歓迎されるがその存在はマイナーであるため知らない人には気味悪がられる。
さて、アシュレイはその家の妖精にお礼を言って、レイチェルに服を脱ぐように言う。
「お風呂一人で入れる?」
「ううん」
「じゃあ、俺も一緒に入っていいかな」
「うん」
服をぬぐと、レイチェルの肌には鬱血痕や火傷の跡がついていた。その上細くて骨が浮き出ている。アシュレイはじっとそれを見た後に自分の服も脱ぎ始めた。ストレージオンっと言って亜空間から衣類とタオルを取り出し、脱衣所においてからレイチェルの服にと自分の衣類を出す。
「これ捨てといて。レイチェルには当分俺の清潔な服着せとくから」
レイチェルの着ていたぼろ布をぽとっと床に置くとささーっと布が一人でに動き消えていく。レイチェルがあっと声を出したがアシュレイは気にせずにバスルームへの扉を開けた。
「さ、レイチェル。お風呂入ろ」
「……うん」
アシュレイが先に入り、続けてレイチェルが中に入る。家の妖精のおかげで風呂場はきれいだし、石鹸もあるが座る場所がない。アシュレイはこんこんっと扉をノックした。すると向こう側からこんこんここんっとノックが返ってきた。
「ねえ、座るのにちょうどいい椅子ない?」
そう言うと、ぽんっと頭上から風呂場にぴたりの座高の低い椅子が出てきた。ほあ、っとレイチェルが気のない返事をしたが、アシュレイは気にすることなくレイチェルにその椅子に座らせるように言う。
「レイチェル座って」
「うん……」
「髪洗うから目つぶっててね」
「ん」
アシュレイは手に石鹸をとって泡立てながらレイチェルの髪を洗う。わしゃわしゃと髪を洗っていると、少し石鹸が茶色くなる。あまりにも洗っていないから汚れがついていたのだろう。一度お湯で流してからもう一度石鹸で髪を洗い、お湯で流す。その作業を二回ほど繰り返すと、レイチェルの髪が少し薄いピンク色であることがわかる。もう少しきちんとすれば綺麗な髪になりそうだ。アシュレイはそう思いながら、タオルに手をかける。
「体洗うね~」
「ん……」
タオルに石鹸をつけて泡立てながらアシュレイはレイチェルの背中を洗い始める。少しでも力を入れたら折れてしまいそうなのでアシュレイは慎重に彼の背中を洗い流す。そのまま洗えるところは洗い、あとは自分でやってくれっとアシュレイはレイチェルにそれを渡して自分の髪と体を洗い始める。レイチェルは他の洗っていないところを洗ってお湯で流した。
「お湯に入ってあったまりなよ~」
「ん」
そう言いながら、レイチェルがお湯に入るのを見届けたアシュレイもささっと洗って湯船に入る。アシュレイが入ると少し湯船の嵩が増える。ほあっとレイチェルが驚きながらも、ふへへっと笑いながらぱちゃぱちゃとお湯で遊ぶ。
「ふっふっふ~。レイチェルこの遊び知ってる?」
「……?」
アシュレイは手で水鉄砲を作りぴゅっとレイチェルの顔にお湯をかける。わっとレイチェルは顔にかかったお湯を拭いながら、すごーい、言葉を漏らす。アシュレイはその反応にふふんっと鼻を高くしながら、やってみる?っとレイチェルに聞いた。
するとレイチェルはふんふんっと頷いて、瞳を輝かせる。
「どうやるの?」
「こういう手にしてお湯を押し出すようにするんだ」
「む、むむぅ?」
レイチェルは首を傾げながら水鉄砲を作るために悪戦苦闘している。その様子を見ながらアシュレイは、レイチェルの髪を丁寧に水気を取りつつお湯に入らないように纏める。
「あ、できた!」
「ん?お、すごいじゃーん」
ぽんぽんっと頭をなでてアシュレイはレイチェルを褒めるとレイチェルは動きを止めてしまう。ん?っとアシュレイは固まったレイチェルの頭から手を引いた。もしかしたら頭なでられるのが嫌だったかもしれないっと思ったからだ。
まあ、出会って数時間だけだしお風呂一緒に入ること事態が奇跡だ。だから気長に待つしかない。
アシュレイはそう思いながら湯船から出る。
「レイチェル、まだ入る?」
「ん……、うん……」
「逆上せないように気を付けてね。俺は夕飯の準備してくるから」
「うん……」
そう言ってからレイチェルは顔を湯船に隠した。もう一度逆上せないでねっとアシュレイは言いながらその場を後にした。
「お風呂入った?」
「……お、ふろ、はいっちゃ、だめって」
「そうなの?誰に言われた?」
「こわい、おじさん」
「なるほど」
かすれた声でレイチェルはそう答えた。アシュレイと会話をして多少警戒心が薄くなったようだ。上々、上々、っとアシュレイはそう思いながら笑顔を絶やさない。
「あのね、もうそのおじさん来ないよ」
「こない……」
「もうこの家にいないし、君の前に現れない」
「いない……」
「だから、お風呂に入ろ?さっぱりするよ」
「うん」
こくんっと頷いて、アシュレイが歩くとレイチェルは後ろからぺたぺたと足音を立て一定の距離でついてくる。アシュレイはそれに気を配りながらバスルームに向かう。そこであれっと首を傾げた。すでにそこには湯張りされたバスタブと、ふわふわのタオルに、石鹸が脱衣所に置かれていた。アシュレイがこれからやろうとしていたのに、誰かがやってくれたんだろう。
アシュレイが知る中で、家のことをしてくれるそれがなんであるか予想はつく。
「家の妖精か。ありがとう、用意してくれて」
家の妖精。家に住み着き、家主の助けをする妖精。手のひらサイズの小さな妖精で家事のお礼に一日の終わりにあまーいお菓子を机の上に置くのが礼儀。基本的に5人で行動しているようだが見える人は極稀でその実態は謎に包まれている。
アシュレイも自分の部屋に住み着いているのは知っているが見たことは無い。おかげで部屋はきれいだし、探し物はすぐに見つかる。家の妖精は知っていれば歓迎されるがその存在はマイナーであるため知らない人には気味悪がられる。
さて、アシュレイはその家の妖精にお礼を言って、レイチェルに服を脱ぐように言う。
「お風呂一人で入れる?」
「ううん」
「じゃあ、俺も一緒に入っていいかな」
「うん」
服をぬぐと、レイチェルの肌には鬱血痕や火傷の跡がついていた。その上細くて骨が浮き出ている。アシュレイはじっとそれを見た後に自分の服も脱ぎ始めた。ストレージオンっと言って亜空間から衣類とタオルを取り出し、脱衣所においてからレイチェルの服にと自分の衣類を出す。
「これ捨てといて。レイチェルには当分俺の清潔な服着せとくから」
レイチェルの着ていたぼろ布をぽとっと床に置くとささーっと布が一人でに動き消えていく。レイチェルがあっと声を出したがアシュレイは気にせずにバスルームへの扉を開けた。
「さ、レイチェル。お風呂入ろ」
「……うん」
アシュレイが先に入り、続けてレイチェルが中に入る。家の妖精のおかげで風呂場はきれいだし、石鹸もあるが座る場所がない。アシュレイはこんこんっと扉をノックした。すると向こう側からこんこんここんっとノックが返ってきた。
「ねえ、座るのにちょうどいい椅子ない?」
そう言うと、ぽんっと頭上から風呂場にぴたりの座高の低い椅子が出てきた。ほあ、っとレイチェルが気のない返事をしたが、アシュレイは気にすることなくレイチェルにその椅子に座らせるように言う。
「レイチェル座って」
「うん……」
「髪洗うから目つぶっててね」
「ん」
アシュレイは手に石鹸をとって泡立てながらレイチェルの髪を洗う。わしゃわしゃと髪を洗っていると、少し石鹸が茶色くなる。あまりにも洗っていないから汚れがついていたのだろう。一度お湯で流してからもう一度石鹸で髪を洗い、お湯で流す。その作業を二回ほど繰り返すと、レイチェルの髪が少し薄いピンク色であることがわかる。もう少しきちんとすれば綺麗な髪になりそうだ。アシュレイはそう思いながら、タオルに手をかける。
「体洗うね~」
「ん……」
タオルに石鹸をつけて泡立てながらアシュレイはレイチェルの背中を洗い始める。少しでも力を入れたら折れてしまいそうなのでアシュレイは慎重に彼の背中を洗い流す。そのまま洗えるところは洗い、あとは自分でやってくれっとアシュレイはレイチェルにそれを渡して自分の髪と体を洗い始める。レイチェルは他の洗っていないところを洗ってお湯で流した。
「お湯に入ってあったまりなよ~」
「ん」
そう言いながら、レイチェルがお湯に入るのを見届けたアシュレイもささっと洗って湯船に入る。アシュレイが入ると少し湯船の嵩が増える。ほあっとレイチェルが驚きながらも、ふへへっと笑いながらぱちゃぱちゃとお湯で遊ぶ。
「ふっふっふ~。レイチェルこの遊び知ってる?」
「……?」
アシュレイは手で水鉄砲を作りぴゅっとレイチェルの顔にお湯をかける。わっとレイチェルは顔にかかったお湯を拭いながら、すごーい、言葉を漏らす。アシュレイはその反応にふふんっと鼻を高くしながら、やってみる?っとレイチェルに聞いた。
するとレイチェルはふんふんっと頷いて、瞳を輝かせる。
「どうやるの?」
「こういう手にしてお湯を押し出すようにするんだ」
「む、むむぅ?」
レイチェルは首を傾げながら水鉄砲を作るために悪戦苦闘している。その様子を見ながらアシュレイは、レイチェルの髪を丁寧に水気を取りつつお湯に入らないように纏める。
「あ、できた!」
「ん?お、すごいじゃーん」
ぽんぽんっと頭をなでてアシュレイはレイチェルを褒めるとレイチェルは動きを止めてしまう。ん?っとアシュレイは固まったレイチェルの頭から手を引いた。もしかしたら頭なでられるのが嫌だったかもしれないっと思ったからだ。
まあ、出会って数時間だけだしお風呂一緒に入ること事態が奇跡だ。だから気長に待つしかない。
アシュレイはそう思いながら湯船から出る。
「レイチェル、まだ入る?」
「ん……、うん……」
「逆上せないように気を付けてね。俺は夕飯の準備してくるから」
「うん……」
そう言ってからレイチェルは顔を湯船に隠した。もう一度逆上せないでねっとアシュレイは言いながらその場を後にした。
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