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読んでくださってありがとうございました!
〇オポンチキについて
1、意味合い→すかぽんたん、ちゃらんぽらん、パリピ……といった単語と似た方向性であり、スラングといっていい言葉だと思われます。
にぎやか、明るく、あまり深く真面目でなく、適当な、くだらない……みたいなニュアンスのイメージです。
現実に使われている言葉ですが、あまり一般的ではありません。
たとえば、大正時代の夏目漱石の小説などに「オタンチン パレオロガス」という言葉がでてきます。それと似たような言葉です。
私の記憶ですと、夏目漱石は、「その言葉を口にしても妻に意味が伝わらないのを楽しんでいた」というエピソードがあったかなと思います。
「当時の人が、当時の社会の時事ネタを使っている。その時代の人でも、ある程度、教養がある人にしか伝わらない」みたいなイメージです。
つまり、それをモチーフにして、わかる人に「ああ、夏目漱石をしてるのねこいつら」とにっこりしてもらえたらいいかな、という隠し(?)スパイス的な味付けでした(もちろん、わからなくても本編に影響なくお楽しみいただけますっ)。