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2、協奏のキャストライト
85、いじめられているのではないかしら?
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サイラスがクラウドムートンを飛ばして、迎賓館『ローズウッド・マナー』に向かう。
「第二師団は竜害について原因を調べて、対策を練っている最中でした。情報に感謝いたします。とても助かります」
精悍な顔立ちが、真剣な表情を浮かべている。お仕事モードだ。
「わたくし、お仕事のお役に立てた?」
「とても」
フィロシュネーは嬉しくなりつつ、言葉を付け足した。
「末端組織もいっぱい抱えているのが厄介なのよ。情報がどこの誰から幹部に報告されてしまうかわからないの。国や大きな商会の偉い人もいるから、下手に動くと庇いあわれてしまったり、やり返されてしまうかもしれないわ」
紅国でも、外交官のカーセルド・ゾーンスミスが組織の関係者だったというのだ。
「姫。組織の末端は何も知らない者も多いのでしょうね? 例えばブラックタロン家ひとつ取っても、使用人たちやルーンフォーク卿などは、家人が何をしているか知らずに家に所属して無自覚に情報提供していたり、組織に貢献していたりするのかもしれません」
ルーンフォークは確かに、組織の名前を知っている。でも、自分が所属しているという意識はなさそうだ。フィロシュネーは「そうね」と頷いた。
「組織への所属意識があり、自発的に組織のために動いている人物……ルーンフォーク卿を例にするなら父当主殿や兄君でしょうか。末端から上へ上へと関係者のつながりを辿って行けば、ごく少数の亜人幹部に行きつくことでしょう。姫には情報提供してくださる密偵がいるのですから、幹部をリストアップしていただくこともできるのではないでしょうか。それができれば、より手っ取り早く解決できますよ」
「リストアップは一度わたくしも言ってみたのよ。そうしたら、『各国の様々な地位にいる亜人が対抗する』といって」
「それは、リストアップを断る理由にはなりませんね、姫?」
「ふむむ。か、帰ったらもう一回お願いしてみますわね」
「幹部を捕縛すればよいのです。上層部がいなくなれば、巨大な組織も簡単に瓦解することでしょう」
迎賓館『ローズウッド・マナー』にクラウドムートンが到着する。
フィロシュネーの部屋に、ダーウッドはいなかった。
「ジーナ、わたくしの小鳥さんはどこにいったのかしら? 青国に帰っちゃった?」
「少し出かける、夜までには帰る、と仰せでした」
「ふむう?」
サイラスは子ドラゴンを抱き上げた。
「ひとまず、手の届くところから始めましょう。姫、この子ドラゴンと魔宝石になったドラゴンを仲間のもとへ返したいのですが、いかがですか」
「ええ、ええ。わたくし、おうちに帰してあげたいと思っていたの。い、今から行くの?」
「傭兵の言葉に、『明日がないと思って今日のうちに全部しておけ』というものがあります。先延ばしにしている間にこの子ドラゴンの仲間が紅国の民を襲う可能性を考えれば、急いだほうがよいでしょう」
あなたはもう傭兵じゃないわよ。そう思いながら、フィロシュネーはサイラスが抱いている子ドラゴンをそっと撫でた。
「わかりました。仲間のドラゴンも、心配しているわよね。今すぐまいりましょう」
* * *
再びクラウドムートンに騎乗して飛翔して出かけた先は、紅都から出てすぐの森の中だった。
木々の間を縫うように器用にすいすいと飛んで、霧に包まれた谷間に到着したあと、サイラスは「ここで解呪しましょうか」と提案した。
「このあたりならば周囲に人がいないので、万一ドラゴンが暴れ出しても被害を抑えられるでしょう」
サイラスはそう言いながら剣に手をかけている。
「俺は詫びなければなりません。姫に危険な石を贈ってしまい、申し訳ありませんでした」
「んーん? わたくし、とっても嬉しかったわ。ぬいぐるみも可愛かったし、お気に入りなのよ」
「今度、あらためて安全な石をお贈りします。……解呪したのちは、すぐに離れてくださいね」
どきどきしながらドラゴンの魔宝石にキスをすると、ゆらりと石の輪郭が揺れる。
(移ろいの術って、どんな仕組みなのかしら。これ、王族なら誰でも解呪できたりするのかしら?)
のんびり見ていると、後ろから伸びてきたサイラスの手によって退避させられる。
「解呪したのちは、すぐに離れてください、と申しました」
「言ってたわね。見惚れていたわ、ごめんなさい」
素直に「ごめんなさい」が出てくるのは、心配してくれたのがわかったからだ。謝りつつも、ほんのり喜んでいる自分がいる。
「くるるるぅ!」
子ドラゴンが鳴いている。
魔宝石があった場所には、子ドラゴンと同じくらいの大きさのミストドラゴンが現れていた。
「きしゃっ」
元に戻ったばかりのミストドラゴンが、元気いっぱいに鳴く。
すると、連れてきた子ドラゴンが体当たりするみたいにぶつかっていって、すりすりと全身をこすりつけた。
「くるるる!」
二頭は、仲が良い様子だった。見ていると、微笑ましい。再会を喜んでいるのがわかる。とても嬉しそうだ。
「きゅう、きゅう~!」
「くるるう!」
しばらくして二頭は仲よく羽をはばたかせた。
「おうちに帰るの? さようなら……?」
挨拶をするフィロシュネーの周囲をくるくると飛んだ二頭は、一緒になって霧の中に飛び去って行く。
「よかった、暴れたりしなかったわね。あの子たち、ちゃんと帰れるのかしら。あっちの方角に、巣とかがあるの?」
フィロシュネーが呟いたとき、聞き覚えのある声が耳に届いた。
「……!」
サイラスがフィロシュネーの全身を抱えるようにして、近くの茂みに身を隠す。「静かに」と口元に人差し指を立てられて、フィロシュネーはそっと頷いた。
「ほんとうに石を落としたの? そんなことを言って、どこかに隠し持っているのでしょ?」
(あら? この声)
フィロシュネーと同じ年ごろの令嬢の声。それも、こんなところで聞くはずのない、青国のウィンタースロット男爵令嬢だ。青国でセリーナをいじめていた令嬢で、フィロシュネーは学友団から外していた娘だ。
「はあ。私も疲れているもので。あなたたちのせいで、くたくたで。うっかり落としたのでございますな。そんなわけで、もう無理です。追加を持ってこられても、困ります……」
(あっ、ダーウッドの声。い、いじめられています?)
茂みから顔を出して覗こうとすると、サイラスの手が「動かないでくださいね」と邪魔をする。
会話は続いている。
「フィロシュネー姫殿下の部屋に防犯魔法を仕掛けたのはどうして? あなたのせいで、フェリシエン様の妹君が犠牲になったのよ」
ウィンタースロット男爵令嬢の発言に、フィロシュネーは息をのんだ。迎賓館『アズールパレス』で起きた事件のことだ。間違いない。
(≪輝きのネクロシス≫ね? ウィンタースロット男爵令嬢は、組織の人なのね?)
……そして、わたくしの小鳥さんはあやしまれて、いじめられているのではないかしら?
「第二師団は竜害について原因を調べて、対策を練っている最中でした。情報に感謝いたします。とても助かります」
精悍な顔立ちが、真剣な表情を浮かべている。お仕事モードだ。
「わたくし、お仕事のお役に立てた?」
「とても」
フィロシュネーは嬉しくなりつつ、言葉を付け足した。
「末端組織もいっぱい抱えているのが厄介なのよ。情報がどこの誰から幹部に報告されてしまうかわからないの。国や大きな商会の偉い人もいるから、下手に動くと庇いあわれてしまったり、やり返されてしまうかもしれないわ」
紅国でも、外交官のカーセルド・ゾーンスミスが組織の関係者だったというのだ。
「姫。組織の末端は何も知らない者も多いのでしょうね? 例えばブラックタロン家ひとつ取っても、使用人たちやルーンフォーク卿などは、家人が何をしているか知らずに家に所属して無自覚に情報提供していたり、組織に貢献していたりするのかもしれません」
ルーンフォークは確かに、組織の名前を知っている。でも、自分が所属しているという意識はなさそうだ。フィロシュネーは「そうね」と頷いた。
「組織への所属意識があり、自発的に組織のために動いている人物……ルーンフォーク卿を例にするなら父当主殿や兄君でしょうか。末端から上へ上へと関係者のつながりを辿って行けば、ごく少数の亜人幹部に行きつくことでしょう。姫には情報提供してくださる密偵がいるのですから、幹部をリストアップしていただくこともできるのではないでしょうか。それができれば、より手っ取り早く解決できますよ」
「リストアップは一度わたくしも言ってみたのよ。そうしたら、『各国の様々な地位にいる亜人が対抗する』といって」
「それは、リストアップを断る理由にはなりませんね、姫?」
「ふむむ。か、帰ったらもう一回お願いしてみますわね」
「幹部を捕縛すればよいのです。上層部がいなくなれば、巨大な組織も簡単に瓦解することでしょう」
迎賓館『ローズウッド・マナー』にクラウドムートンが到着する。
フィロシュネーの部屋に、ダーウッドはいなかった。
「ジーナ、わたくしの小鳥さんはどこにいったのかしら? 青国に帰っちゃった?」
「少し出かける、夜までには帰る、と仰せでした」
「ふむう?」
サイラスは子ドラゴンを抱き上げた。
「ひとまず、手の届くところから始めましょう。姫、この子ドラゴンと魔宝石になったドラゴンを仲間のもとへ返したいのですが、いかがですか」
「ええ、ええ。わたくし、おうちに帰してあげたいと思っていたの。い、今から行くの?」
「傭兵の言葉に、『明日がないと思って今日のうちに全部しておけ』というものがあります。先延ばしにしている間にこの子ドラゴンの仲間が紅国の民を襲う可能性を考えれば、急いだほうがよいでしょう」
あなたはもう傭兵じゃないわよ。そう思いながら、フィロシュネーはサイラスが抱いている子ドラゴンをそっと撫でた。
「わかりました。仲間のドラゴンも、心配しているわよね。今すぐまいりましょう」
* * *
再びクラウドムートンに騎乗して飛翔して出かけた先は、紅都から出てすぐの森の中だった。
木々の間を縫うように器用にすいすいと飛んで、霧に包まれた谷間に到着したあと、サイラスは「ここで解呪しましょうか」と提案した。
「このあたりならば周囲に人がいないので、万一ドラゴンが暴れ出しても被害を抑えられるでしょう」
サイラスはそう言いながら剣に手をかけている。
「俺は詫びなければなりません。姫に危険な石を贈ってしまい、申し訳ありませんでした」
「んーん? わたくし、とっても嬉しかったわ。ぬいぐるみも可愛かったし、お気に入りなのよ」
「今度、あらためて安全な石をお贈りします。……解呪したのちは、すぐに離れてくださいね」
どきどきしながらドラゴンの魔宝石にキスをすると、ゆらりと石の輪郭が揺れる。
(移ろいの術って、どんな仕組みなのかしら。これ、王族なら誰でも解呪できたりするのかしら?)
のんびり見ていると、後ろから伸びてきたサイラスの手によって退避させられる。
「解呪したのちは、すぐに離れてください、と申しました」
「言ってたわね。見惚れていたわ、ごめんなさい」
素直に「ごめんなさい」が出てくるのは、心配してくれたのがわかったからだ。謝りつつも、ほんのり喜んでいる自分がいる。
「くるるるぅ!」
子ドラゴンが鳴いている。
魔宝石があった場所には、子ドラゴンと同じくらいの大きさのミストドラゴンが現れていた。
「きしゃっ」
元に戻ったばかりのミストドラゴンが、元気いっぱいに鳴く。
すると、連れてきた子ドラゴンが体当たりするみたいにぶつかっていって、すりすりと全身をこすりつけた。
「くるるる!」
二頭は、仲が良い様子だった。見ていると、微笑ましい。再会を喜んでいるのがわかる。とても嬉しそうだ。
「きゅう、きゅう~!」
「くるるう!」
しばらくして二頭は仲よく羽をはばたかせた。
「おうちに帰るの? さようなら……?」
挨拶をするフィロシュネーの周囲をくるくると飛んだ二頭は、一緒になって霧の中に飛び去って行く。
「よかった、暴れたりしなかったわね。あの子たち、ちゃんと帰れるのかしら。あっちの方角に、巣とかがあるの?」
フィロシュネーが呟いたとき、聞き覚えのある声が耳に届いた。
「……!」
サイラスがフィロシュネーの全身を抱えるようにして、近くの茂みに身を隠す。「静かに」と口元に人差し指を立てられて、フィロシュネーはそっと頷いた。
「ほんとうに石を落としたの? そんなことを言って、どこかに隠し持っているのでしょ?」
(あら? この声)
フィロシュネーと同じ年ごろの令嬢の声。それも、こんなところで聞くはずのない、青国のウィンタースロット男爵令嬢だ。青国でセリーナをいじめていた令嬢で、フィロシュネーは学友団から外していた娘だ。
「はあ。私も疲れているもので。あなたたちのせいで、くたくたで。うっかり落としたのでございますな。そんなわけで、もう無理です。追加を持ってこられても、困ります……」
(あっ、ダーウッドの声。い、いじめられています?)
茂みから顔を出して覗こうとすると、サイラスの手が「動かないでくださいね」と邪魔をする。
会話は続いている。
「フィロシュネー姫殿下の部屋に防犯魔法を仕掛けたのはどうして? あなたのせいで、フェリシエン様の妹君が犠牲になったのよ」
ウィンタースロット男爵令嬢の発言に、フィロシュネーは息をのんだ。迎賓館『アズールパレス』で起きた事件のことだ。間違いない。
(≪輝きのネクロシス≫ね? ウィンタースロット男爵令嬢は、組織の人なのね?)
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