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Season2
襲撃ーRaidー
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突然の衝撃が倉庫を揺らし、棚に並べられた商品が落ちていく。衝撃はすぐに止んだかと思えばすぐに第二波、第三波と止まる様子はなかった。
レオールはカレンを守るように抱き寄せると門の見張りになにが起きたのか尋ねた。
見張りは衝撃と衝撃の間に恐る恐る見張り窓から外を伺うと戦慄し、硬直した。
「ありえない!?アンデットが魔法を……」
見張りの言葉にシリウスが建物の上部に取り付けられた窓に跳ぶと外を伺う。
外にはおよそ300体のアンデットが群れており、先頭の十数体が魔法を詠唱し、手から火球を発していた。この衝撃はアンデットが倉庫の門を破壊しようと攻撃しているものだった。
「ま、まずい!!もう保たないぞ!!」
鉄の門が熱で真っ赤に発色すると見張りはあまりの熱に門から離れる。すると門はみるみると溶けていき、大きな穴が開いた。
穴からアンデットがゆっくりと入り込んでくる。しかし、シリウスとエストレアが侵入者を斬り伏せ、穴の前に立ち塞がった。
「裏口から逃げられないのか!?」
シリウスの叫びにガネシャが裏口の様子を確認する。
「だめだ!!こっちにも大量にいる」
「……まずは数を減らさないと……。」
シリウスとエストレアは襲いかかるアンデットを次々に切り捨てていく。しかしいくら倒してもアンデットは次から次へと増えているような気がした。
「ちっ!!仕方ない……全力で行くぞ……“神々の怒り”!!」
集中し、魔力を貯めるとそれを全力で解放する。倉庫一帯に雷の雨が降り注いだ。それは先程のコンチネンタルウルフとの戦闘で用いたものよりも遥かに広大で強大な威力であった。その雷に巻き込まれたアンデット達は瞬く間に灰に変わる。
「!!シリウス!」
その威力は即ち膨大な魔力量を意味する。シリウスは肩で息をしながら膝をついた。
「はぁはぁ……大丈夫だ。さっきと違って十分に魔力を練った。すぐに回復…す……る……」
灰となったアンデット達を踏みつけながらこちらに向かって来る影を見てシリウスは絶句した。
「ザハク……ターニャ……!!」
見慣れた顔と体躯。ザハクとターニャは変わり果てた姿になってもなお生前と同様の威圧感、魔力の流れを放っていた。
「……七英傑が二人もか……。おい、シリウス立てるか?」
エストレアの問いにシリウスは答えない。ただ呆然とかつての仲間の姿を目で追っていた。
「……辛いのは分かるがあいつらはもうお前の知っている者ではない。……魔力が回復したら応援に来てくれ。」
エストレアは七英傑二人に向かって駆けていく。しかし、シリウスの耳には彼女の声は届いていなかった。
「……”白銀の翼“!!」
白銀の翼がエストレアの背中に生える。それは羽の一つ一つが魔力の刃で形成されたものである。
エストレアは翼の推進力で一気に距離を詰めると開闢の魔女ターニャに斬りかかる。しかしその攻撃はザハクが自身の身を盾にすることで妨げられた。
さすがは剛山。エストレアの剣はザハクの腕を肩から切断するつもりであったがその硬い肉体に阻まれ、薄皮一枚傷つけるに止まった。
ザハクは巨大なグレートソードをエストレアに振り下ろす。白銀の翼を羽ばたかせて後退し、その一撃を避ける。後退するついでに魔力の剣を何本か突き刺したが意にも介していなかった。
突如、エストレアは背後の殺気に気付く。転移魔法でも使ったのだろうか、いつのまにかエストレアの背後に回っていたターニャが至近距離から“火球”を放つ。
(……回避は間に合わない!!)
魔法の直撃は避けることはできなかったが、エストレアは翼で全身を包むことでそのダメージをほとんどカットした。
ザハクとターニャのこのような連携はシリウスと旅をしていた時から行われていた。故に二人をよく知るシリウスは人で無くなった今もなおかつてと同じように戦う姿を見て混乱した。
エストレアは七英傑二人を相手取り、互角に立ち回っていたがいまいち決め手に欠けていた。魔法での援護が厄介なターニャに攻撃を加えようとすると高い防御力を持つザハクが盾になる。ザハクを全力で相手取ればターニャからの集中砲火は逃れられないだろう。
八方塞がりである。唯一、勝機があるとすればシリウスの魔力が回復して戦闘に加わることである。しかし、そのシリウスはかつての仲間を前に呆気にとられている。魔力もあまり回復していないようである。
さらに最悪なことに戦闘の音を聞きつけた周囲のアンデットがわらわらと集まり始めていた。
「……あんなの自分が割り込んだって足手まといにしかならない……」
倉庫からエストレアの戦闘を見守っていたポラリスが呟き、自身の力不足を嘆く。七英傑同士の戦いは人智を超えていた。
項垂れるポラリスにガネシャが近寄り、耳下でささやく。
「ポラリスよ、すぐにでも逃られるよう準備をしておけ」
「!?しかし、他の人たちは!?」
「……ここは私たちがなんとかする……。君は何としても生き延び、巨悪を討たねばならん」
「あの……言っている意味が……」
ガネシャはポラリスの目を真っ直ぐ見つめる。その眼差しにポラリスはたじろんでしまった。
「で、でも……自分だけ逃げ延びたって……シリウスさんとエストレアさんがいなければ!?」
「安心しなさい。時期に到着する」
ポラリスは目の前の男の言っている意味がわからなかった。
エストレアの体力も限界を迎えていた。ザハクの一撃必殺の剣撃は何とか避けていたがターニャの魔法は直撃こそしていないが確実に彼女の体力を奪っていた。それに加えて次から次へと襲いくるアンデットの対処もしなければならない。
「……っ!!まずい!!」
ターニャの魔法を避けた時であった。疲労のたまったエストレアの足が止まり、次の一歩を踏み出すのが遅れた。瞬きよりも短いそれは一瞬の間であった。しかし七英傑はそれすら見逃さない。
エストレアに向かってザハクの巨大な剣が振り下ろされていた。
(……今更、回避も間に合わない。私の力では防ぐことも叶わないか……)
エストレアは死を覚悟した。
その時である。エストレアの全身は妖しく光り輝く蝶に包まれた。
レオールはカレンを守るように抱き寄せると門の見張りになにが起きたのか尋ねた。
見張りは衝撃と衝撃の間に恐る恐る見張り窓から外を伺うと戦慄し、硬直した。
「ありえない!?アンデットが魔法を……」
見張りの言葉にシリウスが建物の上部に取り付けられた窓に跳ぶと外を伺う。
外にはおよそ300体のアンデットが群れており、先頭の十数体が魔法を詠唱し、手から火球を発していた。この衝撃はアンデットが倉庫の門を破壊しようと攻撃しているものだった。
「ま、まずい!!もう保たないぞ!!」
鉄の門が熱で真っ赤に発色すると見張りはあまりの熱に門から離れる。すると門はみるみると溶けていき、大きな穴が開いた。
穴からアンデットがゆっくりと入り込んでくる。しかし、シリウスとエストレアが侵入者を斬り伏せ、穴の前に立ち塞がった。
「裏口から逃げられないのか!?」
シリウスの叫びにガネシャが裏口の様子を確認する。
「だめだ!!こっちにも大量にいる」
「……まずは数を減らさないと……。」
シリウスとエストレアは襲いかかるアンデットを次々に切り捨てていく。しかしいくら倒してもアンデットは次から次へと増えているような気がした。
「ちっ!!仕方ない……全力で行くぞ……“神々の怒り”!!」
集中し、魔力を貯めるとそれを全力で解放する。倉庫一帯に雷の雨が降り注いだ。それは先程のコンチネンタルウルフとの戦闘で用いたものよりも遥かに広大で強大な威力であった。その雷に巻き込まれたアンデット達は瞬く間に灰に変わる。
「!!シリウス!」
その威力は即ち膨大な魔力量を意味する。シリウスは肩で息をしながら膝をついた。
「はぁはぁ……大丈夫だ。さっきと違って十分に魔力を練った。すぐに回復…す……る……」
灰となったアンデット達を踏みつけながらこちらに向かって来る影を見てシリウスは絶句した。
「ザハク……ターニャ……!!」
見慣れた顔と体躯。ザハクとターニャは変わり果てた姿になってもなお生前と同様の威圧感、魔力の流れを放っていた。
「……七英傑が二人もか……。おい、シリウス立てるか?」
エストレアの問いにシリウスは答えない。ただ呆然とかつての仲間の姿を目で追っていた。
「……辛いのは分かるがあいつらはもうお前の知っている者ではない。……魔力が回復したら応援に来てくれ。」
エストレアは七英傑二人に向かって駆けていく。しかし、シリウスの耳には彼女の声は届いていなかった。
「……”白銀の翼“!!」
白銀の翼がエストレアの背中に生える。それは羽の一つ一つが魔力の刃で形成されたものである。
エストレアは翼の推進力で一気に距離を詰めると開闢の魔女ターニャに斬りかかる。しかしその攻撃はザハクが自身の身を盾にすることで妨げられた。
さすがは剛山。エストレアの剣はザハクの腕を肩から切断するつもりであったがその硬い肉体に阻まれ、薄皮一枚傷つけるに止まった。
ザハクは巨大なグレートソードをエストレアに振り下ろす。白銀の翼を羽ばたかせて後退し、その一撃を避ける。後退するついでに魔力の剣を何本か突き刺したが意にも介していなかった。
突如、エストレアは背後の殺気に気付く。転移魔法でも使ったのだろうか、いつのまにかエストレアの背後に回っていたターニャが至近距離から“火球”を放つ。
(……回避は間に合わない!!)
魔法の直撃は避けることはできなかったが、エストレアは翼で全身を包むことでそのダメージをほとんどカットした。
ザハクとターニャのこのような連携はシリウスと旅をしていた時から行われていた。故に二人をよく知るシリウスは人で無くなった今もなおかつてと同じように戦う姿を見て混乱した。
エストレアは七英傑二人を相手取り、互角に立ち回っていたがいまいち決め手に欠けていた。魔法での援護が厄介なターニャに攻撃を加えようとすると高い防御力を持つザハクが盾になる。ザハクを全力で相手取ればターニャからの集中砲火は逃れられないだろう。
八方塞がりである。唯一、勝機があるとすればシリウスの魔力が回復して戦闘に加わることである。しかし、そのシリウスはかつての仲間を前に呆気にとられている。魔力もあまり回復していないようである。
さらに最悪なことに戦闘の音を聞きつけた周囲のアンデットがわらわらと集まり始めていた。
「……あんなの自分が割り込んだって足手まといにしかならない……」
倉庫からエストレアの戦闘を見守っていたポラリスが呟き、自身の力不足を嘆く。七英傑同士の戦いは人智を超えていた。
項垂れるポラリスにガネシャが近寄り、耳下でささやく。
「ポラリスよ、すぐにでも逃られるよう準備をしておけ」
「!?しかし、他の人たちは!?」
「……ここは私たちがなんとかする……。君は何としても生き延び、巨悪を討たねばならん」
「あの……言っている意味が……」
ガネシャはポラリスの目を真っ直ぐ見つめる。その眼差しにポラリスはたじろんでしまった。
「で、でも……自分だけ逃げ延びたって……シリウスさんとエストレアさんがいなければ!?」
「安心しなさい。時期に到着する」
ポラリスは目の前の男の言っている意味がわからなかった。
エストレアの体力も限界を迎えていた。ザハクの一撃必殺の剣撃は何とか避けていたがターニャの魔法は直撃こそしていないが確実に彼女の体力を奪っていた。それに加えて次から次へと襲いくるアンデットの対処もしなければならない。
「……っ!!まずい!!」
ターニャの魔法を避けた時であった。疲労のたまったエストレアの足が止まり、次の一歩を踏み出すのが遅れた。瞬きよりも短いそれは一瞬の間であった。しかし七英傑はそれすら見逃さない。
エストレアに向かってザハクの巨大な剣が振り下ろされていた。
(……今更、回避も間に合わない。私の力では防ぐことも叶わないか……)
エストレアは死を覚悟した。
その時である。エストレアの全身は妖しく光り輝く蝶に包まれた。
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