カレーは辛ぇ

倉箸🥢

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高校生編

映り込み

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今日は学校祭のポスターの文字入れ作業!入学してまだ二か月だから、作業するパソコン室がわからないと嘆いたら科学の大河原先生が教室に迎えに来てくれるって!!
ドッキドキするね!!別にしないけど!

放課後廊下で待っていたら、大河原先生が私の教室へとやってきた。
教室のドアから中をのぞき、半開きになったドアから半分だけ体を出して何かを訴えている。何してんねん

「先生」

「お!いたいた!ほな行きますか」

大河原先生はそういうと歩き出した。その後をついていく。
後をついていくと、なんだか今から先生に怒られに行くような感じがして、なんか切なくなってきた。

パソコン室に到着し、パソコンの席に着く。

「もう俺が用意しといたので、もう、自由にやってください!あ、学校祭テーマ覚えてる?」

大河原先生が隣に座ってそういった。
全然覚えてないや。まじで覚えてないわ。

「覚えてないっすねー」

「俺朝写真撮ってきたんよ。今スマホ持ってる?写真出すからそれ撮って」

大河原先生が、自身のスマホに写真を映し出し私に見せた。
クラスにも貼られた学校祭テーマの決定のプリントだった。
私もスマホを取り出してカメラを起動させた。

「失礼しまーす」

「うぃ」

カメラを向けると、スマホを持ってない方の手で大河原先生がピースをしてた。
ん!?ギリ映らないんよな。

「ん!?」

私はどうにか写真に収めてやろうとすると、大河原先生は呆気なく手を引っ込めてしまった。

「…ごめん、やっぱごめん、恥ずかしいわぁ」

先生はそっぽ向いて恥ずかしそうに顔を俯かせた。

「ちょっと先生、なにそれ先生、ちょっと!!!!!!」
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