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初恋のひと
夢はお嫁さんになることです 3
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ここの受付業務は、言葉遣いや態度について最初は厳しく指導されたが、慣れてしまえば基本的には暇な仕事だった。
こじんまりとしたビルなので、中に入っている会社も各階に1つくらい。会社の関係者は身分証でゲート通過して受付なんてスルーだし、各会社を訪問する人間もそう多くない。
2階にある会議室が外部を対象にした講習会などに使われるとき以外は、じつに静かな午後を過ごすことができた。
だからといって、携帯をいじったり居眠りしたりすることはできないが、隣にいる先輩とおしゃべりするくらいは自由である。(そして、たぶん、そろそろ受付の人数は減らされると思う)
「そういえば聞きましたよー。皆月さん、この前いきなり逃亡したって」
ドアのそばにいる警備員を眺めながら、(そういえばこのビルは意外と警備に気をつけているなぁなんでだろう?)なんてぼんやり考えていると、歳がふたつ下の派遣仲間に言われた。
深見くんがやって来たときに一緒にいた先輩は口が軽いらしい。
「……お腹痛かったんだよ、トイレに走ったの」
「えー? イケメン追いかけていったって聞ききましたよぉ」
なるほど、先輩は口が軽いだけでなく勘も鋭いらしい。前回のことは適当にごまかしたのだが、深見くんを追ったのはバレているようだ。
なんと返すべきか迷って沈黙したまま隣を見ると、後ろで束ねた栗色の髪の先をつまんで枝毛を探していたらしい彼女は、こちらに目を向けて、にんまり。
「連絡先、聞けたんですかぁ?」
「ううん。……というか、聞くの忘れてた」
「えー……もったいないですねぇ」
「でも、また来るかもしれないし」
「あっ、だから今月ずっと入ってるんですか」
「……そんなつもりじゃないよ」
「いいですねぇ……先週わたし別れちゃって。わたしも新しいひと探したいですよー」
微妙に噛み合っていないような言葉を交わしながら、再び入り口に目を戻す。長身のスーツ姿の青年は見当たらない。微動だにしない警備員の制服姿だけ。
なんで別れたの?——浮気でぇ——えっどっちが?——私ですけどぉでもほんと一瞬の気の迷いってやつなんですよぉ——バレたらもう無理でしょ——皆月さんそこ浮気を怒るとこじゃないですかぁ?
そんな感じでまったりした空気のまま会話を繋げていたところ、エレベーターが1階に着く音とともに、ドアからほっそりとした女性が現れた。
「お疲れさまです」
反射的に二人そろって頭を下げると、こちらに向かってにこりと微笑んだ彼女が、「お疲れさまです」と小さく会釈して目の前を過ぎていった。エントランスをぐるりと見渡してから、腕時計を確認している。誰かと待ち合わせだろうか。
(あれ、そういえば、あのひとって……)
「あのひと、ほんっと可愛いですよねぇ。わたし、見るたびに世界が違うなぁって羨ましくなるんですよぉ」
「あのひと、たしか誰かの秘書じゃなかった?」
「たしか最上階の……えっと……あ、ここの社長さんについている秘書ですよー」
手許にあった各階に入る会社の詳細案内をトントンと指で示す。
『スカイライン合同会社』
何をしている会社かさっぱり分からないが、そういえば深見くんが来たときにこの名前を挙げていたことを思い出す。そこの社長の秘書——つまり彼女に、何か資料を渡しにきたのではなかったか。
(ん? つまり、もしかしてもしかして……)
「あ、誰か来ましたよ」
詳細案内と睨めっこしていると、腰あたりをちょんっとつつかれた。背筋をととのえて来訪者を迎える。
美人(というよりも愛らしく綺麗な)秘書の後ろから来るスーツの男性に期待を込めた視線を送るが、
「——社長と約束している方なの。受付はしなくてもいいから」
「はい」
美人秘書の言葉に返事をしながら、私は大きくため息をついた。深見くんとは似ても似つかない、どこにでもいそうな(……失礼、普通の)男性だった。期待を裏切られて落胆する私に、隣の彼女がきょとんと首をかしげている。
エレベーターに乗りぎわ、美人秘書と来訪者の会話が聞こえた。
「彼から、聞いているんですよね? 任せて大丈夫かしら」
「はい、ご心配なく」
ドアが閉まる前に見えた美人秘書と訪問者が交わした意味ありげな微笑がわずかに気になったが、(私には関係ないことか)と深く考えずに見送った。
「どうしたんですかぁ? なんでそんな大きなため息ついてるんですかぁ?」
「ついてないよ……」
「あっ、もしかして、例のイケメンだと思いました?」
「……思ってないよ」
「でもぉ、考えようによっては、あの美人秘書に会わせちゃいけないと思うからぁ、いま来なくてよかったですよー」
彼女のこの語尾を伸ばした話し方は、周囲からしたら可愛いのか鬱陶しいのかよくわからないが、本人は無意識でしているのだろう。個人的には可愛いときもあれば鬱陶しいときもある。ケースバイケースだ。ちなみに、どうやら今回は後者になりそうな気がする。
「……あの美人秘書と私だったら、やっぱりあっちがいい?」
「えー、それ私に聞きますー? でも私は皆月さん可愛いと思いますよぉ」
でもってなに。でもって。
彼女が優勢なのは明らかということか。
はあぁぁぁ。
盛大に息を吐き出してから、もう誰もやってこない受付業務に専念することにした。
§
結局、本当に来訪者はあれからゼロだった。
定時で帰る社員やらよく分からない事務員やらを見送ってから、帰る準備をして関係者用の裏口から表に出る。雨が降るかと思って傘を持ってきていたのだが、どうやらまだ降りそうにない。(これなら持ってこなくてもよかったなぁ)と少し損をした思いで通りを歩き始めたところ、ふいに、にょきっと壁から生えた手に腕を掴まれた。
「きゃっ」
「——しっ。俺だよ、皆月」
悲鳴をあげようとした口が、すじ張った大きな掌によって塞がれる。引き寄せられた私の体を受け止めた相手の顔を見ると、
「んうううん! (深見くん!)」
「そう、俺だから、静かにしてくれるか?」
数回首を縦に振ると、彼は掌を離して「君、少し不用心だな」と苦笑した。
壁がわずかに窪んだ位置で待ち伏せしていたらしい。完全に油断している人間だったら、私でなくとも気づかないと思う。
「あ、あのっ……どうしてここに?」
「君に会いに」
「えっ!」
「警告を忘れたと思って、な」
君に会いに。
その言葉だけで、周りに花が舞うのが見えそう。少女漫画のヒロインに、今なら私もなれる気がする。
「……あそこに入っている会社と君は関係あるのか」
「え……どの会社?」
「最上階の、スカイライン合同会社」
「ああ! ……いえ、とくにないです。私、ただの派遣で、受付しかしてないので」
「その会社がどんな会社かは?」
「え? ……いえ、正直どの会社も詳細は知りません。……すみません、勉強不足で」
「——いや、むしろそれでいい」
「……?」
ほっとしたように安堵の表情を見せる彼に、首をひねる私。勉強不足でいいのか。そうか、私なんかは勉強したところで無意味だから、そのままでいいよ、と?
意図を推し量っていたところ、表情を締めて彼が口を開いた。
「あの会社とは、関わらないほうがいい」
「えっ」
「それだけ伝えておこうと思ってな。じゃ」
短く別れを告げ、足取り軽く離れていく。言うことだけ言って本人は満足かもしれないが、こっちは何ひとつ理解できていないのだが。
混乱する頭で、しかし思い出したようにハッとして、遠ざかる背中に声をかけた。
「あのっ!」
首だけで振り返る彼。そういえば今日はスーツじゃない。黒いトップス、あまり特徴のない服装。
「また会えますかっ!」
前回よりもラフな格好の彼に向かって大声で尋ねると、くすりと笑った彼がなにかを呟いて去っていった。口の動きを見たかぎりでは「さあな」とか、短い感じのセリフ。でも、都合よく「ああ」と答えたのだと思うことにした。
——また会える、かも!
幸せなことに、次の日、「えー、そこは連絡先を訊きましょうよぉ」と受付の彼女に言われるまで、私は再びやらかしたミスに気づかなかったのである。
こじんまりとしたビルなので、中に入っている会社も各階に1つくらい。会社の関係者は身分証でゲート通過して受付なんてスルーだし、各会社を訪問する人間もそう多くない。
2階にある会議室が外部を対象にした講習会などに使われるとき以外は、じつに静かな午後を過ごすことができた。
だからといって、携帯をいじったり居眠りしたりすることはできないが、隣にいる先輩とおしゃべりするくらいは自由である。(そして、たぶん、そろそろ受付の人数は減らされると思う)
「そういえば聞きましたよー。皆月さん、この前いきなり逃亡したって」
ドアのそばにいる警備員を眺めながら、(そういえばこのビルは意外と警備に気をつけているなぁなんでだろう?)なんてぼんやり考えていると、歳がふたつ下の派遣仲間に言われた。
深見くんがやって来たときに一緒にいた先輩は口が軽いらしい。
「……お腹痛かったんだよ、トイレに走ったの」
「えー? イケメン追いかけていったって聞ききましたよぉ」
なるほど、先輩は口が軽いだけでなく勘も鋭いらしい。前回のことは適当にごまかしたのだが、深見くんを追ったのはバレているようだ。
なんと返すべきか迷って沈黙したまま隣を見ると、後ろで束ねた栗色の髪の先をつまんで枝毛を探していたらしい彼女は、こちらに目を向けて、にんまり。
「連絡先、聞けたんですかぁ?」
「ううん。……というか、聞くの忘れてた」
「えー……もったいないですねぇ」
「でも、また来るかもしれないし」
「あっ、だから今月ずっと入ってるんですか」
「……そんなつもりじゃないよ」
「いいですねぇ……先週わたし別れちゃって。わたしも新しいひと探したいですよー」
微妙に噛み合っていないような言葉を交わしながら、再び入り口に目を戻す。長身のスーツ姿の青年は見当たらない。微動だにしない警備員の制服姿だけ。
なんで別れたの?——浮気でぇ——えっどっちが?——私ですけどぉでもほんと一瞬の気の迷いってやつなんですよぉ——バレたらもう無理でしょ——皆月さんそこ浮気を怒るとこじゃないですかぁ?
そんな感じでまったりした空気のまま会話を繋げていたところ、エレベーターが1階に着く音とともに、ドアからほっそりとした女性が現れた。
「お疲れさまです」
反射的に二人そろって頭を下げると、こちらに向かってにこりと微笑んだ彼女が、「お疲れさまです」と小さく会釈して目の前を過ぎていった。エントランスをぐるりと見渡してから、腕時計を確認している。誰かと待ち合わせだろうか。
(あれ、そういえば、あのひとって……)
「あのひと、ほんっと可愛いですよねぇ。わたし、見るたびに世界が違うなぁって羨ましくなるんですよぉ」
「あのひと、たしか誰かの秘書じゃなかった?」
「たしか最上階の……えっと……あ、ここの社長さんについている秘書ですよー」
手許にあった各階に入る会社の詳細案内をトントンと指で示す。
『スカイライン合同会社』
何をしている会社かさっぱり分からないが、そういえば深見くんが来たときにこの名前を挙げていたことを思い出す。そこの社長の秘書——つまり彼女に、何か資料を渡しにきたのではなかったか。
(ん? つまり、もしかしてもしかして……)
「あ、誰か来ましたよ」
詳細案内と睨めっこしていると、腰あたりをちょんっとつつかれた。背筋をととのえて来訪者を迎える。
美人(というよりも愛らしく綺麗な)秘書の後ろから来るスーツの男性に期待を込めた視線を送るが、
「——社長と約束している方なの。受付はしなくてもいいから」
「はい」
美人秘書の言葉に返事をしながら、私は大きくため息をついた。深見くんとは似ても似つかない、どこにでもいそうな(……失礼、普通の)男性だった。期待を裏切られて落胆する私に、隣の彼女がきょとんと首をかしげている。
エレベーターに乗りぎわ、美人秘書と来訪者の会話が聞こえた。
「彼から、聞いているんですよね? 任せて大丈夫かしら」
「はい、ご心配なく」
ドアが閉まる前に見えた美人秘書と訪問者が交わした意味ありげな微笑がわずかに気になったが、(私には関係ないことか)と深く考えずに見送った。
「どうしたんですかぁ? なんでそんな大きなため息ついてるんですかぁ?」
「ついてないよ……」
「あっ、もしかして、例のイケメンだと思いました?」
「……思ってないよ」
「でもぉ、考えようによっては、あの美人秘書に会わせちゃいけないと思うからぁ、いま来なくてよかったですよー」
彼女のこの語尾を伸ばした話し方は、周囲からしたら可愛いのか鬱陶しいのかよくわからないが、本人は無意識でしているのだろう。個人的には可愛いときもあれば鬱陶しいときもある。ケースバイケースだ。ちなみに、どうやら今回は後者になりそうな気がする。
「……あの美人秘書と私だったら、やっぱりあっちがいい?」
「えー、それ私に聞きますー? でも私は皆月さん可愛いと思いますよぉ」
でもってなに。でもって。
彼女が優勢なのは明らかということか。
はあぁぁぁ。
盛大に息を吐き出してから、もう誰もやってこない受付業務に専念することにした。
§
結局、本当に来訪者はあれからゼロだった。
定時で帰る社員やらよく分からない事務員やらを見送ってから、帰る準備をして関係者用の裏口から表に出る。雨が降るかと思って傘を持ってきていたのだが、どうやらまだ降りそうにない。(これなら持ってこなくてもよかったなぁ)と少し損をした思いで通りを歩き始めたところ、ふいに、にょきっと壁から生えた手に腕を掴まれた。
「きゃっ」
「——しっ。俺だよ、皆月」
悲鳴をあげようとした口が、すじ張った大きな掌によって塞がれる。引き寄せられた私の体を受け止めた相手の顔を見ると、
「んうううん! (深見くん!)」
「そう、俺だから、静かにしてくれるか?」
数回首を縦に振ると、彼は掌を離して「君、少し不用心だな」と苦笑した。
壁がわずかに窪んだ位置で待ち伏せしていたらしい。完全に油断している人間だったら、私でなくとも気づかないと思う。
「あ、あのっ……どうしてここに?」
「君に会いに」
「えっ!」
「警告を忘れたと思って、な」
君に会いに。
その言葉だけで、周りに花が舞うのが見えそう。少女漫画のヒロインに、今なら私もなれる気がする。
「……あそこに入っている会社と君は関係あるのか」
「え……どの会社?」
「最上階の、スカイライン合同会社」
「ああ! ……いえ、とくにないです。私、ただの派遣で、受付しかしてないので」
「その会社がどんな会社かは?」
「え? ……いえ、正直どの会社も詳細は知りません。……すみません、勉強不足で」
「——いや、むしろそれでいい」
「……?」
ほっとしたように安堵の表情を見せる彼に、首をひねる私。勉強不足でいいのか。そうか、私なんかは勉強したところで無意味だから、そのままでいいよ、と?
意図を推し量っていたところ、表情を締めて彼が口を開いた。
「あの会社とは、関わらないほうがいい」
「えっ」
「それだけ伝えておこうと思ってな。じゃ」
短く別れを告げ、足取り軽く離れていく。言うことだけ言って本人は満足かもしれないが、こっちは何ひとつ理解できていないのだが。
混乱する頭で、しかし思い出したようにハッとして、遠ざかる背中に声をかけた。
「あのっ!」
首だけで振り返る彼。そういえば今日はスーツじゃない。黒いトップス、あまり特徴のない服装。
「また会えますかっ!」
前回よりもラフな格好の彼に向かって大声で尋ねると、くすりと笑った彼がなにかを呟いて去っていった。口の動きを見たかぎりでは「さあな」とか、短い感じのセリフ。でも、都合よく「ああ」と答えたのだと思うことにした。
——また会える、かも!
幸せなことに、次の日、「えー、そこは連絡先を訊きましょうよぉ」と受付の彼女に言われるまで、私は再びやらかしたミスに気づかなかったのである。
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