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Chap.2 嘘吐きセイレーン
Chap.2 Sec.9
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マガリーは、意外なほどハウスに馴染んだ。
たいていはハオロンが付きまとっていて、賑やかな彼にうんざりすることなく、いつも似通った明るい雰囲気でにこにこと笑顔を浮かべている。マガリーはゲームに参加していくうちにロキとも仲良くなり、アリアがたまに行っている歌の練習では、イシャンのピアノに合わせて透きとおる綺麗なソプラノを披露し、アリアの絶賛を受けていた。
ティアは日々それらの断片を耳に入れていたが、相変わらず距離を取っている。マガリーが目に入るとストレスなので、食堂に行く回数も極端に減り、私室に閉じこもりがちでいた。
快適なはずのハウスで、窮屈な思いを強いられている。
ただ、マガリーが入ったことで、ティアに恩恵もあった。それは——
「——どうかな?」
2階の空き部屋を使ったコレクションルーム。広漠とした印象の室内は、壁に並ぶ絵画によって美術館さながらの雰囲気がただよっている。
本来は窓のあるべき壁も完全遮光で潰されてあり、四方すべてに絵が飾られていた。どれも必ずひとりは女性が描かれていて、神話や物語をモチーフにしたものばかり。色彩は全体的にやや暗く、白い壁と対照的。室内の照明とは別に個々の絵に当てられたスポットライトによって、描かれた女性の肌が白く浮いている。
絵を見てまわっていたアリスは、ティアの呼びかけに振り返り、
「……〈おんなのひと〉が、おおいね?」
「うん、人物画が好きなんだ。風景画は心惹かれなくて……ハウスから見える景色が、綺麗すぎるからかな?」
「〈てんぼうひろま〉のけしき、わたしも、きれいだとおもう」
「うん、また展望広間のとこでお茶しようね?」
「はい」
ふわりと小さく笑う顔に、ティアも微笑み返した。
マガリーがハオロンたちの気をひいてくれるおかげで、アリスの時間にも余裕が生まれ、「ティアの〈え〉をみてみたい」と彼女から誘われる機会ができたのだった。
(セト君ってば、タイミング悪いな~? 残ってたらアリスちゃんと過ごす機会も増えただろうし……夜ももっと安眠できたのに……)
居なくなってしまった鋭い目つきの青年を思いながら、ティアはアリスの視線を追う。
最初にくるりと室内をまわったときにも、取り立てて長く見ていた、縦長の絵。岩の上に腰かける裸の女性と、左下には海から顔を出し、岩に捕まって助けを求めるような青年がいる。
「——その絵、気に入った?」
一歩、距離を詰めて尋ねると、アリスは首を傾けて、「このひとは……〈にんぎょ〉かな、と、きになりました」岩に座る女性を指さした。ハープを抱えるその女性は、膝から下にうっすらと魚の尾ひれが見える。
「うん、そうだろうね。タイトルは『セイレーン』だよ。作者はウォーターハウス」
「せいれーん……」
「ぱっと見た感じは普通の人間だよね? ……でも、青年に向ける目がすごく冷たくて静か……人間みがなくて——サクラさんみたい」
「………………」
「ね、今の笑うとこなんだけど……」
「……ごめんなさい、あまり、わらえなかった」
「え~?」
肩をすくめるティアに、アリスは眉尻を下げ、困った顔で笑う。
「サクラさんには、にてないとおもう」
「そう? だったら、なんで気になったの?」
「まがりーが、〈にんぎょひめ〉のはなしをしていたので……」
「(出た……油断するとすぐマガリーって言う……)」
ティアが厭そうな目をしているのには気づかず、アリスは絵を見つめて、
「もじの〈べんきょう〉で、〈にんぎょひめ〉をよんでいると、はなしたら……まがりーが、〈なぞなぞ〉を……」
「なぞなぞ? どんな?」
「にんぎょひめが——」
——人魚姫が人間に憧れた、本当の理由を知ってる?
「……うん? それ、なぞなぞじゃないんじゃない?」
「? ……わたしは、〈こたえ〉がわからなかった」
「え? お話を読んだら分かるでしょ?」
「……おうじさまに、〈こい〉をしたから……?」
「——あれ? アリスちゃん、最初から最後まで読んでない?」
「よんだよ」
「うん? じゃ、分かるはずなんだけど……原作じゃないのを読んだのかな? 派生作品もありそうだし……」
「ティアも、〈にんぎょひめ〉は、しってる?」
「うん、僕はVRを排除したナチュラル世界で生きてきたから……本は暇つぶしによく読んでたよ。僕の幼少期は物語でできてるね」
「……わたしがよんだのは、〈でーた〉なので……」
「そうなんだ? 人魚姫なら、不思議の国のアリスと一緒で、紙の本が図書室にあるんじゃないかな? わりと有名な物語だから」
「さがしてみます」
「うん、本は紙で読んだほうが頭に入りやすいしね——なんて言うと、ロキ君がぜったい絡んでくるんだ……年寄りって言われそ……」
ティアの嘆きに、アリスがくすくすと笑みをこぼした。久しぶりに前向きな笑顔が見られて、ティアはそっと安堵する。
(よかった。セト君のことで悩んでたのが紛れてるみたいだ)
マガリーの加入は、悪いことばかりではないらしい。
ぽつりぽつりと出てくるメリットに期待して、今後も彼女の存在には目をつぶっておこう。自分という茶飲み友達を差し置いてマガリーマガリー言ってくるのはちょっと許せないが、どうやら彼女はマガリーに対しても母親のような気持ちでいるらしいので。
(母親っていうよりはお姉さんかな? アリスちゃん、自分の年齢いくつだと思ってるんだろ? 僕からしたら歳ほとんど一緒に見えるんだけど……)
ミヅキと同じで、アジアらしき外見。年齢が判別しにくいアリスの横顔に目を向ける。彼女はまた絵を見つめていた。
「……この、おとこのひとは……おこってる?」
「——え?」
アリスが示したのは、人魚ではなく海に浮かぶ青年のほう。ティアは助けを求めていると思っていたが……
「……そう見える?」
「はい。〈にんぎょ〉が、〈て〉を、つかんでくれないから……おこってるように、みえる」
絵は、時に鏡に似ている。
見る者を映して、その心を暴く。
ティアは、アリスの胸にある憂いを払うべく、茶目っけたっぷりに明るい声を出した。
「そう? 僕には、人魚にひとめぼれしたように見えてきたよ?」
「……ヒトメボレ……〈こい〉に、おちた?」
「うん、こんな状況でうっかり恋しちゃった若者に見える」
「……そうかな……?」
悩む彼女の横顔に、ティアはそっと目を送る。
(……セト君も、怒ってはいないと思うよ?)
掛けられない言葉の代わりに、黙ったまま並んで同じ絵を見つめていた。
今にも溺れそうな青年を、人魚は物言わずに見返している。
美しい人魚に魅入られたのなら、その姿を焼き付けて——溺れ死んだとしても、青年は幸せなのかもしれない。
しかし、これは絵のなかの話。
彼女に恋をしたこちら側の青年は、今ごろどこを漂流しているのやら。
(僕になんの相談なく出ていっちゃうし……けっきょくサクラさんの思惑どおりか……)
ティアのついたため息は、無音で。
見つめる先の絵も、本物の絵画ゆえに、波のざわめきを聴かせることはなかった。
たいていはハオロンが付きまとっていて、賑やかな彼にうんざりすることなく、いつも似通った明るい雰囲気でにこにこと笑顔を浮かべている。マガリーはゲームに参加していくうちにロキとも仲良くなり、アリアがたまに行っている歌の練習では、イシャンのピアノに合わせて透きとおる綺麗なソプラノを披露し、アリアの絶賛を受けていた。
ティアは日々それらの断片を耳に入れていたが、相変わらず距離を取っている。マガリーが目に入るとストレスなので、食堂に行く回数も極端に減り、私室に閉じこもりがちでいた。
快適なはずのハウスで、窮屈な思いを強いられている。
ただ、マガリーが入ったことで、ティアに恩恵もあった。それは——
「——どうかな?」
2階の空き部屋を使ったコレクションルーム。広漠とした印象の室内は、壁に並ぶ絵画によって美術館さながらの雰囲気がただよっている。
本来は窓のあるべき壁も完全遮光で潰されてあり、四方すべてに絵が飾られていた。どれも必ずひとりは女性が描かれていて、神話や物語をモチーフにしたものばかり。色彩は全体的にやや暗く、白い壁と対照的。室内の照明とは別に個々の絵に当てられたスポットライトによって、描かれた女性の肌が白く浮いている。
絵を見てまわっていたアリスは、ティアの呼びかけに振り返り、
「……〈おんなのひと〉が、おおいね?」
「うん、人物画が好きなんだ。風景画は心惹かれなくて……ハウスから見える景色が、綺麗すぎるからかな?」
「〈てんぼうひろま〉のけしき、わたしも、きれいだとおもう」
「うん、また展望広間のとこでお茶しようね?」
「はい」
ふわりと小さく笑う顔に、ティアも微笑み返した。
マガリーがハオロンたちの気をひいてくれるおかげで、アリスの時間にも余裕が生まれ、「ティアの〈え〉をみてみたい」と彼女から誘われる機会ができたのだった。
(セト君ってば、タイミング悪いな~? 残ってたらアリスちゃんと過ごす機会も増えただろうし……夜ももっと安眠できたのに……)
居なくなってしまった鋭い目つきの青年を思いながら、ティアはアリスの視線を追う。
最初にくるりと室内をまわったときにも、取り立てて長く見ていた、縦長の絵。岩の上に腰かける裸の女性と、左下には海から顔を出し、岩に捕まって助けを求めるような青年がいる。
「——その絵、気に入った?」
一歩、距離を詰めて尋ねると、アリスは首を傾けて、「このひとは……〈にんぎょ〉かな、と、きになりました」岩に座る女性を指さした。ハープを抱えるその女性は、膝から下にうっすらと魚の尾ひれが見える。
「うん、そうだろうね。タイトルは『セイレーン』だよ。作者はウォーターハウス」
「せいれーん……」
「ぱっと見た感じは普通の人間だよね? ……でも、青年に向ける目がすごく冷たくて静か……人間みがなくて——サクラさんみたい」
「………………」
「ね、今の笑うとこなんだけど……」
「……ごめんなさい、あまり、わらえなかった」
「え~?」
肩をすくめるティアに、アリスは眉尻を下げ、困った顔で笑う。
「サクラさんには、にてないとおもう」
「そう? だったら、なんで気になったの?」
「まがりーが、〈にんぎょひめ〉のはなしをしていたので……」
「(出た……油断するとすぐマガリーって言う……)」
ティアが厭そうな目をしているのには気づかず、アリスは絵を見つめて、
「もじの〈べんきょう〉で、〈にんぎょひめ〉をよんでいると、はなしたら……まがりーが、〈なぞなぞ〉を……」
「なぞなぞ? どんな?」
「にんぎょひめが——」
——人魚姫が人間に憧れた、本当の理由を知ってる?
「……うん? それ、なぞなぞじゃないんじゃない?」
「? ……わたしは、〈こたえ〉がわからなかった」
「え? お話を読んだら分かるでしょ?」
「……おうじさまに、〈こい〉をしたから……?」
「——あれ? アリスちゃん、最初から最後まで読んでない?」
「よんだよ」
「うん? じゃ、分かるはずなんだけど……原作じゃないのを読んだのかな? 派生作品もありそうだし……」
「ティアも、〈にんぎょひめ〉は、しってる?」
「うん、僕はVRを排除したナチュラル世界で生きてきたから……本は暇つぶしによく読んでたよ。僕の幼少期は物語でできてるね」
「……わたしがよんだのは、〈でーた〉なので……」
「そうなんだ? 人魚姫なら、不思議の国のアリスと一緒で、紙の本が図書室にあるんじゃないかな? わりと有名な物語だから」
「さがしてみます」
「うん、本は紙で読んだほうが頭に入りやすいしね——なんて言うと、ロキ君がぜったい絡んでくるんだ……年寄りって言われそ……」
ティアの嘆きに、アリスがくすくすと笑みをこぼした。久しぶりに前向きな笑顔が見られて、ティアはそっと安堵する。
(よかった。セト君のことで悩んでたのが紛れてるみたいだ)
マガリーの加入は、悪いことばかりではないらしい。
ぽつりぽつりと出てくるメリットに期待して、今後も彼女の存在には目をつぶっておこう。自分という茶飲み友達を差し置いてマガリーマガリー言ってくるのはちょっと許せないが、どうやら彼女はマガリーに対しても母親のような気持ちでいるらしいので。
(母親っていうよりはお姉さんかな? アリスちゃん、自分の年齢いくつだと思ってるんだろ? 僕からしたら歳ほとんど一緒に見えるんだけど……)
ミヅキと同じで、アジアらしき外見。年齢が判別しにくいアリスの横顔に目を向ける。彼女はまた絵を見つめていた。
「……この、おとこのひとは……おこってる?」
「——え?」
アリスが示したのは、人魚ではなく海に浮かぶ青年のほう。ティアは助けを求めていると思っていたが……
「……そう見える?」
「はい。〈にんぎょ〉が、〈て〉を、つかんでくれないから……おこってるように、みえる」
絵は、時に鏡に似ている。
見る者を映して、その心を暴く。
ティアは、アリスの胸にある憂いを払うべく、茶目っけたっぷりに明るい声を出した。
「そう? 僕には、人魚にひとめぼれしたように見えてきたよ?」
「……ヒトメボレ……〈こい〉に、おちた?」
「うん、こんな状況でうっかり恋しちゃった若者に見える」
「……そうかな……?」
悩む彼女の横顔に、ティアはそっと目を送る。
(……セト君も、怒ってはいないと思うよ?)
掛けられない言葉の代わりに、黙ったまま並んで同じ絵を見つめていた。
今にも溺れそうな青年を、人魚は物言わずに見返している。
美しい人魚に魅入られたのなら、その姿を焼き付けて——溺れ死んだとしても、青年は幸せなのかもしれない。
しかし、これは絵のなかの話。
彼女に恋をしたこちら側の青年は、今ごろどこを漂流しているのやら。
(僕になんの相談なく出ていっちゃうし……けっきょくサクラさんの思惑どおりか……)
ティアのついたため息は、無音で。
見つめる先の絵も、本物の絵画ゆえに、波のざわめきを聴かせることはなかった。
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