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第四節 〜ギルド〜

040 早足で向かっている

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赤鬼ゲートさんって! からの◆でギルド長に視点が変わります。
フロアーボス的な領主様のご紹介ですね。
ご笑覧いただければ幸いです。
※注
黒い◆が人物の視点の変更の印です。
白い◇は場面展開、間が空いた印です。
―――――――――

 ご愁傷様僕でした。何故なら。


「ハム君」
 と、後ろから僕を呼ぶハナの声。全て聴いてたみたい。
 そして、

「助けてあげられないの? ハム君」

 やっぱ、そうくるかー。クゥソがー。

「ハム殿、私からもお願いする」とサチ。
 黙れサチ。


 振り返るとやっぱりハナが佇んでた。将校コスプレで。
 そう、これは……。

 逃亡はダメですか? まだ敵前でもないんですけど。……そうですか。


「ハナ、幼○戦記のコスプレか? ドンピシャだな。似合うぞ。
 でもな、問題は、模倣コスプレコスプレなんちゃってに止まらず、本物になっちゃうって事だ。
 押し寄せる魔物と正面から激突する本物ガチモンの戦争だ。わかって言っているのか? コレは“溜まりの深森”でやっていた“逃げ”じゃないんだ」

「やっぱり○女戦記のコスプレって思っちゃうよね。フフッ、いいでしょ?」
 お風呂上がり、加えて満更じゃない風に頬を赤く上気させ、ちょっぴり恥ずかしげにクルっと廻ってポーズを決めるハナ。満面の微笑みで。

「だからだよ。
 さっき初めて射線が通ってビューって弾が飛んでってバーンて。……初めてだったでしょ、あんなの。私だって……出来るかなって……」

 まあ、あんなに奇麗にそれも最長距離で一発でなんて今までなかったよな。気持ちはわかる。今まではただ追いかけられて、逃げ惑って。常にギリギリで、ただただ追い詰められていただけだもんな、ハナ。

 実際は、僕らはハナに救って貰っていたんだけどな。でもハナは納得していなかった。自分を追い込んで、追い込むことで自分を保ってきたから。
 でもそれは諸刃の剣だ。その逆刃がサチの頸動脈に今も食い込んでいる。もうすぐ血が吹き出すだろう。
 其処そこから這い上がるには……。

 そうかぁ。もうそれしかないのかなあ。
 忸怩じくじたる思いは僕らの方なんだけどなぁ。

 でもなぁ、絶対に褒められる方法じゃない。僕のせいで彼女が歪んでしまったら。これ以上に……。

 それにしても何故に僕の支給品は新兵ペラペラ、テラテラ薄々服なのにハナ、プラスでサチまでメチャ高級っぽい高位将校服なのか? ってこと。悪意を感じるな。嫌われてるな俺。

……やばいやばい。現実逃避してた。イカンでしょオレ。この頭では到底処理不能だとしても、答えなんか無くても、動かなければたぶん、死んでしまうから。僕もサチも、ハナも……。

 と、突然。
「オレは子供に何を期待しているのか……、どうかしている」
 すごく優しげなイイ笑みを浮かべ、赤鬼は僕らに言った。

「すまなかった!
 おい、おまえらそれら全部やるから今直ぐの街から逃げろ」


  ◆ (『ギルド長』の視点です)


 私はこの地、サガンの領主である男爵の館に早足で向かっている。

 ギルドは東の高架軌道駅広場に隣接しており、領館は街を突っ切り西の城門を出たところにある。徒歩で向かうには少々以上に離れているが、一年前に唐突に爵位持ち以下の者一般市民の街壁内での馬車や馬の乗用を、領主である男爵が許可制にしたからだ。

 御用商人等には容易に許可するが、落国の民アッシュの私では可能性はゼロだろう。例え私がギルド長であってもだ。いや、特にか。一般社団法人でしかない我々に対しての下らない嫌がらせだからな。

 苦情クレームを申入れられていると副ギルド長のゲートが知らせに来た。

 それにしてもあのハナタレ小僧、“超生意気短足貧相ウマシカなクソ小僧、大事なことだから二度言う“クソ小僧”が不用意に(と言うには衝撃的ではあったが)落とした“カトンボ”が男爵の家臣兵団の真ん中に落ちて居合わせた領主本人をビビらせ、激怒プンプンで私を呼び出してる。って言う体らしい。

 馬鹿らしい。ヤツがビビる事があるはず無かろうが。
 ゲスゲロ男爵はゲロゲスだが、今、臍を曲げて更なる難癖を付けられては敵わない。これ以上は致命傷になりうる。これ以上はもう。

 まったく、あのクソ馬鹿小僧が、余計なことしてくれた。
 どうやったらあんなに生意気になれるのか。あの年齢で、人をおちょくった態度はまったく。

 最初は手揉みする様な明け透けな下手に出て見せた癖に、ある一定のラインを超えると一歩も引かなくなった。引くどころか、悠然と立ちはだかった。
 マウントをとって優位に進めようとか、弱みを突いて足元を掬う様な姑息で常識的な手段は取らず……|(イヤ、足元はガンガン削っては来るか)。

 ただ立って拒む。如何どうやったらそんな不器用で子供じみて(いや子供だけどな)無様な、雄々しいさまで立っていられるのか? それではまるで……。

 そこまで考え、私は自分の口角が上がり、笑っていることに気づく。そして決して悪い気分で無い事にも。


 高架高速鉄軌道と、それに張り付く半円形の街壁に囲まれた街の中に肝心の領主の館はない。
 以前はあったが、今の男爵が転封してくると同時に街道側の街門すぐ外正面の麦畑を潰し、3メトル程の高さの石垣で土を盛り台場とし、その上に館を建てた。完成したのは極最近だが。

 巨岩で組んだ力強い城垣は御誂え向きの晴れ舞台へと続く舞台のようで、その中央に聳える優美で華麗な幾棟の尖塔が織りなす宮殿は、まるでお伽話しの中に登場する“乙女チックなお城”だ。
 パッと見は。
 ただよく見るとそれは、紛うことなく“要塞”であった。

 敵襲に備える為に高い街壁を築くのは時代遅れらしい。結局は破られてEND。
『防ぐよりも攻撃したい特化じゃないかい』

 巨岩積みの台場も複雑な星形を成しており、迎撃時に背後や側面に隙を作らない“ゴリョウカク型”と言うらしい。
 台場の上も余計な装飾は一切なく、尖塔を囲むように幾重にも、人がギリギリすれ違えられ、頭を下げれば武器を抱えて走れる絶妙な幅と深さの空堀が張り巡られている。“ザンゴウ”と言うらしい。
 夢のお城のような優美な形をした全ての尖塔には一見装飾と見紛う小窓がいたる所に美しい幾何模様状に設けられていた。“サマ”と言うらしい。

 “サマ”は槍や剣、従来型の接近戦闘武具には適していない。中近距離用の武具、それも射出型用に考案されたらしい。
 魔法攻撃用だという。敷地内に侵入された際の迎撃では上から狙えば無敵だろう。全方位に貴重な中近距離攻撃特化の魔法使いを配置できればの話だが。

 そんなことが成り上がりの男爵に出来るのだろうかの疑問、魔法使いを集めるのには資金の多さはもちろんだが、国の信用、許可が必要だった。それだけ強い魔法使いの集団は軍事的に脅威だから。

 疑問はあっけなく解決していた。魔法使いを集めたのではなく、魔導具を用意したのだ。

 中近距離攻撃特化の射出型攻撃魔武具“飛竜落とし”と呼ばれる古くから繰り返される“うつり”の際に使われる魔道具だ。
 “飛竜落とし”は我街の(私の)ギルドだけが保有出来たの、対“カトンボ”迎撃用兵装である“尊遺物レリクウィ”だった。
 それが今ではそのほとんどが領主である男爵の手に何故なぜか譲渡されていた。三半年前、私が赴任する一年前に。

 前回の“うつり”で大破を喫し、壊滅させられた原因ともなった。

 はあ、嫌になる。私はその見た目だけは美しい領主の館も、やはり見た目だけは酷く美しい、元上官の領主がひどく苦手だ。


 いつの間にか私の歩みは止まっていた。
 だめだ、早く館の主に会って、謝罪を述べなければ。次はどんな要求難題を突きつけられるかわかったものでは無い。

 やたら豪華で優美な見せかけの正面門にて、立番の衛士に取り次ぎを頼む。
 衛士は白銀の光り輝くピカピカに磨かれた鎧を身につけ、私が誰かわかっていながら横柄な、いや、だからこそ明からに見下した態度で対応してくる。
 私は何より、衛士如きが、身に着けるべきではないその鎧に苛立つ。

 本来なら冒険者ギルドの長として、その地位の尊厳を守る為にこの様な不遜な態度は改めるべく求めなければならないのだが、その気概は既に、無い。もはや私にもギルドにも、そんな力はない。

 この地の領主である絶対権力者に付き従う、勝ち組となった立派で美しい鎧を身につけたマウンティーな衛士様。知っていますか? 貴方の男爵はゲスだし、貴方、鎧に着せられてる感がッパないですよ。

 胸を張り、ただ直立不動に立って兜さえ被っていれば鎧のおかげで立派で美しいとさえ素直に思えるのだが、この衛士は一時も真っ直ぐ立って居られない。
 左右の腰に交互に体重を忙しげに預け、くねくねしている。退屈で苛ついている。衛士としての最低限の訓練も教育も全く受けていないのがわかる。それともクスリが切れ掛けてるのかな?

 それでも、強さだけは本物だ。それも対人に特化した。こんな下位の衛士であっても。それが男爵が自らの兵を集める際の絶対的な雇用条件だからだ。

 普通は下位の衛士や雑兵は地元民、領主付きの上級騎士や側近は地元の下位爵位持ちから数割は採用されるのが常識だ。
『地元の事は地元の者に聞け、郷に入れば郷に従う』
 
 そんな新領主としての当たり前の認識もないらしい。地元採用者は皆無だ。どこぞから集められた、街の住民に手を掛けるのを躊躇しない者ばかりが集められている。考えすぎだろうか。

 雇用需要の促進と改善には貢献していない事だけは確かだな。赴任したての街の首領なら経済促進には一番手軽で有効な政策ではあるのに。

 流石に子飼いの指揮官クラスの騎士はその限りではないが、実働部隊である一般領兵や衛士は、何処どこぞの小規模戦争に雇われる冒険者崩れの非合法傭兵マーセナリーとはまた、纏った雰囲気が違う。
 最も凶悪な境界外バウンズと呼ばれる犯罪者かもしれないと思わせる程に。

 金だけは有るが新興の下位爵位である男爵が急速にその軍備を整える為には致し方無いのかもしれないが、どちらを向いているのか不安にさせられる。
 そんな彼らには地域愛など期待できないが、それでも彼らはこの土地を守る領兵なのだ。我らの味方の。悲しい事に。

 改めて宮殿を見遣る。正門から建物まで二百メトルは有に離れている。広大な、パッと見は一面に綺麗に切り揃えられた芝生の続く先、青い空を背景として切り取られた、物語の一編に登場するかのような美しくともどこか儚げな佇まいの、幾棟の尖塔が織りなす総石造りのロマンティックなお城。

 男爵はゲスだし、お金と武力が大好きなパワージャンキーだが残念な事に趣味は良い。
 決して成金ティストのゴテキラゴテキラしていない、逆にずっと眺めていたくなる様な、感動さえも覚える手間をたっぷり掛けられた造り。
 まるでこの美しい館に住まう私達の領主様が人格者に感じてしまう程に。そんな事は決してないのに。

 何故って? だってこんなに美しいのに迎撃MAXヤマアラシ駆逐万全なんだもん。対人的に。
 “要塞”が迎え撃つ先の正面は有ろうことか、自らが収める街『サガンン』だ。明白あからさますぎて乾いた笑いしか漏れない。

 今の男爵が国替えで入ってくる前、街の中央に建っていた領主の館はそこまで敷地も広くなく、ギルド程ではないが堅固な塀に囲まれ、その塀の中からは“溜まりの深森”の接する土地の領主の館に相応しく、絶えず騎士達の訓練する声が聞こえていたとか。当時は子爵だったが。

 それが転封され、代わって格下の男爵家が入った最初の施策がこの要塞建設だった。


 私は正門の前で待たされる。男爵は忙しいらしい。敷地内さえ入れない。入れてくれない。

 暇なのか、下品な衛士が私を下卑たニヤニヤ笑いで煽ってくる。
 うざい。



―――――――――
お読み頂き、誠にありがとうございます。
よろしければ次話もお楽しみ頂ければ幸いです。

毎日更新しています。
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